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| 2014年01月12日(日) ■ |
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| いやいや、アンカーには届いてるよ、きっと |
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年明けの一大イベントである「成人式」を無事に終え、 やっと「2014・箱根駅伝」のメモを読み返すことが出来た。 「流れを決める1区」「花の2区」「山登りの5区」等、 区間ごとに、簡単なフレーズがあるのには笑えた。 今年は、選手と祖母との関係を示す解説が多かったのだろうか、 私のメモ帳には「おばあちゃんネタ多い」と書かれていた。(汗) また「3区『だいじゅ あやは』の看板は邪魔」のメモは、 1年間の練習に耐え、力いっぱい走る、駅伝ランナーを無視して、 コースにはみ出してまで、テレビに映りたがっている人たちに、 警告を示したメモだった、と思う。 「山下りの6区」のメモは「1〜2秒、画面より早いスタート」 「7-8区に人材の厚さに差が出る」「9区、花の2区の裏返し」等、 くだらないメモも、時間が経って読み返すと面白い発見がある。 「9〜10区のタスキ渡しとなる、鶴見中継所」の場面、 繰り上げ一斉スタートで「想いは届かなかったぁ〜」と、 絶叫するアナウンサーの台詞をメモしたかと思えば、 その横に「いやいや、アンカーには届いてるよ、きっと」と、 やけに冷静に走り書きをした、自分のコメントをみて、大笑い。 今年も多くのドラマで私たちを楽しませてくれた「箱根駅伝」。 一番下に「関西もやればいいのに・・」のメモと、 「折り返さず、箱根を超えて三島に下りて、浜松ゴール」なんて わけのわからないメモを見つけて、酔っぱらっていたな、と反省。 1月も既に12日が過ぎた、あっという間に2月を迎える。 しかし、自分のペースを確認しながら、焦らず生活していこうと思う。 前半は慎重に入ってますね、と瀬古さんに解説してもらいたいからな。
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| 2014年01月11日(土) ■ |
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| 映画は「上映時間」、書籍は「頁」を追加 |
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毎年、年の始めに目標の数字を決めるのが、数字好きの私。 映画なら年間120本、読書なら50冊という目標があると、 「テレビを観ない」等のちょっとした努力と工夫で、 意外と簡単に達成できることが、ここ数年の実績でわかった。 映画なら、タイトル、書籍なら、書籍名・著書など メモした気になる一言などと一緒に管理しているが、 今年から、入力項目を増やそうと考えている。 それが「映画は『上映時間』、書籍は『頁』」 映画によっては短い映画、長い映画があるし、 書籍にしても、絵本から長編小説まで、頁数に大きな違いがある。 だから本数や冊数だけでは、目標数を達成しても、 満足がいかなくなってきたのかもしれない。(汗) その代わりの成果指標として、今年は「上映時間や頁」を選んでみた。 「1年間に画面を何時間、観続けたのだろか?」 「1年間に、何頁、めくっただろうか?」 そんなことが何になるかは、自分でもわからないけれど、 実際、どれくらいの数字なのか、見当もつかないからこそ、 試してみる価値があるかな、と思っている。 来年の今頃、映画の鑑賞作品数や書籍の読破数とは別に、 新しい数字が発表されると考えただけでも、ワクワクするな。
P.S. 実際は、私の場合は、メモするために映画の映像を止めたり、 本から書き出したりする作業が加わるから、倍以上の時間が費やされる。 それでも、どれくらいの数字か出るか、楽しみだな。
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| 2014年01月10日(金) ■ |
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| あれ?「新聞記者」が「若者」に変わってる・・ |
