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しもさんの「気になる一言」
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2011年09月15日(木)
「ファルマ」って意味、教えて

「富士山麓先端健康産業積」と訳していた「ファルマバレー」。
静岡県東部地域を中心に、県が推進するプロジェクトのこと。
英語では「pharma valley」と綴る。
しかし驚いたことに「pharma」という単語がみつからない。
類似で見つけた「pharmacy」意味は、薬局。薬店。
読み方も「ファーマシー」、「ファルマ」と読む単語がない。
ホームページには「ファルマとは、医薬を意味する言葉ですが、
このプロジェクトは、もちろん医薬だけでなく、
広く健康関連の産業や技術を対象としています」とあるが、
納得のいく説明ではない気がする。
「恵まれた交通インフラや自然環境、健康関連産業の集積を背景に、
世界レベルの高度医療・技術開発を目指して先端的な研究開発を促進し、
医療からウエルネス産業にいたる先端健康産業の振興と集積を図るもの」
こう書かれた説明にも「ファルマ」の意味にはほど遠い。
これからも、関わりを持っていく構想・プロジェクトだからこそ、
自分の中でスッキリとした理解がしたい、そう思っただけ。
誰か「ファルマバレー」について説明をしてくれないかなぁ。



2011年09月14日(水)
今年の秋は「夏バテ」より「節電バテ」

以前「夏バテ」って言葉は、夏の暑さを超えた秋に出る症状、
夏バテは暑さでばてるのではなく、夏の疲れが秋に出ること。
そんな日記を書いた気がする。
しかし、インターネットや辞書によると、
「夏の暑さで疲れ、動作や思考力が鈍くなること。夏負け」とあり、
医療のホームページには「夏バテは病名ではなく、
夏季の疲れに起因するもろもろの慢性的な病態の総称。
すなわち胃腸症状からメンタルヘルスの症状まで多種多様」と
詳しい説明があったので、まんざら、秋のことでもなさそうだ。
でも・・・私の解釈によれば、これからが「夏バテ」のシーズン。
夏の間、出来る限り電灯を消し、射し込む太陽光で仕事をしたので、
なぜか、いつもの秋より目がかすむ。
ディスプレイに「自然光」は、バランスが悪いようだ。
昨年より暑くないはずなのに、ビールばかり飲んでいたから、
メタボリックが進んだ気もする。
これら症状を私は「節電バテ」と呼んでみたい。
節電しても、身体を壊しては意味がない気がするのですが・・。



2011年09月13日(火)
マンデラに会えばわかる

映画「マンデラの名もなき看守」(ビレ・アウグスト監督)から。
マンデラとは、もちろん「南アフリカ初の黒人大統領となった
ネルソン・マンデラ」のこと。
彼の担当となった白人看守が、彼の発言・行動に触れることで、
人間の大きさ、懐の広さを感じたのだろう。
「昇進より大事なことがある」と言い切り、昇進を棒に振る。
妻に「なぜ、こんなことになってしまったの?」と問いつめられた時、
「マンデラに会えばわかる」と言い返すシーンがある。
この場面が、私には一番印象的だった。
その後も彼は「黒人びいき」と白い目を受けながらも、
マンデラの理解者として、看守と接していくのだが、
反政府運動の指導者の魅力に惹かれていく姿が映し出される。
そして1990.2.11、27年ぶりの自由を得たマンデラを、
看守の奥さんが初めて目にするシーンへと続く。
その時、夫の言った「マンデラに会えばわかる」の意味が
彼女には理解できたのだろう、とても優しい顔になっていた。
派手なアクションもない、静かな映画だが、素敵な作品である。



