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しもさんの「気になる一言」
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2011年09月25日(日)
月給分だけで仕事をしたら、文化は広がらないんです

先日話題にした「神津善行の面白音楽講座と音楽会」、
司会進行役の神津善行さんが、最後に嬉しいことを言ってくれた。
「この施設で、このコンサートが、こんな価格で提供できるのは、
佐藤さんという女性館長の熱心さ、あの人の魅力があればこそ。
これからも、みんなで館長を盛り立てていきましょう・・」と。
私も彼女のバイタリティ溢れる行動力に刺激を受け、
お手本にしている方なので、自分のことのように嬉しかった。
そして、神津さんはさらっと付け加えた。
「月給分だけで仕事をしたら、文化は広がらないんです」
そうそう、私も同じ意見です・・・とメモを取り直した。
文化を広げるには、何十億もする箱モノ(施設)ではなく、
そこに働く職員の意識次第なんです、と自分なりに解釈した。
文化は長く続けていくことで、心に溜まっていくもの」、
そんなフレーズが私の心に響いた。
私も、あの人がいたから、と言われるように、努力しようっと。



2011年09月24日(土)
僕は、遅刻する人は信頼できない

書籍「心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣」
(長谷部誠著・幻冬社刊・233頁)から。
内容全体は、ちょっと「若いなぁ〜」って感じたけれど、
要所要所で「私も同感」と思える考え方に出会った。
特に「時間」に関しては、若いのにこんな考え方をするのか、と
羨ましく思える考え方である。
私が長年悩んで、たどり着いた結論なのに。(汗)
彼は「僕は、遅刻する人は信頼できない」と言い切っている。
「時間に遅れるのは、どこかに本気で取り組んでいないという証拠だ。
きつい言い方をすれば、
周りに対する尊敬の念が薄いと思われても仕方ない。
またそういう準備不足の人間がひとりでもいると、
組織の士気にも影響を及ぼす」と書いている。
さすがに若くしてキャプテンマークをつけただけあるな、と
妙に感心させられた。
サッカーだけでなく、仕事でも同じことが言える。
仕事の開始時間に遅れなければいいのではなく、
開始時間に100%の力が発揮できる状態にするために、
何分、いや何十分前に出社して、体制を整える心構えが大事である。
体育会系で育ったためか「私も、遅刻する人は信頼できない」



2011年09月23日(金)
甲斐性のある女性がいい

わが町の若手議員の結婚披露宴に出席した。
プライベートなことなので迷ったが、
やはり記録に残しておこう、と思う。(いい意味で・・)
主賓は令夫人を伴ってご臨席の
環境兼内閣府特命担当大臣・細野豪志代議士。
民主党政権前からのお付き合いらしい。
そんな代議士と彼との会話の一部を、挨拶で紹介された。
代議士の「どんな女性がいいんだ?」の問いに
「甲斐性のある女性がいい」と答えたエピソードには笑えた。
「甲斐性」とは、物事をやり遂げようとする気力、根性。
また、働きがあって頼もしい気性。多く、経済的な生活能力をいう。
「甲斐性のある息子」のように使う。
逆に「甲斐性無し」とは、
意気地のないこと。頼りにならないこと。また、その人。
「いつまでも親のすねをかじる甲斐性なし」のように使う。
本来女性が「甲斐性のある男性がいい」というように使うが、
4年に1度、失業する可能性がある地方議員らしい、と思った。
さすがに大臣、笑いのツボも心得ている。
彼が、立派に成長したと感じているからこそ、こんな話が活きてくる。
レベルは違えど、国民・町民の幸せを願い、
東奔西走する両議員の、今後の活躍を期待したい。



