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しもさんの「気になる一言」
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2010年09月20日(月)
あなたを表す言葉は? (あなたの言葉を探して)

映画「食べて、祈って、恋をして」(ライアン・マーフィ監督)から。
エリザベス・ギルバートが自らの体験をつづった世界的ベストセラー
「食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探究の書」を、
ジュリア・ロバーツ主演で映画化した作品・・との概要説明に、
ちょっぴり、反応した。
自分の生き方については、女だけでなく、男だって共通の悩みだから。
その「生き方探し」は、これまでも何度となく作品にされてきた。
いや、映画の多くは、この「生き方探し」がテーマに違いない。
だからこそ、今回のキーワードとなるフレーズに、この一言に選んだ。
主人公がイタリアに旅した時、親しくなった人たちとの会話から・・。
「あなたを表す言葉は? (あなたの言葉を探して)」
それは、人間だけでなく、都市でも、同じことが言えるようで、
ニューヨークを表す言葉は・・「野望」と主人公が答えると、
イタリアに住む人々は、ローマを表す言葉として「セックス」と叫ぶ。(笑)
さて、わが町を表す言葉は?と探したが、適当な言葉が浮かばなかった。(汗)
話を元に戻すと、人間の場合、自分を表す言葉をしっかり持っている人は、
生き方がぶれずに、悩まない・・そう、解釈も出来た。
その「言葉」は、簡単には見つからないから、辛い思いをすることになる。
しかし「辛い思いは、努力した証拠だ」という台詞に、私は救われた。
鑑賞後、自分を表現する言葉を探しているが、多くの単語が浮かんで、
どれが本当の自分にピツタリするのか、決めかねている。
ただ、せっかくの機会だから「今のところ」を前提に選んでみた。
私の場合「継続」。
こう考えただけで、生き方に迷いがなくなった気がするのは、
不思議な感覚である。
読者も是非、自分を表現する言葉、探して欲しい。



2010年09月19日(日)
また明日があるから

映画「愛おしき隣人」(ロイ・アンダーソン監督)から。
作品の中に、何度も出で来る酒場の風景、
お決まりのように「ラストオーダー」を告げると
それでは最後にもう一杯・・と思うのだろうか、
ゾロゾロと、最後の注文にカウンターに集まる。
それもそのはず・・「ラストオーダー」と声を掛け、
「酔っぱらう最後のチャンスだよ」と言い直すから。(笑)
面白いなぁ、この定義・・とメモしたけれど、
「ラストオーダー」と声を掛ける同じシーンで、
「また明日があるから」と言い直すシーンに心が動いた。
そう、今日はこれでおしまいだけれど、
また、明日も気持ちよく酔っぱらいにおいで、
そんな気持ちが伝わってきて、嬉しくなった。
飲み過ぎだよ、もう帰りなさい・・ではなく、
今日も楽しかったね、この続きは明日ね、そんな感じ。
本当に、無名な映画だったけど、いろいろ考えさせられたな。



2010年09月18日(土)
奥深い難しい曲だけど、頑張ります

わが町自慢の事業、第257回・泉のまち音楽会から。
「旭智子・旭揚子ヴァイオリン、ピアノコンサート」
「草野球」に対抗して「草文化」、そんな発想で始めた
音楽会が、もう既に257回を迎えている。
(この話はまた別の機会にして・・)
この音楽会の素敵なところは、演奏者がマイクを通して
選曲の想いとか、楽器の紹介、今の心境などを
観客の私たちに向けて、笑顔で語るところ。
これは、なかなか聴くことができないはず・・。
「エストレリータ」は「小さな星」という意味。
「エル・チョクロ」は「とうもろこし」という意味。
「ラ・クンパルシータ」は「仮装行列」という意味。
こんな曲の和訳も、旭美人姉妹が教えてくれた。
「私は、コンチネンタルタンゴより、
情熱的なアルゼンチンタンゴの方が好きですね」とか
「(ショパンのバラード第四番、この曲は)
奥深い難しい曲だけど、頑張ります」なんてコメントが
この音楽会をとても身近に感じさせてくれる。
約1時間の楽器演奏と、演奏者のコメント付きで300円。
生活の一部に音楽会を・・夢が叶ってきた気がする。



