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しもさんの「気になる一言」
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2010年05月23日(日)
おまけは、物じゃのうて、人の気持ちということを知ったぜよ

NHK大河ドラマ「龍馬伝」から。
友だちを救いたいから、土佐に帰りたいと叫ぶ、坂本龍馬。
それを「土佐にけぇって、お前に何が出来る?」と拒む、勝海舟。
ふたりの白熱した口論に、あっという間の45分であった。
また、土佐で投獄される、武市半平太夫婦の別れも、
静かながら、心に残るものがあった。
しかし、今回私が選んだのは、香川照之さん演じる、
岩崎弥太郎の台詞。(土佐弁なので、聞き取れたか心配であるが・・)
「おまけは、物じゃのうて、人の気持ちということを知ったぜよ」
大量に仕入れた材木に、自分が作った物を「おまけ」としていた時は、
売れなかったのに、材木を買ってくれたら、自分がその板を使って
壊れている箇所を直してやるという気持ちを「おまけ」にしたら、
今まで売れなかった同じ材木なのに、全て売れた。
この気付きは、彼の人生を変える転機になったとも言える。
今後、龍馬の海援隊の活動を金銭面で支えることにもなるし、
龍馬の死後、巨大商社を一代で築き上げることにも繋がると考えれば、
彼にとって、それはそれは大きな気付きである。
こういった気付きを、チャンスとして活かせるかどうかで、
人生に差が生まれてくるのだろう。
「ちょっとした気付きを、自分の行動で確かめてみる」
これは、これからも大切にしていきたい、私の生き方である。



2010年05月22日(土)
結婚記念日には、写真館で写真を撮りたいな

27回目の結婚記念日だった。
従兄弟の葬儀が重なってしまったので、
予約しておいたお店をキャンセルしようか、迷ったが
なんとか、予定通り、2人で食事をすることが出来た。
久しぶりに、2人で向き合い、いろいろな話をしたが、
私が多くの人と飲みに行けば行くほど、
「奥さんは、出来た人ですね」と妻の評価があがるのは、
納得がいかない・・など、夫婦ならではの会話を楽しんだ。
そんな話をしていたら、珍しく妻からの提案。
「食事に連れて行ってもらうのも、花束をもらうのも嬉しいけれど、
来年からは、(たぶん「それに加えて」が省略されているようだ(汗))
写真館で家族全員の写真を撮りたいな」。
それも、撮影した写真を箪笥にしまってしまうのではなく、
テーブルの上などに飾って置きたいらしい。
私の返事は、携帯のメールではないけれど、短く「了解」。
「映画は映画館で」「絵画は美術館で」に続く「写真は写真館で」は、
誰でも簡単に写真が撮影できる時代だからこそ、気に入ったし、
ここ数年の私の生き方とも、合う気がした。
これも、素敵な思い出の残し方なんだとメモする自分が嬉しかった。



2010年05月21日(金)
私がやります。私もやります

ある小学校の「スローガン」(?)であるらしい。
「私がやります」・・
なんでも積極的、前向きな姿勢で臨みましょう、
そんな気持ちが込められているのは私でもわかる。
しかし、それを追随するかのように
「私もやります」とばかり、さっと行動する。
これは、正直、誰にでも出来ることではない。
子どもの頃から、この癖がついていたら、
私たちの未来も、まんざら捨てたもんじゃないな、
そんな気がして、もう一度、読み返した。
「私がやります。私もやります」
うんうん、やっぱり、素敵なスローガンである。
これは、小学校だけではもったいない。
会社でも、団体でも、大人の世界だって使えるはず。
このリズム、素早い動きが感じられていいな。