2011年09月12日(月)
プロジェクトに必要なもの「金・知恵・情報・人脈・汗」

書籍「非常識力」(中村文昭著・PHP研究所・223頁)から。
彼は、経験から感じ取ったのだろうか、
「プロジェクトに必要なもの」を、こう説明している。
「お金を出す人、知恵を出す人、情報を出す人、
人脈を出す人、汗を出す人」が必要だと。
なるほど、とメモをしながら、私の知る限りの組織に当てはめると、
どれも、大切な人たちであり、どれが欠けてもいけないことがわかる。
ひとり何役をこなすのもいいが、出来れば違う人がいい。
言い換えれば、最低5人が本気になれば、
そのプロジェクトは成功する、と言えるのかもしれない。
同じような人ばかり集めては、プロジェクトは成り立たない。
そう読み替えてもいい。
プロジェクトなんて、大袈裟なものでなくても、
イベントでもお祭りでも、同じことが言えそうだ。
あなたの所属団体には、この5つの役割をする人たちがいるだろうか、
もう一度、組織のメンバーを見渡してみて欲しい。
そして足りなければ、出来るだけ「補充」する努力を・・・。



2011年09月11日(日)
あれは英断でした

TV番組「9.11 世界を変えた日」(NHK・BS)から。
もう10年の月日が流れたのか、と驚くばかりであるが、
マスコミも、毎年この時期に「9.11特集」が組まれ、
それを毎年毎年、目にすることで、この事件については
テロの話も含め、知った気になっていた。
しかし今回「200人以上の人がビルから飛び降りた」事実と
その衝撃のシーンや、落ちて叩き付けられた音に触れ、
あぁ〜、私は何も知らなかったな、と強く心が痛んだ。
「大統領と副大統領」は、もしものときのために、当初、
お互い離れていたほうがいいと判断し、行動していたことや、
ハイジャックされた航空機を特定するために、
アメリカ上空に飛んでいた「全ての航空機」に着陸命令を出して、
それに従わせるなど、政府のリーダーシップが浮き彫りにされた。
それを10年後に振返って、彼ら本人たちの口から出た台詞が、
「あれは英断でした」
英断とは「きっぱりと事を決めること。また、すぐれた決断」のこと。
日本も何年か経過して、あの時のあの判断は素晴らしかった、と
思える「英断」を期待したい。

PS.
ネルソン・マンデラが27年ぶりに釈放されたのは、1990.2.11でした。



2011年09月10日(土)
俺たち、気持ちはもう完全にエビフライだからね

映画「南極料理人」(沖田修一監督)から。
冒頭のシーンから「やられた・・」(笑)
最初から最後まで、目が離せないほど面白かった。
お笑い芸人出演のテレビ番組よりも、私にはウケた。
その中から、気になるフレーズを選んでみたが、
貴重な食材「伊勢海老」をどう料理するか、を
南極隊員8人で決めるシーン。
料理担当は、せっかくの「伊勢海老」だから、
「刺身でしょう、普通」と説得するが、
他の7人は「海老」と言えば「エビフライ」と決め付ける。
「でかすぎます」「他にあるんじゃないんですかね、ゆでたり」
そんな料理人の忠告にも耳を貸さず、とどめの一言は
「俺たち、気持ちはもう完全にエビフライだからね」。
仕方なく、伊勢海老をエビフライにして、テーブルに出すと
「なんか遠近感、狂うな」と呟きながら、最後には
「やっぱ、刺身だな」「うん、刺身だよ」と口にする。
これは、ホンのひとコマ。
極限の状態で生活していると、判断を迷うんだよなぁ。



2011年09月09日(金)
しもさんだけを意識していますから

先日、ある女性にこう言われた。
「しもさんだけを意識していますから」
フレーズだけ読むと、色恋の艶っぽい話になるが、
ところがどっこい・・Twitterの話。
私にTwitterを勧めてくれた1人なので、すぐフォローしたものの、
朝起きると「彼女の呟き」で、私のTwitter画面が溢れている。
「今日は、友人と○○へ来ています」「今、みんなで○○を食べています」
「今晩の夕飯は○○です」・・それをずっと丁寧に読んでいたら、
彼女のストーカーになった気分で(笑)、ちょっとヤバいなと感じた。
そこで「とりあえず、1度フォローを外してみたよ」と伝えたら、
「知人にフォロー外されたのは驚いた」と笑いながらも淋しそうだった。
(実は、呟きを丁寧に読む人が少ないようだ。(笑))
Twitterの使い方って、人それぞれだな、と思う。
毎日、生存確認の意味で「おはよう」と呟く人もいれば、
彼女のように「最新の感情・行動・居場所など」を呟く人もいる。
私みたいに、日記の更新をお知らせする手段として、呟く人もいる。
(ただ私の場合、ほぼ毎日更新なので、その必要もないけれど・・)
先日、彼女に会ったら、Twitterの呟き回数を意識しているらしい、
私に「呟きが多すぎる・・」と言われたことが気になるようだ。
そんな意味で言ったんじゃないんだけどなぁ。
みんなどんな使い方をしているんだろうか? ちょっと気になってる。



