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しもさんの「気になる一言」
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2011年07月07日(木)
彦星役、初体験(笑)

今まで、何度となく、子どもたちのために
「豆まきの鬼役」、「クリスマスのサンタ役」をしてきた。
そして、その度に、逆に子どもたちに元気をもらってきたが、
今回は「七夕」にちなんで「彦星役」を頼まれた。
台詞は、ほとんどなく、星型の飾りを頭に付け、
ニコニコ立っているだけだから、よけいに辛い。
親子以上に離れている「織姫」相手に、夫婦(×恋人)を気取り、
願いが叶って、逢えました・・というのも照れるし。
まぁ、子どもたちが喜んでくれればそれだけでいいけど・・。
来年はもう少し、考えないとなぁ(来年もやる気でいる(汗))
希望は「星の国の使者」みたいな役柄で、サンタの夏バージョン、
お土産は、天の川からすくってきた、星形のお菓子(金平糖)。
(勝手に、脚本作っちゃおうかなぁ)
何はともあれ、私のコスプレ・レパートリーに
なぜか「甚平姿の彦星」が加わり、
老後の楽しみが、また1つ増えることになった。
来年は、絶対、自前の着物に角帯で、颯爽と登場しようっと。



2011年07月06日(水)
襲われたらやり返す。そんな勇気、犬にもあるわ

映画「トロイ」(ウォルフガング・ペーターゼン監督)から。
体力的に弱い立場の女性が、大男たちに襲われたが、
彼らに立ち向かっていく姿を見て、
主人公のブラッド・ピットが「勇気あるねぇ」と呟く。
それに答えて、彼女が言い返した。
「襲われたらやり返す。そんな勇気、犬にもあるわ」
言葉と発想が、私にウケたのでメモをした。
今、殴られても、またあとが怖いから抵抗しない、
そんな人たちが多いからだろうか、
「殴り返す」ことは「勇気」ある行為と表現された。
(ギリシャ神話が元ネタなので、時代背景が難しいけれど)
そんな勇気ある行為に、男たちが驚いていたら、
「そんなことが『勇気』というのなら、
犬だって『勇気』があるってことになる、
生きていて、襲われたらやり返すは、当然でしょ。」
そんな気持ちが、伝わってきた「一言」である。



2011年07月05日(火)
「片づけ」とは、過去に「片をつける」こと

書籍「人生がときめく片付けの魔法」
(近藤麻理恵著・サンマーク出版・270頁)から。
はっきりと定義があったわけではないが、
「思い出モノ」を処分できない自分にとって、
とってもスッキリとした考え方が、
「片づけ」とは、過去に「片をつける」こと、である。
けっして、忘れてしまう、ことではない。
自分の心の中で整理をし、いつもでも引きずらない。
それこそ「片をつける」ことになる気がしている。
辞書によると「片をつける(方を付ける)」とは
物事の決着をつける。始末をつける。こととある。
「手紙」「写真」「プレゼント」等は、
私が「捨てられないものベスト3」といっても過言ではないが、
思い出も自分の脳裏に焼き付けることが出来れば、
モノとして残しておく必要は、あまり感じられない。
著者からメッセージの1つとして記されていた
「片付けとは『モノを通して自分と対話する作業』である」
が、心に響いている。



2011年07月04日(月)
野球は「8-7」の試合を

ラジオから流れてきた、今年のプロ野球事情。
試合球に、通称「飛ばないボール」を使用し、
今年は、完全に「投高打低」の力関係が浮き彫り、
ゆえに、手に汗握る投手戦が繰り広げられている。
そんな内容だったと思うが、私は野球界に危機感を感じている。
番組内でも、誰かがコメントしていたが、
「投手戦」が好きなのは、私たちのように、余程の野球好きで
投手とバッターとの駆け引きなどを楽しみにしている人たちのみ。
ほとんどのファンは、打撃戦で、点の取り合う試合が好きなはず。
「1-0」より「8-7」の試合の方が、大声を出せて楽しいのだから。
となると、今回の「飛ばないボール採用」は、本末転倒。
試合時間は確かに短くなったけれど、スカッとした試合が減った。
これが、野球離れに拍車をかけている。
サッカーは、最近では「なでしこジャパン」の活躍もあって、
男女とも着実に人気を確保しているし、
ゴルフも、男女の若い世代が実力と人気で引っぱっている。
「1-0」のスコアは、サッカーに任せておいて、
野球は「8-7」の試合を見せて欲しい。