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映画「永遠の0」鑑賞後、原作のメモを読み直して、 比較してみて気付いた点、その違和感を文字にすると 「あれ?『新聞記者』が『若者』に変わってる・・」。 「特攻隊」と「自爆テロ」は、所詮は洗脳されていて同じだ、と いう主張をするのが、原作では「某新聞社」、映画では「若者」。 実はこの設定変更が、とても気になっている。 原作者の百田尚樹さんが、納得したのなら仕方ないが。(汗) マスコミの報道の在り方や、考え方を痛烈に批判する場面が、 映画になった途端、こうも簡単に取り除かれているからだ。 このシーンは、物語の核心に触れる部分ではないが、書籍では 戦争を美化し、国民を洗脳した責任の一端はマスコミにある、 そんな百田さんの叫びを感じたのだが、私の錯覚だったのだろうか。 逆に、若者にすり替わったことで、この問題がとても簡単に 片付けられている気がしてならない。 「悪いけど、自爆テロと特攻とは違うよ」と主張する三浦春馬くんは、 「なにをムキになってるんだよ」と言い返されて、 「ごめん、やっぱり俺、帰るわ」と席を立ったシーンに感激したが、 その姿をみて「面倒くせぇやつ」という若者たちの罵声が・・。 いいのかな、私はこの部分、とても大切だと思ったんだけどなぁ。
P.S. たしか書籍では「カミカゼアタック」の章です。
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| 2014年01月09日(木) ■ |
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| 職場から、歩いて5分の映画館 |
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昨年のクリスマス前に劇場公開をして、 さらに年末年始の話題をさらった映画と言えば「永遠の0」。 遅ればせながら、本日、地元の映画館で鑑賞した。 感想は、また暗闇でのメモを整理し、原作と比較してから。(笑) 今日の一言は、ちょっと自慢になってしまうかもしれないが、 私を取り巻く映画環境の良さを記録に残したい。 なんと言っても、空いている中、ゆっくりメモをしたかったので、 今回は私なりに作戦を立てた。(汗) 正月開け、少し落ち着いてきた平日、水曜日のレディースデーを避け、 まだ仕事帰りに鑑賞するには早すぎる、上映開始時間が18:00前後の回、 それが、まさしく今日だった、狙ったのは「17:35から上映の回」。 仕事の終業時間が17:15。その後、帰りの挨拶・PCシャットダウンをし、 ロッカーで着替えて、職場を後にしたのが、17:20。 そのままいつものように歩いて、チケット売り場に着いたのが、17:25。 そのあと、ホットコーヒーとポップコーンを買い込んで、 指定された席に腰をおろしたのはなんと、17:30。 おもむろにメモ帳と鉛筆を鞄から取り出し、私なりの準備が完了した頃、 劇場内の照明が緩やかに、落ちていった。(観客も驚くほど少人数だった) このタイムスケジュール、たった今、体験してきたばかりだが、 どれも意識して焦った動きはなかったと思う。 だからこそ「職場から、歩いて5分の映画館」を残そうと考えた。 実は、この中間点、歩いて2分のところに「TSUTAYA」がある。 これでは、年間120本の映画鑑賞が出来るはずだなぁ。
P.S. 映画「永遠の0」、144分が短く感じたが、原作も是非、読んで欲しい。 新しい発見があるから・・。
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| 2014年01月08日(水) ■ |
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| 謀は、密なるをもってよしとす。 |
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NHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」から。 これから何回も目にしそうなフレーズであるから、 「謀は、密なるをもってよしとす。」(「将謀欲密」) 官兵衛の幼少時代「万吉」が、父を納得させた「兵法」。 謀(はかりごと)とは「謀略」のこと、密は当然「秘密」。 意味は、読んで字の如く。(説明は必要ないですね) 出典は「三略」。だから私の興味は「三略」に移った。 「三略」とは、中国の兵法書。「武経七書」のひとつ。 「上略、中略、下略」の3つで構成されるため「三略」という。 詳細は、図書館で探してから報告したい。 さて、兵法をメモしながら、思い出したのは、 2007年のNHK大河ドラマ「風林火山」の主役「山本勘助」。 たしか、武田信玄(晴信)の軍師だったよなぁ、と振り返る。 「風林火山」第1回目の気になる一言は「腕自慢はすぐ死ぬ」だった。 実は、今までの大河ドラマを題材にした「気になる一言」は、 この時の「風林火山」(山本勘助)が一番多いのだが、 さて、これを超えるか「軍師 官兵衛」。これまた楽しみである。
