
|
 |
| 2011年01月08日(土) ■ |
 |
| 他のメンバーの声を聴くことです |
 |
アカペラ・コーラスグループ「Soft Voice」(ソフトボイス)の歌声を わが町で聴く機会に恵まれた。 あさこちゃん、みきちゃん、はるかちゃん、めぐちゃんの女性4人の アカペラは、なぜか、ホッとさせてくれた。 (自分の娘より年下なので、あえて「ちゃん付け」です、ごめんなさい) ある場面で、スタッフの1人が、「うまくハモルコツは?」と質問をした。 それに答えてくれたのは、たしか、めぐちゃん。 「他のメンバーの声を聴くことです」・・ えっ(一応)混声合唱をしている私なんて、隣のパートの音につられるから、 なるべく、他メンバーの声は聴かないようにしているのに・・(笑)。 確かに、リズムは出来るだけ合わせようとするが、音程は絶対に聴かない。 聴いたら最後、ボロボロになるのはわかっている。(汗) なるほど・・私たちの歌が、上手にハモレル時と、ズレまくっている時と、 安定しないのは、私が原因か・・と反省した。 若い彼女たちに「ハーモニー」って、楽しいな・・と気付かせていただき、 まちづくりのヒントをいただいた。 今年は「ハーモニー」を文化芸術のキーワードにしたいな。
|
| 2011年01月07日(金) ■ |
 |
| 「矜持」と「右顧左眄」 |
 |
もうひとつ、映画「沈まぬ太陽」(若松節朗監督)から。 素敵な台詞、面白い台詞などが、私のメモの対象だが、 最近では、聞きなれない「単語」も、私のアンテナに引っかかる。 日本語なので、漢字がわからず「ひらがな」で走り書き。 「今、ここで、会社を辞めるわけにはいかないんだ。 このままじゃ、俺の『きょうじ』が許さない」 「国見さん、マスコミがなんと書こうと、 『うこさべん』しないことです」・・・ 会話の流れから「きょうじ」は「プライド」? 「うこさべん」は「惑わされない」?と予測を付けて、 辞書で調べ、意味がわかる瞬間が、とてもワクワクする。 「矜持」は「自分の能力を信じていだく誇り。自負。プライド。」 「右顧左眄」は「(右をふりむき、左を流し目でみる意)、 「顧」は「振り返ること」、「眄」は「わき見すること」。 人の思惑など周囲の様子を窺ってばかりいて決断をためらうこと。 「左顧右眄」とも言う。 自分の予想が「当たった・外れた」で、一喜一憂するのも 楽しい、邦画の楽しみ方かもしれない。
|
| 2011年01月06日(木) ■ |
 |
| でもなぁ、波に乗っている奴らの方が辛いかもしれん。 |
 |
映画「沈まぬ太陽」(若松節朗監督)から。 会社の労働組合委員長で頑張りすぎたために、 左遷されたり、冷遇されている父親に向けて、息子が呟く。 「父さんは、波に逆らってばかりいるから・・」 しかし「諦め」とは違う感覚で、ぼそっと父親が語る。 「でもなぁ、波に乗っている奴らの方が辛いかもしれん。 波から落っこちないように、必死でしがみついて」 この台詞は、胸に響いた。 どちらが、正しいとか、間違っている、そんな話ではない。 辛さの質が違うだけで、どちらも「辛い」というわけだ。 だからって「辛い」のを避け、どちらにも与しない方が、 私には、つまらないと思う。 波が近くまできていたら、逆らってぶつかってみるか、 思い切って乗ってみるか、どちらかに挑戦して欲しい。 いつまでたっても、自分に都合のいい波なんて来やしない。 陸(砂浜)で、波を眺めているだけでは、 本当に意味の「波の楽しさ、波の怖さ」を味わえないから。
|
| 2011年01月05日(水) ■ |
 |
| 二重三重十重二十重 |
 |
(何度も「箱根駅伝」ネタでごめんなさい。話題は違うのですが) 箱根駅伝、往路のゴール地点となっている芦ノ湖で、 応援している人たちの様子をみて、アナウンサーが叫んだ。 「にじゅう・さんじゅう・とえ・はたえ」 「とえはたえ」(十重二十重)とは、幾重(いくえ)にも多く重なること。 「見物人が十重二十重に取り囲む」のように使うようだ。 確かに、すごい数の人が集まっていたが、私のボキャブラリーでは 「応援する人たちが、二重三重に取り囲んでおります」が精一杯。 だから、聞き慣れない単語を、平仮名でメモした。(汗) 調べてみて、なるほどなぁ・・だったので、 リズムよく「二重三重十重二十重」と続けて口に出た、 彼のボキャブラリーの多さに、感激したところである。 そう言いながらも、私も今回覚えたので、機会があったら、 使わせてもらおう、と思う。(笑) そして、誰かから、どういう意味ですか?と訊かれたら、 自分で調べてごらん、とアドバイスしたい。 「とえはたえ」と入力すれば「十重二十重」とすぐ変換されるから、 そこで、ニヤッとしながら、覚えた方が記憶に残るはずだから。
