初日 最新 目次 MAIL HOME


しもさんの「気になる一言」
しもさん
MAIL
HOME

My追加

2010年09月30日(木)
あせりは禁物 あさりは海産物

街には、多くの宣伝看板が立ち並んでいるが、
ネットで見つけたこの立て看板には、
思わず、ニヤリとするしかなかった。(笑)
インターネットには、こういう面白看板を探して、
投稿するサイトもあるらしい。
それにしても、何度読み直しても可笑しい。
「あせりは禁物 あさりは海産物」
どこかの港町だろうか、看板の設置場所までは、
記載されていなかったが、センスがいい・・と思う。
やっぱり、リズムなんだろうなぁ、私の選択基準。
交通標語と一緒だと、特に記憶に残るから・・。
まだ、見つけていないけど・・
道路脇の立て看板に『こらっ、よそ見するな』
と書かれていたら、もっと笑えるのに。
これって、ブラック・ジョークになっちゃうかな。
でも、そんなことでも、ネットの世界では盛り上がる。
これこそ、お金のかからない「まちのPR」だよ、きっと。



2010年09月29日(水)
「謙虚さ」には、自信がございます

昨日「謙虚」について書いたけど・・・もう1つ。
(情報源が、思い出せなくて、すみません)
うん、このフレーズ、言葉としては、間違いないけれど、
何か、違和感があるのはなぜ?(笑)
だから、メモしたんだろうけれど。
仮に上司に「君、謙虚でいいね」と誉められたとしよう。
その返事が「はい『謙虚さ』には、自信がございます」
ははは、やっぱり、おかしい。
その「自信」を表に出さないことを「謙虚」と言うのだから、
「はい、ありがとうございます」程度が、よろしいかと。
「とんでもございません」とか、
「私には、もったいない、お言葉・・」でもいいくらい。
ちなみに「謙虚」とは、辞書によると
「控え目で、つつましいこと。
へりくだって、すなおに相手の意見などを受け入れること。
また、そのさま。『謙虚な態度』『謙虚に反省する』」
「謙虚さ」に、自信は似合わない。(汗)



2010年09月28日(火)
「素直さ」「朗らかさ」「謙虚さ」

書籍「原点 勝ち続ける組織作り」
(原辰徳著・中央公論新社刊・229頁)から。
これだけでは、何のことだかわからないだろう。
本書の中で、私と同じ年齢の彼は、こう語っている。
「世の中に強い影響力を与える人間は、
『素直さ』『朗らかさ』『謙虚さ』の
三つを持つことが大切だ」と。
「人が人を呼び、人を支え、人に支えられているという
理想的な環境ができる」ということらしい。
「周囲にかわいがられ、
周囲の意見を取り入れることのできる人間」となる。
これには、私も納得である。
「世の中に強い影響力を与える」つもりはないが、
「少しでもお役に立てれば」とは、常々思っているから、
この3つは、胸に刻んでおこうと思って、メモをした。
原監督の考え方、生き方は、とても参考になる。
野村監督の生き方とは、まったく違うようでいて、
2人の著作を読み比べると、意外と共通点が多いのにも驚く。
これからも、ずっとずっと
「素直さ」「朗らかさ」「謙虚さ」、忘れないようにしたい。



2010年09月27日(月)
なぜ人は、知的障害者を笑うの?

映画「アルジャーノンに花束を」(監督)から。
知人から薦められて鑑賞した映画であったが、
かなり衝撃を受けた作品として、記憶に残ることになった。
知的障害者が、ある手術によって、賢くなっていく。
それを取り囲む一般人の反応が、辛かった。
その中でも、知的障害者「チャーリー」が、
賢くなっていく過程で呟いた台詞が、気になる一言。
「なぜ人は、知的障害者を笑うの?」そして
「(身体)身障者を笑わないのに・・」と続く。
正直、ドキッとした。
知的障害者は、こちらの指示がなかなか伝わらないからか、
その障害の程度を理由に、笑われたり苛められたりされる。
身体障害者は、脳(意識)はしっかりしているから、
その障害の程度を理由に、笑われたり苛められたりされにくい。
物語の中で、主人公・チャーリーが
「りこうになって、友達の話がわかれば、
もっと仲良くなれる」と呟いたあと、手術で賢くなって
「(知的障害者が)賢くなると友人を失う」ことに気付く。
このギャップに、私は、胸が苦しくなった。
まだまだ、ちょっぴり意識しないと不自然になってしまう
知的障害者に対する接し方は、
同じ人間なんだと、頭で理解するのではなく、
無意識に、そして普通に接するようになりたい、と思う。



