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しもさんの「気になる一言」
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2011年12月24日(土)
クリスマスイブだけど、今日は早寝だな・・

1年の疲れ・12月の疲れ・先週の緊張した疲れ・昨晩の忘年会の疲れ、
どれが影響したかわからないけれど、朝から身体がだるく、
体調が思わしくないので、コタツとホットカーペットの上で、
マッタリとした時間を過ごした。
昨日、ビデオ屋で借りてきた、新しい映画も観る気がしなく、
何度も観たはずの映画「大停電の夜に」を観直した。
(なんと今年100作品目の映画鑑賞となったが・・)
作品全体を包み込む、キャンドルの明るさが、
何ともいえない心の癒しとなり「温かさ」を運んでくれた気がする。
こういう日は、こういう過ごし方も悪くないな・・と思う。
母や妻は、年末だから掃除をしてよ、部屋を片付たらどうなの・・と
ゴロゴロしている私に、感じているんだろうけれど、
私は、あと数日残っている今年のうちに、仕事の懸案問題を解決したい、
そう考えている。
そう簡単に解決する問題ではないことを知っているからこそ、
頭をスッキリさせて、体調を整えて、今年最後の週に臨みたいと思う。
クリスマスイブだけど、今日は早寝だな・・



2011年12月23日(金)
ホラー映画は、最初から観ない

読者にはお馴染みの、同級生混声合唱団。
町芸術祭の打ち上げは、不参加も多かったので、
急遽、地元のレストランで、忘年会となった。
クリスマス・イブイブの、ピアノ演奏付きフルコースディナー。
なぜか映画の話になって、しもさんのお薦めは?というので
クリスマスイブには「大停電の夜に」を観て欲しい、と続けたが、
このインバクトのある台詞に負けてしまった。
以前から「殺しあう映画は観ない」という私は、
ホラー映画なんて、怖くてもってのほか・・と主張したが、
同級生の彼は「ムーヒー+」を観るけれど、
「ホラー映画は、最初から観ない」と言い切った。
最初に「ラストシーンを観て」、それから「始め」を観て、
最後に「中盤」を観る、と怖くないらしい。(笑)
これには、一同、大爆笑。もちろん私は言葉を失った。(汗)
映画の話は、どんな世代にも共通の話題だけど、
「ホラー映画、怖くならない鑑賞の仕方」、これは新発見。
最初に結末を観てから、物語を繋げていく・・
う〜ん、確かにホラー映画も怖くなくなるかもしれないけれど、
それって「ホラー映画」の正しい鑑賞の仕方だろうか?
いいのかな、こんな映画の味わい方で。
まぁ、いいか、私は、そんな方法でも絶対観ないから。



2011年12月22日(木)
書き写すのが、楽しいんだよ

今年の手帳から、来年の手帳へ。
メモで溢れた真っ黒手帳から、新品の手帳へ。
私の手帳は、私の分身とも言える大切なもので
どこへでも持ち歩く、アナログ版の私のデータ。
私だけのオリジナル手帳カバーは、
知人の革細工の先生に作っていただいた上に、
酔っぱらっていた宮西先輩のサイン入り。(笑)
前年の成果をまとめたり、新年の目標を書いたりして、
自己満足の世界に浸りながら、移行作業をすることになる。
特に時間を費やすのが、知人や友人の誕生日・記念日の記録。
エクセルで管理しているデータを加除しながら、
新しい手帳に書き写して行く作業は、能率的に考えれば
別冊に記録しておくことで、対応できるのだが、
私は敢えて、毎年毎年、書き写すことにしている。
誕生日・記念日に、タイミング良く声が掛けられるよう、
本人の顔を浮かべながら、書き写していく作業は、
周りからみると非常に手間が掛かるのだが、私にとっては、
年賀状に匹敵するくらい大切な作業であり、楽しいこと。
一言にすると「書き写すのが、楽しいんだよ」となる。
365日のうち、あと11日、空白の日にちがあるけれど、
これまた、焦らず、慌てず、埋めていきたいと思う。



