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しもさんの「気になる一言」
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2012年09月09日(日)
沼津は、どうしてロシアと交流をしないのだろうか?

来月には、下期の市民公開講座が始まってしまうし、
最近、プーチン大統領がテレビに出る機会が多いからこの話題。
日大市民公開講座(平成24年度上期)
講師・日本大学国際関係学部国際教養学科教授・安元隆子氏
演題「ディアナ号が結ぶ伊豆とロシア」から。
日露交流史の観点からの説明を聴きながら、
ロシアは、たしかに日本の隣国だということに気付かされた。
また、歴史的にも文化的にも日本との関係が深いことも。
安政東海大地震の津波で大破したロシア・ディアナ号の修理が
沼津市戸田で行われたことは、歴史上、とても重要である。
戸田は、三方が山で長く突き出た岬に囲まれて、
大型船の修理には最適の漁港だったようだ。
鎖国中の日本にとって、言葉や長さの単位などの違いもあり、
様々な困難を乗り越えて成し遂げた共同作業として評価される。
大型船の造船技術は、この機会に学んだといっても過言ではない。
(墨つぼ・・簡単に直線が引けるので、ロシア人は驚いたらしい)
講師の先生が、最後に呟いた言葉が印象的だったのでメモをした。
「沼津は、どうしてロシアと交流をしないのだろうか?」
このあたりに、沼津のまちづくりのヒントが隠されている。
少ない戸田の民が、500人の外国人と一緒に暮らす体験をしている。
これこそ、輝かしい歴史の1ページだと私は思う。
「沼津らしさ」って、こんなところから見つかるのでは・・



2012年09月08日(土)
幸運・悲運「ロト6・第691回」の怪

2012年9月6日に抽選したロト6・第691回の怪。
当選数字 04・07・08・15・16・42 ボーナス数字(23)
ここまでは、いつもと同じだけど、当選金をみて驚いた。
1等(3口) 134,131,500円
2等(3,470口) 57,100円
3等(702口)  338,700円
当選条件は
1等 申込数字が本数字6個と全て一致
2等 申込数字が本数字5個と一致し、更にボーナス数字1個と一致
3等 申込数字が本数字5個と一致
ということは(23)という数字を選んでいる人が多いということ。
それにしても・・6つ全部当たって喜んでいたら、
5つしか当たらない人の約1/6しかもらえないなんて、なんて悲運。
いや、当たったんだから幸運には違いないのだが。(汗)
周りは「これも人生だねぇ」と他人事のようにコメントするけれど、
買い続けて、やっと2等が当たったら「57,100円」、
少なくとも、数十万円から数百万円は期待しただろうから、
喜んだあとにがっかりした様子が、目に浮かぶ。
自分だったら、しばらく立ち直れない気がするもの。(汗)
「幸運・悲運『ロト6・第691回』の怪」と記しておこうっと。
そう言えば思い出すなぁ、宝くじ1等の「組違い」が当たった時のこと。



2012年09月07日(金)
頭文字「D」の壁 「でも」「だって」「どうせ」「だめ」

いろいろなところで耳にして、情報源を特定できないが、
たぶん、講演・書籍・研修などであろう。
何かの指示を出したり、依頼すると、必ず
「でも」「だって」「どうせ」「だめ」を口にする人がいる。
その「言い訳の接頭語」(笑)を聞くだけで、私はガッカリする。
その前に「期待して申し訳なかったな」と相手に心の中で謝り、
そんな相手に、実行の指示を出した自分の甘さに反省することも。
自分で限界の枠をはめている限り、その限界を超えることはない。
「可能性は、試みなければ0パーセント」であることは、
この「気になる一言」でも、何度もとりあげてきた。
それでも「頭文字『D』の壁」を乗り越えようとせず、
「でも」「だって」「どうせ」「だめ」を口癖にしながら、
不平・不満・愚痴を言いやすい人にぶちまけることで、
自分の存在感を鼓舞しようとするが、あまり感心しない。
行動しないかぎり、失敗したという経験すら積み重ならないのだから、
同じ頭文字『D』でも「「どうしても」や「どうか」のように、
「やらせてください」と続く『D』を期待したい。



