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しもさんの「気になる一言」
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2011年02月07日(月)
絵の完成ってのは、どこで自分を許すかだ。

NHKのテレビ番組「日曜美術館」から。
職業・画家、という人に、一度、訊ねたいことがあった。
「よし、これで完成」と筆を置くきっかけである。
描きこめば描きこむほど、愛着が湧き、絵にも深みが増す。
職業でなければ、応募〆切とか、なにか理由をつけて、
これで完成、とやめるような気がするのだが、
プロとしては、本人が納得した作品として、
最後に「落款」を押すのは、どんなタイミングだろう、と
いつも気になっていた。
それに答えてくれたのは「日本画家・小島淳作」氏。
「絵の完成ってのは、どこで自分を許すかだ。」
なるほど、そうだよなぁ・・とメモをした。
「自分を許す」という表現に、妙に納得させられたから。
そういえば、画家だけでなく、執筆業や彫刻家、作詞・作曲家、
ものを作る人はみんな同じ気持ちなんだろうな。
私も、毎日、この「気になる一言」を書いていて感じるから、
レベルは違うけれど、ちょっとだけ、わかる気がする。(汗)



2011年02月06日(日)
超絶技巧

三島市にある「佐野美術館」の企画展、「幕末・明治の超絶技巧」
パンフレットには「世界を驚嘆させた金属工芸。
清水三年坂美術館コレクションを中心に」と書かれている。
作品を目にした途端に、私は「超絶」という言葉に納得した。
「超絶」とは「他よりとびぬけてすぐれていること」
「超越」とは「標準をはるかに越えること。俗事から抜け出ること」
私的には「人間技とは思えない」くらいの表現が相応しい。
幕末・明治の日本の工芸技術には、本当に驚かされる。
作品のいくつかには「拡大鏡」が用意され、
その精密さは、文字に表現しても伝わらない気がする。
「超絶」で思い出したのは、ハンガリーの作曲家、リスト。
彼のピアノ演奏は「超絶技巧」という言葉が似合うと思うが、
初めて、彼のピアノ協奏曲を耳にした時の感動と似ている。
いやいや、それ以上の感激だったかもしれない。
お近くの方、是非、一度、鑑賞して欲しい。
同じ日本人ということに、誇りが持てるはずだから。



2011年02月05日(土)
ロールキャベツ系

最近「草食系男子」「肉食系女子」の表現も、
気にならなくなってきたが、また新しい「〜系」を知った。
それが「ロールキャベツ系」
「見た目は草食系、中身は肉食系」のことを指すらしい。
実は以前から、おとなしい男性が増えたからって、
「草食系」はありえないだろう、と思っていた。
子孫を残す遺伝子は、男性には必ずあるはずだから。
エッチな本や、関連の画像、動画も見るだろうし、
やはり、男は「肉食系」の血は流れていると言い切れる。
だからこそ「ロールキャベツ系」は、ピッタリ。(汗)
「男は狼なのよ、気をつけなさい・・」と
ピンクレディの2人は歌ったけれど、
「今の男は、見た目は草食系、中身は肉食系、気をつけなさい」
今度から「草食系ですか?肉食系ですか?」と訊かれたら
自信を持って「ロールキャベツ系です」って、言おうっと。



2011年02月04日(金)
「見守る」とは「見て番をする」こと

最近では、子供たちを不審者から守るために、
高齢者や地域のボランティアの方々が、
朝夕の登下校時に、角々に立ち、子供たちを見守る動きが
全国各地でみられる。
地域の「子育て力」にとって、大変素晴らしい活動である、
と評価していることを前置きして、気になることを1つ。
「見守る」は、辞書によると
1 見て番をする。事が起こらないように注意して見る。
「この成長を見守る」
2 じっと見つめる。熟視する。
「衆人の見守る中での離れ業」「成行きを見守る」等
意味としては、世話をやくことではないと思う。
道路で、交通整理をし、安全確保をしてしまうことは、
子供たちのために本当にいいのか、考える必要がある。
自分のことは自分で守る、という最低限の
危機管理を忘れた(覚えない)子供たちが、
大きくなったとき、どんな社会になっているのか、
私は心配で仕方がない。
文科省が目指した「生きる力」はどうしたのだろう。



2011年02月03日(木)
ただし、大食いですけど

たしか、映画のワンシーンだったと思うが、
映画のタイトルが浮かんでこない。(珍しくメモが見つからない)
「プレゼントは何がいい?」みたいな会話だったかな。
「私は、花より団子ですから安上がりですよ」とさらっと答え、
そのあとに、にゃっと笑って「ただし、大食いですけど」。
この絶妙の会話に、私は思わずメモをした。
「大食い」って言ったって、そんなに食べないだろう、という
安心感はあるが、油断は出来ない。(汗)
食べるといったって、フランス料理のフルコースや
ふぐ料理、カウンターで食べる寿司などに連れて行けば、
そちらの方が断然、お金がかかることだってある。
だけど、だけど、自分も美味しい料理が食べられるわけだし、
この台詞を、タイミング良く使える女性は魅力的だと思う。
「私は、花より団子ですから安上がりですよ、
ただし、大食いですけど」。
試す機会がある女性陣、是非、ご報告を。