2010年09月26日(日)
えっ、これもロシア民謡?

(音楽・コンサート話題が続きますが・・連日なのでお許しを)
今回は「世界の民族音楽鑑賞会」と題した、
ロシアフォークアンサンプル「プリモーリェ」コンサート。
ロシアフォーク・・って、ロシア民謡のことらしい。(汗)
第1部と第2部、器楽演奏も合わせて、22曲を歌いきった。
公演プログラムの曲名では、判らなかった曲も、
いざ、聴いてみると、あっ、これか・・と頷く曲も多々あり、
隣で聴いていた観客は、その度に
「えっ、これもロシア民謡?」と呟いていたから、メモをした。
「百万本のバラ」なんて、加藤登紀子さんの歌だと
思っていた観客もいたらしく、ロシア語でも歌うんだ・・と
感心していたから、可笑しくなった。
ただし、ロシア人の彼ら、彼女らが、私たちへのサービスで日本語で
「百万本のバラ」を歌ってくれたので、ややこしくなった。(笑)
「ほら、やっぱり・・」と囁き合う観客がいて、面白い。
でも、異文化の体験って、こんな事から始まるんだと思う。
最終曲の後「ブラボー」と叫んだ観客がいたが、とても自然だったし、
手拍子をしながらの音楽で、会場に一体感が生まれた演奏会だった。
こうなったら、清水町地域交流センターで、世界一周の旅でもするかな。



2010年09月25日(土)
私にとっても挑戦です

わが町自慢の事業、第258回・泉のまち音楽会から。
「平沢匡朗(ひらさわまさあき)ピアノリサイタル」
一部は「面白そうだからやりたくなって・・」と
シューマン(夫)と、クララ・シューマン(妻)の曲を
続けて演奏してみたり、優しい人柄が溢れていた。
しかし、二部になったら、彼の顔つきが変わっていた。
プログラムは、ショパン生誕200周年に寄せて、
「ショパン:24の前奏曲(プレリュード)作品28」のみ。
演奏に40分以上、それも暗譜。
彼が、演奏前に呟いた「私にとっても挑戦です」は、
体力的にも精神的にも「挑戦」という意味だったことが、
聴き終えて、はっきりわかった。
一番前の席で聴いていたから、演奏中の真剣な顔と、
24曲目を終えた時の満足感に溢れた顔が忘れられない。
「ブラボー」と立ち上がって叫びたくなった演奏は、
初めてかもしれない。
なぜか心が震え、しばらく余韻に浸っていたピアノ演奏。
(東京では4,000円だって、本当に申し訳ない(汗))



2010年09月24日(金)
女が笑って、ふんわりいられない国なんてだめだ

書籍「女子アゲ」(蝶々著・徳間書店刊・199頁)から。
どうしてこんな本を読んだのか、今では記憶にないが、
なぜかメモだけが残っている。(笑)
そのメモの一つを、ご紹介。
「女が笑って、ふんわりいられない国なんてだめだ。
好きなことして、好きな人に会って、
おいしいものを食べて、きれいなものに触れて、
楽しいこと、自分を幸せにしてくれること、
素敵な未来を考えて・・笑って」と走り書き。
うまくいえないけれど、感覚的にわかる気がした。
男女共同参画とか、男女差別だ、なんて口を尖らせないで、
「女が笑って、ふんわり生きられる国」はどうだろう。
男も単純だから、女が笑っていられることは嬉しいはず。
しもさんもお気楽だね、なんて言われそうだけれど、
私は、これでいいような気がする。
だって、私は女性にはお世話になりっぱなしですから。(汗)



