初日 最新 目次 MAIL HOME


しもさんの「気になる一言」
しもさん
MAIL
HOME

My追加

2011年06月17日(金)
大丈夫だ、酔っ払いは怪我をしないから

映画「素顔のままで」(アンドリュー・バーグマン監督)から。
私にとっては衝撃のシーンから始まった。
映画「ゴースト/ニューヨークの幻」の主演女優、デミ・ムーアの演技に、
何度も涙腺を緩ませた思い出がもろくも崩れた。
だから、彼女のストリッパー姿は、
見たいような見たくないような、微妙な心境であった。(汗)
さて、気になる一言は、物語とはあまり関係ないが、
ストリッパーに酔っ払いがちょっかいを出し、喧嘩になる。
心配する人たちをよそに、誰かが叫ぶ。
「大丈夫だ、酔っ払いは怪我をしないから」
確かにそうだな、とメモをした。
アルコールの力で、筋肉が緩み、知らず知らずにクッション役、
それが大怪我に繋がらない理由だろう。
しかし、翌朝、体じゅう打撲で痛みが走ることも多々。
そうか、大怪我はしないけど、軽傷はするんだよな。(涙)



2011年06月16日(木)
「頼む」とは、相手を信頼するということ

情報源のメモを忘れました、ごめんなさい。
たしか、メモはもう少し長かった。
「人に何かを頼むということは、相手を信頼するということ」
なるほど・・これは単純でわかりやすい。
簡単に言うと、頼んでおいて「裏切られた」と騒ぐのは、
自分の人を見る目がなかったということを、
他人に公表していることと同じである。
そんな意味に、私は解釈した。
「頼む」ことが出来ない人は、全部1人で解決しようとして
最後は、手に終えなくなるし、人間関係に悩むこととなる。
「頼む」ことが上手に出来る人は、人間関係もうまくいく。
こんな生き方の基本中の基本、知っていると
人生が豊かになるに違いない。覚えていて欲しい。



2011年06月15日(水)
誰にも言えない秘密よ

映画「言えない秘密」(ジェイ・チョウ監督)から。
最初、変なタイトルだな・・と思っていた。
「秘密」とは、隠して人に知らせないこと。公開しないこと。
だから、言えないことが、秘密なんじゃないかと・・(笑)
原題を調べてみると「不説的、秘密」。
そうだよなぁ「言えない秘密」ではなく、
「説明できない秘密」なんだよ、と自分で納得した。
(英語では「secret」)・・これまた説明不足。
少なくとも、主人公の女性が口にした
「誰にも言えない秘密よ」の方が、ピッタリだと思う。
帰宅してから、メモを振り返ると、その場面場面で拾った
一つひとつのフレーズが、意味をもって繋がってきた。
最後の展開で、それまでに口にしていた台詞が、
そうか、だから、あの時、あんなこと言ったんだ・・と
生き返ってくる感じがする。
「僕の彼女はサイボーグ」など、
彼女が未来から来たストーリー仕立ての「日本映画」と、
今回の過去から来たストーリー仕立ての「中国映画」。
比較してみると面白い。



2011年06月14日(火)
伊の脱原発投票 首相敗北宣言

気になる一言になるかどうか、迷ったけれど、
今回は、yahooのトピックスの見出し。
結果は、他のメディアで確認したのでわかっていたけど、
省略し過ぎで、判りにくくなってしまった。
「伊の原発再開投票 首相敗北宣言」とか
「伊の原発推進投票 首相敗北宣言」ならば、
政府は、原発再開を前提に、その是非を国民に問うたけれど、
結果は、政府の案に反対したんだな、と判る。
だから、首相は敗北宣言したんだと・・・。
しかし「伊の脱原発投票 首相敗北宣言」では、
政府の提案は「脱原発」、しかし国民が反対し、
原発再開、原発推進へ、舵を切ったことにならないだろうか。
私の考え過ぎかもしれないが、ネットの見出しは、
内容を確認しないと、正反対の理解をしてしまう。
たかが「見出し」というべからず。
忙しい人は、見出しだけで、世界の潮流を読むのだから、
新聞でもネットでも、見出し担当は、言葉を勉強すべきである。



2011年06月13日(月)
片付けは、習ったことがないから

書籍「人生がときめく片付けの魔法」
(近藤麻理恵著・サンマーク出版・270頁)から。
目から鱗の「片付け」方法であった。
書店には、片付け・収納・・等の関連本が並び、
「断捨離」をキーワードとして、会話が弾む時代。
それなのに、それなのに、片付けは進まない。(汗)
どうしてだろう?といつも感じていた疑問を、
この書籍は、解決してくれた。
特に、印象的だったのは、今までの知識が、
何も役に立たなかったこと。いや、邪魔していたこと。
小さい頃から母親の「片付けなさい」を耳にし、
そのたびに、モノを右から左へ移動していただけ。
いつも「片付けなさい」と口にする親、先生、上司は、
こうやって「片付けなさい」というアドバイスはくれない。
それは誰もが「片付けは、習ったことがないから」。
今考えれば不思議なことだが、誰から教わるものではなく、
「片付けなさい」の一言で、自己流に試してみる。
それをなんと、50年以上続けてきたから、驚くばかり。
「家の中を劇的に片付けると、その人の考え方や生き方、
そして人生までが劇的に変わってしまう」という
若い著者からのメッセージ、妙に納得してしまった。