2010年09月17日(金)
あきあじあきさばあきがつを

三島駅北口に開館した「大岡信ことば館」の2階。
季節を表す、ひらがなが所狭しと並んでいた。
「なつ」は「とびうをかわはぎべらをこぜ」
「あき」は「あきあじあきさばあきがつを」
(春と冬は、メモしなかった・・ごめんなさい(汗))
早口言葉のようだが、私にはインパクトがあった。
日本語、それも「ひらがな」の魅力が満載である。
日本には、季節があるってことを、
猛暑・酷暑続きだったあとの、涼風で知ったし、
(地球が23.4度傾いているお陰なんだよなぁ)
ひらがなの優しい感じは、私のお気に入りとなっている。
日本人に生まれてよかったなぁ、と実感できた展示。
「ことば」を見直すきっかけとして欲しい。
(この企画は、9月末までだったかなぁ。)



2010年09月16日(木)
文明国の仲間入り

10月1日を基準日とする、
5年に一度の「国勢調査」が間近に迫ってきている。
19回を迎える「国勢調査」の関係者説明会で、
面白いフレーズを見つけたので、メモをした。
それが、第1回目のキャッチコピー。
「文明国の仲間入り」
ざっと計算して95年前、大正9年当時の行政マンは
こんな気持ちではじめたんだぁ、と胸が熱くなった。
しっかり現状を把握し、分析しながら、将来予測をし、
実態に合った計画をしていくことこそ、文明国なんだ、
そんな思いが伝わってくる。
約100年前から、脈々と続けてきた「国勢調査」を
私たちの世代で終わらせることは出来ないが、
何でもかんでも、個人情報だから、と隠す傾向に
これで正確に現状把握が出来るのだろうか、という
危機感を抱いている。
もし日本が「文明国」だとしたら、
「お互い協力しようよ、自分たちのためだから・・」の
一言で、協力してもらえるはずなんだがなぁ。



2010年09月15日(水)
「涙」と「アクシデント」と「お願いがあります」

なぜか、はまってしまった
韓国ドラマ「宮廷女官・チャングムの誓い」。
とうとう、54話、全部、観終わった。
そこで、どうして夢中になったのか、分析してみた。
主人公のチャングム役(イ・ヨンエさん)が私のタイプ?
(う〜ん、言えないことはないけど・・)
毎回、毎回、同じパターンを繰り返す、
日本を代表する時代劇「水戸黄門」に共通点を感じる。
涙が枯れないだろうか?と思うほど、女優陣がよく泣く。
ウルウルまで入れると、ドラマの半分くらい泣いている。
男が女性の涙に弱いことを仕掛けているのかな?と
思いたくなるほど、女性が泣く。(笑)
さらに、ドラマのお決まりのように、
主人公・チャングムに襲い掛かるピンチの連続。
それも、危機管理能力がないんじゃないか、と感じるほど、
自分で、その原因を作っている。
さらにさらに、何か成し遂げると、必ず耳にすることとなる
「○○様、お願いがあります」という台詞。
この3つのキーワードを押さえておけば、間違いない。(汗)
私は、食べる前に、味見をするようになったけれど・・・。



2010年09月14日(火)
父親が ミイラになっても スネかじり

面白い句をインターネットで発見したので、御紹介。
「川柳」とは、こうあるべきだなぁ・・と苦笑いした。
一連の高齢者行方不明事件に端を発し、
もう父親はとっくに死んでいるにも関わらず、
年金だけは受給していた、というケースも少なくない。
これを、真面目に論じると、
年金をなんだと思っているんだ、とんでもない奴だ・・と
批判めいた論調になってしまうけれど、
「父親が ミイラになっても スネかじり」
こんな川柳で、世の中をスパっと表現できたら、
どんなに楽しいだろう、と感じた一句となった。
川柳は、リズムがあるからか、1度覚えると、忘れにくい。
以前紹介した「金曜の 夜は静かに 酒を飲む」も
なぜか、金曜日になると思い出す一句となっているし、
これからも、ニヤッとする作品を紹介していこうと思う。



