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しもさんの「気になる一言」
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2013年08月05日(月)
男の気持ちと女の意地がぶつかり合った「八重の桜」

NHK大河ドラマ「八重の桜」から。
「わけ」という単語が飛びかった第31回であった。
八重の夫、川崎尚之助から「離縁之書」が届いたとき、
八重は気丈にしながらも、明らかに動揺した。
「私(なにか)まずかったべか?」と、そのわけを考えるが、
愛する妻を不幸にさせたくない、という夫の気持ちは伝わらない。
義姉は八重に「会えば、なんか、わかんべぇ」と慰めるが、
逆に、夫・山本覚馬が京都で生きていたと知って喜んだ義姉が、
確かに生きていたけど、夫を世話をしてくれる女性がいて、
その女性との間に、子どもが生まれた、と知って落ち込む。
今度は「誰にだって何だって、わけがある。
話してみなきゃわかんねぇ」と、義母が嫁に諭す。
女性にとって、わけがわからない男の行動には、わけがある。
ただそれを、いちいち説明したくない。
説明しなくても、わかって欲しい・・それが男心ってもの。
また「廃藩置県」(身分制度の廃止)で200万人の武士が職を失った時、
妻に「(何も言わず)実家に帰れ」と命令した武士も多かったはず。
勿論、これも苦労させたくない気持ちの裏返しなのに、
それを妻は「別れるのは、イヤでございます」と言い返す。
さらに「無理言うな、俺は抜け殻だ」と背を向けて涙する・・。
これら多くのシーンに、私は「うんうん・・」と頷いた。
男の気持ちと女の意地がぶつかり合った「八重の桜」だったなぁ。



2013年08月04日(日)
白ワインのグラスは、小さくて太い

先日、二次会で寄らせてたいただいた、
「ITALIAN FOOD&WINE 弐/弐(にぶんのに)」
一次会で、結構たらふく食べたので、気分を変えてワインを選んだ。
まずは「赤ワイン」を、続いて「白ワイン」(汗)。
ワイングラスを白ワイン用に小ぶりの形に変えてくれたが、
持った瞬間、違和感を感じた。
それは、ワイングラス特有の手に持つ部分が、太いのである。
お店の人に尋ねたら、白ワインは冷やして飲むことが多く、
ワインの形と同様に、手の温度で温まらないような配慮らしい。
ワイン通でない私でも、ワイングラスは何種類もあり、
ワインの種類によって、形や大きさ、高さなどが違うことは、
多少の知識として知っていたが、手に持つ脚の部分だけは
「細い」と決めつけていたためか、新鮮な驚きがあった。
そこで「白ワインのグラスは、小さくて太い」と記録に残したい。
二次会で、それもビールや泡盛で盛り上がった後に飲んだ、
グラスワインに、そこまで気をつかっていただいたなんて、
誠に申し訳ない・・そんな気にもなった。
今度は、ちゃんと一次会から利用したくなったお店でもある。
酔ってたから、もう一度、行けるかなぁ。(汗)



2013年08月03日(土)
目利きとは、本物か偽物がわかることではない

日本全国で「お宝探偵団」ブームである。
(実は番組名は「開運!なんでも鑑定団」なのだが・・)
本物だと信じていたら、実は偽物だった、というパターンが
番組を面白くさせている要因であるが、
それは本来の鑑定(目利き)ではないことを覚えておきたい。
今の時代、偽物が本物と間違えるほどの出来であるから、
そんなことが起きるのだが、昔は偽物という感覚はないはず。
だがら「目利き」と言えば、本物の中でも「上・中・下」、
いや「最上・上」の違いがわかる人が「目利き」と評された。
だから「目利きとは、本物か偽物がわかることではない」を残したい。
これを知ってから「鑑定番組」などを観ていると、
この人は「目利き」、この人は「物知り」ということもわかる。
そうか「美人」の評価も、女か、ニューハーフかを
見極めるのではないんだよなぁ。(汗)
でも・・作られたニューハーフの方が、女性らしかったりして。
難しいもんだな、目利きって。(笑)
ただ、この考え方を知ってから、目利きの役割がわかってきた。
時間がかかってもいいから、本物の目を持ちたいと思う。