|
| 2011年01月04日(火) ■ |
 |
| つまんないとか言っていると、つまんなくなるよ |
 |
毎年、恒例行事のように「箱根駅伝」に夢中になっている 本当の理由は、別にある。(笑) もちろん、若い彼らの走りに、パワーをもらう楽しみもあるが、 時々、タイミングよく挟まれる、企業CM。 特に箱根駅伝用とも思える「サッポロビール」は、 私のメモ帳を真っ黒にしてくれる。 しかし、今年は、女優・蒼井優さん主演の「JRA」(日本中央競馬会)。 「つまんないとか言っていると、つまんなくなるよ」と 「つまんない」を口癖にしている若者に、チクリ。 もちろん、CMとしてはオチもあるが、そんなことは気にしない。 私がよく口にしている「ため息をつくとため息人生になるよ」と 同じ感じがしたので、反応してしまった。 ねぇ、なんか面白いことない・・と口にする人も多い。 「あるよ、試してみる?」と返しても、たぶん、実行されない。 だから、もう言わないだけ。 でも、蒼井優さんの台詞なら、効き目があるかもしれないな。
PS. 「つまんないとか言っていると、つまんなくなるよ」 早速、新年早々の課員に向けた挨拶で使いました。(笑)
|
| 2011年01月03日(月) ■ |
 |
| 今年の注目は、8区後半の走り方 |
 |
新年早々、なぜ?という質問が飛んできそうだが・・ 私の続けてきた「しもさんの気になる一言」は、2年分ごと取り纏め、 2年ごと発刊をし、昨年6月、52歳の誕生日に、 第7巻も無事に印刷を済ませ、希望者への配布を終えた。 「10巻・20年」を目標に掲げて書き続けているためか、 箱根駅伝の10区間と比較しながら、区間ごとの走り方を参考にする。 今年は、16年目に入ったから8巻目(平成22年・23年)の後半、 箱根駅伝では、8区後半からの走りが、とても気になっている。 解説によると「レースもいよいよ終盤。 優勝&シード権争いも次第に熱をおびてくる区間。 スタートから平坦なコースが続くが、浜須賀交差点で海岸線に別れを告げ、 残 り9キロあたりから徐々に上り坂に入る。 特にラスト5キロに待ち受ける遊行寺の坂が最大の難所。 また後頭部への陽射しがスタミナを奪い、後半の失速へと繋 がる。 意外にもタフで侮れないコース。」とある。 今年の後半は難所が待っているから、それまでは力をためていこう、 そんな1年の計画を立ててみるのも、箱根駅伝の楽しみ方である。 自分の人生と箱根駅伝を、重ね合わせてみるのも楽しいはずだ。 最後には、栄光のゴールが待っているはずだから。
|
| 2011年01月02日(日) ■ |
 |
| 今年は、大ブレーキというシーンがなかったですよね |
 |
「2011年・箱根駅伝(往路)」を思い出すに相応しい言葉を メモから探していたら、この台詞にぶつかった。 「海よし、山よし、天気よし」という、環境に恵まれただけでなく、 選手一人ひとりが、日頃から厳しい気象状況を想定して、 練習に耐えてきたのだろう、と思う。 「おい、走れない人間もいるんだぞ、最後の力を振り絞れ」という 監督やコーチの励ましもあった。 「安定感は、練習だけでなく、普段の生活からだぞ」と指導した 高校時代の恩師もいたようだ。 そんな多くの方のアドバイスに耳を傾け、コツコツと練習を続けてきた 選手全員(関係者全員)の努力があったからこそ、 「今年は、大ブレーキというシーンがなかったですよね」 の台詞に繋がったんだと思う。 とかく、体調を崩し、フラフラになって大ブレーキとなった選手が クローズアップされがちだが、今回の大会には、そんなシーンがない。 東洋大学の柏原選手の第一声「やったぞ、田中!!」は、おまけ。(笑) 「安定」という単語、やや消極的に感じられるが、 「安定」させることの大変さ・大切さは、 激動の時代だからこそ輝いて聞こえたのは、私だけではないだろう。
|
| 2011年01月01日(土) ■ |
 |
| 「愛と感謝」を身体の中の「水」に伝える |
 |
