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しもさんの「気になる一言」
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2014年04月22日(火)
世界を変える「清水町」

先日聴講した(わが町の教育関係者を集めた)「教育総会」の基調講演。
講師「臼井博文」氏 ((株)サンリ取締役能力開発研究室長)
演題「夢を実現する法則〜子どもが変われば未来は変わる」から。
講演を聴いて体感した「気付き・揺さぶり・感動」は、
たぶん、その場にいないと伝わらないだろうと感じたので、
溢れたメモは、私だけの「夢を実現するサポート」として、
これからも、大切に、そして何度も読み直して利用していきたい。(笑)
私が、この講演会を「気になる一言」で纏めるとしたら、
彼が私たちのために準備してくれた、プレゼンテーションの1ページ目、
なんと大きな文字で「世界を変える『清水町』」。
このワンフレーズは、講師が私たちに向けて発したメッセージと受け取った。
講演を聴いて、ほとんどの人が「気付き・揺さぶり・感動」をする、
大切なのは、この後の行動なんだよ、という想いが伝わってきたからだ。
わが町が、本気で子どもたちを、そして未来を変えようとしたなら、
町全体(学校・家庭・地域)で、超プラス思考に意識を変えてみよう。
そうすれば、町は変わる、静岡県が変わる、日本が変わる、世界が変わる、
清水町から「世界に誇れる取組み」をしてみませんか、
こんなインパクトのある言葉を、講師からプレゼントされた気がする。
まずは私から動いてみることだな、きっと。

P.S.
さっそく「お疲れ様でした」の一言をやめてみました。
つい口癖で、出てしまいますが・・(笑)



2014年04月21日(月)
「8.11」の「山の日」は、もっと慎重に

平成28年から、8月11日を「山の日」とする祝日法改正案の話題。
山の日の意義を「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」とするが、
私には、どうもピンとこない。
ただ、私が異議を唱えているのは「8月11日」という日。
意識しているのかいないのか、それさえも定かではないが
「○.11」という日付は、相応しくないと思えるからだ。
偶然とはいえ、あまりに大きな事件、災害が起きている。
「2.11」と言えば「建国記念日」
「3.11」と言えば「東日本大震災」
「4.11」と言えば「スマトラ地震」
「7.11」と言えば「新潟県上越地方の集中豪雨」
「8.11」と言えば「静岡沖地震」
「9.11」と言えば「NY・同時多発テロ事件」
「11.11」と言えば「安政の大地震」
事件・災害を短い言葉で表現すると「○.11」という日付を使いたくなるが、
関係者にとっては思い出したくない日付ではないのだろうか。
「○.11」という単語で、凄まじい光景がフラッシュバックし、
泣き出してしまった人を見たことがあるから、よほど慎重に選んで欲しい。
「海の日」に対抗して「山の日」、8月は祝日がないから・・なんて、
簡単な理由で設定して欲しくないな。
「『8.11』の『山の日』は、もっと慎重に」を一言に残そうっと。

P.S.
もしかしたら次は「6月」だな、祝日がないのは6月だけになるから。(笑)



2014年04月20日(日)
「家栽の人」って知ってる?

「春のみどりまつり」の打ち上げで、思わぬ台詞をいただき、
嬉しさが溢れ、やや興奮気味に、この一言を書いている。
なんと、小学館ビッグコミックオリジナルに連載された
「家栽の人」という漫画の主人公、桑田義雄に似ている、と。
週末2日間のイベントを検証し、隣で杯を交わしているうちに
突然「『家栽の人』って知ってる?」と訊ねられた。
もちろん、主人公は私の長い間、憧れていた存在であるし、
実はそうありたいと、異動を機に、何年ぶりかに「眼鏡」も変えた。
(これは、誰にも内緒だったはずなのに・・)
4月から勤務先が変わったにもかかわらず、柿田川公園を通って、
園内の樹木を観察している私の姿を見て、
「家栽の人」の主人公に似ているな・・と感じていたらしい。
「家栽の人(かさいのひと)」は、毛利甚八作・魚戸おさむ画の漫画。
主人公が家庭裁判所判事なので「家裁の人」と誤記されることがあるが、
栽培するの「栽」で裁判の「裁」ではない。
漫画「家栽の人」を知っているだけでも嬉しかったのに、
その憧れの人に、どこか似ていると言われ、私は舞い上がった。
もちろん、まだまだ人間的に足りないところはあるけれど、
雰囲気だけでも、似てきたと言われた私の喜びは、隠し切れない。
漫画であれ、なんであれ、憧れの人に似てきた、と言われた瞬間、
えっ、わかってくれる人がいたんだ、という笑みが込み上げてきた。
興味ある方、是非、読んでみて欲しい。
私が憧れている人物像が、はっきりするはずだから。