2011年02月02日(水)
「一」(ピンタ)から「十」(キリスト)まで

 先日、落語家「桂米助」さんに、呑みながら教わった雑学。(笑)
「ピンからキリまでって知ってる?」と訊かれたので、
「花札の1月・松から12月・桐までってことですよね」と
今までの知識を披露したら、跡形もなく沈没。
答えは「ピンタからキリストまで」。
帰宅後、気になって辞書で調べたら
ピンは、ポルトガル語の「pinta」の略。「点」という意味。
もちろん「はじめ、第1。最上のもの」の意味がある。
キリは、ポルトガル語の「cruz」(クルス)の訛。
十字架の意から転じて、十の意味がある。
確かに「一」(ピンタ)から「十」(キリスト)まで。
こんなネタ、落語に登場するのかなぁ・・と思いながらも、
場を飽きさせない引き出しの多さに驚かされた。
このネタ、私もどっかで使わせてもらおうっと。(汗)



2011年02月01日(火)
今回は、特別バージョンでお届けしましたぁ・・

先日紹介した、寄席の色物のひとつ、大神楽曲芸師は、
紅一点の「鏡味初音(かがみはつね)」さん。
(色物とは、プログラムに赤い字で書かれていたかららしい)
傘の上で、いろいろなものを回す曲芸は、気分転換にもなり、
寄席には欠かせない、華やかなものであった。
若い女性だったから、演じる方も観客も、ハラハラどきどき。
曲芸のひとつ「金の輪(リング)」を手に取り、
「これが回れば、みなさんの金回りが良くなります」と
可愛い声で口上したかと思えば、回し始めてバランスを崩し、
リングが舞台の下に落ちてしまった。
「あぁ、落ちちゃいましたぁ」と焦り気味の声で呟いたので、
私は、この場面、どう乗り切るのかな?と眺めていたら、
「今回は、特別バージョンでお届けしましたぁ・・」と一言。
うまい・・と拍手を送ってしまった。(笑)
私たちの仕事だって、いつもうまくいくとは限らない。
失敗した時のフォローは、経験なんだろうな・・とメモをした。



2011年01月31日(月)
その比喩、歳がばれるわよ

映画「40女と90日間で結婚する方法」(監督)から。
あれ?監督が不明。
40女役は、私のけっこう好きな女優、飯島直子さん。
今の若い人たちとの違いが、台詞にもいかされていて、
意外とメモが増えてしまった。
「平成生まれは妙な名前ばっかりなんだ」
「悪かったわね、未来予想図が十八番で」
「ドッキリカメラか?」・・平成生まれにはわからない。
そんな作品中「私は、キャメロンディアスでも
松嶋奈々子でもないってこと」とふて腐る場面、
女友達がさらっと指摘する。
「その比喩、歳がばれるわよ」
今の若い子ならば、「アン・ハサウェイでも、
長澤まさみでもないってこと」と例えるらしい。
めちゃくちゃ忙しいことの比喩は、女友達に誉められる。
「確定申告と引越しが重なっちゃったって感じ」。
サラリーマンの私には、その忙しさが伝わらなかった。(笑)
映画作品も、よく例えに使うから、注意しなくちゃなぁ。



2011年01月30日(日)
柔よく豪を制す

昨晩は、久しぶりに、深夜まで起きていた。
サッカーアジア杯、延長戦でオーストラリア(豪州)を1-0で破り、
試合終了後のコメントまでじっくり聴いていたので、
一日中、生活のリズムが狂いっぱなし。
今日は今日で、朝からず〜っと、この話題ばかり。(汗)
多くの解説者、関係者のコメントで、私が一番面白かったのが
「柔よく豪を制す」。
本来は「柔(じゅう)能(よ)く剛を制す」
辞書で調べてみると、意味は、
「しなやかなものは、かたくて強いものの鋭い矛先を巧みにそらして、
結局は勝利を得る。転じて、柔弱なものが、かえって剛強なものに勝つ」
「しなやかなものがその柔軟性によって、かえって強く固いものを制する。
転じて、弱いものがかえって強いものに勝つことのたとえ」
しかし、日本が弱くて、豪州が強い、と言う前提がなくては、
この例えは使えないなぁ・・と反省した。
そんなことを考えたていたら、家内が横で呟いた。
「ねぇ、オーストラリアって、どうしてアジアなの?」の疑問。
オセアニア杯だと、対戦相手が少ないしねぇ。(笑)
ワールドカップの枠組みにも関係あるんだけど・・わかるかな?



2011年01月29日(土)
「222」と「1111」

これだけでピンときた人は、買ってるね、ナンバーズ。
私は、ロト派だから、買っていないけれど、
今朝の新聞をみて、目が点になるほど驚いた。
第3038回「ナンバーズ3」の抽せん日は2011年1月28日。
抽せん数字「222」、購入は555口、当選金は72,900円。
第3038回「ナンバーズ4」の抽せん日も2011年1月28日。
抽せん数字「1111」、購入は436口、当選金は307,100円。
どちらのナンバーズでも、同じ数字が並んだけで、
へぇ〜と思うのに、昨日は「2つ同時」だったということ。
可能性がないとは言わないが、記録に残したい。
当選金は、そんなものなの?と感じたが、購入口数には驚かされた、
こんな数字を買う人が、大勢いたことに対して・・。
あれ・・ナンバーズ3の購入口も「555」。
これって、偶然だけど、話のネタには最高だなぁ。
ロトも、ナンバーズも、やめた途端に、当たりそうで、
なかなかやめられないんだよね、ふう〜。