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しもさんの「気になる一言」
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2010年01月13日(水)
その道の一流の表と裏を知ること

映画「プライド」(金子修二監督)から。
原作は、漫画家、一条ゆかりさんの同名コミックを映画化。
さて物語の序章、レコード会社副社長役の及川光博さんが
「成功の秘密」を教えてあげようか、と主人公の1人に近寄る。
ひとつは「どんなにみっともなくても、
与えられたチャンスに食いつくこと」
もうひとつが「その道の一流の表と裏を知ること」
私は特に、2つ目のフレーズに引っかかった。
与えられたチャンスは逃すな・・は、表現は違えど、
何度か耳にした発想であったが、
「その道の一流の表と裏を知ること」という視点は
なかなか面白いと思った。
「一流になりたかったら、超一流を経験しなさい」、
そう教えられたことがあり、以後、心に刻んでいたが、
今回のフレーズは、また違った心構えとなった。
どの世界にも、必ず「表」と「裏」が存在する。
「表」だけを知っていても、「裏」だけを知っていても、
それは「成功」には、ほど遠い。
だからこそ、その道で成功したければ、
「裏と表」を知るべきである、とは、妙に説得力がある。
どうせ少女漫画のコミック化、とあまり期待してなかったが、
どうしてどうして、51歳・男性でも意外に楽しめた作品である。



2010年01月12日(火)
雨が降り 嵐が来ても 最後は晴れる

ネットで見つけた「座右の銘メーカー(うそこメーカー)」から。
http://usokomaker.com/zayu/
自分の名前だけ入力すれば、それだけで
その人の「座右の銘」が、表示されてくる。(笑)
私の場合は「雨が降り 嵐が来ても 最後は晴れる」。
これって、本当に「座右の銘」にしたくなるほどだ。
しかしながら、こんなことは稀で、ほとんどがジョーク。
「ベッドの上では 乱れりゃいい」
「朝やって 昼もやって 夜もやる」
こんなシモネタも表示されるから、またまた面白い。
「雨が降り 嵐が来ても 最後は晴れる」で、
インターネット検索したら、とても多くの人が
「座右の銘メーカー」で、私と同じ
「雨が降り 嵐が来ても 最後は晴れる」をゲットしていた。
まぁ、使えそうだから、そのうち「名刺」にでも書こうかなぁ。



2010年01月11日(月)
イチローの4割と、白鵬の70連勝

これからのスポーツ界で楽しみにしている記録、
そんなことをテレビ画面の中で、
漫画家、やくみつるさんがコメントしていた。
スポーツ大好きの私としては、 なるほどなぁ、
と思える数字であったからメモをした。
どちらも、完全に無理な数字ではない。
気力が充実している彼らには、その可能性がある。
特に、昭和の名横綱、双葉山の持つ69連勝を抜く、
白鵬の70連勝は、見てみたい気がする。
私の好きなフレーズの1つである
「いまだ 木鶏に及ばず 双葉山」は、
今は亡き、安岡正篤先生から、
双葉山が 「王者」とはどういうものかを教えてもらい、
それを目指して頑張ったのに69連勝でストップした時、
安岡先生にあてた電報として、有名であるが、
その「王者」の風格を「白鵬」にみせてもらいたい。
相手を圧倒するような闘志溢れる気迫ではでなく、
「泰然自若」、言い換えれば、ゆったりと落ち着いて
平常と変わらないさまでいながら、勝負には負けない。
そんな相撲を、是非、期待したい。



2010年01月10日(日)
読み聞かせは、誰でも出来るボランティア

快晴・無風の成人式、連休とあって多くのイベントが重なり、
新聞記者は、大忙しの日に違いない。
我が町も、また新しいイベントがスタートした。
こども交流館で、今日から始めた、素人による「読み聞かせ」。
読み聞かせは、そういったサークルに入っていなくても、
子どもたちのために、心を込めて読むことが出来れば、
それだけでいい、と私は思っている。
上手い、下手は、大人たちが勝手につける基準であり、
真剣に耳を傾けている子どもたちには、関係なさそうだ。
今日は、直前まで「成人式」に参加していた「新成人2人」が
真新しいスーツや振り袖姿で、子どもたち相手に、
お気に入りの絵本を片手に「読み聞かせ」をしてくれた。
忙しいところを参加してくれて、こちらがお礼を言うべきなのに、
新成人に「ありがとうございました」とお礼を言われ、
「いい経験をさせていただきました」の気持ちが伝わってきた。
成人式を終えて、最初の社会貢献が「読み聞かせ」。
彼らの好意に報いるよう、これからも長く続けていこうと
心新たに、このイベントを見守った。
いつの日か「読み聞かせのまち」と言われるよう、
大切に育てていきたいと思う。
2人の新鮮な読み聞かせを、このフレーズに託したい。
「読み聞かせは、誰でも出来るボランティア」

