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しもさんの「気になる一言」
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2013年04月07日(日)
「女信長」より「女上杉謙信」が観たい

2夜連続で放映されたテレビ番組「女信長」、
単なる視聴率狙いの人気俳優出演作かと思っていたら、
なかなか興味深い設定で、気象情報を気にしながらも、
23時半までじっくり観てしまった。(汗)
しかし、信長が女性というのはどうしても考えにくい。
それならば・・私のメル友で、歴史大好き人間が教えてくれた
「上杉謙信女性説」の方が、より信憑性があって面白いと思う。
この説には、7つの物的証拠・状況証拠があるらしい。
・謙信が生涯独身で、毘沙門天の加護を得るために生涯不犯を貫いた。
・上杉神社(福島県)には謙信が着ていた着物が数点納められているが、
「真っ赤な着物」や「花柄の着物」だった。
・「上杉景勝は、伯母の謙信が佐渡から得た黄金を、たくさん持っている」
という報告書があった。「伯父ではなく伯母」という記述。
・謙信は毎月の10日前後になると、原因不明の腹痛を起こし、
合戦中でも兵を引いて城に立てこもった。生理痛に悩まされていたらしい。
・越後で歌い伝えられた歌「ごぜ唄」の中で「男も及ばぬ大力無双」と
表現されている。「男も及ばぬ」=「女」
・手紙や書状の文字(筆跡)は、女性が書いたかのように優雅で綺麗な字。
・遺骨は、上杉景勝が転封になるたびに移し替え。(越後→会津→米沢)
遺骨から、性別を調べられたくなかったから。
実は、私も密かに「上杉謙信女性説」を信じている1人だから、
「『女信長』より『女上杉謙信』が観たい」を気になる一言にした。
2007年のNHK大河ドラマ「風林火山」の上杉謙信役は、Gacktさんだったし、
イメージがぴったりだったのを思い出した。
「大奥」をはじめ、男女の役を替えてみる発想、最近の流行なのだろうか、
妙に多い気がするのは、私だけかもしれないが・・。



2013年04月06日(土)
子どもが読まなくなったのではない。読まないのは、大人

わが町の町制施行50周年記念事業がスタートした。
今年は、私の予想を上回るイベントが開催されて、
週末はほとんど仕事になるけれど、生涯学習課で
この記念事業に関われることを誇りに思いたい。
きっと、何もしなければ絶対に会うことが出来ない著名人とも
立場上、名刺交換をしながら会話をすることもあるのだから。
絵本作家・宮西達也さんとゲストによるギャラリートーク、
今回のゲストは、絵本の出版社では誰もが知っている「ポプラ社」、
代表取締役社長・坂井宏先さんをお招きした。
「ポップコーンを食べてるのを忘れてしまうような楽しい絵本」を
作りたかったと、宮西さんとの出会いを語り、デジタル化に異議を唱え、
「紙の文化、文字の文化を伝えることが大切」と言い切った。
「中国には、絵本文化がないんだよ」と驚きの事実を語ったと思えば
「絵本に国境はない」と名言を残してくれた。
宮西さんが「出版界の現状は?」と質問したところ、
「子どもが読まなくなったのではない。読まないのは、大人」と
強い口調で、その現状を的確に分析してくれたので、
新しく図書館長になった私には、大きなヒントをいただいた気がする。
そんな社長が、自社の社員に薦めているという本のジャンルは、
「詩・絵本・哲学書」。
小説等を否定しているわけではないが、感性や思考を鍛えるのだろうか、
「詩・絵本・哲学書が一番」という経験から得た言葉で締めくくった。
帰り際「ステキ〜」と年配の女性が社長の車に手を振り見送った光景から、
「ロマンスグレー」の言葉がピッタリの男性だったな、と思う。
これからも、どんな人たちに出会えるのか、楽しみは増えるばかりである。



2013年04月05日(金)
お礼(おれい)・お札(おふだ・おさつ)

職場課長会の歓送迎会だった。
退職者の先輩女性から、後輩ひとりずつに
「お礼」と書かれた熨斗(のし)付きの温泉饅頭が配られた。
袋の上からその箱を眺めたから、
手書きの「お礼」が「お札」に見えた。
「えっ、この箱一杯にお札(おふだ)なの?」
「いやいや、この箱一杯のお札(おさつ)がいいな」
「なに言ってんのよ。お礼(おれい)ですよ」
そんな会話で笑い転げた。
あぁ〜「お礼」って書いてあったのか・・
そうだよなぁ、普通に考えれば「お札」ってわけないものな。
もうすぐ60歳に手が届く課長さんたちが集う宴会は、
課の歓送迎会とは違う、独特の雰囲気があって面白い。
昨晩大騒ぎした先輩に、朝の挨拶で部屋を訪ねたら、
寝返りも出来ない様子で布団を10枚以上重ねられて寝ていた。
きっと、夜遅くになって、みんなで布団を重ねたに違いない。
これもチームワークかな(笑)
課では課長だけど、このメンバーの中では下っ端だから、
命令されたり、誉められたり、怒られたり。
「幹事、お疲れ様」と言われる快感、やっぱり嬉しいな。