2011年09月08日(木)
(朝番組は)「隣近所との朝のおしゃべり」よ

映画「恋とニュースのつくり方」(ロジャー・ミッシェル監督)から。
やっぱり、ラブコメディは私の好きなジャンルだな、と確信した。
気になる一言は、朝の(ワイドショー)番組に対して、
キャスターの2人が口論するシーン。
ハリソン・フォード扮する、伝説的なニュースキャスター、マイクは
「朝のワイドショーが、ニュースを報道するか?
見てるのは、リモコンをなくした奴か、寝返りを打てない病人だ」と
ばっさり切り捨て「朝番組は、存在自体が問題だ」とまで。(笑)
実は、私も朝からテレビをじっくり見ることはない。
新聞、ラジオ、インターネットで情報は充分であり、
テレビの前に陣取り、ゆっくり時間を過ごしいる余裕もない。
そんな私たち(男性陣)の意見とは裏腹に、
ダイアン・キートン扮する、女性キャスター、コリーンが呟く。
(朝番組は)「『隣近所との朝のおしゃべり』よ」。
これには参った、というより納得させられた感じがした。
そういう感覚で、テレビを観たことがなかったので、
とても新鮮な表現だった気がする。
だから、ニュース番組というより、ワイドショーなんだな。



2011年09月07日(水)
アマチュアは4本脚、プロは3本脚だね

庭師さんの仕事ぶりを見て、隣で呟いた人たちがいる。
「やっぱり、3本脚の方が安定するんだよ。
アマチュアは4本脚、プロは3本脚だね」
脚立や梯子、その他、高いところの作業する時、
どんな足場を組むのが、一番、安定しているか、という話に
その場にいた人たちが共通して頷いた視点がこれ。
職人は職人の経験から生まれた知恵で、足場は「3本脚」。
植樹したばかりの細い木だって、支えるのは「3本の支柱」。
たぶん、会話だって、話題が尽きないのは、3人。(汗)
日本人は、そんな「3」という数字を昔から大切にし、
生活の知恵としてきたに違いない。
そう言えば、野球選手のサインボールは、3本の脚に載っている。
当然のように、カメラの三脚も・・・。
一番安定しているのは、やっぱり「3本」なんだな。



2011年09月06日(火)
着物の帯は補正下着の役割も?

先日の着付け教室後の懇親会で、参加したメンバーから
なるほど・・と思う意見をいただいたのでご紹介。
「日本人は、きものの帯結びや、髪を後ろで結いあげることで、
体の前後のバランスを取っていた」
この感想が妙に引っ掛かったので、私なりに考えてみた。
着物をキレイに着ている人は、姿勢が良い。
それは、誰もが思うことだが、実際に着てみるとわかるが、
実は、自然と姿勢が良くなってしまうのである。
逆に言うと、姿勢が悪くなることが出来ない。(笑)
普段の生活では、背骨が猫背に代表されるC字形になりがちだが、
帯という、一見窮屈そうにみえるものを、丁寧に巻くことで
背骨をS字形に補正している、そう理解できたからだ。
そこで気になる一言は、私の推測「着物の帯は補正下着の役割も?」
日本文化の代表とも言える「着物」が、見直されているのもわかる。
胃拡張や胃下垂、さらにはメタボリックシンドロームなども、
着物を着て、帯を巻くだけで防止出来るのでは?と期待してみたり。
この効用、私が実験台になって、もう少し調べてみようかなぁ。