2012年09月06日(木)
もつれた糸は君しかほぐせない

日本と中国・韓国・北朝鮮・ロシアの糸がもつれている、
そんな気がしたので、この映画の台詞を選んでみた。
映画「ソルト」(フィリップ・ノイス監督)から。
アンジェリーナ・ジョリー主演のスパイ・アクション。
基本的に、殺しあう映画はあまり好きじゃないけれど、
007などを始め、スパイ映画はその枠外らしい。(笑)
気になる一言は、作品の冒頭でメモしたが、最後の最後まで、
誰が敵で誰が味方かわからないスパイ映画らしく
観終わった後に、浮き上がってきたフレーズである。
「ソルト、もつれた糸は君しかほぐせない」
現実的には、続編を期待させるラストシーンから、
彼女がすべてほぐしたとは思えないところに
やや不満が残るけれど、久しぶりにハリウッド映画らしい
邦画ではあまり目にしない、手に汗を握るシーンの連続に
楽しめる作品となった。
「チェンジリング」などのアンジェリーナ・ジョリーと
今回のようなスパイ・アクションを演じる彼女とのギャップ。
これも、映画の楽しみ方の1つである。



2012年09月05日(水)
さぁ、いこうぜぇ、いこうぜぇ

何のテレビ番組か忘れたけれど、若い出演者たちが、
撮影中の雰囲気を盛り上げるために、言い合う掛け声だという。
「さぁ、いこうぜぇ、いこうぜぇ」
高校野球を彷彿させる気合いの入れ方であるが、
これで、手拍子でもあれば、最高である。
仕事で言えば、管理職が盛り上げてリードするのではなく、
係長クラスが中心になって、同僚たちに向かって積極的に声を出す。
「さぁ、いこうぜぇ、いこうぜぇ (バンバン)」
私の理想とする、仕事の体制である。
実は、仕事で気合いを入れるということは、なかなか難しい。
マニュアルどおり、スタッフに「叱咤激励」すれば良いという、
そんな簡単なものでもないから。
それにしても、高校野球の掛け声って、単純だけど面白い。
引き締めたい時に、気合いを入れるにはもってこいだな。
「ドンマイ、ドンマイ」ばかりでは困るけれど。(汗)



2012年09月04日(火)
ジンギスカンは、ラムとマトン、どっちが好きだ?

映画「探偵はBARにいる」(橋本一監督)から。
主人公の探偵役・大泉洋さんが、雪の中に埋められ、
殺されそうになる直前に、悪役の高嶋政伸さんと交わした
何気ない会話が印象的に残ってしまった。
「ジンギスカンは、ラムとマトン、どっちが好きだ?」
「その質問の意味は?」「意味なんかない。お前の人生と同じだ」
「学問のないサルのくせに、シャレたことを抜かしてんじゃねぇよ」
「無言だと不安になると思って、気を使ってんだよ」
「そういうタクシーの運転手が一番迷惑なんだよ」
男って、冷静を装いながらも興奮すると、知らず知らずに
会話の語尾に「よ」をつけるものなのかな、なんて思いながら、
殺そうとしている男と殺されそうになっている男の会話としては、
面白いな、とメモを片手に、物語を振り返った。
また、殴り合いの喧嘩になりそうだったら
「顔を殴らないでください、一応、モデル志望なんです」とかわし、
「あなた、携帯持ってないの?」と訊かれたら
「ない。束縛されるだけで、何の役にも立たないからな」と返す。
「感情に流されれば、寿命を縮める。俺が貫いてきた主義だが、
主義に凝り固まれば、ソビエトも地図から消える」と呟いてみる。
こんな楽しいフレーズ満載の作品であったが、一番のお薦めは
気取ってある文章の一節を読み、「何それ?」と訊かれたら、
「萩原朔太郎が、俺の生まれるずっ〜と前に、
俺のために書き残してくれた文章」ってサラッと答える台詞。
これ、是非一度、どこかで試してみたいな。



2012年09月03日(月)
「蔑む(さげすむ)」と「軽蔑」

メモを整理していたら出てきた単語。
たぶん、すぐ横に「NHK大河・風林火山」と書いてあったので、
相当古いメモのような気がする。
「さげすむ」という言葉が妙に引っかかったので、
あとで辞書で調べてみよう、とメモしていたのかもしれない。
さげすむ(蔑む)は「見下す・みくびる・侮る・軽蔑する」という意味。
さらに「軽蔑」は「あなどり、ばかにすること」。
「さげすむ」と「けいべつ」、あまり使いたくない言葉であるが、
どちらが相手にとって失礼なのだろか、という疑問も生まれてしまった。
ちなみに「侮辱する」は、「あなどり、はずかしめること」
「侮る」は「見下げる・みくびる」。
もう、使い方がわからなくなってきた・・が本音。
「蔑む・軽蔑する・侮辱する・侮る」この使い分けを、是非、教えて欲しい。
書籍「舟を編む」(三浦しをん著)の影響か、
以前にも増して「言葉の定義」に敏感になってきたのかも・・。
辞書づくりって、面白そうだものなぁ、大変そうだけど。(汗)



