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しもさんの「気になる一言」
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2012年04月12日(木)
変わってないものが、妙に嬉しい

職場の後輩から、バッティングセンターの抽選で当ったので・・と
東京ドーム、巨人VS中日戦のチケットをいただき、
本当に久しぶりに、後楽園に足を運んだ。
ジャイアンツ狂の友人がチケットを手配してくれた頃、
年間に20回以上、東京ドーム観戦をしていたことがあったから、
なんとなく懐かしくもあり、ひとり、名シーンが蘇ったりして。
センターのオーロラビジョンが新しくなっていたり、
いろいろな特別シートが増えていたり・・と時の流れを感じたけれど、
当時と変わっていないシーンもあって、妙に嬉しかった。
ビール売りの元気な女性たちは、相変わらずとびっきり笑顔だし、
試合前のスピードガンコンテストも、ジャビットたちのバク転も、
あの時のままだった。
ライトを守る高橋由伸選手が、一球ごとにグラブから手を抜く仕草、
今でもやってるんだぁ・・と気付いた時、興奮してしまった。
一度でも夢中になったことって、ちょっとのキッカケで、
すぐ当時の気持ちになれるものだな、やっぱり嬉しい。



2012年04月11日(水)
どっちも外見的要素じゃ、偏りすぎだわ

映画「そんな彼なら捨てちゃえば?」(ケン・クワピス監督)から。
恋愛に対する男女の本音が飛び交う、勉強になる作品だった。
そんな中でも、女性を表現する方法が面白い。
「女の種類、4つあるわ。賢い・セクシー・面白い・キュート。
選べるのは二つ。サラ・ジェシカ・パーカーは、面白くてセクシー。
ビル・クリントンは、賢くてセクシー」と例えた後、
「私は?」というので「セクシーでキュート」と誉めた場面が印象的だ。
なぜなら、その反応が「どっちも外見的要素じゃ、偏りすぎだわ」。
女性にとっては、片方は内面的要素、もう片方は外見的要素の組み合せで、
自分というものを表現して欲しいようだ。
「セクシーでキュート」だけでなく「賢くて面白い」の組み合せもダメ。
言い換えれば、8通りあると思った組み合せは、4通りだったことになる。
「賢くてセクシー」「賢くてキュート」
「面白くてセクシー」「面白くてキュート」
「男らしい」「女らしい」じゃ褒め言葉にならないんだよなぁ、きっと。



2012年04月10日(火)
食育は「栽培から、見て触れて、調理まで」

最近、特に注目されてきている「食育」。
(と言いつつ、実はもう10年以上前、
2001年07月28日(土) これからは「教育」より「食育」
という気になる一言を書いていた。(汗))
今でも「人」を「良」くする、と書いて「食」なんて
言葉が先行している気がするが、
やはり基本は、食材に興味をもたせることだと思う。
そんなことを感じていたら、ある本にこんなことが書いてあった。
「食材に興味をもたせるには、栽培をし、見て、触れて、
調理をすれば、自然に興味を持つようになる」と。
幼稚園でも、保育所でも、イモ掘りなどをはじめ、
「見て触れる」まではするが、衛生上の関係か、
調理までするところは、なかなか見当たらない。
しかし、自分で育てた野菜を、調理することにより、
より「食材」に対する関心が深まると思う。
刃物を使うことに心配はあるが、
調理する楽しみは、絶対「食育」には欠かせない。
食育は「栽培から、見て触れて、調理まで」と覚えておきたい。



2012年04月09日(月)
行政改革は、組織や制度を変えることじゃない。

映画「県庁の星」(西谷弘監督)から。
気になってメモし始めたら、メモが溢れてしまった。
原作と比べると、映画の方が断然面白い。(笑)
選んだ台詞が発せられたのも、映画独自の場面である。
織田裕二さん扮する県庁のキャリア公務員・野村が、
民間企業との人事交流研修で得たものは、これに尽きた。
そうなんだよ、と頷きながら、選んだフレーズ。
「行政改革は、組織や制度を変えることじゃない。」
彼は、さらに続けてこんな台詞を続けた。
「そこに生きる人間たちの意識を変えることなんです。
たとえ、気付くのが遅くとも、そこから始めていけばいい。
今こそ、自ら省みて、意識を変えるチャンスだと思います」
県庁に限らず、住民最前線の地方自治体まで、
「行政改革」を旗印に、大きな動きが感じられ、
新聞紙上も「行革」という2文字を目にしない日がないくらい、
世の中は「改革ブーム」であるが、なかなか思うように進まない、
というのが現状ではないだろうか。
それは「組織や制度を変える」ことに時間とお金を注ぎ、
本来一番必要な「職員の意識改革」が置き去りにされている。
働く職員から「どうせ・・」とか「できませんよ」という台詞が、
なくならない限り、大きな改革は無理であろう。
こうしてメモを見直すたびに、頑張ろうと思うのだが。(汗)



2012年04月08日(日)
迷いますか?

