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しもさんの「気になる一言」
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2013年03月18日(月)
たしか、主人公は「八重」だよなぁ(汗)

最近のNHK大河ドラマ「八重の桜」を観ての感想。
確かに、時代が激しく動いている時であるが、
それにしても「八重」の出番が少なすぎるのでは?、と思う。
もう既に11回を数え、吉田松陰、佐久間象山が死んだ。
彼らが死んでなければ、日本の歴史はどうなってただろう、
そんなことを想像しながら、幕末の歴史を復習している。(汗)
「江」の時は、あまりにファミリードラマ風で途中で挫折した。
今回は、あまりに登場しなさ過ぎで、そろそろ飽きてきた。
正月早々、画面のキレイさに驚き、今年は必ず続けて観るよ、と
豪語した私の周りの女性陣は、興味が薄れてきたようだ。
仕方ないよなぁ、八重が出てこないもの。
そこで、気になる一言は、久しぶりに私の呟き。
「たしか、主人公は『八重』だよなぁ(汗)」
他の時代ならともかく、幕末の時代を題材に、女性を主人公として
1年間の大河ドラマを繋げていくには、難しいことがわかる。
これからが「八重」の出番だけど、その前に疲れてしまった。
土日にイベントが続く平成25年度(4月から)
大河ドラマの私の優先順位は、残念ながら低い。
今年は、大河ドラマから選んだ気になる一言、少ないかも・・。



2013年03月17日(日)
「主と朝寝がしてみたい」by石原裕次郎

映画「幕末太陽傳」(川島雄三監督)から。
落語好きには、もうたまらない作品である。
というよりも、この作品の脚本を書いた人たちが、
根っからの「(古典)落語」大好き人間に違いない。
フランキー堺さん扮する「居残り佐平次」をはじめ、
「品川心中」「三枚起請」「文七元結」「お見立て」・・
落語初心者の私でもわかる「名作」がずらりと挿入されている。
他にも「あれっ、これはあの作品かな?」と思うようなシーン満載、
大満足で観終えた。
気になる一言は「三枚起請」という落語で出てくる「都々逸」、
「三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい」の一部。
(これを説明すると長くなるので、書かないが・・(笑))
この作者は、幕末に活躍した「高杉晋作」と言われている。
その「高杉晋作」を演じていたのが、若かりし「石原裕次郎」さん。
やはり、若い頃からオーラを放っていたのがわかる。
作品の中でも「それは俺が作ったもんだ、目の前でやられちゃ、
さすがに照れる」っていうお風呂のシーンが印象的だ。
だから「『主と朝寝がしてみたい』by石原裕次郎」
もうきっと忘れることがない都々逸となった。
今回ばかりは「落語の名作」を聴いてから、観ることをお薦めしたい。

P.S.
今日は沼津市出身の落語家、三遊亭橘也(二つ目)さんの独演会。
聴くたびに上手になっているな、と感じたのは私だけではなさそうだ。
「真打ち」(有名)になってから応援するのではなく、
「前座」「二つ目」など無名の時代から応援するのが、人づくりだもの。



2013年03月16日(土)
人生の一大事は「邂逅」(かいこう)

講師「地元中学校の山中敏弘校長」演題「学校の夢」から。
生徒・保護者は、校長先生の話を聴く機会が何度かあるが、
地域の人々は、子どもや孫が学校に通っていない限り、
ほとんど、先生の話を聴くことなんてない。
世の中は「学社連携・学社融合」から「学校支援」へと移り、
地域の人たちが、地域の子どもたちを、見守り育てるといった
「地域の子育て力」が必要となっているというのに、
その学校の校長が何を考えているのかも知らずに、
ただ闇雲に「子どものため」を理由に、
学校へ入り込むのはいかがなものだろうか?、そんな疑問を胸に、
「生涯学習講座」としてお願いしたら、快く引き受けてくれた。
「久しぶりに、授業ができるって感じ」と前置きしながら、
社会科の先生らしく「意外な暗記が身につく」と言い切る。
「本能寺の変はイチゴパンツ」(1582)と覚えさせた」なんて、
サラッと笑わせてくれたセンスが光っていた。
その中で、私が気に入ったメモは
「人生の一大事は「邂逅」(かいこう)」というフレーズ。
「邂逅」とは、人生の大事な出会い・偶然の思いがけないめぐり逢い。
「ヘレンケラー・サリバン先生」「坂本龍馬・勝海舟・西郷隆盛」
「ゴッホ・ベートヴェン・ロッシーニ」など、多くの例に納得した。
聴講者が少なく、企画側としては申し訳なかったけれど、
少なくとも私たちが、現役校長先生の授業を受けたという事実、
そして、さらにこうして出会ったことを「邂逅」と位置づけたい。
「割り箸で、風呂桶の水、かき混ぜませんか?」との投げかけ、
よ〜し、一緒にかき混ぜてみるか、そんな気になった話であった。