2012年09月02日(日)
日本人は皆優しい、駐車場まで優しい

書籍「日本人の知らない日本語」
(蛇蔵&海野凪子著・メディアファクトリー刊・141頁)から。
外国人からみた日本、イラスト入りで楽しく読めるからお勧め。
メモしていると、へぇ〜と思うこともあるし、
ウソでしょ?と感じるジョークまがいのエピソードも満載。
今回は、外国人からみた日本の印象。(らしい)
「日本人は皆優しい、駐車場まで優しい」
えっ?意味がわかんない、と戸惑っていたら、
「励ましてくれるでしょう『前向きに』って」
誰か、直訳して教えたのかな?と疑わずにいられなかった。
この書籍、日本語の面白さが詰まっている内容でもある。
いじめで話題になっている「シカト」という言葉。
元は任侠用語。花札の鹿の絵(10点)がソッポを向いているから。
「鹿十・・シカト」となったらしい。
私たちが何気なく使っている「日本語」って、
世界の人たちからは、不思議な言語と思われているのかも・・。
でも、素敵な言語であることは、毎日書いている私が一番知っている。
さて、しばらくは駐車場で「前向きに」の看板を見つけたら、
「駐車場に励まされちゃった」ってギャグ、使おうっと。
このシリーズ、まだまだ続くので、お楽しみに。



2012年09月01日(土)
弦が切れない秘訣は「爪の手入れ」です

わが町自慢の「第278回泉のまち音楽会」、
今回の演奏者は「フラメンコギター・上遠野忍」さん。
「上遠野」と書いて「かとうの」と読むらしい。
沼津市我入道に住み、三島市でギタースクールも開設している、
そんな身近に、こんな人がいると知って嬉しくなった。
抜群のギターテクニックと、独特のおしゃべりで、
予定していた時間を大幅に過ぎても、退屈することがない、
大満足のコンサートだったが、その中のメモを紹介する。
オリジナル曲の「喜び」という曲、これは昼のタイトルであり、
夜のタイトルは「オールナイト・ちょめちょめです」と
真面目な顔して説明したかと思えば、
「MI Solea」はスペイン語で「私の孤独」という意味、
「ジプシー」は、今は差別用語で、今は「ロマ民族」のこと、
「ベサメムーチョ」は「私にたくさんのキスを下さい」という意味など、
トリビア的な知識も披露してくれた。
そんな中、来場者からの質問コーナーで
「コンサート中に弦が切れたらどうするのですか?」の問いに対して、
彼は「コンサート前に弦を替えるから」と言いながらも、
「弦が切れない秘訣は『爪の手入れ』です、と言い切った。
たぶん、イチロー選手がバットやグローブの手入れをするように、
彼は、楽器の手入れと併せて、爪には最新の注意をし手入れを施している、
そう伝えたがったのだと思う。
「小舟」という曲の前におどけてみせた「かなり眠気を誘う曲ですが、
皆さん、どうぞ、おやすみなさい」とはかなり違った顔をしていた。(笑)
さすが、プロ。彼の指を見せてもらうんだったなぁ。



2012年08月31日(金)
納得できないものを拒む『強さ』がね

今日は、ある会議で納得できないことがあったので。(汗)
映画「アリス・イン・ワンダーランド」(ティム・バートン監督)から。
久しぶりのディズニー映画で、楽しく観終えた。
但し、最後まで引っかかっていた
「カラスと書き物机はなぜ似てる?」の答えは
見つからなかったし、不完全燃焼の状態である。
童話の「不思議の国のアリス」と対比すると
面白いのかもしれないな、と途中で気がついたが。(汗)
主人公のアリス(不思議の国の「アリス」ではない)は、
戦うことなど考えもしなかった、怪獣・ジャバウォッキーと
戦い、最後には倒すこととなる。そこで、彼女は気付き、呟く。
「童話のアリスには『強さ』があるわ。
納得できないものを拒む『強さ』がね。
これは『強さ』を取り戻す物語なの」と。
なんとか現代に戻った彼女が、一番にしたことは、
「納得できないものを拒む」ことだった。
確かに、『強さ』を取り戻す物語だったな、と
妙に納得して、メモを眺めた。
あぁ、私もアリスを見習わなくちゃな。