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| 2013年02月16日(土) ■ |
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| 「原発」に隕石落下だったら大変だったな |
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今日の朝刊は、ロシア南部に隕石落下の記事がトップ記事。 関連記事も、紙面の数カ所に散りばめられていたが、 気になったのは、隕石の話に話題が集中し、 それから想定される「原発」への落下が語られていないこと。 いつもなら、夕食を終えのんびりしてから、PCを立ち上げ、 「気になる一言」を選びながら、書き始めるのだが、 今日ばかりは、朝だけど書いておこう、と思ったので失礼。 勿論、私の呟きだけど・・・。 「『原発』に隕石落下だったら大変だったな」 落ちた場所であるロシア南部の都市には申し訳ないが、 これが「原子力発電所」だったら、大惨事では済まされないから。 私は、2012年06月10日(日)「東京電力福島第1原発事故を教訓に・・」 と題して、気になる一言を書いている。 その中で「福島第一原発の教訓は、地震・津波に限らず、 あらゆる事態(外国からの攻撃・小惑星等の衝突・人工衛星の落下・ 竜巻や雷などの異常気象)でも耐えられることが、安全の評価であり、 地震・津波以外で事故が起きたら、また『想定外』と言い訳をする。 それでは『教訓にした』と言えるのか、言葉として疑問である」と。 この想いが、今回の隕石落下で「確信」に変わった。 やはり、人類滅亡の危機がある「原発」は、日本だけでなく、 地球上のどこにも必要ないな、いや、作るべきではないな。 私たちは「前後左右」からの攻撃や変化には対応できても、 「上下」からの攻撃には、無防備であったり、反応が遅れる。 それは、人間の生活がほとんど「水平方向」だからであろう。 これからは「垂直方向」にも目を向ける必要がありそうだ。 そうそう「隕石」と決めつけることにも、まだ疑問が残る。(汗)
参考に http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=40832&pg=20120610
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| 2013年02月15日(金) ■ |
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| 「エコ」はいいけど「エコ贔屓」はいけない |
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リズムがあって面白かったので、メモをした。 本来「エコ贔屓」の「エコ」は「依怙」。 「依怙」とは「一方に偏って不公平なこと」 「贔屓」とは「自分の気に入った者を特に可愛がって 力を添えることで、もとは『ひき』と読んだ」との意味。 だから「依怙贔屓」とは、ある特定の者だけを取り立てたり、 味方にしたりすること」を意味する。 これは「セクハラ」や「いじめ」とは違い、受けた側ではなく、 「依怙贔屓」を受けなかった側からの言い分が多い。(汗) 結局は、自分を認めて欲しい、という感情の裏返し、 そんな感覚で私は受け止めている。 私たちも人間だから「公平」で接しているつもりでも、 誰かを「贔屓」しているように感じるだろうし、 普段からの行動や生活態度から、多少の違いは出ると思う。 そんなことを話題に「依怙贔屓だ」と陰で言うこと自体、 私としては納得がいかない。 だから「依怙贔屓される側」にはならないんだな。
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| 2013年02月14日(木) ■ |
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| 助け合って、お礼の言葉を増やしている組織は強い。 |
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演題「未来に勝ち抜くチーム力」 (講師・(有)クロフネカンパニー・中村文昭氏)から。 何度聴いてもメモが溢れてしまう、中村氏の話。 オーソドックスに、演題に沿った一言を選んだ。 例えは、レストランの「調理場」と「サービス」の関係。 「調理場」の料理人が、一所懸命作っても、 味を褒められるのは、料理を運ぶ「サービス」のスタッフ。 だから「調理場」と「サービス」は仲が悪い所が多い。 理由は、お互いのために何かしようと考えていないからだ。 「現場最前線」(営業等)と「管理部門」には、 対立しあうように仕組まれているのではないか、と思うほど。 公務員だって、同じようなことは言える・・・(笑) その解決策は簡単だ、と彼はサラッと話し始めた。 どちらかが、相手の部署のことを考え、 先回りして「手伝おうか」と声を掛けるところから始まる。 あとは、任された事を相手が驚くくらいに仕上げる。 それを受けて、相手からも手伝おうか、と声がかかる。 ほんのちょっとだけ、相手を気にしているだけなのに・・。 「お互いが、ありがどう、と思うことが大切」と彼は言う。 「助け合って、お礼の言葉を増やしている組織は強い」 これに尽きる気がする。
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| 2013年02月13日(水) ■ |
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| まぐわったの |