2011年12月21日(水)
女にだって、拳(こぶし)はあるのよ

映画「あしたのジョー(2011)」(曽利文彦監督)から。
漫画「あしたのジョー」ど真ん中世代の私には、
ちょっと物足りないストーリーだった。
映画化された場面だけ評価すれば、それなりだが、
やはり、永遠のライバル、力石徹死後の矢吹ジョーも、
私たち世代は、しっかり覚えている。
リングサイドで「真っ白」に燃え尽きるシーンまで。
だから、今回は覚えていないフレーズをメモした。
力石との試合をしないよう哀願する「白木葉子」に、
矢吹ジョーが、はねのけるように
「これ以上、男の世界に立ち入るんじゃない」と叫ぶ。
面白かったのは、この後、白木葉子がジョーにパンチ。
「女にだって、拳はあるのよ」
そして、物語後半、今度はジョーが白木葉子に呟くシーン。
「あんたも、いいパンチ持ってんだから、
使い方、間違えんなよ」
この2つの台詞が対になっているのに気付いた時の喜び、
メモ魔の私にしかわからない楽しみなのだろう。
有名な漫画の実写映画化としては、
香川照之さん扮する丹下段平役を始め、どれもがビッタリ。
「立て、立つんだ、ジョー」の名台詞も、合格点かな。
もう一度、原作の漫画を読み直したくなった作品であった。



2011年12月20日(火)
こいつね、羊の皮をかぶった山羊なんだよ

あまりに真面目すぎたり、優しすぎる人を紹介されると、
へそ曲がりの私は、すぐ疑いたくなる性格なのだが、
先日、ある飲み会で紹介された人は、疑いの余地がなかった。
だって、紹介のされ方が、
「こいつね、羊の皮をかぶった山羊なんだよ」(笑)
それは、間違いないね、と笑うしかなかった。
みなさんご承知の諺は「羊の皮を被った狼」
「一見 礼儀正しく親切そうな人を装っているが、
じつは腹黒い策略家」とか、
「外見は非常におとなしいが、本性はその逆」。
だから、紹介する時も
「こいつ、実は、羊の皮を被った狼なんだよ」と笑い飛ばす。
まぁ、男だからしょうがないか、なんて言いながら使う台詞。
(悪い意味ではなく、芯の強い人ってこと、という説がある?)
しかし、今度誰かに人を紹介する時、使ってみたいと思う。
「こいつね、羊の皮をかぶった山羊なんだよ」
女性の場合、これに見合う表現が、なかなか思いつかない。
「天使の顔をした小悪魔」・・なんて言わないものなぁ。



2011年12月19日(月)
我々が調整して、運命どおりに歩かせてる

映画「アジャストメント」(ジョージ・ノルフィ監督)から。
「アジャストメント」とは、運命を遂行する「調整員」だ、と言う。
決められた運命を逸脱しないよう世の中を監視しているらしい。
だから・・「ネットが接続不能だったり、鍵を忘れたりするのは、
偶然ばかりじゃない。」と。
「わざと、コーヒーをこぼして、時間を調整したりもする」
普段、おかしいな?と思うことや、ちょっとしたハプニングは、
「我々が調整して、運命どおりに歩かせてる」と言い切る。
しかし映画と知りながら、へぇ〜そうなんだ、と納得してしまった。
どうしてこんな時間に、こんなところで会うの?と思うほど、
不思議な出会いがあったりしたことも、これで理解できたりする。
ストーリーよりも、その発想が面白くて、メモをした。
以前、邦画「Sweet Rain 死神の精度」で「殺しにきたの?」の問いに
「死神は『死に値する生き方をしたか』を判断するだけ」という台詞を
残したが、同じような感覚になった。
アジャストメント様、どうか素敵な運命を歩かせて下さい。(汗)
(物語としては、そんな生き方じゃダメなんだけど・・)



2011年12月18日(日)
来年のための今年が始まった

メモによると「花王」のCM、キャッチコピーである。
「来年のための今年が始まった」
たぶん、箱根駅伝のメモと一緒に残っていたから、
年の初めのCMだと思われる。もうすぐ1年が経つ。
実は、私が住んでいる場所であり、働いている場所でもある
「静岡県清水町」が、2年後の11月3日「町制施行50年」を迎える。
もう勘のいい読者はおわかりだろう。
捨てようと思っていた、このメモを眺めていて、
「50年目のための49年目が始まる」と感じたから、気になる一言。
49年目の平成24年度になって、来年の記念行事を、と動き出しても
あまりいいアイデアが浮かぶとも思えないから、
来年度は「プレ・イベント」をするくらいの余裕をもって、
前々年からじっくり考えて、50年目を迎えたい、と思う。
50年は、節目の年の中でも、大きな意味を持つ節目に違いない。
人生でも50歳は、大きな節目。結婚生活なんて「金婚式」(笑)
それだけに、ただの通過点で、終わってはいけない。
そう言う意味では「50年目のための48年目」を大切にしたい。