2011年06月12日(日)
昔の宿は、情報が集まりやすい場所だったから

わが町自慢の講演会「第140回泉のまちカレッジ」、
講師は小金澤保雄氏、演題は「清水町とその周辺の遺跡」、
サブタイトル「卑弥呼の時代から源頼朝の時代まで」。
正直、昨日は大雨警報が発令されている中だったので、
どれくらいの人が集まるのか、不安であったが、
私の予想をはるかに超えて、多くの方が聴講してくれた。
考古学というのは、ファンが多いことも認識したし、
自分たちが住む場所が、どんな歴史を辿った地域なのか、
知りたがっている人の多いことも教えていただいた。
気になる一言は、源頼朝時代の話だったと思う。
どうして、源頼朝が「黄瀬川宿」という「宿」を好んだのか、
そんな解説の途中、講師はサラッと言った。
「昔の宿は、情報が集まりやすい場所だったから」
交通の要衝にあるということは、情報が集まるということ。
それは、どの時代においても「情報」が、
まちづくり(戦い)に欠かせない要素だということを、
私たちに教えてくれる。
自分の住んでいる町が「誇り」となるには、
やはり、日本の長い歴史に一部でも関わっていることかな。



2011年06月11日(土)
絶対来てくれそうな人に渡そうね

地元の県立高校「沼津商業高校吹奏楽部」の
第10回フレッシュ・コンサートに招待された。
彼ら高校生が、今回の大震災を目のあたりにして、
自分たちに何が出来るだろうか、真剣に考えた結果、
その想いを「音」に託した、チャリティ演奏会が実現した。
場所は、350席の地域交流センター、多目的ホール。
普段なら、来てくれそうな知人友人にチケットを配るところだが、
今回は、どうしても譲れないことがあったようだ。
それが「今回は無料だけど、限られたチケットだから、
絶対来てくれそうな人に渡そうね」。
彼らの想いが通じたのか、会場は満員御礼、空席が殆ど見当たらず。
メンバーには、数ヶ月前まで中学生だった部員もいて驚いたが、
「こんな大勢の方の前で、ソロを演奏して、とても嬉しいです」や
「今回のコンサート、自分の成長になっていると思う」など、
彼らは彼らなりのコメントで「緊張と喜び」を伝えてくれた。
演奏者と観客が一体となった、素敵なコンサートに拍手を送りたい。
彼らが被災者に対して、何が出来るだろうか、と考えたように、
私たちもまた、若い彼らにどんな支援が出来るか、考えたいと思う。



2011年06月10日(金)
保安院、全員アホ(ほあんいんぜんいんあほ)

知人の日記で知った、面白回文、ご紹介。
回文とは、辞書によると「上から読んでも下から読んでも
同文・同文句になるように書かれた文のこと。」
「アホ」は、人権問題から言えば差別用語なのかもしれないが、
「タケヤブヤケタ」と同じレベルの言葉遊びとして、メモをした。
もうすぐ震災から3ヶ月になろうというのに、
収束のめどがたっていないのは、呆れるばかりであるが、
枝野氏・東電と同様に、何度も何度もテレビに映し出された
「保安院」の肩書きを持つ人たちは、
自分たちの役割をどう考えているのだろうか。
保安院に、何人の人がいるのかも知らないので申し訳ないが、
そんな彼らの行動・発言を観て、国民が叫んでもおかしくない。
「保安院、全員アホ(ほあんいんぜんいんあほ)」と。
何十年も経って、この東日本大震災を思い出した時、
意外とインパクトがあるのは、こういったフレーズに違いない。
それにしても、誰が考えた知らないが、巧い。



2011年06月09日(木)
今の自分を励ましてくれるのは、過去の頑張った自分だけ

書籍「島田紳助100の言葉」
(島田紳助著・ヨシモトブックス刊・158頁)から。
う〜ん、文字の大きさも統一されていないし、読みにくい。
タイトルは「100の言葉」なのに「104」まであるし・・。(笑)
正直、あまりメモしたくなるようなフレーズは少ない。
その中で、みつけたのは「武田鉄矢さんいわく、」で始まる、
「今の自分を励ましてくれるのは、過去の頑張った自分だけ」。
まぁ、彼の台詞ではなさそうだが、この視点は素敵だと思う。
(さすが、金八先生(笑)・・とメモをした)
いつだったか、オリンピック金メダル選手のコメントで、
「プレッシャーを追い風にするのは、自信である」を紹介したが、
現実には、プレッシャーを自信に変えるほどの経験は出来ていない。
しかし、今回のフレーズは、す〜っと私の心にストンと落ちた。
もちろん、自分を支えてくれる多くの方の励ましも大変ありがたいが、
最後は、やはり、今までの環境で頑張ってきた「自信」こそが、
一番の励ましになる、ということに、私は頷いた。
このフレーズに、私なりの続きを残したい。
「今の自分を励ましてくれるのは、過去の頑張った自分だけ」
「そして、未来の私を支えてくれるのは、今、頑張っている自分」



2011年06月08日(水)
愛された思い出、愛した思い出

映画「サヨナライツカ」(イ・ジェハン監督)から。
「辻仁成のベストセラー恋愛小説を、辻の妻・中山美穂を
主演に映画化。」のコピーにつられ鑑賞してしまった。(汗)
いくら職業が女優とはいえ、自分の妻をR15指定の映画に
出演許可する夫・辻仁成さんの気持ちが理解できないで困った。
さて、話は映画に戻るが、選んだ気になる台詞は、
「愛された思い出、愛した思い出」としてみた。
正確には「人間は死ぬ時、愛されたことを思い出す人と、
愛したことを思い出す人に分かれる」である。
さぁ、私はどっちだろう?と考えてみたが、
本音で「正直、わからない・・」としか言えない。
死ぬ時に、そんなことを考えるかどうかもわからないから。
「一所懸命愛したし、一所懸命愛された」と感じていれば、
どちらでも良いような気がしている。
結論が出ないから、もう1つご紹介。
「好青年なんてウソばっかり。
好青年はこんなことしないでしょ。」と言いつつ、
キスしてしまう台詞の方が、インパクトあったかなぁ。(笑)