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しもさんの「気になる一言」
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2014年02月21日(金)
緊張しないくらい集中しようと思いました

ソチ・オリンピック、フィギュアスケート女子、
浅田真央選手のフリー演技が終えた途端、今度は前日と一転して
賞讃の声が続出。
天の邪鬼の性格からか、みんなが揃って同じ方向を向くと、
ちょっとまてよ・・という私は、本当に嫌な性格だ。(笑)
昨日も、みんなが「マスコミ批判」という方向に向かうと、
ちょっと待てよ、と思ってしまったのだから・・。(汗)
実は、彼女がほぼ完璧に滑り、ラストの決めポーズで上を向き、
感極まった姿を目にして、私だって涙が出るほど感動をいただいた。
ただ「感動した・・」だけでは終わりたくなかったから、
一日かけて、彼女のコメントから「気になる一言」を探し続けた。
それも取材記事ではなく、彼女の口から発せられた言葉からと決めて、
生出演のテレビを観ていたら、へぇ〜なるほど・・と思うような、
メッセージを残してくれた。
SPの時は、自分でも緊張しているのがわかったので、
フリーのときは「緊張しないくらい集中しようと思いました」と。
言葉としてあっているのかわからないけれど、本当に集中したら、
緊張していることさえ気付かない、という事だと理解した。
私たちの感じる「緊張する」ということとレベルは違うけれど、
どうしたら緊張しないですむか、を考えるのではなく、
ある一点に集中することで緊張すら感じない、という視点は、
今回、彼女からいただいた、大切なメッセージ(プレゼント)として、
いろいろな場面で試してみたい。
それでも緊張したら、集中力が足りないな、と思えばいいのだから。



2014年02月20日(木)
母国日本、浅田真央選手に「言葉の暴力」

フィギュアスケート女子の浅田真央選手がSP16位。
朝起きて、すぐインターネットで結果を確認したが、
フリーの演技を残している彼女に対して、
私たち日本人が掛ける言葉は「頑張れ」のはず。
それなのに、帰宅してから広げた新聞(夕刊)の見出しは、
「まさかの16位」「勝負の3回転半 不発」
「悲願の『金』絶望的」「不安拭い切れず」
「過去にない致命的な大差」・・「転んだ写真の姿」
目にしただけで、気持ちが重たくなるフレーズの数々。
さらに、森喜朗元首相までが、福岡市内の講演で、
「あの子、大事なときは必ず転ぶ」と語ったという。
こんな仕打ちは、彼女にとって失礼極まりない、と思う。
彼女が帰国して目にする新聞が、こんな見出しばかりでは、
かわいそうで胸が締め付けられる想いだ。
「言葉の力」を知っているはずのマスコミだからこそ、
直接的な表現ではなく、もう少し、彼女の気持ちを察した
表現が出来ないものものだろうか、と感じた。
今回の「気になる一言」は、こんな辛い気持ちを記録したくて、
世界のどこかの国がネットで見出しを付けたら・・としてみた。
「母国日本、浅田真央選手に『言葉の暴力』」
安倍首相、「道徳」って教えるのは、難しいですね。



2014年02月19日(水)
まぁ、ぼちぼち書いていこうと思います。

目標にしていたわけではないが、毎日1話を書いている自分にとって
節目となる数字に到達して、久しぶりに喜んでいる。
写真もなく、ただひたすら「文字のみ」の日記が
(顔文字や、(笑)・(汗)・(涙)の文字は使ったけれど・・)
200,000というカウンターを表示することになったからである。
その内、30,000くらいは私自らが開いたカウントだろうし、
実は今まで、あまり意識していない、というのが本音である。
しかし、2001年01月18日(木)から、約13年、ほぼ毎日書いてきたから
このカウンターの話題は、何度となくこの日記に登場している。
2006年04月29日(土) 日記だけで「50,000ヒット」は、私の誇り
2007年08月04日(土)  いつのまにか70,000ヒットですね
2009年09月12日(土)  気になる一言・100,000ヒット達成
ここ数年、加速的に伸びた原因は、twitter・Facebook上に、
「今日の一言」更新済の情報をアップし始めたことだろうか。
ただ、SNSに日記を書くのではなく「更新記録」(今日も書いたよ)と
報告するだけだから、私が「気になる一言」に選んだ、
短いフレーズに興味をもった人だけが、日記を読んでくれる。
本来なら出会うことのない人たちとも、ネットを通じて知り合い、
今でもお付き合いさせていただいていることが、とても嬉しい。
「チリも積もれば山となり、メモも積もれば下山となる」
こんなフレーズを思い出しのも、年を重ねたからかもしれないな。
私が書いているWEB日記「エンピツ」は、1日1話しか書けないから、
まぁ、ぼちぼち書いていこうと思います。
今後ともおつきあいのほどを。