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| 2014年01月07日(火) ■ |
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| 僕「おっぱい」を出してから売れるようになったんです |
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わが町の出身で、2つ上の先輩、絵本作家「宮西達也さん」が、 以前「鈴木出版」編集長(当時)と話しているのを、そばで聞いていた。 彼の出世作となった「おっぱい」という作品。(鈴木出版刊) 「誰のおっぱい?」頁をめくって「○○のおっぱい」。 「誰のおっぱい?」頁をめくって「○○のおっぱい」。 ただそれだけなのに、なぜか、大人でも楽しめる絵本である。 しかし、しかし、その絵本作家と編集長の会話を文字にすると、 思わず、吹き出してしまうことに気付いた。 その典型的なフレーズが、 「僕『おっぱい』を出してから売れるようになったんです」 せっ、先輩・・真っ昼間からの会話ではないですよ、と 突っ込みを入れたが、みんなで大笑いだった。 最近では、恥ずかしくもなく、 「私、先輩の『おっぱい』好きです。」と堂々と言えるけれど、 T.P.Oを間違えないようにしなくちゃなぁ。 特に、周りにいる人たちを確認してからにしよ〜っと。 先輩・・「おまえうまそうだな」も、T.P.Oを考えてくださいね。(笑)
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| 2014年01月06日(月) ■ |
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| 公理1 同じものと等しいものは互いに等しい。 |
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映画「リンカーン」(スティーブン・スピルバーグ監督)から。 アメリカ合衆国大統領・リンカーンが、若い機械技師に 「ユークリッドの公理を知ってるかね」訊ねるシーンがある。 そして、おもむろに説明し始めた。 「公理1 同じものと等しいものは互いに等しい。 数学的推論の規則の1つで、すべてに当てはまる。 今までも、これからもだ」と。 「奴隷制廃止」を訴え続けたリンカーンらしい例えである。 この考え方は「自明の理」だとも言い切った。 「自明の理」とは「あれこれ説明する必要のない明白な道理。 それ自身で明らかな論理」のことだから、発言は重い。 彼が訴える、人種差別反対(奴隷制度廃止)の根底には、 「我々の始まりは等しい。それが原点だろ? それが調和であり、公平さだよ。それが正義だ」という考えが流れ、 それは、説明するまでもない、とした。 軸がぶれない信念は、こうして生まれたのか、とメモをした。 そういえば、ラストにこんなフレーズがある。 「19世紀最大の法案が、アメリカで最も純粋な男が 仕掛けた『工作』で可決された」・・なるほどなぁ。
P.S. 参考に「ユークリッドの公理」を記録しておく。 1.同じものと等しいものは互いに等しい 2.同じものに同じものを加えた場合、その合計は等しい 3.同じものから同じものを引いた場合、残りは等しい 4.互いに重なり合うものは、互いに等しい 5.全体は、部分より大きい
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| 2014年01月05日(日) ■ |
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| 我、人に媚びず、富貴を望まず |
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2014年のNHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」が始まった。 初回だからこそ、昨年の「ならぬことはならぬ」に匹敵するような 1年間を通して貫くフレーズが欲しかった。 「命を大切にすること」は、どの時代でも同じであり、 映画「永遠の0」で宮部役を演じた岡田准一さんが訴えている。(汗) 「人は生かして使ってこその財産」という考え方も、 官兵衛に限ったことではない気がして、今はピンとこない。 そこで、秀吉の天下取りに貢献しながら、恩賞も望まなかった 黒田官兵衛の座右の銘を、残すことにする。 「我、人に媚びず、富貴を望まず」 座右の銘というよりも、秀吉に頼られながらも恐れられていたことを知り、 「秀吉殿の天下取りため、死力を尽くして戦ったし、苦言も呈したが、 功を訴え、恩賞を媚びた事は無い。 秀吉殿が、この官兵衛に天下取りの心ありとするならば、 もはや我が任は終わった」と家督を息子(長政)にさっさと譲り 出家・隠居した時に言ったとされる、遺訓である。 これから1年間、全国的に「軍師・参謀・ナンバー2」がクローズアップされ、 トップを狙わず、補佐役に徹する人々が紹介されるだろうが、 官兵衛だって、出来ることなら天下を取りたかった、という視点や、 そんな彼の心の葛藤を描いてくれたら面白くなるだろうな、と私は期待する。 ナンバーワンを目指すという野心がありながら、補佐役に徹するからこそ、 官兵衛の魅力が倍加するのだから。