2010年05月20日(木)
「昨晩は楽しかった」「セックスをしなくても?」

映画「ブロークン・イングリッシュ」(ゾエ・カサヴェテス監督)から。
恋愛下手の主人公、ノラ・ワイルダー、30代、独身。
意中の男性と、いい雰囲気になると、ハイテンションで強いお酒を飲み、
気がつくと、翌朝、横にはその男性が寝ているパターンが続く。
「あぁ〜、またセックスしてしまった」と自己嫌悪に陥った頃、
フランス人のジュリアンと出会ったが、彼とはセックスをせず朝を迎える。
そんな彼が、朝、彼女を見つけた時、「昨晩は楽しかった」と告げる。
それに答えた彼女の台詞が「セックスをしなくても?」だった。
続けて彼が呟く。「セックスをしないと嫌われる?」。
そして彼女がぼそっと「相手の男による・・」と恥じらうシーン。
なぜか、印象に残っている。
「帰らせたくない、僕と一杯だけ」
「もう一杯、どうだい?」「(飛行機に)乗り遅れるよ」「そうね」と
アルコールに関する台詞が、私のメモ帳を黒くした。
「アルコール」と「セックス」の話題が、こうもサラッと続くと、
却って、爽やかに感じてしまう。(笑)
やっぱり、殺し合うシーン連続の映画より、
キスシーンの多い映画の方が私には合っているな。



2010年05月19日(水)
有朋自遠方来、不亦楽乎

朋あり、遠方より来たる、また楽しからずや。
数ある「論語」の中でも、有名な言葉である。
意味は、素直に解釈すれば
「親しい友がはるばる訪ねてくる。なんと楽しいことではないか。」
実は2日前、大学卒業後、福島県会津若松市に戻った友だちから、
会社の研修とはいえ「熱海に来ている」と連絡をもらった。
毎年、誕生日にはメールしているし、
季節になると「柿」や「みかん」を贈り合っている間柄。
年に何度も電話で声を聞いているので、懐かしいという感じがしなかった。
しかし、会うのは何十年ぶり、とあって、やや緊張気味で研修所を訪ねたら、
白髪まじりの懐かしい顔がそこにあり「久しぶり〜」の連発であった。
話し始めれば、お互い、気持ちは大学時代に戻り、
あっと言う間に時間は過ぎ、惜しみながらも別れたのだが、
帰路の運転中も、なぜか嬉しさが込みあげてきて止まらなかった。
その運転中、頭に浮かんだのが「有朋自遠方来、不亦楽乎」
「親しい友がはるばる訪ねてくる。なんと楽しいことではないか。」
これからは「メールや電話」に頼らず「会う」ことを大切にしたい。
50代の楽しみは、全国のいる友だちに少しずつ会いに行く、ことだな。
近くに寄ったら声を掛けて・・の台詞を信じて。(笑)



2010年05月18日(火)
自分で書いた「嘘」は「願望」ですよ

ある学校の先生が体験させてくれた「心理ゲーム」。
「私を表す肯定的な言葉」と題して、
「私は○○です」を4つ書き出すだけなのであるが、
そのうち、1つは「ウソ」を書くよう指示された。
「私は明るい性格です」「私はおしゃれです」
「私は続けることが得意です」「私は顔が広いです」
濃紺のスーツに黄色いネクタイ、
とびっきりのおしゃれをして参加したので、
ばれないと思ったのに、しっかり見破られてしまった。
解説は「自分で書いた『嘘』は『願望』ですよ」
なるほど・・と思いながら、メモをした。
「おしゃれになりたいという願望か」と苦笑いしながら、
先ほど書き出した4つを眺めると、一つだけ浮いている。
「おしゃれ」って、自慢することでもないし、
「あの人、おしゃれだね」って他人が評価することだった。
言葉の使い方を間違えたな、これは。(汗)



