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しもさんの「気になる一言」
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2013年02月06日(水)
今は朝だ、夜と違う

水曜日恒例の「男女・恋愛・エッチ」ネタの気になる一言、
復活を望む声が増えたので、お言葉に甘えて。(汗)
(興味ない方は、水曜日は読まないようにお願いします)
映画「王子と踊子」(ローレンス・オリヴィエ監督)から。
映画「マリリン 7日間の恋」を観終わってから、
マリリン・モンロー主演作「王子と踊子」を観たくなった。
カルパチャ国の摂政チャールズ太公と、
若いアメリカの踊り子エルシーの会話を中心にメモしたが、
一番面白かったのは、王子の態度の違い。
「今は朝だ、夜と違う」
夜に愛を囁いたと思ったら、朝は厳正な態度で接する。
女性にとっては、あまりの変化に戸惑うかもしれないが、
男性特有の感じ方として、理解できる。
朝から、甘えた声で言い寄られても、その気にならない。
ごめん、今から仕事なんだ・・・と素っ気ない態度をされ、
腹を立てる女性がいるようだが、これは仕方がない。
本来なら、マリリン・モンローの魅力に迫った台詞を
気になる一言にしたかったが、お許しを。
でも・・彼女なら、仕事を放ったらかしてしまうかもなぁ。
(すみません、言ってることがチグハグで(汗))



2013年02月05日(火)
おタバコを吸われている「高額納税者」の皆様

先日「TAKE HEART BEAT」( Live Vol.1)と題した
Big Band Jazz Orchestraのジャズ演奏を楽しんだ。
「TAKE HEART BEAT」とは「元気づけるビート!」
「お客様と自分たちが一体となり、元気になる! 楽しくなる!」
そんな想いが込められたグループ名らしい。
演奏曲も「バードランド」「テイク・ファイブ」「ルパン三世」
「スウィングしなけりゃ意味ないね」等、バラエティに富み、
久しぶりに私の体が、音を楽しんでいることを実感した。
しかし(申し訳ない)、選んだフレーズは、若い女性司会者の台詞。
演奏前、写真撮影や携帯電話の使用など、注意事項を説明した後に、
「本日、撮影した映像は、You-Tubeやニコニコ動画などに
積極的にアップ(ロード)してください」と付け加えたから笑えた。
また1部終了後の休憩時間前に、
「おタバコを吸われている『高額納税者』の皆様、所定の場所で・・
これを機会に、禁煙をしたらいかがでしょうか?」とコメント。
意外と、こういった機転の利いた言い回しは面白いな。
名前のとおり、元気をいただいたコンサートであった。



2013年02月04日(月)
子どもが無免許で高速道路を運転している

講師「NPO法人e-Lunch 理事 桑原光子さん」
演題「大人のためのウェブチェック講座」から。
わが町の青少年健全育成の会議で、講演をしていただいた。
最近、ネット犯罪・ネット被害の話を聴く機会が多いが、
驚いたことは、数ヶ月前の知識がもう古くなっていることだった。
そんな中、今の子どもたちが晒されているネット環境を、
うまく表現できる例えがなかなか見つからずにいたら、
今回の彼女の講演で、そのヒントが見つかった。
ネットの怖さを伝えるため、スクリーンに映し出された写真は、
「小学生くらいの子どもが車のハンドルを握っている」光景。
それが「小学生くらいの子どもが高速道路を運転しているくらい危険」
との説明を受けて、なるほどなぁと思った。
実はネット社会をはじめとした、情報処理の教育って、
誰がどこで教えているか、と訊ねたら、誰も答えを持っていない。
特に被害に結びつく可能性を秘めた「情報モラル教育」を受けないまま、
簡単にネットの社会に飛び込むのは、まさに1枚の写真が示すとおり、
「子どもが無免許で高速道路を運転している」のと変わらない。
ネットの世界は何でもありだし、被害者のつもりでいたのに、
実は加害者にもなっていた、なんて話は、よく耳にすること。
だからこそ、ネットの社会のルールとマナーを教えなくては・・と思う。
子どもだけでなく、何も知らなくても繋がってしまうネットの世界は、
大人にとっても魅力的な存在のはず。
メディアの報道では「脱法ハーブ」の単語が紙面を賑わすが、
ネットの世界では(脱法でない)「合法ハーブ」が売り買いされるらしいから
イタチごっこという他はない。
早いうちに「情報モラル教育」を学校の教科にして欲しいものだ。