2014年04月19日(土)
作物の世話をするように、国の世話をするだけ

都市計画課の大事なイベント「春のみどりまつり」の初日、
「春野菜の植え方」を教わりながら、思い出したフレーズを
書籍「十二国記(華胥の幽夢)」の中の(冬栄)、
小野不由美著・講談社X文庫刊・365頁)から。
冒頭「お役目とお仕事は違うものですか?」
「仕事は自分で選ぶものです。お役目は天が下すものです」
この会話で頷きながら、あることが浮かんだ。
国づくりは「仕事」ではなく「お役目」なのかな、と。
ある国の王は「作物の世話をするように、
国の世話をするだけでいいんだろう」って考えていた。
「木は勝手に伸びます。そんな風に国も勝手に伸びるんじゃないかな。
一番いいやり方は、木が知っています。俺はそれを助けるだけなんです。
葉が萎れていたら、水が欲しいっていう合図なんですよ。
だから、俺は水をやる。国もたぶん、そんなふうなんだと思うんです」
積極的に、他の国より良くしようとするのではなく、
自国の民が生活に困らないように見守る、それが王の役目。
私にとっては、新しいまちづくりのヒントになった気がする。
「俺は国を見守っています。
悪いことの先触れはないか、足りないものはないか見守っている。
それが世話をする者の役目だからです」
なるほど・・これからは、こういう視点が大切かもなぁ。



2014年04月18日(金)
(仕事は)楽するものではない、楽しくやるのである。

今日、聴講した講演会と同じ感触を受けたので、
書籍「稲盛和夫 常にあかるく前向きに『仕事は楽しく』」
(鍋田吉郎著・小学館刊・191頁)から。
全体を貫いている考え方であり、なるほど・・とメモをした。
「(仕事は)楽するものではない、楽しくやるのである」
実は本の帯にも、こう書かれている。
「今の仕事を好きになる。そこから未来が開けます。
仕事を好きになる努力をして、仕事を楽しくしなければ、
あなたの人生、そのものが失敗になってしまいます。
仕事を好きになる努力で『仕事は楽しく』なる。
人生の大半を費やす『仕事』、だから楽しくなる。」
そして「それは創意工夫である」と言い切っている。
仕事で接する人は「辛い思い」をしている人であっても、
働いている私たちまで、気分を暗くする必要はない。
私は、そう解釈してメモを続けた。
だからといって「楽しよう」と手を抜くことは、
「創意工夫」とは言えないことも、肝に銘じたい。
仕事を「幸せ」という尺度でダイレクトに測っている稲盛氏に、
多くの気付きをいただいた、感謝したい。

P.S.
今日の講演会は、メモを整理してから紹介したいと思います。
お楽しみに・・(笑)



2014年04月17日(木)
寄(よ)って集(たか)って

テレビのクイズ番組で出題された「集る」という言葉の読み、
正解は「たかる」だった。
もしかしたら・・「よってたかっていじめる」の「たかって?」と
辞書で調べてみたら、案の定「大勢が寄り集まって。みんなで」。
難読な「漢字の読み」が出題されることはわかるけれど、
その使い方まで説明してくれるともっといいのに・・と思う。
先日紹介した「踵」(きびす)は「かかと」という意味だし、
だからこそ「踵を返す」とは「かかとを反対方向を向かせる」、
故に「引き返す」という表現に使われる、そんな説明である。
いくら「漢字」が読めたって、使い方がわからなければ、
それは単なる知識で終わる。
普段の生活で、使われてこそ、その面白さは倍増するし、
漢字に興味を持つならば、そんなことまで調べて欲しい。
文字による表現力が、より豊かになることは間違いない。
例えば、料理番組で「うまい」「おいしい」の単語が溢れるが、
その他の表現はないの?と気になってしまう。
だって「うまい」「おいしい」も漢字にすると
「美味い」「美味しい」だからなぁ。(笑)
(ちなみに「うまい」は「旨い」「上手い」「巧い」「甘い」・・)
どの「うまい」なんだろう?といじわるを言いたくなってしまう。
だって「うまい」って感覚は、なかなか伝わってこないから。



2014年04月16日(水)
ソ連が来たなんて聞いてないぞ

昨日、大きな満月を眺めながら、幾つかの映画を思い浮べた。
「宇宙兄弟」も面白かったが、今回はへそ曲がりで
映画「アポロ18」(ゴンサロ・ロペス=ギャレゴ監督)から。
「カプリコン1」とか「アポロ13」など、
なぜか宇宙関連の映画は、気になってしまう。
本当は月へ行ってない、という都市伝説もあるように、
私の好奇心がくすぐられるのであるが・・。
本当の理由は「地球外生物がいたから」なんて面白い。
「今の技術を駆使しても月面着陸は不可能」という説を、
私は支持していたのだが。(笑)
気になる一言は、その前段階での仕掛け、というべきか、
「我々以外の足跡を発見」から始まり、
それが「ソ連の宇宙飛行士」の足跡であったこと。
さらに、彼らは地球外生物に殺された・・と続く展開に、
思わず、笑ってしまった。(すみません)
だからこそ、アメリカ宇宙飛行士の驚きの台詞をメモ。
「ソ連が来たなんて聞いてないぞ」
月で宇宙人と出会うより、ソ連の宇宙飛行士と会った方が
彼らの想定外で驚くに違いないからだ。
それも「マル秘だったはずのソ連製の月面着陸船」が
簡単に操縦できるなんて、と突込みどころ満載の映画。
ますます、月への着陸の真実が気になってしまった。



