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しもさんの「気になる一言」
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2010年01月23日(土)
ドクドクドク・・トクトクトク

新年会の席で、ビールを告いでもらっている時
「ドクドクドク」と擬音を発した女性に
「ビールは、毒じゃないよ」と笑って囁いた。
かといって「薬」ともいい難い。(笑)
「ヤクヤクヤク」と注ぐのも変だし・・と
考えたいたら「トクトクトク」が思い浮かんだ。
「徳」なら、なんだかスッキリする。
注ぎながら「徳徳徳(とくとくとく)」と口にする。
なんだか、プラス思考だなぁ。
ビールを飲んだから「得」というわけでもないが、
「毒」よりはいいだろう。
飲みながら説教する人もいる。これも「説く」。
アルコールは、緊張を「解く」と言うし、
やっぱり、ビールは「毒」ではなく「徳」だな。



2010年01月22日(金)
計るだけダイエット

書籍「朝3分の習慣」(本郷陽二著・PHP文庫・221頁)から。
筆者は、成功者はみんな「朝型人間」だった、と言い切っている。
それも、何時間も早く起きろ、とは言っていない。
ほんの3分早く起きるだけで、いろいろなことが出来る、と。
植物に水をやるだけでもいい。
自分で育てた植物が花を咲かせたり、実がなると、
自分でも驚くくらいの喜びに満たされるし、
生命とはすごいもので、小さな鉢の植物から、
思いがけないほどの元気をもらうことができる、と言う。
また、本来、排便は自然な体のメカニズムだから、
しっかり朝食をとって、しっかり排便しよう、と提言している。
毒素の70から75%は、便から排出されているというデータをもとに
最高のデトックスは「排便」とさえ表現している。
その中で、私が一番気に入ったのは、
1日1度、体重を計る。それも、早朝に。(3分早く起きて)
だって、早朝が「一番軽いはず」だから・・の説明。
私にとっては、なるほど・・の気付きであった。
それ以来、早起きして、朝風呂に入る前に「体重計」へ。
さて・・私の「計るだけダイエット」は成功するか。お楽しみに。



2010年01月21日(木)
眠れない夜はないよ。確かめてみるかい?

映画「アイアンマン」(ジョン・ファヴロー監督)から。
ストーリーと全く関係ないけれど、
上手い・・と思った異性をベッドへ誘う台詞である。
主人公が、ある女性記者にインタビューされる場面。
戦争兵器を商品として商売することに、罪悪感はないの?
というような質問「眠れない夜もありますか?」に対して、
「眠れない夜はないよ。確かめてみるかい?」と切り替えし、
なぜか、そのままベットイン(汗)。
その会話の明るさが、私のメモの対象となった。
その他にも、艶っぽい台詞が時々登場して、私を喜ばしてくれた。
「どこにいたのか?」と質問されたらどう答えるのか?と訊ねられ
「ペッパー(秘書)と二人だけで島にいたというつもり」
その秘書も、ドレスアップした姿で、ボスにダンスに誘われた時、
「汗止めもつけずに、上司と踊るなんて・・」
そして「あの日を覚えているかい?」とボスに訊かれ、
「私を一人にした夜のこと?」と切り返すタイミング。
どれも、私にとって「気になる一言」であった。
こういった洒落た会話に憧れるが、日本人ではなかなか難しい。

PS.
作品最後に流れる関係者名は「エンドクレジット」というらしい。
私は「エンドロール」と覚えていました。(汗)



2010年01月20日(水)
思考の整理法は、寝させる

書籍「思考の整理学」(外山滋比古著・ちくま文庫刊・223頁)から。
以前紹介した、この本は、目から鱗の内容、盛り沢山。
その中でも、作者が伝えたかったことは、これかな?とメモをした。
正確には
「思考の整理法としては、寝させるほど大切なことはない」
その他、同じような表現で「見つめるナベは煮えない」とか
「熟したテーマは、向こうからやってくる」とも言っている。
「一晩寝て待て」とは
「しばらくは放っておく時間が必要だということを教えたもの」、
さらに「長い間、心の中であたためられていたものには、
不思議な力がある」、そんな言い方までしている。
「寝させておく」とは「忘れる時間をつくる」と言うことだ。
若い世代の「思いついたら即実行」も否定はしないが、
年を重ねてくると、時には、熟慮することも必要となる。
こんな時は「思考の整理法は、寝させる」を思い出したい。
考え込むのではなく、寝させる。(忘れる)
この思考の整理法がわかってくると、とてもスッキリと答えが出る。
是非、試して欲しい。



2010年01月19日(火)
私の声が聴きたい方、いますか?(笑)

昨年末、取材依頼されて録音した、コミュニティFM。
コーストFM(76.7hz)「思い出音楽館」の放送が
明日(1月20日(水)・11:30〜)に迫った。
以前から、自分のメディア出演は紹介してなかったが、
テレビやラジオ出演の後、
「気になる一言」にその様子を書くと、
「どうして事前に教えてくれなかったんですか?」と
何通かのメールが届くので、今回からお知らせしようと思う。
小さい頃の思い出から、現在に至るまで、
ちょっとした自分史的番組だったので、自分でも驚いた。
小さい頃、こんな夢があったのか、
学生時代は、こんなこと考えていたのか、
そんな自分も知らない「自己発見」にも繋がったから。
思い出の曲は3曲。(好きな曲とは違うんだなぁ、これが)
聴く機会があったら、是非、感想を・・・。
(ごめんなさい、静岡県東部在住の人しか聴けません。(汗))
ラジオなので、自分では聞き慣れない音声だけど・・
マニアックなファンのために・・
「私の声が聴きたい方、いますか?(笑)」を今日の一言。