2013年03月15日(金)
サイクル・ホームランですね

結局、夢中になってしまった「ワールド・ベースボール・クラシック」。
注目のWBC・第2ラウンド・オランダ戦は、チームで6本のホームラン。
その本塁打も「ソロHR・2点本塁打・3点本塁打・満塁本塁打」あり。
7回表、坂本選手の満塁ホームランが飛び出したところで、
侍ジャパン公認サポーターのSMAP中居くんが、興奮しながら叫んだ。
初回から毎回数字が並ぶスコアボードを眺めながら、
「1・5・1・3・1・1・4」「毎回得点ですね」と言うのかと思ったら、
「サイクル・ホームランですね」
ははは、そういう見方もあるな、と思わず、メモをしてしまった。
長年、野球観戦してきたが、なかなか耳にしたことがない単語。
1人の打者が1試合で「ヒット・2塁打・3塁打・本塁打」を打てば、
「サイクル・ヒット」という単語で高く評価される。
チーム(複数選手)で「サイクル・ホームラン」ってのはあるだろうけれど、
WBCでは、あまり記憶がない。
私としては、ついでに「ランニング・ホームラン」も観たかったなぁ。
その時、中居くんがどんなコメントするか、知りたかったもの。(笑)
WBCもあと2試合、えっ、平日の午前中? どうすんだよ、仕事じゃん。(汗)



2013年03月14日(木)
ホワイトデーには「クッキー」より「パイ」を

3月14日は、1ヶ月前の感謝を込めて、恒例のお返し。
いつから「ホワイトデー」が誕生したのか、
お返しの品が「クッキー」になったのか知らないが、
私は「パイ」の方が面白いのにな、と思う。
「どうして?」と訊かれるけれど、3.14だから。
「3.14」は、私たちが覚えている円周率。
円周率は「π」と表記され、読み方は「パイ」。
ホワイトデー=3月14日=3.14=円周率=π=パイ。
こじ付けかもしれないが、理由もわからず、
クッキーを返すより、面白いのでは・・と思う。
だから「ホワイトデーには『クッキー』より『パイ』を」。
ケーキ屋さんとしても、クッキーよりパイの方が、
売上げに貢献するのになぁ、なんて考えてみた。
仕事柄、マンネリ化してきた事業の打破が楽しい。
ちょっと工夫するだけで、リニューアルできる。
以前に紹介した、毎月22日はショートケーキの日。
(カレンダーでは、必ず上に15(苺)がのっている。)
この「ひと工夫」「ひとひねり」が、私は大好き。(笑)



2013年03月13日(水)
離婚ネタは、大統領選より売れるのよ

映画「明日の私に着がえたら」(ダイアン・イングリッシュ監督)から。
私の大好きな「メグ・ライアン」主演というミーハー的な関心と、
原題「The Women」と、邦題「明日の私に着がえたら」の違いに
興味があり、観始めたが、やや物足りなかった。
夫の浮気で、生活や人間関係まで一転するストーリーに驚いたが、
浮気や離婚のネタは、アメリカなどでは日常茶飯事で、
社会的には、話題にものぼらないネタだと思っていたら、作品中で、
ゴシップなどの記事も書く、売れっ子エッセイスト役が呟いた。
「離婚ネタは、大統領選より売れるのよ」
ちょっと意外な発言にメモをしたが、日本でも同じことが言える。
Yahoo!のトピックスの見出しは、毎日のように「離婚」ネタが溢れ、
東日本大震災や、原発事故と同じレベルで、
名前も知らないような芸能人やスポーツ選手の「離婚」ネタが
私の目に飛び込んでくる。
本当に「他人の不幸は蜜の味」なのだろうか、日本人を疑いたくなる。
「他人の不幸より、自分の幸せを」・・言い過ぎだろうか?(笑)
まぁ、ハッピーエンドだから、良しとしようっと。



2013年03月12日(火)
自転車に乗るのと同じ

書籍「間抜けの構造」(ビートたけし著・新潮新書刊・187頁)から。
「北野武」ではなく「ビートたけし」・・
この名前を見つけただけで、書店で、手を伸ばしてしまった。
今回はちょっと「タイトル」とはかけ離れたフレーズだけれど、
なるほど、と思ったことを選んでみた。
「一度でも『これだ!』というものを掴むことが出来たやつは、
二回、三回と出来るようになってくる。自転車に乗るのと同じで、
一度乗り方を覚えると段々上手になるじゃない。それと一緒」
これって、どんな分野でも、どんなことでも共通している。
自転車なんて、最初からスイスイ乗れた人はいないはず。
失敗しながら、転びながらも、そのコツを掴んでいく。
時には、誰かに後ろを支えてもらっているから、と安心し、
ふと気がつくと1人でバランスをとって乗っている。
そう言えば、自転車って不思議な乗り物で、
その後、ず〜っと何年も乗る機会がなくても乗れてしまう。
それと同じで、最初は自分には無理だと思っていたことでも、
「一度でも『これだ!』というものを掴むことが出来た」時、
人間は、自然と身につくように出来ているのかもしれない。
やっぱり大切な事は、転んでも諦めないことなんだろうな。



