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しもさんの「気になる一言」
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2011年10月05日(水)
誰も途中で拍手しなかったね

以前、週末に妻と出かけた、Mt.Fuji交響楽団(第3回定例演奏会)から。
場所は、最近お気に入りの「裾野市文化センター大ホール」
演奏プログラムは、サン・サーンス作曲「Donse macabre」
チャイコフスキー作曲 組曲「くるみ割り人形」(第1〜第8曲)
ドヴォルザーク作曲 交響曲第8番(第1〜第4楽章)
帰りの車内で、妻が感心して呟いた。
「誰も途中で拍手しなかったね」。
観衆は、700〜800人くらいいただろうか、
曲と曲の間、楽章と楽章の間に、誰かが思わず、終わったと勘違いし
拍手してしまうケースを、何度も何度も目にしてきたから、
今回は、観客のレベルの高さに驚かされた。
東京では当然でしょ・・と言われればそのとおりだけど、
地方都市の演奏会では、残念ながら、まだ「当然」とは言えない。
観客のマナーは、なかなか教えられないから困っているが、
最低限のルールとマナーは、伝えていく必要があるのかなぁ。
それが最後には、素晴らしい演奏を聴くこと、につながるのだから。



2011年10月04日(火)
これ、課員からお祝いです

昨晩、課員たちと季節外れの「暑気払い」(笑)で、宴をもった。
秋といえば、スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋・・、
そう、我が生涯学習課が、活躍する季節がやってきた。
そんなことを挨拶で言ったが、しばらくして先輩の女性が
「みなさ〜ん、課員にお祝いごとがあります」と立ち上がった。
何も知らなかったし、まさか自分の事とは思わないので
「えっ、結婚?、まさか、おめでた?」と茶化したのだが、
「課長が、勤続30年で、明後日、表彰されま〜す」と大声で。
「これ、課員からお祝いです」と渡されたのは、ワイン。
今晩、それをさっそく飲みながら、再び嬉しさを噛みしめた。
この年齢で、課員たちにお祝いされることって、なかなかないから、
その喜びはうまく表現できないが、一言で言えば「格別」。
長く働いていれば、誰でも表彰される「勤続30年」ではあるが、
家族にお祝いされるのとは、ちょっと感覚が違う。
この課員たちのために、健康で元気に、笑顔を絶やさず、
そして、彼らを叱咤激励しながら頑張ろう、と思った夜である。

PS.
こんないい話の後は「課長は怒っていても顔が笑ってる」とか
「眉間にシワ、寄せてごらん」と、いじられキャラに逆戻り。(汗)
恵まれているな、私の場合。
「明日からも頑張ろう」と締めたら「え〜」って騒ぐ課員たちだから。



2011年10月03日(月)
マナーとは、目上の人に恥をかかせない態度と行動

書籍「年収1億円思考」(江上治著・経済界・225頁)から。
タイトルが気になって、書店で手に取ってしまった書籍。(汗)
公務員だから「稼ぐ」ことに視点をおかなくてもいいのだが、
年収1億円を稼ぐ人の思考ってのが気になって読み始めた。
読後のメモを眺めながら、正直、ピンとこない内容が多く、
あぁ、私は1億円は稼げないな、と苦笑いをしたものである。
しかし、マナーに関する定義は、なるほど・・と唸らせてくれた。
「マナーとは、目上の人に恥をかかせない態度と行動」
実は、マナーに限らず、生き方の基本として
「目上を立てることが出来ること」を挙げている。
言い換えれば「目上にだけは恥をかかせない」思考・行動が、
その人を大きくさせるという考え方だ。
さらに、職業教育の基本は「丁稚奉公」だと考えている点、
さすがだな、とメモさせていただいた。
目上の人の考え方、行動が仮に間違っていたとしても、
その場では、指摘をせず、目上の人に従う柔軟さを持っていたい。
そんなことを考えながら、この本を閉じた。