暖かい日差しにつられ、妻と散歩に出かけた。
三島のディレッタント・カフェで、清流を眺めながらランチ。
もちろん、昼間っから、赤ワイン。(笑)
その後「すみれ展」を観に、久しぶりに三島楽寿園を訪れた。
桜は満開だし、話をしながらのんびり歩くにはぴったりの場所だ。
さて、気になる一言は、その「すみれ展」で、
数多い種類の苗からじっくり選んでいたら、思いがけず
若い女性に声を掛けられた。「迷いますか?」
周りには私しかいなかたったので「えぇ、これだけあると迷いますね」と
返したら「そうですよねぇ・・でも可愛いですよ」なんて会話をした。
もうだいぶ前になるが、愛犬ジェイクを散歩に連れて歩いている時、
「ミニチュアダックスですか?」「お散歩ですか?」「何歳ですか?」
突然、若い女性に声を掛けられた時の感覚と似ていると思った。
今でも、どうして声を掛けられたのか、わからない。
でも・・ちょっびり嬉しい。(汗) (妻に怒られるかな?)



2012年04月07日(土)
私の人生は、映画とともにあった。

何かの映画作品の予告でメモしたフレーズだった、と思う。
「私の人生は、映画とともにあった。
ヒーローたちから、正しく生きる人の美しさを学び、
恋人たちから、若い恋のはかなさやほろ苦さを学び、
たとえどん底にあっても、人間らしさを失わず、
力強く生きることを学んだ。」
そう言えば、映画を観るようになってから、
いろいろなことを学び、会話のネタが増加した気がする。
「○○という映画のワンシーンに、こんな台詞がありました。」は
最近、私がよく使う挨拶の1つにもなっているから、
このフレーズは、これからも使えるな、とメモをした。
テレビドラマはほとんど観ず、暇さえあれば「映画」か「読書」。
たぶんこれからも、このライフスタイルは変わらないだろう。
観た映画の「気になる一言」を書き始めて、もうすぐ500作品。
インバクトのある台詞に出会うたびに「これ、いただき」とメモする私。
これからも、映画からいろいろ学びたいと思う。



2012年04月06日(金)
書いてない時は「旅行」か「飲み会」と思ってください。(笑)

前日、職場の歓送迎会で、伊豆の国市へ宿泊した。
当然、パソコンも持参しないから「気になる一言」もなし。
翌日、帰宅してPCを立ち上げたら「昨晩はどうしたんですか?」とか
「また飲み会ですか?」のメールが複数届いていて笑えた。
長年付き合っている人は、もうご存知の人が多いけれど、
ほぼ毎日、アップしている「気になる一言」が途絶える時は、
たぶん「旅行」か「帰宅時間が遅くなってしまった飲み会」が多い。
スマホにして、旅行先からでもアップしてくださいよ、という
ありがたいお言葉も頂くけれど、どうも私はスマホに馴染めないし、
こうして一日を振り返って、のんびり「Mac Book」を開き、
「日記サイト」へアップした後、同じ内容をメルマガ配信、
mixiへコピペ、facebookへタイトルだけ投稿、と一連の流れがある。
どれも私にとって、大切な仲間たちが待っていてくれるので、
しばらくは、このスタイルが変わることはないと思う。
毎日の日記更新を待っていてくれる人や、私の身体を心配してくれる人、
多くの人に支えられていることに感謝しながら、書き続けていきたい。
今は、これしか言えない。
書いてない時は「旅行」か「飲み会」と思ってください。(笑)