2010年09月13日(月)
だんなキスがスキなんだ

絵本「サカサかぞくの『だんなキスがスキなんだ』」
(宮西達也著・ほるぷ出版刊)から。
「ラブコメディーヒューマン回文絵本のパート2」とあるが、
よくもまぁ・・こんなに回文を集めたものですね、と
今度、宮西さんに会った時に、言おうと思う。(笑)
「よしっいくぞ かぞくいっしょ」「たいふうごうごうふいた」
「ついたらタイツ」「いかすかい?」
「はででは?」「いいわ、かわいい」
不思議なもので、ちゃんとストーリーになっている。
でも、私のお気に入りは、本のタイトルとなっている、
「だんなキスがスキなんだ」
そう、男って「いがいやいがい」キスが好きなんだよ・・と
騒ぎたくなるのを押さえて、読み終えた。
登場する子どもたちの名前まで、回文とは・・とほほ。
今度、私も「回文」集めて、宮西先輩に情報提供しようっと。
そのうち、回文で、ストーリー書いちゃおうかなぁ。(汗)



2010年09月12日(日)
「谷啓」と「ダニー・ケイ(Danny Kaye)」

俳優、コメディアン、トロンボーン奏者の谷啓さんが亡くなり、
インターネットでも多くの芸人さんらが、
哀悼のコメントを残している。
勿論、私も大好きな芸人のひとりであり、
「クレージー・キャッツ」の現役時代よりも、
NHK番組「美の壷」でキャスターを務めた、
ホッとさせてくれる役柄が、私はお気に入りであった。
(実は、義父に似ていたこともあるのだが・・)
今回は、彼が、芸名の参考にしたとされる「ダニー・ケイ」に
私の関心事が移った。
本名「デーヴィッド・ダニエル・カミンスキー」
(谷啓さんの本名は、渡部泰雄さん)
没年月日は、1987年3月3日(満74歳没)
ユダヤ系民族で、職業は、俳優、歌手、エンターテイナー
野球好きで、一時期、マリナーズの共同オーナーであった。
こんな事は、今では、瞬時にわかるが、
谷啓さんが、彼のどんなところに惹かれて、
自分の芸名の参考にしたのか、実は、そこが一番知りたかった。
2人は、実際に会った事があるのか、それも気にかかる。
自分の芸名をつける時、たぶん、いろいろ考えたに違いないから、
その芸名を決めた理由、とっても知りたい。
誰か教えて・・

PS.
「谷啓」さんと言えば「チャーリー・ブラウン」。
こう言える人は、けっこうマニアックだなぁ。(笑)



2010年09月11日(土)
男子は、ここ、100回、練習してください

2ヶ月(2回)、仕事で練習を欠席した「同級生混声合唱団」。
3ヶ月ぶりの仲間との再会に、なぜか照れながら、参加した。
11月14日の、町芸術祭出演の本番に向けて、と言いながら、
さすが50歳を過ぎると、なるようにしかならないから・・と
開き直りをする男声パート陣であるが、
これまた同級生の女性指導者は、同級生の男子に手厳しい。(笑)
井上陽水の「少年時代」は、そこそこらしいのだが、
いきものががりの「YELL」は、まだまだ練習が足りないらしく、
(52歳だけど・・)男子に向かって、こう指示を出した。
「男子は、ここ、100回、練習してください」
曲の中でも、ここは大切な部分なんですよ、ということを
伝えたかったんだろうと思うけれど、私は吹き出してしまった。
最近、そんな宿題をもらったことがなかったので、
妙に嬉しかったというのが、本音である。
いいねぇ、その「100回」という響き。(汗)
よ〜し、本当に100回、練習してやる・・と笑いながら、
これまた、ムキになる自分が、楽しくて仕方がない。