2011年10月02日(日)
鼻の中は想定外

わが町のスポーツイベント(第48回町民体育大会)が、
暑くも寒くもない、曇天(好天?)に恵まれ、無事終えた。
帰宅後、この大会を思い出すキーワードを探していたら、
なぜか「鼻の中は想定外」が浮かんでしまった。
私の出場種目は、8人1組の団体役職員リレー。
1,5走者はラムネの一気飲み、2,6走者は宝釣り、
3,7走者はパン食い、4,8走者は白い粉の中から飴を探す。
もちろん私は、顔を真っ白にするのが定番の飴探し。
期待を裏切らないよう、メガネをかけたまま、
吹いて飴を探す事なく、白い粉の中へ顔を突っ込んだまでは、
予定どおりだったが、ここでアクシデント(ハプニング)が起きた。
想定外は、白い粉を鼻から思いっきり吸い込んだこと。
これには参った。一瞬、息が出来ないのだから。(汗)
ゴールしてから、おしぼりで顔を拭いたが、鼻の中は粉のまま。
痛かったぁ・・でも、楽しかったな、みんな喜んでくれたし・・。
次回は、手作りの「鼻栓」持参しよ〜っと。



2011年10月01日(土)
よろしくお願い島津藩

映画「インスタント沼」(三木聡監督)から。
今回の気になる一言は、
WINKの相田翔子さんの口から飛び出した親父ギャグ。
役柄は「ちょっぴり天然の独身女性」(笑)
普通に「よろしくお願いします」で済むところを
「よろしくお願い島津藩」。(汗)
この台詞、ストーリーにどう関係しているのか、
さっぱりわからず、紹介しようかどうか迷ったが、
やはり、誰かに伝えないと、私の記憶から離れないから、
書くことに決めた。
この台詞、NHK大河ドラマ「篤姫」が口にしたら
もっと面白かったのになぁ。
さらに応用で「よろしくお願い島津ゆたか」とか、
いろいろ使えそうだ。
でも、職場の先輩に教わった「緊張しまくり」をもじった
「緊張、島倉千代子」には届かないな。



2011年09月30日(金)
「出来ない」のを環境のせいにしない

書籍「なでしこの教え」(あきらめない心を作る50の教え)
(早草紀子著・武田ランダムハウスジャパン・142頁)から。
16年以上、なでしこを取材してきた彼女が、
写真も撮り文も書いているからであろうか、妙に迫力があった。
いくつかメモしたフレーズの中で、私は
「『出来ない』のを環境のせいにしない」を選んだ。
仕事でもつい言い訳に使ってしまう、自分の置かれた環境。
彼女たちは、男子のサッカー(Jリーグ等)と比較しても、
その環境は、今でも見劣りする。
しかし「だから勝てません」という言い訳は聞こえてこない。
この立場では・・このメンバーでは・・この仕事量では・・
言い出したら切りがない、社会人の「出来ない」理由に対しても
「まずは、その環境下で結果を出すことを考えることが大事」と
冷静にまとめている。
少なくとも「出来ない」理由は、自分を取り巻く環境ではない、
自分の努力不足にあることを、常に自覚したいものだ。



2011年09月29日(木)
おい、あさりが入ってねぇじゃないか

飲み会の帰り、先輩がラーメン食べたい、というので
一番近いラーメン屋へ千鳥足で向かい、席に着いた。
当然のように、ラーメン食べる前に「ビールと餃子」、
お腹が膨れたところで、ラーメンの注文。
面倒くさいからと、みんな同じ「あっさりラーメン」を頼み、
運ばれてくるまでに、またまたビール。
やっと来たかと思ったら、先輩の一言で大爆笑。
「おい、あさりが入ってねぇじゃないか」(笑)
驚く従業員に「いいからいいから・・」となだめながら、
「先輩、すみません。これネタにさせていただきます」と
おもむろに携帯電話を取り出しメモをした。
この表現で面白さが伝わるだろうか、と心配だけど、
こればかりは誰かに伝えないと、私の頭から離れそうもない。
「ヨガ教室」と「洋画教室」の間違い、と同レベルかな?



