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しもさんの「気になる一言」
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2013年03月08日(金)
今日は「黄砂」だから帰るよ(汗)

緊張島倉千代子(緊張しまくりの意味)の定例議会も、あともう少し。
明日は週末だし、ちょっぴり飲んで帰ろうかな?なんて
思っていたけれど、どうも気分が乗らない。
「じゃあ、一杯行きますか?」というお誘いにも、
「う〜ん・・・」と答える自分が、不思議でならなかった。
せっかく誘ってもらったのに悪いかな、と感じていたが、
口から出た台詞が「今日は『黄砂』だから帰るよ(汗)」。
これが断る理由なんて、四方末次郎さんだな。(「世も末」って意味)
「夕方からひどくなるらしいですよ」「いや、週末って話です」
そんな会話を耳にしていたからだろうか、面白いものだな。
「黄砂が凄くて、呑み屋から帰れないと困るだろ?」とか
「今日は早く帰宅して、家から出ちゃだめだぞ」なんて
冗談を言いながら帰宅し、妻の手料理を肴に手酌で飲んでいる。
「なんだ、結局は飲んでるんじゃないですか」と言われそうだ。
帰りがけ、寄り道しながら借りてきた、映画のDVD4本。
今晩は、(テレビも)砂嵐になると困るから、映画三昧だな。



2013年03月07日(木)
今、私はどの辺りを歩いているんですか?

朝、通勤途中で信号待ちをしていたら、
重たそうなリュックを担いだ初老の男性が近寄ってきた。
何かと思えば、地図を出し、私に道案内を求めている。
とっても大まかな地図を目の前に広げ、一言。
「今、私はどの辺りを歩いているんですか?」
小さな紙に、方位もなく、三島・沼津の文字だけが、
曲線で結ばれていた。
その線を横切るように「黄瀬川」が1本書いてあるだけ。
ナビゲーション全盛の時代に、まぁ大雑把なこと、と
呆れながらも、大体の現在地を指で示し、
「この道をまっすぐ行けば『沼津市』です」と告げた。
笑い話でもあるが、自分の立ち位置を確認することは、
地図だけでなく「人生」とか「生き方」でも大切だし、
仕事でのポジジョンとしても、重要となる。
今、自分がどこにいるのか、どこまで来ているのか、
あとどれくらいあるのか・・そんな基本情報を持たずに、
ただ歩いている人が多い昨今、この出来事は印象的だった。
常に、自分の位置を意識しながら生活すること。
忘れてはいけないことであろう。



2013年03月06日(水)
プラダを持ってきてよ、そしたら寝てあげる

映画「アン・ハサウェイ 裸の天使」(バーバラ・コップル監督)から。
タイトルに「アン・ハサウェイ」とあったので鑑賞したが、
何が「裸の天使」なのかすら、わからなかった。(汗)
単なる金持ちのお嬢さんの火遊び・・って感じだが、
いくら世間知らずでも、わざわざスラム街に足を運ぶことはしない。
「違う世界をみてみたいと思わない?」「毎日が退屈だと思わない?」
そんなお誘いにのり「怖かったけど、ちょっとだけワクワクした」と
白人女が、黒人の街へ遊びにいくこと自体、考えられない。
さらに自分たちで誘っておいて、レイプされた、と大騒ぎするなんて、
誘われた黒人たちの方が、可哀相になってしまったほどだ。
実は、彼女たちの曲がった根性が見え隠れするシーンがあった。
怖いもの知らずの2人の若い白人のお嬢ちゃんが、はしゃぐ。
「お金持ちでなくてもいいけど、一文無しと付き合う気はないの。
負け犬は用はない。あたしが欲しい? 
それなら稼いでプレゼントを買って。プラダを持ってきてよ、
そしたら寝てあげる」
この「寝てあげる」・・が、傲慢で私は許せない。
でも、さすがに映画「プラダを着た悪魔」に出演しただけあるな、
「プラダ」の宣伝することも忘れてないもの。



