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しもさんの「気になる一言」
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2011年03月09日(水)
ネイチャーにも、ネエちゃんにも優しくしていますよ

お待たせ、水曜日、男女ネタ。(笑)
たしか、自然環境保護の話をしていた時だったかなぁ。
「地球に優しい生活をしている?」なんて会話になって、
地峡に優しいってどういうこと?と問いつめたところ、
自然を大切にしているか、ってことだよ、と説明された。
自然に対して、こちらが優しくしてやる、という視点こそ、
自然に対して失礼なんじゃないか?なんて、
けっこう真面目な話をしていたところ、
偶然、ラジオから流れてきたフレーズが
「ネイチャーにも、ネエちゃんにも優しくしていますよ」。
あまりのタイミングの良さに、一同、爆笑。
私は、せっせとメモをした。(笑)
女性読者には、またまたくだらないことを・・と思われ、
男性読者からは、そのネタいただきました、と喜ばれる。
このフレーズを使うT.P.Oさえ、間違わなければ、
とても面白いフレーズなんだけどなぁ。



2011年03月08日(火)
探偵には、事件が必要だ。今すぐにでも・・

映画「シャーロック・ホームズ」(ガイ・リッチー監督)から。
映画の冒頭、ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr.)が呟く。
「探偵には、事件が必要だ。今すぐにでも・・」
なるほど・・と苦笑いしたくなるほど、面白いフレーズだった。
解決したくって仕方がない・・そんな気持ちが
「謎解きに飢えていたんだ」と自らの心境を語るシーンとダブる。
平和な生活が続き、事件がなければ、探偵は商売にならない。(笑)
さらに「あきらめろ、この謎は君には解けない」と言われれば、
危険を顧みず、謎解きに深入りしていく。
冷静なはずの探偵を、一発で興奮させる台詞も散りばめられている。
「恐怖心というのは、感染しやすい」
「粘土がなければレンガは作れない」
「その靴に見覚えがある」「君のメガネは派手好きだ」など、
洞察力と推理の面白さを、伝えてくれる台詞も満載である。
私の抱いていた「シャーロック・ホームズ」の人物像とはだいぶ違うが、
これまた裏をかかれたようで、面白かった。
「探偵」という職業を考えれば、「事件」は謎解きが難しいほど燃える。
「平和」であって欲しいが、映画の世界だけは「事件」を許そうと思う。
新しいタイプの「ホームズ」に出番がなくなると困るから。



2011年03月07日(月)
それって、老化現象の始まりらしいですよ

あれっ?テレビ番組だったかな、ラジオだったかな、
情報源不明、ごめんなさい。
ただ、フレーズして面白いなぁ、と思ってメモをした。
何かちょっとスムーズにいかなかった時に限らず、
どんな場面でも使えるから面白い。
台詞は、若い人が口にすればするほど、効果があるようだ。
「昨日、コタツでウトウトしちゃった・・」
「それって、老化現象の始まりらしいですよ」
「昨日のお笑い番組、笑えなかったね」
「それって、老化現象の始まりらしいですよ」
「恋愛って面倒くさいだろ?」
「それって、老化現象の始まりらしいですよ」
話題は何でもいい。(笑)
「えっ、それホント?」とムキになったら、
「なにを慌てているんですか? 嘘ですよ、冗談です」と
付け加えればいいようだ。
私などは「そうだよなぁ」と納得してしまう年齢だけど、
20歳が10歳に言われたら、焦るだろうなぁ。



2011年03月06日(日)
白いネクタイで集まるのはいいねぇ

昨日の結婚披露宴で耳にした
久しぶりに顔を合わせた年配の方々の会話から。
「白いネクタイで集まるのはいいねぇ」
同じテーブルではなかったから、聞き流していたけれど、
50歳を過ぎた私たち年代でも同じことが言える。
気が付けば、ここ数回、礼服は葬儀にばかり活躍しているし、
結婚式場でポケットに手を入れたら、数珠が入っていた、
そんな笑い話が、現実のものになってきた。
だけど、冠婚葬祭を「ネクタイの色」で区別できるなんて
面白い国だなぁ、と思う。
太って着れなくなった礼服も「どうせ買い替えるならお祝い事で」
と呟いた先輩がいたが、何となくわかる気がする。
どちらも列席者は、個性を出してはいけない場面、
いえ、出す必要がない場面なのかもしれないが、
それでは、ちょっと寂しい気もするから、
お祝いの礼服と、葬儀の礼服、
しっかりと区別したいな、と思う今日この頃。
結婚式の服装をもっとオシャレにすればいいんだなぁ、きっと。



2011年03月05日(土)
ギリギリセーフです

昨年度、一緒に仕事をした部下の結婚式だった。
今年度から、隣接の自治体への就職が決まり、
正規職員として1年間頑張り、可愛がってもらった様子は、
参列した新しい仲間の祝福でわかった。
昨年4月入庁の同期生とおぼしき、若さ溢れる職員の余興に
久しぶりに笑い、楽しい時間を過ごした。
本来なら、半身裸の余興は下品で、若いなぁ、と
一蹴するだけなのだが、今回はその枠を超えて面白かった。
観客からの掛け声にも、さらっと対応する余裕すら感じられた。
「おい、はみ出してるぞ」
「いえ、ギリギリセーフです。昨日、剃りましたから」
「(クビになったら)、うち(の町)で拾ってやるぞ」
「お願いします」
新郎新婦には申し訳ないが、このシーンが一番印象に残った。
きっと何年経っても、この会話を思い出すだけで、
和やかな今日の結婚式を思い出すに違いない。
私の気になる一言は、そんな役割も担っているのだから。



2011年03月04日(金)
「日本画」は「岩彩画」?