2013年03月11日(月)
そっとしておく おもいやり

「3.11」この日が近づくにつれ、新聞・テレビをはじめ、
ネットの世界でも「風化してはいけない」と特集が組まれ、
あらゆる角度から、東日本大震災・福島原発事故が報じられる。
でも、ちょっと待って・・被災者はどう思っているんだろうか?
立場を変えた時、私の中で浮かんだのは、そっとしておいて。
辛い気持ち、悲しい想いは、早く風化させたいんじゃないか、
そんな気持ちが浮かんできた。
続いて思い出したのが、相田みつをさんの日めくり標語「24日」。
「親切という名の おせっかい。そっとしておく おもいやり」
国全体が悲しんでいる時に、天の邪鬼と思われるかもしれないが、
私は「早く忘れて欲しい」と願うひとりである。
あの時の津波被害を教訓にして、全国で独自に訓練をするのはいい。
家族で、いざという時のために話し合うのもいい。
しかし、あの当時を振り返る特集番組は、もう観たくない。
(震災当時を思い出すだけで、胸が締め付けられるから・・)
「北海道十勝沖地震」や「阪神淡路大震災」をはじめ、
「中越地震」や「ニュージーランド・クライストチャーチの地震」など
被災者の想いを少しずつ「時が解決している」気がしているから。
今一度、被災者の声に耳を傾けて欲しい。
本当に「風化して欲しくないから、毎年、特集を組んで欲しいのか」
世界から評価される日本の「思いやり」とは、相手の立ち場に立つこと。
「復興支援をしたい」という思いだけは、ずっと持ち続けて欲しい。
風化してはいけないのは「原発事故」ではないだろうか。



2013年03月10日(日)
人間は弱い存在ですが、絶望の時にも希望を持ちます

映画「タイタンの逆襲」(ジョナサン・リーベスマン監督)から。
ギリシャ神話の英雄ペルセウスの活躍を描いた
「タイタンの戦い」(2010)の続編だったらしいが、
やはり前作を観ないとストーリーが理解しにくいようだ。
そんなことも知らずに観ていたので、
「ポセイドン・ゼウス・ハデスの神器を作り、
3本を合わせた『三重の槍』こそ、クロノスを倒した」
との台詞をメモしたところで、まさか日本の歴史で有名な
「毛利元就と三本の矢?」と思わず笑ってしまった。
さて、物語とは直接関係ないが、メモした台詞。
今まで命令さえされたことのない、アンドロメダ女王が、
跪いて神器の作り手・ヘパイストスに協力をお願いするシーン。
「人間は弱い存在ですが、絶望の時にも希望を持ちます。
愚かと知りつつ、何かを信じます。
そして、時には劣勢を跳ね返して、勝利します」
この台詞は、神と人間の違いを認めながらも、
人間は、こんなに誠実なんです・・と訴えているようでもある。
だから、人間に力を貸してください、と。
誰よりも美しい女王に、手を握られ、こんな表現で頼まれたら、
どんな偏屈な男でも協力したくなるのも無理はない。(笑)
まぁ、それは冗談としても、素敵なシーンだったな。

P.S.
3.11東日本大震災の特集を観ていて、
この映画・この台詞が浮かんできたのは、偶然ではないと思う。



2013年03月09日(土)
おいしい場面だと思って打席に立て

(寝不足です、昨晩のWBC疲れかな・・)
翌日、いつもより早い朝から仕事だというのに、
午前0時近くまで、テレビの前から離れられなかった。
もちろん、WBCの第2ラウンド、台湾戦。
数日前に「もう私の好きな『野球』じゃないな」と、
今回のWBCについて愚痴を書いたばかりなのに面目ない。(汗)
投球数については、いまだ不満が残るけれど、
野球ならでは、の楽しみ方が出来た試合だった。
「あの場面で、送りバンドはないだろう・・」
「セーフだったからいいけど、アウトだったらどうすんだよ」
「へぇ、こんな途中でピッチャー変えるの?」
「やっぱり、何かもってるね、おいしいところで回ってくる」
全国野球ファンの「解説」が聴こえてきそうな展開だった。
気になる一言に選んだのは、若き大砲、中田選手が
決勝の犠牲フライを打つ前に、阿部主将が耳打ちした台詞。
「チャンスだから打ってやろうと思わず、
おいしい場面だと思って打席に立て」
その一言で、肩の力が抜け、ボールが見えるようになったらしい。
自分も驚くくらいの打撃不振で、悩んでいるはずなのに、
若い人へのアドバイスを忘れないところが輝いていた。
どうしても、活躍した選手に光が当たるが、
このアドバイスこそ、陰のファインプレーだと評価したい。
(野球に興味のない人、昨晩の試合を見逃した人、ごめんなさい)
結果オーライの采配やプレーより、より冷静な指示が出来る主将。
こんな人材が、組織には必要なんだな、とメモをした。

P.S.
地方から東京ドーム通いをしていた私としては、
「大観衆の人たち、ちゃんと帰れたかな?」そればかりが気になった。
あの試合展開で、時間だから帰ろうって言えないものなぁ。(笑)