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しもさんの「気になる一言」
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2010年07月12日(月)
龍馬はこの時から、あの「坂本龍馬」になっていったぜよ

NHK大河ドラマ「龍馬伝」から。
参議院選挙開票速報のために、放送時間がズレて、
見損なった人がいると思うが、
今回だけは、再放送でもいいから、観て欲しい。
それくらい、出演者全員の迫真の演技で、
ドラマだとわかっていながら、目頭が熱くなった。
参議院選挙とのタイミングよく
「この国を洗濯することぜよ」の台詞も飛び出し、
「坂本龍馬が、どうやって日本を変えるか、楽しみ」である。
さて、気になる一言は、
ドラマ最後に、ナレーターの岩崎弥太郎が呟くフレーズ。
「龍馬はこの時から、あの「坂本龍馬」になっていったぜよ」
今回の事件がきっかけで、普通の「龍馬」から、
皆が知っている、時代を変えた『あの』「坂本龍馬」になっていく、
そんな「日本の転機」となった内容だったからこそ、
神戸海軍操練所の同士に「わしらが真っ白にする」と
叫んだ台詞が、輝いていたのかもしれない。
参議院選挙の結果と比較して、考えてみるのも面白い。
さて、与党・野党の過半数などを気にせず、
日本を変えてみせるという政治家は、出てきただろうか?(汗)



2010年07月11日(日)
お盆の花火、それは大きな迎え火です

映画「その日のまえに」(大林宣彦監督)から。
ストーリー的にも、そんな目新しいものはなく、
自分の推測したとおりに物語が展開され、
今までいろいろ観てきた「死」をテーマにした作品と比べると
やや、見劣りした感じは払拭できないが、
主役の永作博美さんが好きだから、許しちゃおうって感じ。
気になる一言は、俳優の台詞ではなく、
ある商店街のイベント(花火大会)のキャッチコピーである。
「お盆の花火、それは大きな迎え火です」
「花火がお盆の迎え火になる」という発想は、共感できた。
各地で行われるお盆の時期の「大文字焼き」が、
「お盆の送り火」の役を担っている話は耳にしたが、
花火まで、そういう視点で考えることは面白かった。
先月、義母が他界し、今年の夏は新盆となるが、
夏に各地で賑わう花火大会が、迎え火となるのなら、
どんどん、花火大会に足を運ぼうと思う。
重松清さんの原作、図書館で借りて、読んでみようかなぁ。

PS.
2月に他界した義母の新盆で、妻の実家を訪れた。
昨年の今頃は、みんなの大好きな「うなぎ」を食べ、
義母のうなぎの半分以上は私が平らげていたっけ。
今年からは、一人前しか食べられないんだなぁ。(涙)



2010年07月10日(土)
えっ「つるびん」じゃないの?

先月の合唱練習で、同級生の彼女は、大きな声で驚いた。
「えっ『つるびん』じゃないの?」
なんと「笑福亭鶴瓶(しょうふくていつるべ)」師匠を
他の同級生に指摘されるまで「つるびん」と読むと
思っていたらしい。(笑)
「つるべだよ」と教えても、納得できない様子だったので、
帰宅後、調べてみたら、やはり「つるべ」であったが、
「つるべぇ」と誤読していた私たちと大して差はない気がする。
所ジョージさんは、以前、「しょうふくていつるびんさん」と、
親しみを込め、冗談混じりで呼んでいたことがあるらしいから、
一概に、間違いとは言いがたい。(汗)
しかし、もっと驚いたことは、兄弟子でもある笑福亭鶴光師匠も
しばしば「つるこう」と誤読されるが正しくは「つるこ」、の説明。
「嘘でしょ?『つるこう』じゃないの?」と私が叫んでしまった。
私こそ、これを調べるまで「つるこう」だと思っていたので、
とんだ恥をかくところだった。
読者にも「つるべえ」「つるこう」と口にしていた人は多いはず。
飲み会のネタには、使えるな、この話題。

PS.
今月は、仕事で合唱練習をお休みしました。
月に1度だから、休むと辛いんだよなぁ・・仕方ないけど。(汗)