大晦日から新年元日の過ごし方を、ちょっぴり変えてみた。 大晦日の夕陽に向かって1年の無事に感謝をし手を合わせ、 2010年に他界した人を偲び、その想いを手帳に書き込んだ。 また「ゆく年くる年」を観ながら、静寂と荘厳な雰囲気に包まれ、 なぜか心が落ちつくのを実感し、新年を迎えても、 新年独特の特別番組を観ることなく、ひとり静かな時間を持てた。 年末に鑑賞した、ドキュメンタリー映画「WATER」に影響され、 自分の身体の中の「水」に、クラッシック音楽を聴かせたり、 朝風呂にじっくり浸かり、体中を丁寧に揉みほぐし、筋肉に感謝。 さらに「昨年の手帳」から「今年の手帳」へ、スケジュールを移し、 私が一番大切にしている「記念日リスト」を更新しながら、 一人ひとりの顔と名前を思い浮かべてみたりしている。 どれもが、私にとって心地よい感覚であることを考えると、 「『愛と感謝』を身体の中の『水』に伝える」ことが出来て、 「大満足の2011年スタート」である気がしてならない。 今年は、身体の中の「水」をキレイにすること、を心掛け、 愚痴・不平・不満を極力減らしていこう思う。 私の身体の中の「水」が、美しい形の「結晶」であって欲しいから。
|
| 2010年12月31日(金) ■ |
 |
| 2010年「今年の熟語」・・「課長昇格」に決定 |
 |
3年前から、毎年恒例の世相を表す「漢字1字」に対抗して、 プライベートながら、1年を表す「熟語」を考えている。 手帳を開きながら、書き出した2010年・月別の熟語は 1月・屋上露天風呂 (浜名湖を眺めながら、震えながらの露天風呂、寒かったぁ) 2月・義母他界 (この日の朝、追突事故にあったり、忘れられない22日) 3月・ZERO CROWN (修理をあきらめ、何台目かのクラウンに乗り換えた) 4月・課長昇格 (生涯学習課を任された。責任の重さ・言葉の重さを感じた) 5月・桑田事件 (全国ニュースとなって、危機管理能力のなさを実感・・) 6月・京大打合せ (コンサートの打合せに、電話ではなく「京都」まで・・) 7月・CATV (地デジ対応に会わせて、CATVに変えた。ネット環境も激変) 8月・京大交響楽団 (若い人たちのパワーと謙虚さに、元気をもらった) 9月・議会デビュー (これを経験しないと、一人前の課長ではないのかも・・) 10月・清水誠 (同級生の北大教授を招いての講演会。念願の夢が叶った) 11月・横浜ジャズライブ (娘に誘われて、妻と3人で。新しい世界を体験) 12月・5夜連続 (年末の連続忘年会。延べ60人くらいと「乾杯」(笑))
■選考委員長(私自身)の弁 「課長昇格」を2010年の熟語にしようと思う。 今年は例年以上に、親しい人が亡くなり、悲しみの多い1年であったが、 なぜか、昨年まで無理だろうと思っていたことが、実現した年でもあった。 それというのも「課長」という役職が、 私に「責任」と「権限」を与えた結果だろうと判断している。 「やりたいことがあるなら、偉くなれ」という親友の言葉が、 やっと理解できた1年だったとも言える。だから・・素直に 「課長昇格」を選んでみた。公務員人生、転機となる1年かもしれないな。
PS. 一年間、ご愛読、ありがとうございました。来年も、ありがとうございます。
|
| 2010年12月30日(木) ■ |
 |
| 真っ黒になった手帳は、今年も私の生きた証し |
 |
年の初めに、生活テーマを「脱テレビ」と決め、 1年を通して、それにこだわる生活を続けてきた。 続けて観たのは、NHK大河ドラマ「龍馬伝」のみだったが、 職場や飲み会での話題という意味では、あまり 「あのテレビ(番組)を見た、見ない」で不自由を感じた記憶はない。 さらに、生き方(メンタル)のテーマ「諦めない」は、 何事にも意外としつこく食い下がって、 予想以上に、手に入れたものも多かった気がする1年だった。 一度、反対されたくらいでは「諦めず」、交渉して得たもの。 また、学びたい、と始めたけれど、うまくいかないことも、 「諦めず」続けたことで、やっと手にしたものなども含め、 1年を振り返ると、多くの成果と自信を手に入れた気がする。 これも「時間の調整力」というか「段取り力」が増したからだろう。 忙しい中、今年も昨年に引き続き、感性を高める活動が出来た。 講演会(17回)・コンサート(23回)・美術館(14回)・映画鑑賞(72作品) (読書は除く・2010年12月30日現在) 一言で言えば「真っ黒になった手帳は、今年も私の生きた証し」 明日は大晦日、お約束どおり、夕陽に向かって1年の無事を感謝し、 他界した人を偲びながら、2010年を代表する「熟語」を、決めたい。 どんな「熟語」になるか、本人が一番楽しみである。
|
|