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映画「神の子どもたちはみな踊る」(ロバート・ログバル監督)から。 村上春樹さんの短編小説をアメリカ人監督が映画化。 逆輸入なのか、と楽しみに観たが、正直、よくわからなかった。 冒頭に「5ドルあげるから、ポケットにおしっこさせて」の台詞、 それ以後、なかなかストーリーさえも理解できず・・落ち込んだ。 「『快感』の同義語って何?」の問いに対して、 「『楽しみ』『喜び』『満足』はどうですか?」と答えたフレーズが やけに新鮮に感じ、メモした程度。 特に気になったのは「性行為」を「まぐわう」と表現したこと。 「彼とまぐわっていると、余計なことは何も考えないで済んだ」とか 「まぐわったの」などの和訳が飛び交い、違和感があった。 漢字で書くと「目合う」「目交う」らしい。 さらにネットで調べてみると、こう記されている。 「人が性的欲求に触発され、複数で行う一連の行為のことであり、 しばしば快楽や愛情表現を伴い、必ずしも生殖には結びつかない」 「まぐわう」イコール「性行為」ではないことがわかった。 原作には、何て書いてあるんだろうか・・う〜ん、気になる。
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| 2013年02月12日(火) ■ |
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| 王はもっとも重要ですが、守る者が必要なのです |
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映画「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」 (ポール・W・S・アンダーソン監督)から。 フランスとイギリスの争いも、ピストルではなく 剣が中心だったためか、緊張感は柔らいた。 気になる一言は、物語とはあまり関係ないが、 まだまだ若いフランス王が、チェスをして惨敗。 気持ちのイライラを収めるところがなく、叫ぶ。 「くだらないゲームだ。王は最強であるべきだろう」 終いには、チェスの駒を滅茶苦茶にしてしまうほど。 なんとも我侭なフランス国王だね、と思っていたら、 お相手のリシュリュー枢機卿が、諭すように呟く。 「王はもっとも重要ですが、守る者が必要なのです」 チェスに限らず、日本の将棋にも同じことが言えるし、 ボードゲームに限らず、私たちの関わるどの組織にも、 この考え方は使えるな、とメモをした。 「王がもっとも重要で権力もある」ことを認めながら、 それを補佐する人たち(命を掛けて守ろう)とする人が いるからこそ、王は守られていることを知らせる意味で、 面白いと思った。 「三銃士」といいながら「四銃士」じゃないか、という 突っ込みをしながらも、楽しく観終わった。 字幕で気になったのは、アルコール好きの三銃士が 「WINE(ワイン)」と大騒ぎしているのに、 「酒」と訳されている字幕かな。(笑)
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| 2013年02月11日(月) ■ |
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| みな覚悟を決め、わしに力を貸してくれ |
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NHK大河ドラマ「八重の桜」から。 メモを振り返ると、今回のキーワードは「覚悟」だった。 「京都守護職拝命」も、会津藩にとって致命的だと知りつつ、 受けることを決めた、会津藩主・松平容保が目を潤ませて 部下たちに訴える。 契機となった「会津家訓十五箇条訓」等の細かいことは説明せず、 「みな覚悟を決め、わしに力を貸してくれ」 この必死さが部下に伝わったのだろう、(画面では涙目に・・) これ以後、誰も言葉を発しなかった。 「覚悟」とは辞書によると 「危険なこと、不利なこと、困難なことを予想して、 それを受けとめる心構えをすること」 「きたるべきつらい事態を避けられないものとして、 あきらめること。観念すること」の2つの意味があるが、 もちろん、前者の意味として使われたのだから、 「会津は強い」と言い切った容保を信じて、力を貸すしかない、 部下たちは心から、そう思ったに違いない。 今回のタイトルは「会津の決意」だったけれど、 メモを整理していて「会津の覚悟」ってのもよかったなぁ、なんて しっかり「八重の桜」にハマっている自分が可笑しかった。
P.S. 八重と山川二葉の薙刀対決。 今までとは違う強さに驚いた八重に、二葉は諭すように呟く。 (梶原平馬と結婚する)「私の覚悟が、これまでとは違っているのです」 ここでも「覚悟」という単語が出てきた。
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| 2013年02月10日(日) ■ |
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| シワのない「日の丸」はなかったのかな(汗) |