2013年03月05日(火)
もう私の好きな「野球」じゃないな

第3回を迎えている「ワールド・ベースボール・クラシック」。
どうも、今回は自分の中で盛り上がらない。
たぶん「WBCの特別ルール」が、以前から気に入らないから。
特に「投手の球数制限」は、耳を疑いたくなるほどだ。
表向きは「投手に無理をさせないために設けられている」らしい。
1試合につき1次ラウンドは65球、2次ラウンドは80球、
準決勝と決勝は95球で、前回大会より、いずれも5球減。
また1試合で50球以上投げた場合は次の登板まで中4日、
30球以上もしくは2試合連続で投げた場合は、中1日の間隔が必要」
バッターは、完投を目指している相手投手をどうやって疲れさせるか、
投手は、キメ球の前に、わざとボール球を投げて感覚を狂わせて・・
という野球本来の楽しみの1つである「心理戦」がなくなりそうだから。
だから「もう私の好きな『野球』じゃないな」を呟きとして残しておく。
オリンピック種目復活のためには「7回戦」も検討している記事を
目にするたびに、私はガッカリし、国民の野球離れが心配になる。
投手の投げる一球、一球に意味があり、タイミングの外し方、
投げるコース・球種により、野手の守備位置さえ変える面白さは、
このルールでは味わえない。
「野球」じゃなくて「ベースボール」だから・・という人もいる。
いやいや私は「9回裏ツーアウトからの大逆転」が大好きだし、
「じっくり投げて、じっくり攻める」そんな「野球」がいいな。



2013年03月04日(月)
1日10分間の「自分と向き合う時間」

書籍「上昇思考」(長友佑都著・角川書店刊・202頁)から。
最近、サッカー選手の心の持ち方が気になって、読み漁っている。
今回は、長谷部選手とはタイプが違った感じの「長友佑都」さん。
「一流の人間でなければ、一流のプレーヤーになれない」を念頭にした
彼なりの心のトレーニングは「1日10分間の『自分と向き合う時間』」。
「その時間に、自分の夢を頭に描き、その夢や、途中に設定している
目標に対して、どれくらいの距離が残されているかを考える」。
これなら私でも出来そうな気がして、メモをした。
また、彼独自の「心のノート」と呼ばれるものがあり、
「今日は何を考えたか、どういう反省すべきことがあって、
そんな失敗を繰り返さないためには、どうすればいいか」を書き出すらしい。
これはこれで素晴らしいと思うが、私にはちょっと無理かなぁ、と考えて、
前者を実行に移してみたいと思う。
「いいプレイのためには早くチームに『馴染む』こと」
「自分の中の土台となる部分を崩すようなことではない限り、
気付きがあった次の瞬間に心のスイッチは切り替えられた方がいい」
「簡単に叶えられる夢ではなく、高い頂を目指しているからこそ、価値がある」
「やらされる練習よりも、自ら行なう練習は何倍も身になるのは間違いない」
そして「限界は、考えているより、ずっと先にある」
こんな短いフレーズが書き出されたが、1つでも参考にしてより成長したい。



2013年03月03日(日)
なによりうれしい ひな祭り

3月3日は「ひな祭り」、「上巳の節句」とも言う。
今年の3月最初の巳の日は4日だから「上巳の節句」は明日?。
そんな豆知識を、ネットで知ってメモしたけれど・・。
私が気になったのは、今日は何度も耳にした曲の一節。
「うれしいひな祭り」(サトウハチロー作詞・河村光陽作曲)
その中でも4番の歌詞。(3番までは口にすることが多いかも)
「着物をきかえて 帯しめて 今日はわたしも はれ姿
春のやよいの このよき日 なによりうれしい ひな祭り」
さて、私はどこが気になったか、わかるだろうか。(汗)
「なによりうれしい」という使い方である。
あれっ「何より(も)嬉しい」じゃないのかな?という疑問。
例えよう(も)なく ・ 比べよう(も)なく・・と同じく、
「も」が入らないと、なんだか違和感があったから。
リズムを大切にする歌詞だから、字余りにならぬようしたのか。
書籍「舟を編む」の主人公、まじめ君に訊いてみたいな。

P.S.(「うれしいひな祭り」の雑感)
「お内裏様と おひな様」(お姫様だと勘違いしてた(汗))
「すこし白酒 めされたか あかいお顔の 右大臣」
(「白・赤」って「桃」より「梅」って感じだな)



2013年03月02日(土)
友だちは選ばなあかんて、言うてきたやろ

映画「女の子ものがたり」(森岡利行監督)から。
人気漫画家・西原理恵子さんの人生って、
映画になりやすいのだろうか、もう何本も観た気がする。
主人公が作家(本作は漫画作家)であるということ、
さらに主人公が大人になり、書く(描く)という職業に就いた時、
ふと思い出すのは、幼い頃、友達と過ごした懐かしい思い出、
「なっちゃん 上手やなぁ」と誉めてくれた会話だったりする。
こんな設定に、名作「スタンド・バイ・ミー」とダブってしまった。
「日本版」というべきなのか、「少女版」というべきなのか、
評価の分かれるところであるが、男の子のように、
ちょっとした冒険ではないけれど、女の子らしい思い出とも言える。
さて、気になる一言は、主人公・なつみに言い聞かせる母親の台詞。
「友だちは選ばなあかんて、言うてきたやろ」
親があの子たちと仲良くしてはいけない、という友達こそ、
意外と本来の自分を理解してくれる相手だったりするから、
親の押し付けがましい「友達選び」に抵抗する子どもらしさが
このフレーズには含まれているが、大人になって振り返ると、
自分の友達選びは間違いなかった、と再認識できる台詞とも言える。
現在の自分があるのは、あの頃の友達のお陰、
そんな主人公の隠れたメッセージまで「スタンド・バイ・ミー」同様。
今一度、2つの作品を比べてみると面白い。