2013年02月03日(日)
なぜ事を急いだ、寅次郎

「なんだかんだと言っても、ほとんど毎回観てるね」と呟く妻を
チラッと横目で観ながら、気になったシーンがある。
もちろんNHK大河ドラマ「八重の桜」の話から。
友人と弟子への「遺書」と言われる「留魂録」の冒頭に書いた
「身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも とどめおかまし大和魂」は
死刑宣告を受けた前日に書いたんじゃなかったかな?という
くだらない私の知識と、吉田寅次郎の慌てぶりが重ならなかった。
死刑覚悟で、老中暗殺計画を告白したとずっと思っていたし、
自分が死ぬことで、自分を慕っている若い武士たちの心を一つにし
国をまとめるつもりだったのでは、とさえ美化していたから。(汗)
だから、吉田寅次郎(松陰)の死を知った佐久間象山が呟いた台詞、
「なぜ事を急いだ、寅次郎」は意外な台詞だった。
自分の心をコントロールできずに、感情で告白してしまった、と
そう考えているようにも聞こえた。
う〜ん、「八重の桜」で「吉田松陰」の話をするのも変だけれど、
こんなことで年末まで話題が続くのだろうか、と心配している私がいる。

P.S.
フレーズとしては「喧嘩もたまには生き抜きだ」が良かった。
いつか、気になる一言で採り上げたいな。



2013年02月02日(土)
音痴に敵はいないから

カラオケで、面白い話を耳にした。
音痴の人には、2つのパターンがある。
1つ目は、カラオケなど歌わされる場面が想定できるところへは
極力参加しないパターン。
本人も自覚しているから、わざわざ笑われるのはご免、という。
ごもっともだと、理解出来る。
しかしながら、もう1つは、全く逆のパターン。
「音痴」を武器に、みんなの人気者になってしまうという。
これは私にはなかなか理解できないので、失礼とは思いながら、
好奇心旺盛の性格を押さえ切れず、訊いてみた。
もちろん、はじめは人前で歌うことに抵抗があったらしいが、
1つの言葉で吹っ切れたという。
それが「音痴に敵はいないから」
歌が上手いと、ライバル(敵)は数多いから、ポップスは、あの人、
演歌はこの人、そして、デュエットは私。(汗)
そんな、十八番(おはこ)の取り合いで、他人の歌なんて、
じっくり聴いていない人もいるけれど、
音痴は、みんなが大きな声で笑いながら聴いてくれるから、
これからも、音痴をプラスに考えて歌うという。
「音痴」の人には「音痴」の人の歌い方がある。
そう言われた気になって、嬉しくメモをした。
「下戸には下戸の飲み方がある」と、同じだな。



2013年02月01日(金)
相槌とは、団扇のようなもの。

書籍「聞く力 心をひらく35のヒント」
(阿川佐和子著・文藝新書刊・253頁)から。
聞き上手の阿川さんならではの、定義だと思った。
書かれていた本文は、もう少し長い。
「相槌とは、燃えさかる薪ストーブの火を、じっと見守って、
少し弱くなりかけた時に、ときどきあおぐ団扇のようなもの」
「そう」「それで?」「面白いねぇ」「どうして?」「それから?」
そんな相槌は、しぼみかけた会話に勢いをつける。
「留守番電話」のように「ピーッという発信音のあとに
『さぁ、しゃべりなさい。ほら、話しなさい』と言われても、
無言の機械に向かって一人でしゃべり続けることが苦痛」と言う。
相槌が可能な「留守番電話」があったらいいのに・・と
半分冗談、半分本気のようなことを書いていた。
その相槌がうまくできる人こそ「聞く力」があり、
相手が「心をひらいてくれる」に違いない。
これから彼女が出演している番組を観る時、
この「相槌」のテクニックを観察してみようっと。



2013年01月31日(木)
ピョッピョッとカッコよくやっちゃって

映画「ソラニン」(三木孝浩監督)から。
人気コミックの映画化だからか、面白い台詞満載だった。
「鯖川(さばかわ)か?」「鮎川です」に始まり、
「あの、こデブ」とか「やる気なしのマニュフェスト」、
「すめ〜ん」(たぶん「すみません、ごめんなさい」の合成語)。
「ゼロとゼロをあわせて・・無限」なんて・・。
その中でも気に入ったのは、何かの動作・作業の前に
擬声語・擬態語のような効果音?が入る台詞。
「よ〜し、ピョッピョッとカッコよくやっちゃって、
美味い酒で打ち上げようじゃないの」とか
「じゃあ、サクッと新居に荷物を運んで、
引っ越し祝いでもしようじゃないの」のような言い方が、
言葉の使い方としてとても新鮮だった。
今度、機会が会ったら使ってみたい言い回しである。
最初は、なかなかうまくいかないだろうけれど・・。