2013年04月04日(木)
万歩計 4/4の正式記録 0歩

昨年の正月から今年の昨日まで、肌身離さず持っていた万歩計。
家を出る時にポケットに入れ、帰宅したらポケットから出す。
こんな単純作業でも手帳に記録するとなると、慎重になる。
勿論、昨年は1年366万歩を目標にして生活したため、
忘れることはなかったし、今年に入ってもそれは続いていた。
しかししかし、計測し始めてから、366日+94日=460日目にして
ポケットに入っていないことに気付いたのは、職場に着いた朝8時。
また運悪いことに(笑)、朝から夜までスケジュールが埋まっていて、
わざわざ自宅に戻る時間も見つからず、諦めることにした。
1年以上も歩き続けていたから、足の感覚や歩いた場所から想定して
今日歩いた歩数は、15,000〜20,000歩と予測できるけれど、
万歩計の示している数字は、0歩。(帰宅してから確認したので・・)
手帳には「0」の数字が記載されることになる。
「万歩計に表示された数字を記録する」これは私自身のルール、
ここで仮に「15,000」の数字を記載したら、
今までのデータが全て嘘っぽくなってしまうので、
根拠のない数字は記録として残さない、と心に決めていたし、
とうとうこの時が来たって感じで、この事実を受け入れることにした。
だから、気になる一言は「万歩計 4/4の正式記録 0歩」
まだまだ4月初旬、1年という長い目で考えれば、
風邪で1日寝込んだと考えれば、大したことではない。
明日、今日の分を少し余分に歩けばいいのだから・・・。
でもなぁ、明日から3夜連続で飲み会の予定、大丈夫かなぁ。(汗)



2013年04月03日(水)
知ってしまえば常識となる

たしか「落語のまくら」だったと思う。
(「まくら」とは、落語家などが初めにつけて話す短い話、
前置きの言葉みたいなもの)
落語の演目や落語家に夢中の人は多く知っているけれど、
「落語のまくら」が気になる人は少ないかもなぁ。(笑)
さて本題、実はメモした本文は、もうちょっと長い。
「今まで知らなかったマナーも、知ってしまえば常識となる」
そうだよなぁ、と慌ててメモをしたのは言うまでもない。
マナー(行儀・作法)の悪い人は、
「常識知らず」「非常識」と批判する前に、
そのマナーを知らないのかもしれない、と考えることにした。
一度、教えれば、その「マナー」が「常識」となって、
次からはマナーが良くなることも、充分、考えられるから。
多くの人にとって常識的なマナーでも、
知らない人にとっては、マナーなんて感覚はないから、
非常識な行動に映ってしまう。
ルールは教えるまでもないが、マナーは教える姿勢が必要だな。
タバコやゴミのポイ捨ても、ルールじゃないけど、
マナーを知らないから出来るんだな、きっと。



2013年04月02日(火)
コツは、鼻呼吸だよ

8年ぶりに(笑)歯医者に通っている。
「前回治療したのが、17年だよ」と驚かれたが、
それくらい「6月4日」生まれの私は、
歯医者に縁がないので自慢だったけれど。
知らない間に、医療機器は格段と進歩していて、
私の知らないことばかりで、少し焦った。
口をおっぴろげて自分のなさけない顔を想像したら、
美人歯科医には見せたくないな、と思った。
さて、そんな私が一番困ったのは、
長い間、口を半開きに開けていること。
慣れている人にとっては、何でもないことなのだろうが、
苦しくって苦しくって、唾液もいっぱい溜まってくるし。
そこで治療後「先生、口を開けているのが辛いんですが」と
相談したら「コツは、鼻呼吸だよ」と教えてもらった。
「えっ?呼吸してますよ」と引きつった顔で訊いたら、
どうやら、口を開けているので、知らず知らずに
口で呼吸をしているようだ。
人間って意識しないと「口を開けながら、鼻呼吸」は難しい。
いや、人間と言うより、私なのだが・・。(汗)
2回目の治療の際に、意識して「鼻で呼吸」したら、
不思議と苦しくなかったから驚いた。
「鼻呼吸」と「口呼吸」の関係って、面白いものだな。