2011年12月17日(土)
ペリー来航、実は幕府は慌てていない

講演会「第145回泉のまちカレッジ」講師「桜井祥行氏」
演題「安政大地震の津波とロシア号・ディアナ号」から。
大人になって聴く歴史は、こんなに楽しいものか、と思う。
年代ばかり覚えていた受験用の歴史とは大違いであった。
「テストがないからなんだな、きっと」と納得したが・・。
さて、教科書に載っていないけれど、楽しい話題満載で
あっという間の1時間半だった。
「信長の時代、鉄砲保有数では、日本が世界一だったんですよ」
「ペリー来航(1853.7)、来年来るよ、って言って帰ったので
幕府は、翌年の7月だと思ったらしい」とか
「ペリー来航、教科書では幕府は大慌て」と説明するが、
「実は、幕府は慌ててない。情報は筒抜けだったし、
地球儀を見ても驚かなかったから、外国人の方が驚いた」
私にとって、史実の正確性よりも、日本の歴史と世界の歴史が
密接に関連があることが楽しかった。
日本史と世界史、同時に教えてもらえば、もっと楽しかったのに。
ロシア、プチャーチンの来航だけでも、ペリー来航だけでなく、
クリミア戦争と関係があったり、そのクリミア戦争で、
洋服の「カーディガン」が発明された、なんて雑学も知った。
大人のための「歴史の授業」、来年度、計画してみようっと。



2011年12月16日(金)
夜は星になって あなたを見守る

みなさんご存知「千の風になって」の一節である。
「朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になって あなたを見守る」
先日、コンサートで、このフレーズを久しぶりに耳にして、
不思議な感覚になった。
身内を始め、多くの人間の死に立ち会ってきて
この歌を聴いた時は、実はあまり感動するものがなかった。
しかし、もうすぐ18歳を迎える直前に他界した、
愛犬・ジェイクの写真を見ていたら、周りを気にすることなく
涙が、止まらなくなってしまった。
ここ数年間、一緒に寝起きを共にしていたからだろうか、
飲み会で遅くなり、どんなに帰りが遅くても、(お酒臭くとも)
私としか寝なかった彼が、愛おしく感じる。
他界しても、夜は星になって 私を見守ってくれてるに違いない。
そんな気持ちになったから、涙が溢れたのだろう。
人間では感じなかった、この歌詞の魅力、
ペットのはずの犬に、思い切り感情移入したので、
敢えて、このフレーズを記録として残したいと思った。
きっと何年かしても、酔っぱらった帰り道、夜空を見上げながら、
このフレーズを思い出すに違いない。



2011年12月15日(木)
「しもさんの気になる一言」に登場したい

実は、私にとってこれほど嬉しいフレーズはない。
先日、「香り」の講義をしてくれた女性が、
講義を始める前に、さらっと口にした台詞。
今日は、こんな内容をします・・と概要説明した後、
「今回、私の望みは・・」と前置きをして、
「『しもさんの気になる一言』に登場したい」。
言い換えれば「心に残るような説明をしたい」、
「一言で、今日の講義を思い出せるような、
インパクトのあるフレーズを残したい」私は、そう解釈した。
ただし、どんなに素晴らしい講演会や講義でも、
私のアンテナに引っかかる、引っかからないは別問題。
だから、なんでそんなことをメモするの?と訊かれることも。
それでも、出来るだけ、その台詞を見るだけで、
いろいろなことが思い出せるようなフレーズを探して、
「気になる一言」を書き続けている。(つもり)
一緒に飲んでる時にメモをすると、
「えっ、それ、気になる一言になる?」と訊ねられるけれど、
帰宅後、パソコンに向かった時の気分だから、確約は出来ない。
それだけ「気になる一言」に登場することは、難しい。(笑)
ましてや、2年に1度の印刷物として掲載されるには、
10日ごとに選んでいる「気になる一言(縮刷版)」に選ばれる必要がある。
さて、このフレーズも残るか、どうか・・神のみぞ、知るところ。
毎月、10日・20日・月末の選択も、私の気分次第だからなぁ。