2013年03月01日(金)
車輛の1番前は電源付き

先日、久しぶりの出張で乗った新幹線。
混んでいたので、どこでもいいやと慌てて座ったのは、
車輛の一番前の席だった。
目の前には、電源コンセントが付いていて、ちょっと驚いたが、
電車の中でもパソコンなどを使う人用なのかな、と思っていたら、
隣に座ったサラリーマン風の若い男性が、携帯電話の充電を始めた。
電源さえあれば、公共施設だろうと、喫茶店だろうと、
どこでも構わず充電する人たちがいることを耳にはしていたが、
もうマナー違反の行為ではなく、普通に認められている行為なんだと、
認識されたようなものだが、本当に必要なサービスなのだろうか。
確かに、あれば便利な電源コンセントではあるが、
ないからといって、新幹線に乗らない、という人はいないだろう。
わざわざ電源コンセントのある、便利な席に座っていて、
何もしないのは申し訳ないと感じるくらい居心地が悪かった。
冷たい視線を避けるため、寝たフリをしたのは言うまでもない。
世の中、節電に向かっていると思っていたのに違うらしい。
(えっ、知らなかったんですか?って、何人にも言われてしまった(笑))



2013年02月28日(木)
「連帯保証人」はどうしたのかな?

「生活苦から学生時代に借りた奨学金の返済国難」
そんな見出しを新聞紙上やネットでみかけて、
今の時代は大変だなぁ、と想う反面、
実際に、自分の学生時代も、娘の学生時代も、
「奨学金」のお世話になり、既に返済した私にとっては、
わからないことが1つある。
それを文字にすると「『連帯保証人』はどうしたのかな?」
どんな形にせよ、お金を借りるわけだから、
借りるときには、厳しい審査があったことを記憶している。
もちろん、親以外の「保証人」を頼んだことも忘れていない。
娘の奨学金を借りる時、当時、親だけでは申請できず、
妹の家族に「迷惑かけないから」とお願いして、
「印鑑証明」まで添付してもらい申し込んだ。
だから「連帯保証人に迷惑をかけられない」の一心で、
何よりも優先して、返済に力を入れた気がする。
返済すれば、他の人が借りられると思って・・。
だからこそ、今回の奨学金返済問題には、疑問が残る。
厳しいようだけど、そのための「連帯保証人」だと思う。
今は、契約方法が違うだろうか? う〜ん、わからない。



2013年02月27日(水)
恋愛にこそ、本物の悲劇があるんだよ

おまたせ水曜日。(笑)
映画「ガス燈」(ジョージ・キューカー監督)から。
1944年製作なのに飽きることなく、観終えた。
もちろん、最近の映画に比べれば、
トリックとも呼べないような謎解きであるが、
主演のイングリット・バーグマンを眺めるだけでも
満足してしまうほどの安定感がある映画と言える。
映画冒頭、こんな会話が交わされる。
「私の声は歌手に向かないと思うんです」
「恋してるんじゃないかね?」「えぇ」
「恋でこんなに変わるとは思いませんでした。
今は幸せすぎて、悲劇など理解できません」
「恋愛にこそ、本物の悲劇があるんだよ」
何気ない音楽の先生と彼女の会話だが、
物語が進むに連れて、意味を持つようになっていく。
結婚詐欺に引っ掛かる女性には、耳が痛い台詞かもしれない。
男が彼女に近づいてきた理由は、ある目的のためだったから。
「この家を自由に使うためかもしれません。
堂々と探し物ができるようにね」の台詞で説明がつく。
騙された女性は悲しみに涙するが、
「朝になれば、夜だったのが嘘のような気がしますよ」と
慰められるシーンは、現代と変わらない。
出演者が少ない分、ゆっくり鑑賞できる作品とも言えそうだ。

P.S.
好奇心旺盛のおばさんが時折つぶやく「おやまぁ」の会話が、
物語にどう関係しているのか、気になっている。