P.S. 昨年、講演していただいた「小和田哲男」氏が時代考証を担当するので、 楽しみが増えました。(汗)
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| 2014年01月04日(土) ■ |
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| あれも読みたい、これも読みたい |
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書籍「伊藤まさこの雑食読み(日々、是、一冊)」 (伊藤まさこ著・メディアファクトリー刊・193頁)から。 読者には、ある本に紹介されている本が読みたくなる、 そんな経験はないだろうか? 私は、映画や講演会でも、本の紹介があると、図書館で探す。 そして、パラパラっと読んだ後、お気に入りとなれば、 本屋に直行して、はいご購入、となるケースが多い。 新聞や雑誌で紹介されている本も気になるが、 これは、紹介してくれている人による。(笑) とにかく、一つの本をきっかけに、どんどん繋がっていく、 そんな読み方が好きだ。 今回の気になる一言は、本の帯に書かれたキャッチコピー。 「あれも読みたい、これも読みたい」 「励まされたり、背筋がピンと伸びる思いがしたり、ヒントを もらったり、ほっと和んだり、冒険心がムクムクと湧いたり、 本は私に、たくさんの刺激をくれるものなのです。 お気に入りの本、折に触れ、読み返す本について、 オールカラーの写真とともに語ったエッセイ」。 まったく種類の違う本を紹介されたあと、感じたことは、 今まで関心のなかったレシピ本まで読みたくなったから、 本って、いろいろな役割があるんだなぁ、だった。 やっぱり「あれも読みたい、これも読みたい」
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| 2014年01月03日(金) ■ |
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| 2014年は「気持ちの高ぶりに注意」 |
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毎年、箱根駅伝の10区間と比較しながら、区間ごとの走り方を参考にし、 私なりの箱根駅伝、もうひとつの楽しみ方をしている。 「10巻・20年」を目標に掲げて書き続けている「気になる一言」、 既に8巻(16年間分)を冊子にし、一昨年は17年目として「9区前半」、 昨年18年目「9区後半」の走りを参考にした。 昨年の走り方は「判断力と実行力が求められ」と前置きをして 「レースの大きなターニングポイントとなる区間」とあった。 このアドバイスは、実は非常に参考になり、大事な場面で、 この解説を確認しながら「判断力と実行力」を意識した。 さて、今年から2年は、アンカー(10区)の走りが始まる。 「10区」のコース解説は「コース全体はほとんどフラットだが、 時折ビル風が選手を襲うこともある。また最終区間であり、 沿道の観衆も増えることから、プレッシャーが一層かかる区間」。 なるほど、これからの2年間は、プレッシャーに負けない生き方を・・ そんな想いで、2年後を見つめて生活していきたい。 そのためには、まず「10区前半(19年目)」の走り方、 なんと「気温の上昇に注意」というフレーズが目に入った。 何気ないこのアドバイスは、私の「気になる一言」に当てはめると、 「気持ちの高ぶりに注意」と解釈した。 この日記、マイペースで365日、書き続けることは出来たとしても、 私の周りで起きる出来事に対して、無闇に動揺・興奮したり、 「上から目線」の発言や、感情にまかせて「批判・不満」などに ならないように注意したい。 まずは、ゆったりとしたペースで、年度末(3月末)までの生活を刻み、 それから一歩ずつ、20年のゴールを目指して積み上げていこうと思う。
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