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しもさんの「気になる一言」
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2013年01月17日(木)
全く制限がないのは、ただの無秩序だ。

情報源をメモし忘れだが「TPP」の特集記事だったと思う。
「TPP」そのメリット・デメリットもわからぬまま、
勉強不足の私が、どうこうと意思表示はしないが、
「まったく制限がない」という言葉に、引っかかった。
どんな分野でも、同じことが言えるからだ。
スポーツには、当然、競技ルールと言うものが存在するし、
「俳句・川柳・短歌・都々逸等に代表される文芸」も
文字に制限があるからこそ楽しいし、文化が生まれた。
今、私が凝っている「はめ字文」などは、制限の極致だが、
かえってそれが、楽しみとなっている。
もちろん、生活の分野でも「交通ルール」を始めとした
最低限の規制・約束があるからこそ、うまく回っている。
「何でも自由になれはいいということではなく、
制限があってこそ自由がある。
全く制限がないのは、ただの無秩序だ。」と書かれた文は、
私に1つのヒントを与えてくれた。
ちなみに「無秩序の」を表わす英単語は、
「法のない」という意味の「lawless」と
「混乱した」を意味する「chaotic」があることを記しておきたい。
国民が混乱しないような決断を期待したいな。



2013年01月16日(水)
魔法使いには、脳を100%使う能力が備わっている

映画「魔法使いの子」(ジョン・タートルトーブ監督)から。
ディズニー映画らしい、と言うと語弊があるかもしれないが、
「アクション・ファンタジー」というジャンルに慣れるまで、
ちょっと戸惑った、というのが本音である。
さて、そんな中でメモしたのは、魔法使いの定義。
今までにも多くの映画で魔法使いが登場し、
それぞれの定義をしてきたが、今回もその1つ。
「人は脳の10%しか使わない。」を呟いた後、
「魔法使いには、脳を100%使う能力が備わっている」。
なるほど、これまた面白い定義だとメモをした。
脳のフル活用や限界がなくなるというテーマは、
映画の題材にはぴったりなのだろうか、
最近でも映画「リミットレス」がそんな作品だった。
人間は脳をほとんど活用していない、だからこそ、
ほんの1%でも今以上に活用することが求められる。
主演のニコラス・ケイジは、魔法使いの中で、
自分は「第777階級の魔法使い」と言い切ったシーン。
よくわからないまま、メモしてしまった。
一体、いくつの階級があるのだろうか、
そんなことが気になってしまう、へそ曲がりの私である。



2013年01月15日(火)
あそこが滑るから、気をつけて

出勤途中、柿田川公園ですれ違った人の一言である。
昨日の雨とともに、今朝は一段と冷えたために、
富士山だけでなく、視界に入る山々が銀世界だが、
その景色にみとれていると、ツルッと滑ってしまうほど、
あちこちで、路面が凍っていた。
いつもの時間に家を出て、いつもの時間に柿田川公園に着き、
いつものルートで、散策をしながら職場に向かったが、
いつもなら逆方向から歩いてきて、小さい声で
「おはようございます」とだけ挨拶する人が、
今日ばかりは「あそこが滑るから、気をつけて」と
私が進む方向を指差して、アドバイスをしてくれた。
これは、通勤で歩いている人にしか味わえない喜びであろう。
やはり、朝から元気よく挨拶するのって、気持ちがいいな。
明日からは、挨拶以外に一言添えられる気がしてきたし・・。



2013年01月14日(月)
パパの将来の夢はなに?

正月・箱根駅伝の途中で何度も流れた、
三井住友VISAカードのCM。(新作ではないが・・)
注目は「パパの将来の夢はなに?」と娘が訊ねるシーン。
「えっ、だってパパはもう・・」と言いかけて、そのあと
テレビ画面に写った英単語。「Satisfaction?」
意味は「満足・達成・納得・確信」
「借金の返済・損害などの賠償、義務の履行」「贖罪」
はたまた「決闘などによる名誉挽回の機会」までいろいろ。
もうこの歳になって、夢を語るなんて・・と思ったが、
娘から「パパはもう、人生に満足しているの?」と問われ、
そうか、まだこれからだって、夢は追えるんだ、と
思わせるシーンが印象的だった。
「夢は本人があきらめない限り終わらない」
そんな言葉が、頭の中に浮かんだのは私だけではないだろう。
40〜50歳代のお父さん、育ち盛りの娘さんに
「パパの将来の夢はなに?」と訊かれても、
いつまでも堂々と「夢を語れる親」でいましょうね。(汗)



2013年01月13日(日)
大人の習字のポイントは「かすれる」なのよ

昨年末から、職場で話題になっている「書初め」。
何十年ぶりに持った筆は、墨汁たっぷりで重たかった。
それでも、半紙いっぱいに広がった大きな字は、
黒々としていて、我ながら良く書けた、と感じて、
「先生、どうですか?」と、やや自慢げに問いかけたら、
先生がそっとアドバイスしてくれた。
「大人の習字のポイントは『かすれる』なのよ。
ただ単に『黒く・太く』じゃ、面白くないでしょ」。
そうだよな、文字の大小、太い細いに加えて、
「かすれる」文字があったりすると、リズムができる。
いろいろな経験を積み重ねてきた、大人ならではの習字。
そんな意味なのかな?と、思わずメモをした。
そういえば、いくらパソコンが発達しても、
「かすれる文字フォント」は見たことないから、
半紙に書けるプリンターがあっても、ダメだな。(笑)
予想以上に、気付きの多い「書初め」体験だったなぁ。