2013年04月01日(月)
君が道に迷わず、驚きを失わないように

映画「星に想いを」(フレッド・スケピシ監督)から。
メグ・ライアン主演というだけで、楽しみに観始めたが、
彼女の叔父役・アインシュタイン博士のインパクトが強く、
頭脳明晰だけでなく、恋のキューピット役までこなす、
その魅力溢れる人間味に、私は憧れてしまった。
その彼が、自分が科学に興味を持ち始めた頃の話を語り、
父から贈られた古い「コンパス」を懐かしそうに眺めた。
「初めてこれを持った時、目に見えない不思議な力が
針を動かしていることを知って、驚きに打たれた。」と
好奇心旺盛の若きアインシュタインがイメージされた。
その博士が、主人公の整備工・エドに、コンパスを手渡し、
こう伝える。
「君に贈ろう。君が道に迷わず、驚きを失わないように」
実は、私も小さい頃「コンパス」が、いつ・どこにいても、
方位を示すことに驚いて、大切にもっていたことがあったので、
このフレーズは嬉しかった。
しかしその後、どこかにしまって紛失してしまったのか、
ナビゲーションシステムが発達して、必要がなくなったのか、
行方不明のままである。
アインシュタインも、コンパスを大切にしていた、と知って、
また、欲しくなってしまった。
仕事の帰り、ショップに寄ってみようかなぁ。



2013年03月31日(日)
メールを読んだら、空メールを返す

ある本に書かれていた、時間短縮の方法。
(書籍名はメモし忘れ、というより、たぶん立ち読み)
毎日、多く届くメールにいちいち返信していたら、
時間がいくらあっても足りない。
それでも、送った相手は、読んだかどうか気になる。
だから、コメントの返信する余裕はないけれど、
とりあえず「メールを読んだよ」という意味で、
そのまま「返信」ボタンを押す。
「り」と打って「了解」を選択して返信する、
私の超短い返信より、もっと短い確認が「空メール」。
「メールを読んだら、空メールを返す」
相手に届いたつもりでも、実は届いてないこともあるし、
そんなトラブル解消にもつながるだろう。
皆がこのルールを知ってれば、お互いのストレスが減るな。
もしかして、これって、みんな知ってること?



2013年03月30日(土)
気分転換には「ハンカチのアイロンがけ」

年度切替えの3月末、たるんできた気持ちを入れ替えるには、
「ハンカチのアイロンがけ」をお薦めしたい。
いつも何もしない私には、シャツやスボンのアイロンがけは難しいが、
ただ真四角の布であるハンカチのシワを伸ばすだけなので、
普段、アイロンがけなどしない私でも簡単にできた。
せっかく、毎日、家内がアイロンしてくれたのにもかかわらず、
アイロン台を前に正座し、もう一度、一枚一枚、シワを伸ばす。
なんと、これが気持ち良い。(笑)
うまくいえないけれど、シャキッとする、そんな感じ。
ついでに拡げてみたら、意外な柄だったりして驚いたりもした。
離れて全体を見渡す視点、こんなところでも役に立ったりして・・。
今までの気分転換には、模様替えとか、配置替えなどをしてきたが、
そんな面倒なことをしなくても、気持ちの切り替えが出来る。
これからは、年度切替えだけでなく、季節の変わり目には、
「ハンカチのアイロンがけ」だな。
男性諸君にお勧め、騙されたと思って試して欲しい。



2013年03月29日(金)
ガキのうちは、どんなに恨まれてもかまわない。

映画「あおげば尊し」(市川準監督)から。
「なぜ、死体を見ちゃいけないんですか?」と訊かれ、
「とにかくやめろ」としか言えなかった、テリー伊藤さん扮する教師は、
「死」というものに興味をもつ年代の子どもたちに、
余命僅かな自分の父親の闘病生活に関わらせることで、
命の重さや大切さ、一所懸命生きることの素晴らしさを伝えようとする。
しかし、そんな取組みを批判する人たちが必ず登場し、こう言い放つ。
「人の生き死には、教材じゃないですよ。命の重さをわかってないのは、
子どもじゃなくて先生の方じゃないんですか?」・・
自分たちは、何も行動しようとしないくせに・・と思ってしまう。
勿論、判断は十人十色だし、その効果なんて何十年先かもしれない。
それでも、愛情と自信を持って行なう教育こそ、価値があるのではないか。
主人公の父親も先生だが、彼の教育に対する考え方は
「ガキのうちは、どんなに恨まれてもかまわない。
彼らが大人になった時に、俺の教えがわかってくれればいい」だった。
たぶん、息子も同じ考えで、子どもたちに真っ正面から向かっている。
父親が亡くなった時に、葬儀に駆けつけてくれた教え子たちが、
「あおげば尊し」を精一杯の声で歌ってくれたシーンは、涙腺が緩んだ。
やはりこの歌は、先生と生徒を繋げる素敵な歌であると思う。
是非、これからも、卒業式には歌い続けて欲しいな。