お知らせのおまけ。
再放送は (1月24日(日)・9:30〜)です。



2010年01月18日(月)
風邪と下痢は体の大掃除

書籍「いまを生きるちから」(五木寛之著・角川文庫・227頁)から。
作品中に紹介されていた
「風邪と下痢は体の大掃除」というフレーズか気に入った。
日本の東洋医学を代表する野口晴哉さんの言葉だと言う。
「体がアンバランスになっている時に、
風邪や下痢はバランスを戻すために大事なこと。
風邪をひけないようなコチコチの体ではしょうがない、
風邪をひけば早く寝るし、下痢をすれば食事を制限します。
頭痛がひどい時は、じっと静かにしている。
どれだけ大きな危機を回避できているかわかりません」
ものすごく説得力のある考え方だと思う。
さらに「不安も同じ、人間が持っている防衛能力」。
不安になると、心(気持ち)が萎(な)える。
「萎える」は、心がしなっている状態のことだから、
しなうことによって、曲がることによって、屈することによって
重い荷物をするっと滑り落して、またもとの状態に戻れる訳だ。
「不安」になることを勧めているわけではないが、
不安になることは、悪いことではない、と理解できた。
「不安」を感じないまま突き進む方が、私は心配だなぁ。



2010年01月17日(日)
「あなたっていい人ね」「それが僕の弱点さ」

映画「ホリデイ」(ナンシー・メイヤーズ監督)から。
私の好きな「ロマンティック・コメディ」だからか、
観終わった後、スッキリした。(笑)
さて、物語としては、
お互いの家や車を交換して休暇を過ごす
“ホーム・エクスチェンジ”をすることによって、
人生の新たな一歩を踏み出していくのであるが、
「長電話ランチ」とか「久しぶりの初デート」
「1978年以来ずっと暇だよ」など、
面白い台詞も満載であった。
その中で選んだのは、最近の「草食男子」を
言い当てている会話。
「あなたっていい人ね」「それが僕の弱点さ」
思わず、うんうん・・と頷いてしまった。
「いい人」で終わってしまう男性が増え、
「男はみんなオオカミよ」は、死語になったのか、
「あなたっていい人ね」は、誉め言葉ではなく、
「(勇気がなく)弱気なのね」と同意義のようだ。
でも、このフレーズ、覚えておこう。
いろいろな場面で使えるような気がするから。



2010年01月16日(土)
葬式らしい葬式だったね

久しぶりに、お寺での告別式に参列した。
(まぁ、お寺関係者だから仕方ないけれど)
お通夜は、1月の寒さに震え、ストープを囲み、
告別式は、お寺の庭に咲く梅の蕾を眺めたり、
厚いコートを、お焼香直前まで、着ていたり・・。
ほんの少し前までは、こんな葬式の光景だったのに、
いつしか、葬祭会館が主流になり、
季節を問わず、冷暖房の行き届いた施設の中で、
お通夜、告別式が執り行われている。
今回の告別式の帰り、知人が私に向かって呟いた。
「葬式らしい葬式だったね」
言葉として、正しいかどうかはわからないけれど、
「そうですね、私もそんなこと感じてました」と返した。
自宅でのお通夜、お寺での告別式。
故人の知らない一面を知る機会だったのかもしれない。
「あの日はものすごく暑い日だった」とか
「お通夜は雨が降ったよね」という記憶もなくなる。
現在のお葬式を否定しているわけではないが、
なんだか懐かしく感じたお葬式を、
「葬式らしい葬式だったね」という言葉で残したい。



2010年01月15日(金)
美人ビジネス、花盛り

いつだったか、巷の話題は「美人」という話を耳にした。
それも、整形等で作られた「美人」ではなく、
素人の「美人」が、受けているということだ。
「美人時計」「美人暦」、はたまた「美人鍋」
なんでも「美人」を冠に付ければビジネスに繋がる。
そんな特集のとりあげ方だった気がする。
この先にあるものは、なんだろうか。
私には、まったく予想がつかない。
「イケメン」の単語が流行った時にも、同じことを感じた。
子どもたちには「優しい心が大切」と教えておきながら、
大人たちは「美人」に夢中になっている日本、
やはり、どこか違う気がする。
ところで「美人」の定義ってあるのだろうか。
「(誰がみても)美人」という定義なのだろうが、
それさえ怪しい。
その時代背景や、国々によって「美人」の定義は違うし、
「美しい」という言葉は、それぞれの感性なので、
人によって、違うことは、説明する必要もない。
日本って国は「美人」という言葉に弱いことだけは
この現象で、ハッキリした気がする。



2010年01月14日(木)
太陽系における一個の彗星たり

書籍「坂本龍馬に学ぶ」(新人物文庫・堂門冬二・287頁)から。
以前から、堂門冬二さんの歴史人物作品が好きで
機会あるごとに、彼の作品は読んでいたが、
今回は、NHK大河ドラマ「龍馬伝」にあわせて、
この作品を読んでみた。
龍馬を、ワンフレーズで表現したい、と考えていた私には
「坂本龍馬は、太陽系における一個の彗星たり」が心に残った。
「維新土佐勤王史」に書かれている、
龍馬と武市半平太との関係らしい。
「坂本龍馬は、太陽系における一個の彗星たり。
故に必ずしも瑞山(武市半平太)を中心とする軌道を
回転するものにあらずして、時には遠ざかり、時には近づく。
又この彗星に吸引される一、二の遊星をも有せり。」
この彗星の動きは、龍馬像として、捉えることもできる。
彼の元に、多くの人が集まったのは、
彼がアウトサイダーであっても、反社会的ではないという
信頼感があったのではないか、と堂門氏はいう。
なるほど、彗星も太陽系を外れるわけではない。
私も、こんな生き方をしたいなぁ。