2014年02月18日(火)
4年前も、この頃「大雪」だったんだ。(汗)

先日、久しぶりの積雪に大騒ぎしていたが、
冬季オリンピックの話題で、自分の日記(2010年)を読み返していたら、
2010年02月19日(金) の一言は、
「『雨水(うすい)』の前日は「大雪」だった」。
えっ、ということは、4年前も驚くような「積雪」だったのか、と
記憶を遡っているが、あまり鮮明に思い出せない。
だから私の驚き「4年前も、この頃『大雪』だったんだ。(汗)」を残す。
当時、何年経っても思い出せるように、と書いたはずなのに、
もう忘れているなんて、私のボケもだいぶ進んでいるようだ。
当時の日記に「二十四節気の1つ『雨水(うすい)』は、
空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころ。
それゆえ、この時節から寒さも峠を越え、衰退し始めると言われ、
昔から農耕の準備を始める目安とされてきた」とある。
今年も、雨水は明日の「2月19日」。
厳しい寒さの中でも、歩いてきたからこそ、
どれくらい、寒さがやわらぐのか、肌の感じてわかる気がする。
紅白の梅も、咲き始めた。寒桜も蕾が膨らんできた。
まだまだ「三寒四温」のリズムだろうが、もう春はそこまで。
「ヴィバルディ」の「四季」(春)が、聴こえてきそうだ。



2014年02月17日(月)
今回は、ソチ・オリンピックの話題が少ないですね

「今回は、ソチ・オリンピックの話題が少ないですね」と言われた。
自分でもわからないが、なぜかあまりアンテナに引っ掛からない。
4年前のバンクーバー・オリンピックは、何度か日記に登場している。
この4年間で、普段の生活でもテレビを見ることが減り、
スポーツ全般に対して、結果だけわかればいいや、となっているし、
フィギアスケートやジャンプに代表される「ウィンタースポーツ」も、
オリンピック以外に、世界選手権が毎年開催されているので、
4年に1度の「オリンピック」に、あまり関心がなくなってきている。
私の中で「一発勝負」のオリンピックより、ワンシーズン通して
コンスタントに結果を残している選手に、尊敬の念を抱いているからだ。
4年前、カーリングで「ギブアップ」のことを「コンシード」と言うなんて、
ちょっと目新しい単語も覚えたはずなのに、今は使われない。
先日、Yahoo!のトピックス「カーママ 英国にギブアップし連敗」
の見出しに、残念な気持ちになったのも事実。
4年前の2010年02月20日(土)、日本のカーリング女子チームは、
今回大差で負けた英国チームに勝ったのを、覚えているだろうか。
その時、その試合の結果だけに注目する、最近の報道に疑問符がつく。
私が、オリンピック選手がすごいな、憧れるなと思ったのは、
4年に1度しか世界の選手との試合がなかった時代、その4年間、
コツコツと地道に努力してきた姿を知っているからなんだと思う。
う〜ん、あまりにも「メダル獲得」に特化した報道に対して、
天の邪鬼だから、私なりの抵抗をしているのかもしれないなぁ。