2010年07月09日(金)
自民前向き、みんな反対

地元紙の1面トップ記事「年金制度協議7党賛成」の
大見出しを受けて、書かれていた中見出しである。
「自民前向き、みんな反対」
共同通信社が実施した「9党政策アンケート」結果。
確かに、前後の関係から「みんなの党」って判るけれど、
見出しだけ読んだら、
「自民党の前向き姿勢を、みんなが反対している」と
解釈されても、仕方がない。
新聞の見出しは、短い言葉で、読者にインパクトを与え、
本文をじっくり読んでもらうためのもの。
特に「みんなの党」を「みんな」と略すと、可笑しくなる。
「みんなが言ってたよ」「みんながそう思ってる・・」
私たちがよく口にする「みんな」(皆)と、使い分けないと
誤解を招くことになる。
そんな視点で読んでいるのは、しもさんだけだよ・・と
笑われたが、これって大事なことだと思って、
気になる一言にしてみた。
見出しだからって、短くすればいいってもんじゃない・・
敢えて、声を大にして訴えたい。言葉の力を知っているから。



2010年07月08日(木)
遺伝子が騒ぐ、サッカーW杯

どうして、こんな単純なスポーツが、世界中で広まり、
寝る時間を惜しんで、夢中になるのだろうか、
そんな疑問を解決してくれたのが、メル友のブログ。
(抜粋で申し訳ない)
「国ごとのチーム、つまり、遺伝子が近い民族ごとのチーム。
人間に限らず、生物は恐らく、遺伝子を後世に残すことが目的であり、
ゆえに遺伝子に操られている。 自分に近い遺伝子が勝ち残ること。
それを応援する者が大勢居ることを、世界中の他人に見せ付けること。
つまり、いざって時は自分らは結束するんだと喧伝することで、
自分に勇気を、他人に怖れを抱かせること。
日本を徹夜で応援し、朝まで騒いで勝利を祝う若者たちや、
公平でなければならないメディアが、こぞって韓国の勝利を喜び、
負けを悲しみ、そして敗北した北朝鮮に同情した・・・・。」
血が騒ぐのと違うのか?と訊ねたら「血が騒ぐのは、本能の仕業。
遺伝子が騒ぐのは、遠い祖先の記憶。」と回答があった。
アジア勢敗退に伴い、サッカーW杯熱も冷めてきた感がある。
「自分に近い遺伝子が勝ち残らなかったから」
妙に説得力がある「遺伝子論」でなかろうか。
あとは、スペインとオランダの遺伝子の戦いとなる。
ヨーロッパ同士の遺伝子、アジアには関係なさそうだな。(笑)



2010年07月07日(水)
子が立つのは6

昨日の「6歳の6月6日」ネタを調べてみたら、
古来、6歳の6月6日はお稽古事をはじめるとよい、という理由で
「楽器の日」「邦楽の日」「生け花の日」などの記念日になっている。
古典芸能の初舞台を踏むのは、6歳の6月6日と言われたらしい。
しかし、私が知りたいのは、その日にちの理由である。
さらにネットで調べると「6月5日か6日頃、梅雨入りの前で、
昔の田植えの開始期、二十四節気のうち「芒種」にあたる。
芒種とは、稲や麦など芒(のぎ)のある穀物、
すなわち稲を植え付ける季節を意味し、梅の実が黄ばみ始める頃。
要するに子どもの芽を出させるということ」という理由を発見。
うん、なかなかいい説明だとメモしていたが、
私を喜ばせたのは、なんと、縁起担ぎ・洒落とも言える説明だった。
「日本式に数を指で数えると、5までは指を曲げるけれども、
6になると逆に小指から指を立てる、そこから『子が立つのは6』」
この説明には参った。(笑)
だから、6月6日は、こども自立の日。
う〜ん、5月5日より、面白い記念日になる気がしたのは私だけ?