2013年08月02日(金)
「カンナミ・ユーイチ」と「クサナギ・スイト」

映画「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」(押井守監督)から。
アニメなのに、妙なリアル感があり、楽しめた。
吹き替えに、声優ではなく俳優を抜擢したことで話題になったが、
たしかに、その効果はあった気がする。
さて、今回の気になる一言は、主人公の名前。
戦闘機のパイロット「函南」、基地の女性司令官「草薙」。
静岡県民でないと、何とも思わないかもしれない。
どちらも静岡県にある地名で、エンドロールで気が付いた。
「田方郡函南町」「静岡市駿河区草薙」(草薙球場)・・
メモした台詞より、この名前に引っかかってしまった。
是非、監督に「主人公の名前」の由来を聞いてみたいと思う。
日本の映画なのに字幕が出て、
「了解」をわざわざ「諒解」とした意図も聞いてみたい。
エンドロール後に、また新たな物語の展開が・・。
終わった・・と思って帰ったり電源切ると損します。お気をつけて。



2013年08月01日(木)
零戦・・「作った日本人」と「乗った日本人」

最近、映画好きの人から「風立ちぬ、観ました?」と訊かれるが、
実はまだ観ていない、と言うよりも、たぶん、映画館では観ないと思う。
というのは、書籍「永遠のゼロ」(百田尚樹著)に書かれていた
こんなフレーズを思い出していたからだ。
「八時間も飛べる飛行機を作った人は、
この飛行機に人間が乗ることを想定していたんだろうか」
性能が良すぎて、1回飛び立てば、八時間は飛行出来る・・
だからこそ、他国のパイロットとは比較にならないほど
身体的にも、精神的にも疲れ果ててしまうようだ。
いつ相手から攻撃されるかわからない緊張感の中、
八時間もの長い間、操縦桿を握り、その間に敵と生死をかけて戦い、
さらにギリギリの燃料で帰還することを要求される。
より美しい、より性能のよい飛行機を作った人に罪はないが、
どうしても手放しに、映画「風立ちぬ」を観れない理由がそこにある。
もの凄い速さで空を飛ぶ戦闘機に、八時間という長さの緊張感、
現場主義の私には、どうしてもパイロットの気持ちの方が心に引っ掛かる。
この冬(12月)に公開予定の、映画「永遠のゼロ」を観てから、
私なりの感想を書きたいと思う。



2013年07月31日(水)
「朝マック」VS「朝松屋」

町制施行50周年記念行事、町民ふれあいラジオ体操。
朝6時30分から、老若男女の町民500人超が一箇所に集まって、
「新しい朝が来た、希望の朝だ」・・と大合唱。
続けて「ラジオ体操第一、第二」をし、自分の節々を確かめた。
爽やかな青空とはいかなかったが、成功裏に終えたと思う。
参加者が帰り、会場の片づけを終えたところで、
わが課のスタッフに「朝飯を食べに行くぞ」と声を掛け
「早寝・早起き・朝ごはん」のフレーズどおり、
近くの「松屋」でご飯、と思いきや、私以外は「マック」希望。
「朝といえば、マックでしょ」が彼らの主張だった。
そんな訳で、55歳の私にとって、初めての「朝マック」体験。
「朝から、ハンバーガーやポテト」に抵抗があったが、
食べてみると「なるほど・・」、これが「朝マック」か、と
感激に近いものがあった。(笑)
近くに「吉野家」があったときは、胸を張って
「朝といえば、吉野家の朝定食」と言えたのになぁ。(汗)
喫茶店のモーニング珈琲も、捨て難いかも・・。
読者の皆さんは、外で食べるを前提に「朝といえば」どこですか?



2013年07月30日(火)
品物じゃなくて、時代を売る

映画「時代屋の女房」(森崎東監督)から。
店内の雰囲気だけでは、骨董屋・古道具屋、
それなのに「時代屋」という店名に興味があったが、
作品冒頭、今は亡き「夏目雅子」さんが、
主人公に扮する渡瀬恒彦さんに向かって話しかける。
「いろんな人がいろんな時代に使ったものを売る、
ポップな古道具屋さん」
「品物じゃなくて、時代を売る、
ねぇ、それで『時代屋』って言うんじゃないの?」
「骨董屋の女房」や「古道具屋の女房」ではなく、
「時代屋の女房」というイメージが、強く印象に残った。
品物の価値ではなく、その品物が醸し出している雰囲気、
そんなものを一緒に売る商売だと考えればいいだろう。
「時代=思い出」とは言い切れないが、
「思い出で張り切ったり、思い出にヤキモチやいたり、
やだね、年取ると」というフレーズが表現しているとおり、
その人が過ごした時代を思い出させる品物が、
「時代屋」の店頭に並ぶこととなる。(価値は二の次)