2011年07月03日(日)
北斎先生、残念でしたね、自分の思いのままに作れなくて

「木版画家・牧野宗則氏によるギャラリートーク」から。
清水町地域交流センターの展示当初から楽しみにしていた、
牧野先生本人によるギャラリートーク。
人柄とでもいうべきなのか、とてもホッとさせてくれた1時間。
(聴かなかった人、損したなぁ・・と本気で思っている。(笑))
さて、メモしまくりの私が、帰宅してから、
走り書きを整理したら、あることに気がついた。
たぶん先生も、無意識で気づいていないかもしれない。
それは、会話の中に「北斎」「広重」の名が、
何度となく登場することであった。
彼の頭の中には、常に日本を代表する、いや世界を代表する
「浮世絵」の作者「葛飾北斎」と「安藤(歌川)広重」がいる。
2人の作品に憧れて、この道(木版画家)を志し、
2人の技術を習得しながら、2人がなし得なかったことを
自分には出来る可能性がある、と信じて修行を積み、達成した。
その過程では、常に「北斎なら(広重なら)、どうするか」と考え、
「北斎は、こんな場合どう思うか」と自問自答を繰り返している。
今まで誰も出来なかった、絵師・彫り師・刷り師の3役を1人でこなし、
さらに、色の制限があった浮世絵の伝統を継承しつつ、
制限をなくした多色刷りで、作者本来の想いを表現したと言ってもいい。
それを先生の口から発せられたフレーズでメモを探したら、
「北斎先生、残念でしたね、自分の思いのままに作れなくて」となった。
弟子が師匠を超えた・・そんな言葉にも受け取れる。
生涯学習の仕事をし、牧野先生と出会えたことに心から感謝したい。



2011年07月02日(土)
便所の100Wは「無駄に明るい」の意味ですよ

昨日の気になる一言・・「便所の100ワット」
叱咤メール、御指摘メールが相次いだ。(汗)
「老婆心ながら・・」「しもさんにしては・・」と前置きされ
「ネットで調べなかったんですか?」とまで、とほほ。
そのほとんどが、便所の100Wは「無駄の代名詞」ではなく
「無駄に明るい」の意味ですよ、というもの。
すみません、私としたことが・・調べもせず。(汗)
普段なら、1度メモしておいて、必ずネットや辞書で調べる癖が
ついているはずなのに。(本当にすみません。反省しています)
「無駄に明るい」とは、空気が読めないと言うか、
ここは静かにする場面というところでも、
明るくはしゃいだりする人を指して「便所の100W」というらしい。
私が嬉しかったのは、読者の反応が早かったこと。
新聞の投稿では、そうはいかないものなぁ。
負け惜しみでなく、しっかり読んでくれているんなぁ、と感じたから、
2日連続の「便所の100W」ネタ。
これからも「叱咤・叱咤・叱咤・激励」をお待ちしています。



2011年07月01日(金)
便所の100ワット

日本全国で「節電・節電」の大合唱となると、
へそ曲がりの私としては、本当にいいのかなぁ?と
気になってしまう癖がついている私であるが、
今回は、そんな意味とはちょっと違うけれど、
この時期のネタとしては、面白いかな?とメモをした。
「そういうのを、便所の100ワットって言うんだよ。」
先輩が横でぼそっと呟いた。
「えっ、何のこと?」とすかさず訊き返したが、
「本当に知らないの?」と逆に驚かれてしまった。(汗)
答えは「便所の電気は10ワットもあれば足りる。
だから、便所の100ワットは無駄の代名詞だよ」と。
なるほど、上手いことを言う。
今度、節電の話になったら、このネタ使おうっと。
ただし、今は「ウォシュレット」や「暖房便座」もあるし、
100ワット必要かもなぁ・・