P.S
主人公の男性が信号無視、バイクで転倒し死亡するのだが、
本編は「黄信号から赤信号に変わる映像」だけなのに、
予告編では、映像+「がちゃ〜ん」と追突の音入り。
誰か、解説してもらえないだろうか、気になっているので。



2013年01月30日(水)
大人の「食育」は、バランスよく食べる知恵

演題「食のニューワードを知る」
〜自身の健康に役立つ最新情報を学ぶ〜
(講師・食の専門家 石川味知子さん)から。
毎日、新聞のどこかに書かれている食に関する単語。
トレーサビリティ・食育・スローフード・デトックス等、
知っているようで知らなかったなぁ、と反省した。
特に言葉だけが、独り歩きしている「食育」とは、
「『食』に関する知識と『食』を選択する力を習得させ、
健全な食生活を実践できる人間に育てる。
それを具現化する運動」との説明を受け、
「食」を選択する力を習得、ということの大切さを知った。
対象が子どもたちのように感じてしまう「食育」は、
本来は、幼児から高齢者まで必要な知識であるし、
大人の「食育」は、バランスよく食べる知恵、という説明に
なるほどなぁ、とメモをした。
サプリメントなんかで栄養とるのもいいけれど、
「食べる楽しみ」を第一に考えるのが「食育」、そんな気がした。
「腹八分目より、腹七分目」を守りながら、これからも
「楽しい食事」を心がけたいな、と思う。

P.S.
今から、楽しい仲間たちと宴会です。
バランスよく食べる食事、明日からにしよっと。(汗)
「楽しい食事」が優先です。(笑)



2013年01月29日(火)
思い出に何か買わなくちゃね

あと3日で、55年の歴史に幕を閉じることになった
「西武・沼津店」へ、仕事の帰りに足を運んだ。
私が思い出したのは、映画「男はつらいよ 第7話『奮闘編』」。
主人公の寅さんとマドンナ「榊原ルミ」さんが出逢う場所、
それが沼津駅前であり、懐かしい駅舎、西武百貨店、駅前交番が
当時の映像で残されていたから。
さて、1階食品売り場は、溢れんばかりの人だかり、
名物の「都饅頭」をはじめ、長い行列ができているお店も多くて、
その雰囲気はどうして閉店するの?と疑いたくなるほどだった。
私は、お目当ての紳士靴売り場へ向かったが、
あれっ?、やっぱり、今までとは客層が違うなぁ、とも感じた。
その理由は、私の横で大声でおしゃべりしていた人たちの
独り言でわかった。「思い出に何か買わなくちゃね」
どうしても欲しいものがあって来店したのではなく、
もう閉店するから、なにか記念に・・と訪れたらしい。(汗)
百貨店は「思い出の品」を買うところじゃなく、
「ちょっと贅沢な気分にさせてくれるもの」を買うところ。
1階の入口に入ると「西武デパート独特の香り(匂い)」がしたっけ、
私の「西武・沼津店」の思い出は「香り(匂い)」かな。



2013年01月28日(月)
オラがオラがの「が」を捨てて

映画「東京島」(篠崎誠監督)から。
桐野夏生さんベストセラー小説を映画化ということで期待していたが、
男23人と女1人で無人島で過ごす設定に無理があって、
実はうまく入り込めなかった。
そんな中、大勢の仲間と過ごすコツみたいなフレーズが気になった。
作品の中で、何度か繰り返される、
「オラがオラがの『が』を捨てて、おかげおかげの『げ』で生きろ」
リズムがあって、面白かった。
勿論、初めて耳にした台詞ではない気がしたが、
この映画を思い出すにはこれだな、と思い切って選んでみた。
「が」は「我」であるとも言えるが、
「げ」は「下」「外」「解」「戯」「偈」・・
どんな字が当てはまるのだろうか、そんなことを考えながら観た。
物語後半「チキ」なる女の子が口ずさむ歌は、
「なんにもないけど、なんでもあるよ。
なんでもあるけど、なんにもないよ。何でも、何でも、何でも、何でも」
なるほどなぁ・・とメモをした。