2014年02月16日(日)
あえて言えば、6回も悔しい思いをしていることかな

ソチ・オリンピック、若い選手の多い日本チームの精神的な心の支えとして、
主将を任されたかも知れないな、と感じている。
スキージャンプ銀メダルの葛西選手に、まずは祝福を。「本当におめでとう」
今日から「レジェンド(伝説)」という言葉が、日本全国を駆け巡るだろう。
大会中も、(たぶん)帰国後も、多くの特別番組が組まれ、
私たち、日本国民の心に残るコメントが発せられることを期待している。
まずは銀メダル獲得直後のインタビューから「気になる一言」を残したい、
そう思いながら、メモをした。
飛んでる時(ジャンプしている時)、どんなことを考えているのか、
自分が鳥になったような気分なのか、それが私の関心事であったが、
独特の空中フォームについて「モモンガみたいでしょう?」とおどけながら、
「飛行機をイメージしているんです」と説明した笑顔が印象的だった。
そうか、自分は飛行機だと思っていたんだな、とメモが増えた。(笑)
しかし、私の最大の関心事は、7回(28年)もの長い間、続けられる理由。
(「亡き母や病気の家族への誓い」という視点もあるが)
彼はこう答えた。「特にないんだけど・・」と前置きをして
「あえて言えば、6回も悔しい思いをしていることかな」。
この一言は、何か辛いことがあると、すぐ変化を求める私たちに対して、
とても大切なメッセージとなった気がする。
そして、今回のオリンピック前半で、思うような結果が出せなかった
「ジャンプ女子の高梨沙羅さんへ」静かながら熱いメッセージになったと思う。
信念に裏打ちされた行動は、何よりも強い、と知らされた。
彼はレジェンドだから(笑)「あと10年は続ける」と私たちを驚かせた。
今後、ちょっと不調になったくらいで、
マスコミをはじめ周りの多くの人が(無理やり)「引退」へ導かないように、
願うばかりである。
改めて「継続は力なり」を実感したコメント、大切にしたい。



2014年02月15日(土)
アルコールが欲しくなる音ってあるんだなぁ

第293回泉のまち音楽会、
今回は「フルート&ビアノデュオ・コンサート」
flutistは「YUKARI」さん、pianistは「佐藤浩一」さん。
YUKARIさんは、沼津市出身、佐藤さんは、横浜市出身だとか。
2人とも本場ニューヨークでジャズを学び、その感性に磨きをかけ、
現在、欧米や日本全国で活躍しているだけあって、
なかなか文字では表現できないオーラと、
ジャズの音が持つ独特の雰囲気を醸し出していた気がする。
YUKARIさんのオリジナル曲「Numazu bushi」は、
ニューヨークに住みながら、故郷「沼津」を想って作ったという。
そんな「沼津を愛する人」がここにもいたことが嬉しかった。
言葉少ない2人であったが、静かな中にも、パワーを感じたので、
久しぶりに、私の雑感を「気になる一言」にする。
演奏者に対して、失礼な表現かもしれないけれど、
「アルコールが欲しくなる音ってあるんだなぁ」を残したい。
2人の息のあった演奏を、目を閉じてじっくり聴いていたら、
本当の「ジャズライブ」に来ている光景が浮かんだ。
もちろん、クセのある「ブルーチーズ」をつまみながら、
「マッカラン」や「ラフロイグ」などを時間をかけて(チビチビ)飲む。
(なぜか「ワイン」じゃなくて、ごめんなさい。(笑))
ジャズ演奏者にとって「アルコールが欲しくなる音」って、
褒め言葉になって欲しいなぁ。



2014年02月14日(金)
「踵を返した」が「かかとを返した」? (汗)