2014年04月15日(火)
あいつらは、花に寄生されて滅んだんだ。

「浜名湖花博2014」に足を運び、花の魅力に触れてきたからか、
ふっと、この「気になる一言」が思い浮かんだ。
映画「シャニダールの花」(石井岳龍監督)から。
ストーリー的には、そんなばかな・・と思えるが、
ネアンデルタール人が「ホモ・サピエンスの先祖ではない」、
そんなことを以前耳にしてから、ずっと考えていた
「ではなぜ滅びたんだろう?」という疑問を解く、
ちょっとしたヒントが隠されていた気がする。
もちろん映画だし、仮説というほどの説得力もないが、
旧石器時代に石器の作製技術を有し、火を積極的に使用していた
「ネアンデルタール人」が、滅びた理由としては、面白い。
「あいつらはな、花に滅ぼされたんだよ。
死者に花を手向ける文化。人の心を持っていた証拠?、笑わせるなよ。
あいつらは、花に寄生されて滅んだんだ」というフレーズが印象的だ。
タイトルとなっている「シャニダール」洞窟の調査で、
調査をした教授はネアンデルタール人の化石とともに、
ノコギリソウや、ヤグルマギクなど数種類の花粉が
大量に発見されたのを理由に、
「ネアンデルタール人には死者を悼む心があり、
副葬品として花を遺体に添えて埋葬する習慣があった」との説を
真っ向から否定する物語の展開が、面白かった。
作品冒頭にメモした「花のはじまりはなぞに包まれている。
花が恐竜を滅ぼしたのだ」というフレーズが輝いてきた。



2014年04月14日(月)
東京では来てくれないけれど、沼津なら遊びに来てくれる

世界的に活躍している、ジオラマ・アーティストの田村映二さんの話題で、
講演会のメモを整理していたら、またまた面白いことが・・・。
彼は、私には考えられなかった地方都市・沼津の魅力を語ってくれた。
東京の事務所で活動していた頃と、生まれ故郷の沼津市に戻り、
大好きな風景に囲まれている活動している今と比べて、その違いを語った。
それが「出版社の人たち」の気持ちの動きである。
「今度、事務所に来てよ」と誘っても、東京では来てくれないけれど、
沼津なら「ちょっと気分転換にでも」と遊びに来てくれるという話。
これって、とても面白い視点だな、とメモをした。
実は、私の想像とは、全く逆だった。(汗)
いくら地方都市で頑張っていても、出版社の人は忙しいから見向きもしない。
東京の事務所なら、ちょっと時間の都合をつけてなんとかするだろう、と。
だから、車で1〜2時間の距離で、自然があり食べ物も美味しい、
仕事もちょっと煮詰まっちゃったから、気分転換に沼津へ行ってみるか、という
その発想が、とても新鮮だった。
これまた、沼津の魅力発見、といったところだろう。
せっかくのアドバイス、忘れないように記録に残そうと思う。
「東京では来てくれないけれど、沼津なら遊びに来てくれる」
このフレーズで思い出せるな、きっと。



2014年04月13日(日)
「清明」から「水鏡の家」へ衣替え

我が家の衣替えの一部を「気になる一言」にしてみた。
衣類の衣替えにはちょっと早いけれど、
玄関を飾るアートの衣替えを済ませた。
富士山と桜が印象的な「清明」(牧野宗則作・木版画)は、
正月から桜が散る時期までの間、殺風景な我が家の玄関を
妻が飾るさりげない「花」と一緒に、明るく変えてくれた。
桜の時期が過ぎようとしている今日、夏に向けて
田植えが終わったばかりの風景「水鏡の家」(前田光一作・木版画)に
バトンタッチし、我が家の玄関が衣替えを済ませた。
木版画に限らず、アートは生活に潤いを与えてくれることを実感、
これからも、機会があれば、少しずつ求めていきたいと思う。
理想は「春夏秋冬」に合わせて、懐石料理のように
ちょっと季節を先取りができるものを飾りたいな。
クリスマス前には「時間管理人」(田村映二作)を飾る予定。
そう言えば「風神雷神」って、どの季節に飾ればいいんだろう?