2011年09月28日(水)
さぁ、美しい蝶々に変身よ

「3人のエンジェル」(ビーバン・キドロン監督)から。
「チャーリーズ・エンジェル」と間違えて、観てしまったが、
結果的には、面白かったし、元気がもらえたから良しとしたい。
「ドラッグ・クイーン3人が、
全国大会へ向かう途中立ち寄った田舎町を優しさと心意気で
活気づけていくロード・ムービー」の説明に、納得ができた。
時には、私が理解しにくい分野を、こうも簡単に説明してくれる。
「男が遊びで女装するのは、女装趣味。
女性への変身願望が高じて、チン切り手術をするのが性転換者。
ファッションにこだわって派手に着飾るゲイがドラッグクィーン」
なるほど、わかりやすい・・とメモが増えたのは言うまでもない。
その中で選んだ台詞は、彼女ら(彼ら?)が、変身していく時の気持ち。
鏡の向こうにいる、変身前の男の自分に言い聞かせる魔法の台詞。
「さぁ、美しい蝶々に変身よ」
そうか、そんな気持ちで、男から女へ変身していくんだなぁ、と
ちょっぴり理解できた。
また「人生を楽しめない女装坊やはドレスを着ただけのガキよ」と
中途半端な気持ちで、ドラッグクィーンの世界に飛び込もうとしている
少年に対して、厳しい言葉をぶつけるシーンも、印象的である。
どんな形でもいい、他人に何と非難されてもいい、
この世界は「人生を楽しむ」ことが前提条件よ、と諭しているようだ。
意外と多くのことを学んだ作品である。



2011年09月27日(火)
SMC48

日本全国「○○○48」が溢れている。
本家本元の「AKB48/SKE48/NMB48/SDN48」を始め、
自分たちで勝手にネーミングをして楽しんでいる人たちがいる。
まさか、こんな「○○○48」は、ないだろう・・と検索すると
意外や意外、ヒットする時代である。
もはや「便乗させてもらっちゃおう」と割り切った方がいい。
ポスター、パンフレットなどに「○○○48」の文字を見つけると
勘違いして、来場しちゃう可能性もあるから・・(笑)
気になる一言の「「SMC48」は、私の考えたネーミング。
(ShiMizu-Cho)の略。静岡県駿東郡清水町の「SSS」よりはいいだろう。
ちょうど今年は「町制施行48年」だから「清水町48」の略(のつもり)。
実は、行政担当にもこんな遊びが欲しいと思っている。
もちろん著作権に引っ掛からない範囲が大前提だけど、
国民目線で「ネーミング」を楽しんでも悪くない。
「お固い公務員」の「名誉挽回・汚名返上」といきたいところだ。
やばっ、急がないと「SMC49」になっちゃう。(汗)



2011年09月26日(月)
変わりたいと思うなら、今しかないよ

テレビ番組「百年旅行」(Jリーグのある風景)から。
なでしこリーグ「日テレ・ベレーザ」の下部組織である
「日テレ・メニーナ」の女性指導者、寺谷監督の特集だった。
女性なのに「鬼軍曹」と呼ばれ、厳しい指導で、
全日本へも何人も送り出している彼女の言葉は重たかった。
「メニーナ」とは、ポルトガル語で「少女」を意味する。
メンバーのほとんどが、中学生・高校生の彼女たちに
「1回の失敗で学べ」と激を飛ばしながら指導する姿は、
多くのノウハウとして、私の印象に残った。
意外だったのは「選手目線ではダメ」という視点。
「指導者は指導者の目線」で・・これは大変参考になった。
そして、一番多感な時期の彼女たちに、こう呟いた。
「変わりたいと思うなら、今しかないよ」
このフレーズは、一見冷たいような気がするが、
ここで変われなければ、(今、必死になれなければ)
これから先のことを考えたら、辞めたほうがいい、という
鬼軍曹からのメッセージにも受け取れた。
一番伸びる時期だから、一番変われる年代だから、
彼女のメッセージは、私の胸に響いた。
いつか私も、この台詞を職場で使ってみたい。