2010年05月17日(月)
あなたには、才能を磨く義務があるわ

映画「4分間のピアニスト」(クリス・クラウス監督)から。
[原題] 4minutes(やっぱり邦題の方がいいな)
ピアノ教師として刑務所にやってきたクリューガーが、
問題児とされている少女・ジェニーの才能を見抜いて
激しくぶつかり合いながらも、こう呟いた。
「あなたには、才能を磨く義務があるわ」
なかなか真剣に練習をしようとしない彼女にはどう響いたか、
こればかりは、確認しようがない。
しかし「あなたは、ピアノの才能があるわ」
「あなたは、ピアニストになるために生まれてきたのよ」
より、とても重みがある気がした。
義務には、使命感が含まれている。
素敵な音楽を聴かせるために「才能」を磨く義務を負う。
さて、私はどんな「才能」を磨く義務があるんだろう。



2010年05月16日(日)
道具には道具の使い方があるんですよ

ある学校の先生の話から。
話題は「雑巾のふき方」だった。
「最近、床を拭くのは学校だけ」と始まって、
「拭き方を知ってますか?」と投げかけられた。
答えは「手のひらを広げ、両方の親指をあわせる」
では、それはなぜか?
「親指をあわせると、雑巾が固定するから」
ただそれだけなのに、明確な答えが出来なかった。
確かに、雑巾が勝手な動きをせず、拭きやすい。
子どもたちは、それを「秘技」と呼んだらしい。
最後に、私たちに諭すように呟いた。
「道具には道具の使い方があるんですよ」
それは、先人たちは「知恵」として、
ずっと継承してきたことに他ならない。
今の人たちは、その「知恵」を知らずか、
また学ぼうとせず、無視して使おうとするから、
使いにくかったり、効率が悪いんだよなぁ、きっと。
今年は、学校の先生の話が増えそうだ。(笑)



2010年05月15日(土)
ハーモニカ・ソウルミュージック・合唱・・

笑ってしまうくらい「音楽三昧」の1日だった。
これは、絶対、記録に残しておこう、と思って書き留めた。
もっと詳しく書けば
早朝「絢香×コブクロ」の歌をiPodで聴きながらマッサージチェアへ。
午前中、車の中でかけていた音楽は、リズミカルな「ボサノバ」。
午後から知人が出演するからと、近隣の沼津文化センター小ホールへ。
耳にした音楽は、やさしくて懐かしい「ハーモニカ」。
唱歌や演歌曲に混じって、タンゴやワルツなどの曲も。
更に更に、音楽三昧は続く。
夕方から知人がボーカルで歌うからと、今度は、沼津千本プラザへ。
ギター、ベース、ドラムの音で、耳が張り裂けんばかりの
「ソウルミュージック」も含めた「ロック」系のバンドはかなり効いた。
打ち止めは、月に1度の、同級生混声合唱団。
練習曲は、井上陽水の「少年時代」と、いきものががりの「YELL」。
もう私の頭の中のリズムは、メチャクチャだけど、
どのジャンルも、一所懸命の人たちがいて、楽しかった。
こんな日は、寝る前に、どんな曲が思い浮かぶのだろうか。
楽しみである、早く寝ようっと。(汗)



2010年05月14日(金)
叱るべき時は叱って欲しい

近隣市町の新任課長らと合同に研修し、
貴重な人間関係を作ることができた。
その研修の中での気付きは、今後、仕事に活かしたい。
リーダーシップに関しては、
昔、私たちが新米だった時に求めた「リーダー像」と、
今、私たちが求められている「リーダー像」は、
大きく違うことに驚きを覚えた。
しかしながら、基本的な部分は、今も昔も変わらない。
大所高所から全体を俯瞰し、判断していく
「Bird‘s Eye」は常に念頭においていきたいと思う。
また、仕事を通してトレーニングしていく「O.J.T」は、
忙しいからやってられないのではなく、
やらないから忙しくなる、という視点で行動していきたい。
今回の気になる一言は、その中で一番印象的な話。
講師が紹介してくれた、部下のアンケート、
「上司に望むこと」の1番は、なんと
「叱るべき時は叱って欲しい」ということであったこと。
これからは、勇気を持って、
部下を「怒る」のではなく「叱る」ことが出来そうである。