2011年06月30日(木)
大きくなったら、侍になります

映画「ちょんまげプリン」(中村義洋監督)から。
江戸時代から、タイムスリップしてきて、
現代社会で、プリンの味を覚えてしまった安兵衛。
それを江戸に持ち帰り、プリンの味を再現し現代へ繋げる。
嬉しいことに、この発想は、ラストシーンまで気がつかない。
そこがまた、楽しい映画であった。
しかし、もっと感動したことは、わずかな時間ではあったが、
江戸時代のお侍さんと一緒に過ごした子役、鈴木福君が
幼稚園の卒業式に叫んだ「大きくなったら」の夢。
他の子どもたちは、ケーキ屋さんやサッカーの選手など、
幼稚園児らしい夢だったのに、彼だけは堂々と叫んだ。
「大きくなったら、侍になります」
事情を知らない人たちは、大笑いするけれど、
お母さん役を演じた、ともさかりえさんは大拍手を送った。
彼なりに、お侍さんから感じた、礼儀や言葉遣い、
はたまた、ものの考え方に感動しての言葉だと思う。
自分の息子が、心からそう感じてくれていることに、
彼女は「誇り」さえ、感じているようにみえた。
私も口にしてみたいな。「今からでも、侍になります」。



2011年06月29日(水)
「脱原発論」に「油断」は想定済み?

野村証券沼津支店開設50周年記念特別講演会
講師「森本敏」氏、(拓殖大学 大学院教授・海外事情研究所長)から。
演題は「当面する国際情勢と日本外交」。
あっと言う間の1時間半、実は、私の考えがぐらついた内容であった。
勿論「脱原発」が基本の考えであるが、
講師の話から、東アジアの動きや、石油産出国の中東情勢を知り、
日本は、一気に「脱原発」に突き進んで良いのか?という疑問がわいた。
石油・石炭といった化石燃料は、環境問題に波紋を広げるが
それでも大前提に、中東からの石油安定供給がある。
しかし、不安定な「石油産出国」の政治に目を向けると、
突然、石油が断たれる可能性がないわけではない。
いわゆる「油断」だが、これは「想定済み」なのだろうか。
石油が断たれることは「想定外」だったではすまされない。
原発は廃止したけれど、石油が供給されなければ、
日本はどうなってしまうのか、私には正直わからない。
今回の講演会で教えていただいたことは、
もっともっと大きな視点で、物事の本質に迫る考え方である。
私が抱えている懸案問題も、大所高所から考えて、
判断・指示をすべきなんだ、と理解した。
私たちに関係なさそうな、世界の動きを知るって、大事なんだな。



2011年06月28日(火)
「感動した!」VS「菅、どうした?」

先日、テレビをぼ〜っと観ていたら、突然、
小泉純一郎元総理大臣が呟いた台詞に、笑わずにいられなかった。
細かくメモしなかったから、正確ではないかもしれないけど、
言葉遊びとしては、最高に楽しかった。
「以前、貴乃花が優勝した相撲で、内閣総理大臣杯を
土俵の上で手渡す時、私は『感動した!』と叫んだ。
そして今、もう一度叫びたい。『菅、どうした?』と。」
今でも「ボキャブラ天国」という番組があれば、
「大笑」をゲットできるほどのセンスではないか。
これを、誰でもない、小泉元総理がカメラに向かって
発した台詞だからこそ、その面白さが倍加した。
私のアンテナには、ぴったりハマってしまい、
いつものように、誰かに伝えなければ、収まらないので
この「気になる一言」で紹介する事にしたが、いかがだろう。
「かんどうした」と入力し変換したら、どちらの表現が多いかな。
あとで、試してみようっと。(笑)