2011年09月22日(木)
すご〜い、こんなことになっていたんだね

台風15号の通過に伴い、被害状況を確認しながら・・と考え、
いつものように、徒歩で通勤をしたが、風景がなぜか違う。
竹箒を片手に、朝から掃除している人たちが目についたから・・。
何かインパクトのある言葉に出会いたいな、と思っていた矢先、
柿田川公園入り口ですれ違った、自転車通学の女子高校生が、
信号待ちの友達に話しかけていた。
「すご〜い、こんなことになっていたんだね」
彼女たちが目にした光景は、樹木は何カ所も折れて歩道に散乱、
葉っぱは国道1号の車道に広がり、前日の台風の凄さを物語っていた。
たぶんテレビで台風状況を見ながら、強く叩き付けるような雨音と、
時折、ガタガタと吹き付ける風音に、それなりの不安はあったものの、
まさか、テレビでは台風被害が放送されない、自分の住む町に、
こんなに影響があったとは想像もしなかったのだろう。
彼女たちの驚きの声が、私には印象に残った。
軽いノリの台詞ではなく、何年経っても思い出せる一言として、
この台詞を残したいと思う。



2011年09月21日(水)
計画停電と(突然)停電は、似ているようで別物

夕方から、台風15号に備え、水防体制の職場待機、
それから招集がかかり、雨と風の様子を分析しながら、
本部職員とともに夜9時半頃まで。
汗と雨でびっしょりの身体で帰宅したら「停電」。
遅い夕食も、ロウソクと懐中電灯の光の中で取ることに。
そこで感じたのは「(突然)停電」の不便さ。
今年の春先、不満だらけだった「計画停電」は、
今考えれば、約2時間ほど我慢すれば済む「停電」。
今回は、いつ復旧するかわからない「停電」。
同じ「停電」なのに、気持ちの余裕が違った気がする。
そう考えると、私たちが努力してきた「節電」なんて、
胸を張って自慢することではないな、なんて思ったりして。
結局、帰宅してから書こうと思っていた「気になる一言」も
無線LANのPCでは、ルーターが作動せず、早寝と決め込んだ。
停電を敏感に感じたのは、愛犬・ダックスフントのジェイク。
犬なりに「不安」を感じていたのだろうか、鼻ですすり泣き。
いつもと違って落ち着かない。
自宅にいて、気になる一言を書けなかった記録として、
「計画停電と(突然)停電は、似ているようで別物」の言葉を
残そうと思う。(翌日ですが・・)



2011年09月20日(火)
今日来た人は、ラッキーですね

先週末「神津善行の面白音楽講座と音楽会」
ロシア・日本・オペラ歌手による「歌の饗宴」を聴きに
裾野市民文化センターに足を運んだ。
出演者は、ソプラノ歌手、高橋薫子さん
テノール歌手、ミハエル・ラティシェフさん。
人間の声って、鍛えるとこんな声が出るのか、と
ただただ驚きの連続であった。
私には、その日その時の声の調子がわからないけれど、
司会進行役の神津善行さんが、こう説明してくれた。
「今日来た人は、ラッキーですね。
二人とも、声の調子が上り調子ですから」・・
人間だから、当然、好調・不調があるだろうけれど、
音楽の専門家である神津さんから、
「今日は、今まで聴いてきた中でも特にいいですよ」と言われ、
なんだか得した気分になったから、不思議である。
もちろん、素人の私が聴いても格が違うなぁ、と感じた2人の、
上り調子の声を聴いたからだろうが、
帰りは、幸せな気分になってハンドルを握った。
観客を喜ばす「今日来た人は、ラッキーですね」は、
いろいろな場面で応用がききそうだ。試してみたい。



2011年09月19日(月)
多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛する日

敬老の日、のんびり自宅で過ごしたが、敬老ネタを1つ。
「敬老」とは、辞書によると「老人をうやまうこと」
これは間違いない。
しかし、敬老の日は、国民の祝日に関する法律第2条によれば、
「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」
ことを趣旨としていることがわかる。
この違い、敬老の日だからこそ、書いておきたいと思う。
ただ単に、長く生きただけで「敬老の日」だから、と主張するのは、
ちょっと違うかな、ということ。
「こどもの日」「成人の日」があるのに「敬老の日」がないのは
おかしいと声を上げ続け、誕生した祝日と知って納得した。
このため、日本以外の国にはないらしい。
日本は、敬老の日を作らなければ、老人を敬うことを忘れる。
日本以外は、そんな日を設けなくても、常に「敬老」を実践する。
この違いは、恥ずべきことかな、と感じている。
高齢者は「多年にわたり社会につくすこと」を意識し、
若者は「そんな老人を大切にし、年寄りの知恵を借りること」を
意識していれば、こんな日はいらないのに・・と思う。
自分だって、そのうち「高齢者の仲間入り」だからこそ、
社会のために尽くすこと、いつも意識しなくちゃなぁ。