PS.
せっかくの7月7日「たなばた」だから、話題をひとつ。
織姫と彦星が恋人同士だと勘違いしている人が多いことに驚いた。
夫婦なのに。



2010年07月06日(火)
6歳の6月6日からです

全国のジュニア水泳大会に出場する小学生に
僅かながらであるが、スポーツ大会参加奨励金を授与し、
激励しようという式に参加した。
私は、何歳くらいから水泳を始めたのか、興味があった。
水泳だから、生まれた頃からです、なんてコメントも
期待していたのだが、彼女の母親が即答してくれた。
そのコメントが「6歳の6月6日からです」。
虚をつかれた回答に「えっ、どうしてですか?」と
聞き直したのは、言うまでもない。
「習い事は、この日(6歳の6月6日)から始めるといいよ、
と教えていただいたことがあるので・・」
これまた、即答であったが、そう言えば私も何処かで
聞いたことがあったなぁ、とメモをした。
(今日は、7月6日だけど・・)
その理由をネットで調べる前に、私の推測。
スポーツに限らず、文化芸術など、あらゆる面で、
人間が自分の意思で、学ぼうとする年齢が6歳なのかも・・。
「6月6日」には、どんな理由なのか、楽しみである。
子育てのヒントになるかもしれないので・・。



2010年07月05日(月)
なんか、こう・・

映画「ジャージの二人」(中村義洋監督)から。
やっぱり、この映画の気になる一言と言えば、この台詞。
主役の親子(鮎川誠さん、堺雅人さん)の口癖「なんか、こう・・」
ものを例えるときに、必ずこのフレーズが接頭語のようにつく。
それが耳に残って、その人の性格まで表現しているように。
「なんか、こう・・」のあとに続く言葉が具体的・・と指摘もされる。
普通「なんか、こう・・」と口にしたら、その後に続く言葉は、
曖昧というか、あまり例えがしにくいはずなのに・・。
「なんか、こう・・甘いものが食べたいなぁ」ならわかるが、
「なんか、こう・・アーモンドチョコレートが食べたいな」では、
言葉として、使い方がちょっと・・と思ってメモしてたら、
物語の中でも、指摘された。(笑)
全体的には、大きな事件がある訳でもないのに、
とても楽しい作品だった気がする。
東京から群馬県の山奥に避暑に来て、テレビで東京の天気予報を見る。
非常に暑い一日になる予報に、ガッツポーズをとるシーン、
携帯の電波アンテナが3本立つ場所を貴重にする住民のシーン。
けっこう印象に残った映画であった。



2010年07月04日(日)
それ以上もててどうするんですか?

この季節、公共施設に行くと必ず声をかけられる。
「すいませ〜ん、願い事、書いてくださ〜い」。
そう、七夕の短冊を渡されるのである。
ある時は「素敵な絵本と出会えますよ〜に」
またある時は「美味しいビールが飲めますよ〜に」
誰かに読まれることを意識して、書いてしまう。
そして、あるところで
「女性にもてますよ〜に、って書こうかな?」
なんて冗談を言ったら、返ってきた台詞が
「それ以上もててどうするんですか?」(笑)
う〜ん、本人はもてている感覚がないから、
ちょっと照れながら「気になる一言」。
何歳になっても、異性にもてたいという願望は
人間だからあるだろうし、今日は特に蒸し暑いから、
アルコールを飲みながら、さらっと書いちゃおうかなって。
最近、恋愛ネタ少ないですね、ってメールがあったし、
まぁ、嬉しい一言でもあったし・・さて、ビール、ビール。



2010年07月03日(土)
わたしは「ハパ」ってよんでるけれど

絵本「おとうさん・パパ・おとうちゃん」(すずき出版刊)
(作・絵)宮西達也さん
単純だけど、ホッとしたストーリーになっていて、
ちょっぴり、仕事をしているお父さんを尊敬している展開に
短いながらも、じ〜んとさせられた。
「ぼくは(わたしは)『○○』ってよんでるけれど
おしごとしているときには『××』ってよばれてる」
この繰り返しが、妙にリズムがあって、
ページをめくる楽しみがあるのも、絵本の魅力となっている。
まだ娘が小学校の低学年の頃、私の職場に社会科見学に来て
子どもたちに役場内を案内した時を思い出した。
当時は「わたしは『パパ』ってよんでるけれど
おしごとしているときには『かかりちょう』ってよばれてる」
そんな感じなのかもしれないけど、
父親の職場を観る機会があってよかったなぁ、と思う。
この絵本、父親なら最後のページで声が大きくなるに違いない。
是非、探して読んで欲しい。
私なら、今度は、この本を読み聞かせしてみたいな。