2013年01月12日(土)
青のりペア

地元ドラッグストアで見つけた、商品広告だった。
ヘアケアコーナーだったから、
私は「青のり」を使った新しい商品だろうと勘違い。
どんな増毛成分が入っているのだろうか、と考えたくらい。
しかし、隣の商品と比べて、その間違いに気付いた。
「たった1回で、うるおい実感、ピンクのモイスト」
「たった1回で、ハリ・コシ実感、青のリペア」
だから「青のりペア」ではなく「青のリペア」。(汗)
「リペア」とは「修理・修理作業・復旧作業」のことだから、
その商品で、痛んだ髪を修復する効果があるのだろう。
そういえば、容器も「青」と「ピンク」に分かれている。
どうせ2つの商品を対比するのならば、
「ピンクのモイスト」「ブルーのリペア」にして欲しかったな。
微妙な言葉に反応してしまう私のような人がいるのだから。



2013年01月11日(金)
なるほど・驚いた・面白い・ナイス・ガッツ・かわいい

昨年途中から仲間に入れてもらった「Faceboook」や
以前から少しずつ書いていた「mixi」等々・・
最近ではネットのいたるところで「いいね」が溢れている。
私の中では、昨年の流行語大賞にしたいくらいだが、
実はあまり「ポチッ」と押すタイミングが見つからない。
というよりも、私の感覚では「へぇ〜」であったり、
「頑張れ」であったりして「いいね」では表現できない感情が
なかなか、気持ちよく押すまでに至っていない。(汗)
そんなことを考えていたら、BIGLOBEのブログで、
「ブログ気持玉」と称して「クリックして気持ちを伝えよう!」と
6種類の「気持ち玉」(「いいね」相当)を発見した。
「なるほど・驚いた・面白い・ナイス・ガッツ・かわいい」
これでも、私の気持ちの全ては伝えられないけれど、
気軽に頷く感じの「いいね」よりは、わかりやすい気がした。
「おはようごさいます」「いいね」ってコミュニケーションは、
私には、どうもわかりにくい。
意味合いとしては「今日も無事に朝を迎えました」「いいね」、
そんな感じなのだろうか。
「いいね」って、英語バージョンは「LIKE」なんだよねぇ。



2013年01月10日(木)
人間は変わろうという気持ちになれるかが大事

ちょっと間延びしてしまいましたが、
箱根駅伝で総合優勝した日体大の監督、別府健至さんが
時の人として、インタビューを受けた時のコメント。
「人間は変わろうという気持ちになれるかが大事。
最も変わったのは私かな」と苦笑いしたようだ。
多くのコメントの中、私にとってはこの台詞が輝いていた。
どんなに素晴らしい言葉に出会っても、
どんなに的確なアドバイスを受けたとしても、
本当に「変わりたい」という、本人の欲望がなければ、
簡単に変わることは出来ない。
今までの自分を「捨てて」、新しい自分に「変わる」ことは
多くの環境変化を生む。
その変化に耐えるためには、誰のアドバイスでもなく、
自ら「変わろう」と決意することが大事だ、と
彼は言いたかったのだと私は思う。
その欲望こそが、考え方や日常の生活行動を変える。
日体大の監督から選手まで、見事にそれをやってみせた。
おめでとう、30年ぶりの箱根駅伝総合優勝。



2013年01月09日(水)
レースの大きなターニングポイントとなる区間

毎年、箱根駅伝の10区間と比較しながら、区間ごとの走り方を参考にし、
私なりの箱根駅伝、もうひとつの楽しみ方をしている。
「10巻・20年」を目標に掲げて書き続けている「気になる一言」、
既に8巻(16年間分)を冊子にし、昨年17年目「9区前半」の走りを参考にした。
昨年の気になる一言は「スピードをコントロールした走りが必要」。
「9区は、タスキを受けてすぐ下り坂。ペース配分が難しい。
9区は下り坂となり、スピードをコントロールした走りが必要になる」
そのアドバイスを胸に秘め「毎日歩く」ということで、リズムを整えた。
振り返ると「まずまずの走り」が出来たのではないか、と思う。
今年1年も同じ9区だから「体と心のコントロール」を意識して過ごしたい。
しかし、こういうアドバイスもある。
「判断力と実行力が求められ、レースの大きなターニングポイントとなる区間」
私の地方公務員人生で「大きな転機となる1年」ということも言えそうだ。
町制施行50周年記念の年、大所高所からの的確な判断力が求められるし、
さらに、リーダーシップを発揮し、私自ら、もうひと踏ん張りの実行力も・・。
悔いが残らないような走り(1年)を、していきたいな。



2013年01月08日(火)
捨てたくない・・みんな腐らせちゃうんだよ

映画「のんちゃんのり弁」(緒方明監督)から。
キーワードとなる単語は「意表」だった。
「意表」とは辞書によると
「考慮に入れていないこと。思いの外。意外」
「意表を突く」とは「相手の予想外のことをする」。
「どうして君はこう意表をつくかなぁ」がメモされた。
しかし私が選んだのは、優柔不断の主人公の彼女に
一喝した、岸部一徳さんの台詞。
「奥さん、責任とるってなに?あんたの言う責任って、
一体、なんなの?何かの責任をとるってのは、
だいたい他の何かを放ったらかしにしなきゃできねぇんだ。
捨てたくないからって、全部、抱えていたら、
みんな腐らせちゃうんだよ。あんた、それ、わかるかい?」
字幕じゃないから、正確じゃないかもしれないが、
そんな話をした。
みんなにいい顔していたら、結局は何も残らないんだよ。
逆に、その優柔不断さが、みんなに迷惑をかけるんだ。
そう諭しているようで、胸に響いた。
あとは、勢いだけではじめた「お弁当屋」さん、
長く続くことを祈るだけである。