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フィギュアスケートの4大陸選手権・女子は、 10年ぶりの表彰台独占の快挙に、会場は沸いた。 しかし、文化・スポーツのイベントを観ると、職業柄か、 ついつい主催側という視点で観察してしまい、ひとりで苦笑いした。 私が気になったのは、表彰式で掲げられた、国旗「日の丸」のシワ。 そんなこと大したことでないと思うかもしれないが、 選手たちの頑張りにより、せっかくテレビに映し出される、 白地に赤い「日の丸」が、3枚ともシワだらけでは、 それを見つめて国歌斉唱をする、選手たちが可哀相になった。 私たちみたいな小さなイベントでも、旗の位置やシワなどに気を使い、 シワがよっていれば、アイロンをかけさせたりすることもある。 それなのに、全国のテレビに映し出され、国民が感動する場面だから、 一度リハーサルでもして、その映像を確認して欲しかった。 オリンピックでも何でも、国旗がシワだらけはあり得ない。 自分たちの反面教師とするために、 「シワのない『日の丸』はなかったのかな(汗)」を残したい。
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| 2013年02月09日(土) ■ |
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| 最良の選択かしら?妥協はダメよ。 |
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映画「ファッションが教えてくれること」(R・J・カトラー監督)から。 米ヴォーグ誌の編集長アナのドキュメンタリー作品。 このことに異論を挟むことはないが、 時々、これは演技なのか、素顔なのか、わからなくなる。 フィクションなのか、ノン・フィクションなのか、それさえも。 冒頭、こんなフレーズで始まる。 「ファッションのことを恐れる人は大勢いると思う。 不安を感じているからこそけなしてしまう。 ファッションについて、悪く言う人は、恐れや不安の裏返しなのね。 自分がクールなグループに属していると感じて、軽蔑したり無視したりする。 ファッションの『何か』が人々を動揺させるのね」 あぁ、私もファッションを恐れているひとりだと苦笑いした。 今回は「9月はファッション業界の新年なのよ」と言い切り、 「9月号で特集するほど、重要な価値があると思う? もっと練り直して」と叱咤する。 「(9月は)女性は新たな気分になるの。ストーリー性が大切なの。 なぜ『特集を組む』かという視点や、重要性」とその意味を伝え、 最後は「最良の選択かしら?妥協はダメよ」と念を押した。 このカリスマ的な存在の根源は「妥協しない」という考え方だと知った。 作品最後、彼女のインタビュー。 「強みは?」の問いに、迷いもなく「決断力」と答えた姿、カッコよかった。
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| 2013年02月08日(金) ■ |
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| 嫌われてるかと思いました。(^。^;) |
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ある女性からいただいたメッセージである。 FB(Facebook)のメッセージを私宛に送ったのに返信が届かない。 おかしいな、いつもならすぐ返信が届くはずなのに。 そう思った彼女からのメッセージに気付いたのは、つい最近。 だから、弁解しながら誤りのメールを送ったら、 「嫌われてるかと思いました。(^。^;)」 このハプニングでの私の気付きは、 SNSと呼ばれるネットの世界は、簡単に始められるけれど、 その仕組みをある程度理解しないとトラブルになる、ということ。 最近のシステムは、まずは始めてみて、使いながら覚えていく、 そんなパターンが多い気がするが、 そこに、今回のような落とし穴がある気がしてならない。 SNS参加者ごと、そのシステム理解度に差がある場合、 ハプニングが、アクシデントになり、トラブルになることも・・。 自分の認識の甘さ、立ち位置を再認識する、いい機会となった。 せっかくのお誘いに不快を与えないように、少し勉強しなくちゃな。 内緒で送ったはずのメッセージが、他人も読める設定になっている。 こんなことは、人間関係を壊すパターンだよなぁ。
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| 2013年02月07日(木) ■ |
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| 「くだらねぇ」っていうのが最高の褒め言葉 |
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書籍「余生」(北野武著・ロッキング・オン刊・237頁)から。 私が読んだのは「2001.2.25 3版」 もう12年前の作品なのに、妙に納得して読み終えた。 やっぱり、私は「北野武」さんの考え方・生き方が好きなようだ。 特に「お笑い」については、「そうそう」と思うことばかり。 「お笑いタレントにとって『くだらねぇ』っていうのが 最高の褒め言葉だって、俺よく言うんだけど。 『面白い』なんてのは、その下だって言ってんだけどね」 この考え方は大好きである。 お笑いタレントが妙に一般人化し、頭の良さを売り物にする。 それって、なんだか役割が違うかなぁ、と思っていたし、 「笑わせんならいいけど、笑われるんのはイヤ」というポリシーが 私の胸に響いてきた。 「くだらねぇ」と思いながらも、つい笑ってしまうネタが好きだし、 計算されたネタの「面白い」はやはり心底から笑えない。 なぜか、映画「落語娘」で選んだ気になる一言、 「笑いに勝ち負けは似あわねぇ」のフレーズが思い出された。 お笑いにグランプリなどの順位は、いらいなよなぁ。
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