P.S.
夏目雅子さんの命日が「9.11」と知って驚いたなぁ。



2013年07月29日(月)
充電より放電、そんな感じの厚生休暇2013

先週の木曜日から月曜日の今日まで、私にとっては久しぶりに(笑)
長い厚生休暇(リフレッシュ休暇)を取得した。
といいつつ、どこか旅行に行くわけでもなく、
映画を観たり、本を読んだり、湯舟にのんびり浸かったり、
あまり時間を気にせず、まったりとした時間を過ごした。
「充電より放電、そんな感じの厚生休暇2013」だった気がする。
休暇とはいえ、起床と就寝の生活リズムは崩さず、
映画は10作品ほど観たし、書籍も3冊くらいページをめくった。
それでも「どうしてこんな時間に、ネットに接続しているんだ?」と、
あらぬ疑いをかけられるの嫌で、
「気になる一言」のアップは、夕方(勤務終了)以降にしていたり、
休暇・昼間っからのビールを控えてみたり、
普段の生活にも、ビクビクしている自分がいて可笑しかった。
考え過ぎとはわかっていても、それが私の今の現状である。(汗)
国民の生活が厳しくなればなるほど「公務員バッシング」は過激になり、
公務員の不祥事を専門に書き込んでいるサイトさえある。
それは、いずれ本人のみならず、その家族まで、
「綱紀粛正」が求められる時代がやってくる気さえする。
それこそ「見ざる・言わざる・聞かざる」の公務員が増えてしまい、
地域の夢を語る人たちが減ることにならないだろうか。
これも、いらぬ心配か。私も心配性になったもんだなぁ。
明日から、また仕事。これから休む人の支援にまわりたいな。



2013年07月28日(日)
一度、メモ帳に書き出す作業をしています

「映画・書籍など、情報源がわかりやすく読み易いのですが・・」と
前置きがあり「どのように情報を処理しているのですか?」という
メールが届いた。
こちらも「企業秘密ですが(笑)」と前置きして、
「一度、メモ帳に書き出す作業をしています」と返信した。
映画鑑賞中・読書中に「おっ」と感じたフレーズをメモ帳に書き出す。
(DVDの映画は、おっ!っと感じたら巻き戻してストップさせて・・)
さらに、そのメモをほとんど全てPCに打ち込み、さらにさらに
その中から、気になるフレーズを1つ選び「気になる一言」として仕上げる。
ただ、情報源をハッキリ書くために、書き出しには慎重で、
特に書籍からの書き出しは、漢字・送り仮名・句読点なども意識し、
著者の文体などを出来るだけ壊さないように努めているつもり。
だから、1冊の書籍からのメモは、莫大な文字を拾うことになるが、
実は、私はこの作業をしている時が一番楽しい。(汗)
日記に使われるのは、たったワンフレーズにも関わらず、
インパクトのある表現を全て、1度メモ帳に写すという行為自体が、
私を成長させてくれたという自負があるからかもしれない。
時々であるが、ふっと写したフレーズが思い出される時、
私の喜びは倍加され、この作業の大切さを確信する。
ただし、他人にはあまり勧めていない。
普通の人の1.5倍はかかっている気がするし、効率があまりに悪すぎる。
余程のへそ曲がりでないと、続けられないよ、きっと。



2013年07月27日(土)
子どもの自殺は報道しないというルール

ある方の話を聴いて、気になりインターネットで調べてみた。
それが「子どもの自殺は報道しないというルール」。
正式には「WHOの自殺事例報道に関するガイドラインについて」。
子どもの自殺報道が新たな自殺を生むことが問題となり、
世界的な報道のガイドラインが示されているようだ。
私の調べ方が悪いのかもしれないが、それが無くなった事実は
どこにも出てこないけれど、日本では平然と報道している、
どういうことなのか、私にはなかなか理解できない。
(世界事情に詳しい方、是非、教えてください。
自分の知っている外国では「子どもの自殺が報道されるのか、どうか」)
実際に、いじめに端を発した「子どもの自殺」記事を読むと、
またか・・と悲しくなるとともに、以前はこんなに多かったかな?と
感じることがあったので、気になっている。
「呼び水」とまでは言わないが、まだ判断力の足りない子どもにとって、
同じ年代の子どもたちの自殺は、ショッキングなことに違いない。
もしマスコミが、それを承知で報道しているとしたら、
それこそ、報道とはなにか?を問いたくなる事実である。
「いじめ」が要因の自殺は、報道してもいいというルールがあるのかも。
誰か、安心させてくれるエビデンスを、私に与えてください。