以前、箱根「成川美術館」で見つけた、面白い発想。
それは「日本画」は「岩彩画」と呼ぶべきではないか、という主張。
よく考えてみると「日本画」というように、絵画の分類に
国の名前をつけるのは、不思議だなぁ・・と思っていた。
芸術の都と言われるヨーロッパの各国でも、
「イタリア画」「フランス画」「イギリス画」などとは言わない。
では、大陸とか地域の括り・・と考えてみたが、
「ヨーロッパ画」とか「アメリカ画」なんて耳にしたことないし。
だからこそ「日本画」という名称に、私は誇りがもてる気がする。
さて、冒頭の話に戻る。
「油彩画」「水彩画」「水墨画」と言うように、
画材に対して分類するのならば、
「岩絵の具」を使う日本画は「岩彩画」と言うべきではないか。
そんな内容だったが、日本画も、今や世界的に浸透しているのだから、
そろそろ「岩彩画」と呼び名を変えてもいいのかもしれない、と
一瞬考えてもみたが、いやいや、やっぱり「日本画」の方がいいかな。
グローバルになっても「NIHONGA」で通して欲しい。



2011年03月03日(木)
違いますよ

2010年06月17日(木) 映画「チャプター27」について書いた。
http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=40832&pg=20100617
ジョン・レノン暗殺に至る、犯人マーク・チャップマンの
3日間を映画化したものである。
その中で、タイトルの「チャプター27」は、
1980年12月にジョン・レノンが死んで、27年目だから、と
推測で書いてしまったのだが、読者から「違いますよ」と指摘があった。
気になって「オフィシャルサイト」を調べたら、小さく記されていた。
「チャプター27とは・・
26のチャプターで綴られている、J.D.サリンジャーの不朽の青春小説、
「ライ麦畑でつかまえて」の主人公、ホールデン・コールフィールドに
自分を重ね合わせていた、マーク・ディヴィット・チャップマンが、
この小説を完全に誤読して、ジョンレノン殺害に至った
その「ライ麦畑〜」から逸脱した「最後の行動」を象徴するものである。」
本当だ、ごめんなさい、私の間違いでした。(汗)
本当に映画が好きな人って、そこまで読むんだなぁ、きっと。
私の場合、映画の中の台詞を集めているだけだからなぁ。



2011年03月02日(水)
全ては妻しだいです。優しく誘えばいいのです

映画「マリー・アントワネット」(ソフィア・コッポラ監督)から。
正直、何を伝えたかったのか、よくわからなかった。
14歳で結婚、18歳でフランス王妃に即位、
世界一有名な王妃マリー・アントワネットを主人公にした
ドラマであることはわかるのだが・・。
そこで視点を変えて、どうして、なかなか
夫ルイと世継ぎ誕生の行為(セックス)が出来なかったか、を検証。(笑)
たぶん・・私の推測だけど・・
初めて出逢うシーン、彼女は夫となるルイ・オーギュストに呟く。
「まだ子どもみたい」
この台詞は、あまりクローズアップされていないが、
これから妻となる女性に、初対面でこんな台詞を言われたら、
男だったら、トラウマになるくらい落ち込むはず。(汗)
男としての自信が蘇るまで、時間が経ってしまった・・という
男側からの仮説であるが・・。
「ご懐妊なしには、影響力は持てません」とアドバイスした者もいる。
彼女のプレッシャーは、大変だったろうなぁ・・と感じながら、
彼女の母親のアドバイスを最後に残したい。
「全ては妻しだいです。優しく誘えばいいのです」



2011年03月01日(火)
「失敗から学ぶ人」から「成功から学べる人」へ

講演「夢を実現させた原動力とは!!」(河合純一氏)から。
「NPO法人・清水町体育協会創立40周年記念」の基調講演で
パラリンピックの金メダリストである彼の話を聴くことができた。
実は、パラリンピックは、退役軍人のリハビリだったんですよ、と
話し始め「目に見えないことは障害ではない」と言い切った。
「目が見えなくても、足があれば歩ける」
「目が見えなくても、手があれば文字は書ける」
こう淡々と語る彼は、出来ないと嘆くより、
どうしたら出来るようになるか、を考えましょう、と語った。
そんな彼の話で、印象に残ったのは、
「『失敗から学ぶ人』から『成功から学べる人』へ」。
たしかに「失敗」することで学ぶことも多い。
スポーツは、正々堂々と失敗したり、負けられるけれど、
やはり「成功」することで学んだことの方が大きいのだろう。
それは、たぶん技術的なことではなく、
自分の成功を手放しに喜んでくれる仲間がいることを知り、
「自分ひとりで成功したのではないことに気付く」
これが、彼の言う「成功」から学ぶという意味に違いない。



2011年02月28日(月)
作詞・作曲者、不詳の「仰げば尊し」

明日から3月、卒業式のシーズンだから。
先日、何気なく見ていたテレビ番組「題名のない音楽会」から。
卒業式の定番ソング、第1位は「仰げば尊し」だった。
(もちろん2位は「蛍の光」)
「仰げば尊し」と言えば、
「身を立て、名をあげ・・」等のフレーズがよくない、と
卒業式に歌われなくなった、と言われる歌でもある。(汗)
しかし、字幕で画面に映し出された、
「作詞・作曲者、不詳」の文字が気になって仕方がなかった。
私の記憶では、たしか「スコットランド民謡」だったが、
つい先日、この歌の原曲がみつかった・・と報道されたはず。
作曲者はH. N. D.、作詞者はT. H. ブロスナン。
私としては、どちらでもいいけれど、これだけ私の胸に響くので、
当然、日本人の作詞・作曲だと思いたい、だけである。
そして、この曲を聴くたびに、娘の高校卒業式を思い出していた。
音楽って、いろいろなことを思い出させてくれるなぁ。