2010年09月23日(木)
久しぶりに、新聞で名前、発見しました

「久しぶりに、新聞で名前、発見しました」
「知っている人の名前を見つけると嬉しいものです」
「あまり載らないから、心配していたんですよ」
早朝から、静岡新聞購読者の何人からか、メールが届いた。
自分は、まだ読んでなかったが、それらのメールで
2〜3日前に、新聞投稿の封印を解き、メールで送信した
私なりの思いが、地元紙に掲載された事を知った。
実は、自分の意思で、議会デビューを果たすまで投稿を自粛。
議会対応も出来ずに、こんなことばかり投稿して・・と
言われるのも嫌だったし。(笑)
課長になってから、発言の重要性を知ったことも事実。
だから、今回は、仕事にも、まちづくりにも関係ない話題で、
いつも感じている事を、投稿してみた。
投稿欄は、日頃感じている「不平不満の捨て場所」ではなく、
新聞読者や社会に対する、提案の場であって欲しいと思う。
読み手を意識する文章を書く・・これが私の投稿テーマだし、
読んでホッとするような文にしたいな、と感じている。
もっと修行が必要だけど、今日の掲載位置は、一番下の横一行。
新聞のコラムニストになったみたいで、気持ちがよかったなぁ。

静岡新聞購読者以外の方や地方にお住まいの方へ
「しもさんの新聞投稿掲載記事」をネットでご覧ください。
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/39016/diary.html



2010年09月22日(水)
脳が駄目になるのもこれまた当然だ

書籍「Story Seller 面白いお話、売ります。」
(新潮社ストーリーセラー編集部編・新潮文庫刊・674頁)から。
「佐藤友哉著・333のテッペン」の中のワンフレーズ。
私の大好きな作家「伊坂幸太郎著・首折り男の周辺」を
押さえて選ばれた作品、と言ってもいい。
「ドラマにドラマが重なり、イベントにイベントが重なり、
ストーリーにストーリーが重なり、それらがさらに重なったような
ものばかり観ていれば頭がおかしくなるのは当然だし、
政治と殺人とスキャンダルと妊娠騒動とペットと節約術を
同系列に流す映像ばかり観ていれば、
脳が駄目になるのもこれまた当然だ。」
私が常々思っている事を、うまく文章にしてくれた。
そう言えば、何かの本で読んだけど、
新聞のテレビ欄に、その番組の提供する会社名を書いて欲しい。
そうすれば、社会に対する会社の姿勢がわかる気がするから。



2010年09月21日(火)
もう、立っているだけでフラフラしちゃいます

昨日、敬老の日に親友たちと出かけたのは
「おじいさまのヴァイオリン・コンサート」。
(伊豆の国市・韮山時代劇場)
敬老の日だから、高齢者をコンサートにご招待、
そんな企画だと思っていたら、
主役は、趣味で始めたヴァイオリン制作のおじいさん。
1922年2月22日生まれ、現在88歳、韮山在住。
50年余に仕上げた作品600本が超えた「野田脩次」さんを
みんなで、祝福した。
気になる一言は、舞台に上がって、インタビューに答えた台詞。
「どうしてヴァイオリンの製作を始めたのですか?」の問いには
きっぱりと「運命です」
「製作のご苦労は?」「ありません」
「これからのご希望は?」「もう、終わりです」(笑)
そして、いくつかの質問に答えながら、
「もう、立っているだけでフラフラしちゃいます」と続けた。
その受け答えと仕草が可愛くて、思わず拍手をしてしまった。
敬老の日って、頑張っている高齢者にスポットを当ててあげる日、
そんなヒントをいただいて、帰路についた。
頑張っている人を、一所懸命に応援する人たちも、輝いているし。