早朝に、地元紙の投稿欄を読んだ方から、
「ソチ・オリンピックと合わせ技、1本ですね」とか
「久しぶりに、名前を発見しました」などのメールが届いた。
建国記念日(11日)の夜、1日を振り返って気付いたことを投稿したので、
掲載されたことには驚かなかったが、その内容に驚いた。(汗)
小説ではよく「踵(きびす)を返す」という表現が使われているし、
漢字にしたまま投稿した私が悪いのだが、
まさか「かかとを返した」に修正されて掲載されるとは思わなかった。
たしかに「踵」とは人間の「かかと」の別の呼び方だが、
「 踵を返す」(きびすをかえす)というフレーズで使われるもの。
意味は「かかととは反対方向に向きを変える時の動作をあらわしたもの」
「(かかとの向きを逆にする意から)引き返す。後戻りをする」時に使う、
と理解している。
私は今まで「かかとを返した」なんて表現は聞いたことがない。
掲載していただいて、クレームというのもおかしな話だが、
読者からは、この人、普段から「かかとを返す」と読んでいるんだ(笑)、と
笑われているようで、今回ばかりは不満が残る。
新聞投稿の担当からすれば、見慣れない漢字があり
「読み方」「意味」を調べてくれて「かかと」に校正したのだろうが、
もう少し、日本語に対して配慮が欲しかったな、と思うしかない。
当然、上司も目を通すはずだから「ダブルチェック」を望みたい。
今後、投稿する時には、ルビを付けようかな。(笑)

P.S. 掲載原稿が気になる方へ
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/39016/diary.html



2014年02月13日(木)
小さい時に厳しく、成長とともに徐々に緩める

本日、皇太子さまが、わが町を訪れたことを記念して、
書籍「おかあさん」(丸山敏秋著・新世書房刊・295頁)から。
ある講演を聴いて、この本が紹介され、興味をもった。
「おかあさん」という言葉は、温かみがある単語であるが、
なぜか恥ずかしくて、なかなか使うことが少なかった気がする。
筆者と多くの方の対談で、メモは予想以上に増えたが、
「おかあさん」と結びつかなかった皇后陛下の子育てについて
書いてあった話が印象に残った。
「美智子様の子育ては、小さい時に厳しく、
成長とともに徐々に緩めるという方針だったようです。
そして、一番の基本は『人間として立派であること』、
将来の皇位継承者として、どのような環境にも耐え、
凛とした態度を貫く強さを持たせることでした」
この部分は、皇族に限らず、私たちだって真似したいこと。
だから、逆の視点で考えると「小さい時に甘く、
成長とともに徐々に厳しくするという育て方は、
人間として立派であること、に遠のいてしまう気がした。
いくら親がこのことに気付き、厳しく育てようとしても、
孫可愛さで、祖父・祖母が甘やかしては、
立派な人間に育つことも出来ない、と認識して欲しい。
「三つ子の魂百まで・・」と教わっているのに、
どうして現実はできないのだろうか。(汗)



2014年02月12日(水)
「真珠湾は失敗だったな」「ああ、大失敗だ」

映画「聯合艦隊司令長官 山本五十六」
(太平洋戦争70年目の真実)(成島出監督)から。
「山本五十六」という指揮官の下で働いてみたかったなぁ、
これが鑑賞後、私の第一声であった。
もちろん主人公「山本五十六」の生き方を描いたので、
カッコよく脚色したところはあるかもしれないが、
それでも、この司令長官に見習うところは多かったと思う。
最後まで開戦に反対をしていた彼が、開戦の火ぶたを切る
真珠湾攻撃の聯合艦隊司令長官として活躍し、英雄視された。
その時の彼の心の内を考えると胸が締め付けられる。
そんな彼が、日本のマッカーサーと呼ばれた「堀栄三」と
心を開いて会話するシーンがある。
堀「真珠湾は失敗だったな」山本「ああ、大失敗だ」
日本国中が「アメリカ太平洋艦隊壊滅」とはがり、
歓喜の渦に包まれている中、彼らは失敗だったと。
根拠は「湾内に空母の姿はなく、無傷」、
「軍の施設や燃料タンクも手つかず」と冷静に判断している。
それが今後、どんな意味を持つのか、予想もしていたのだろう。
しかし「真珠湾攻撃は大失敗」という彼の言葉は、
とうとう最後まで軍部の中枢には届かなかった。
彼を「英雄」とするのであれば、彼の忠告に耳を傾ける、
そんな上官がいなかったから、戦争に負けた気がした。