2011年09月18日(日)
豊かな社会とは・・

私の考える「豊かさ」って「選択肢が多い」ってこと。
もちろん、選択肢が少なくても、幸せな生活は送れるし、
「豊かさ」が、幸せとは限らないけれど・・。(汗)
メル友のプログで見つけた「豊かな社会」の定義は、ちょっと違う。
「豊かな社会とは、自分の理解できない価値観に基づいたものが、
たくさんある社会のこと」
だから「異質なものは基本的に認めるという」スタンス。
なるほどなぁ、うまい表現だなって、メモをした。
誰もが同じ価値観しか持たなければ、それは逆に怖い。
どこかの国のように、強制的に同じ価値観にさせられている場合、
それは「豊かな国」とは、言えない気がしているからだ。
これからの国づくり、まちづくりでは、
改めて「豊かさ」がキーワードになる気がしている。
もちろん「モノが豊か」ではない、違った意味の「豊かさ」。
自分なりに定義を持っていないとなぁ。



2011年09月17日(土)
人生はまるでネット上のボールだよ

映画「マッチポイント」(ウッディ・アレン監督)から。
主人公クリスが、元プロテニス・プレイヤーだったためか、
物語の要所要所に、テニスに関わる単語があり、
へぇ〜、こんな使い方が出来るのか・・とメモが増えた。
飲食の後、会計をしようと伝票に手が伸びると
「フォアハンドはどけろ」なんてフレーズが出てくる。
ある女性を積極的に口説こうとすると
「あなたって攻撃的なゲームをするのね」
「運より努力よ」と堅実な人生を歩もうとする人たちに
「努力も大事だが、運を軽くみちゃいけない」と諭す。
そんな中で、やはり際立っていたのは
「人生はまるでネット上のボールだよ」である。
このフレーズこそ、冒頭のテニスシーンから
ラストの大どんでん返しまでと、延々と貫かれている。
ボールがネットにかかり、どちらに落ちるか、
これは努力ではなく、まさしく運であろう。
ただし・・手前(自分側)に落ちたからって、不運とは限らない。
なるほど・・人生と同じだ。



2011年09月16日(金)
みんな、仲間じゃないか

映画「11ぴきのねこ」(前田庸生アニメーション監督)から。
先日、わが町の16ミリ同好会が開催した、おやこ映画会の作品であるが、
非常に多くの親子が集まり、私を驚かせた。
調べてみると「11ぴきのねこ」は、馬場のぼるさんが著作した
絵本シリーズのアニメ版らしい。
しかも、アニメ版は現在リバイバル上映は一切無く、
ビデオとDVD等の発売されていない幻の名作となってしまった作品。
それを同好会の方々が、カタカタ回る16ミリ映写機で上映してくれた。
11匹のねこたちが力を合わせ怪魚を捕まえる物語で、
リーダーのトラネコ大将の声が、郷ひろみさんだったので笑えた。
さて、気になる一言は、11匹いることによる集団心理と言うべきか、
バラバラになった時の「みんながいてたくれたらなぁ」であったり、
団結力を生む「みんな、仲間じゃないか」のフレーズを選んでみた。
実は、管理職になった私が、今でも時々使う台詞だったので、
メモを整理しながら、ニンマリって感じである。
私は「仲間」って単語に弱いことが実証された作品とも言えるなぁ。

PS.
上映前と休憩中の間、私も夢中で観ていたTV番組
「マルモのおきて」主題歌「マル・マル・モリ・モリ」を
BGMで流したら、本当に多くの子どもたちが踊りだし可愛かった。