P.S
でも、予告なしに1週間アップが途絶えたら、ちょっぴり心配してくださいね。



2012年04月05日(木)
水は石油より高い

(同じようなことを書いたことがあるけれど・・)
以前、ガソリンが高騰して、1リットル200円になったら、
もう、車はやめて歩く・・と豪語していた人たちも、
最近も高値ではあるが、自動車通勤を続けている。
でも、よく考えて欲しい。
ペットボトルで売られている水は、500mlで120円〜150円、
だから、単純に計算しても、1リットル240円〜300円。
この比較を紹介すると、なぜかみんな驚くが、
間違いなく「水は石油より高い」ことは事実である。
それなのに、水を大切にしないのは、どうしてか?
水道の蛇口をひねれば、よほどの環境でなければ、
飲むことが可能な水が出る国だからかもしれないが、
これから、水を奪い合う戦争が始まると言われている中、
もう少し、水の大切さを伝える教育をして欲しい、と願う。
今回の東日本大震災で、食べ物よりも「水」が欲しい、と
テレビ画面に向かって訴えていた被災者が記憶に残っている。
日本人は、どの国の民族よりも、水を大切にしてきたはず。
もう一度、水について、考える機会を持ちたいと思う。
その取組みが、世界に紹介されるくらい、大胆かつ繊細に。



2012年04月04日(水)
「青春18切符」で来たのか?

映画「僕達急行 A列車で行こう」(森田芳光監督)から。
松山ケンイチさん扮する小町圭は、仕事で福岡に転勤、
それを東京から、瑛太さん扮する小玉健太が、
見合い相手にふられたと、訪ねてきた時、
また、貫地谷しほりさん扮する(一応)恋人役?の相馬あずさに、
意識しているのかしていないのか、同じような台詞を口にした。
「『青春18切符』で来たのか?」
「青春18切符」とは、(ご承知の人もいると思うが)
主に学生などの春季・夏季・冬季休暇期間を利用期間として発売され、
新幹線・特急・急行列車を除く旅客鉄道会社全線の列車に
乗車することができる切符であるが、年齢制限はない。(汗)
だからどうみても、東京福岡間で利用しないだろうと思いながらも、
ふられた彼をかばうように「傷ついた心に優しいよ。
料金が安くて、時間の掛かるものが癒してくれるなんて」と呟く。
また、小町くんの顔を見にきた、と半ば告白をするために来た彼女にも
同じような台詞を投げかけた。
彼にとっては、値段は高いが、早く到着する「飛行機」よりも、
安くて時間が掛かる「鉄道」の方が、いろいろ考えることが出来て、
断然、魅力的なのだろう。(故・森田監督の想いだったりして・・)
もちろん「A列車で行こう」の曲が浮かんできたシーンでもあった。
私は、スピート・アクションより、こんな作品の方が好きだなぁ。

P.S
おまけに、もう1つ、同じフレーズが登場した場面。
博多湾が一望できる一室で、別々のシーンであるが同じ台詞を呟く。
「これで、江の電みたいのが走っていればなぁ」



2012年04月03日(火)
「仕事、楽しい?」「楽しい、恥ずかしいくらいにな」

映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」
(錦織良成監督)から。
鉄道員(ぽっぽや)を観て、もう少し鉄道の映画が観たくなり、
この作品を選んでみたのだが鑑賞後、不覚にも(笑)
ますます鉄道が好きになってしまった。
故郷の島根で一人暮らしをしている母が倒れたことをきっかけに、
49歳で一流企業を辞め、子どもの頃に憧れていた仕事に就いた。
それが地元民の足となっている「一畑電車の運転手」という物語。
突然の転職に、心配で様子を観にきた妻役の高島礼子さんが、
主人公役の中井貴一さんに訊ねる。「仕事、楽しい?」
そして、それに答えた台詞が「あぁ楽しい、恥ずかしいくらいにな」。
さらに夫に妻が聞き返す。「なぜ恥ずかしいの?」
そして、照れながら、けれど嬉しそうに
「楽しい仕事なんて、どっかウソっぽいと思っていたからかな」。
同じくらいの年齢だからだろうか、この会話が非常に印象に残っている。
「僕にとっては、ここが最高の夢の場所なんだ」と呟く主人公が
妙に眩しかったことを記しておきたい。
極めつけは、同期入社の若者に伝えた、運転手の仕事の面白さである。
「毎日、同じ線路走っているけど、1日たりとも、同じ日はない。
天気だって、お客さんだって、毎日違う。
こんな楽しい仕事はないって、教えてくれたのは筒井さんです」
この考え方、大好きだなぁ。

P.S.
実は・・私も、今の仕事、恥ずかしいくらい楽しいです。