PS.
賛同者、随時募集中。経験・性別・年齢・住所等、一切問いません。
総理大臣が参加したいと言っても、先着順。(汗)



2010年01月09日(土)
どうして、メクソは目頭から出るのか

今年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」から。
やっぱり、1回目を思い出すには、この台詞。
(2回目の前に、アップしなくちゃ・・(汗))
今回の坂本龍馬は、妙に庶民っぽいぞ・・と
感じるには、申し分ないフレーズであった。
「クソは、尻から出るもの」と言いつつ、
「どうして、メクソは目尻からではなく、
目頭から出るのか」と悩むシーンは、そのひとつ。
しかし、親を目の前で殺された子どもたちには
「辛くとも負けたいかんぜ」と励まし、
階級の上の者に逆らって、殺されそうになった者には
「上士と喧嘩したって何も変わらん、
詰まらんことで、命を捨てるな」と叱咤。
ある時は「憎しみからは、何も生まれん」と諭し、
最後は「海に比べたら、土佐はこんまい」と口にする。
そんな彼が「どうして、メクソは目頭から出るのか」。
織田信長や篤姫の夫、徳川家定のように、
ウツケのふりをしているのか、私にはわからない。
ただ、次回も観てみよう・・と思わせる魅力はあった。



2010年01月08日(金)
将来のことを真剣に考えてないのね、決めるのはあなたよ

映画「プラダを着た悪魔」(デビッド・フランケル監督)から。
ジャーナリスト志望の主人公が
悪魔のような最悪の上司の下で直向きに頑張る姿を描いた物語である。
そんな主人公の姿が同世代の女性から受け、
ベストセラー小説の一つとなったらしい。(後で知ったのだが・・)
フッションには、からっきし弱いので、最初困惑したが、
メリル・ストリープ演じる、鬼上司ミランダの気持ちになって観たら、
女性が女性を育てるってこういうことなのか、と感じて、
けっこう楽しめる映画となった。(笑)
男性が女性を育てるのは、リチャード・ギアが恋人役を演じた
「プリティ・ウーマン」だけど、同じ感覚だった。
主人公がどんどん成長し、あっという間にキレイになった気がする。
タイトルは「プラダを着た悪魔」だけど、これは第三者の言葉。
主人公アンドレアは、決してそんなことを思っていなかったに違いない。
彼女の将来のことを真剣に考え「叱咤」の嵐を突きつけていたからだ。
大きなチャンスを与えられたにも関わらず、情に流されそうになった時、
「プラダを着た悪魔」は、主人公にこう呟く。
「将来のことを真剣に考えてないのね、決めるのはあなたよ」
この台詞に、私は彼女らしいアドバイスと感じたし、
この台詞で吹っ切れたかのように、主人公は行動的になっていった。
多くの人の「叱咤」を受け、彼女は自分の夢を実現していく物語。
そんな視点で、この映画を観たのは、私だけかも・・(汗)。

PS.(もうひとつ、お気に入りだった職場の先輩のアドバイス)
「君は努力していない、愚痴を並べているだけだ。甘えるな、サイズ6」
私は、あまり痩せている女性は、苦手だけど・・(笑)



2010年01月07日(木)
早く、普通の生活に戻りたいと思っていたよ

「正月は何してた?」「正月はどんなテレビ見てた?」
「正月はどこかへ行った?」・・・
今週は何度こんな会話をしたことか。
その度に、私の答えは同じ。
「早く、普通の生活に戻りたいと思っていたよ」
年末まで自分の生活のリズムが出来ていたからか、
ただ単に「正月」ということで、なにか変わったことをして、
そのリズムが崩れる方が、私にはストレスとなった。
毎日の朝起きてから寝るまでのリズムが出来あがってくると、
年末年始やゴールデンウィークは、煩わしくなる。
まぁ、こんなことを感じるのも、
歳を重ねた証拠なんだろうけれど・・・(笑)。
毎朝5時起きのリズムを、4時起きに変えたいと思う。
そうすれば、もう1時間、朝飯前の時間が増える。
そのためには・・午後10時には寝なくちゃなぁ。
私の場合「早寝するから早く起きる」のではなく
「早く起きたいから早く寝る」
すなわち「早寝早起き」ではなく「早起き早寝」。
さて・・これ書いたら、もう寝ようっと。



2010年01月06日(水)
拝啓 NHK紅白歌合戦担当の君へ

ネタは、寝かせて熟成させることを覚えたので、時期外れですが。
久しぶりに、昨年末の「紅白歌合戦」を観ていて
とても残念なことがあったので、記録に残したい。
それは、楽しみにしていた、アンジェラ・アキさんの
「手紙 拝啓 十五の君へ」が、途中から始まったこと。
くだらない応援団のコメントの時間があるなら、
「フルコーラス」を聴きたかった。
正月早々「世直しおじさん」になるつもりはないが、
心が動くような「歌を生で聴かせる」ことが、紅白の基本、
これを忘れては、視聴者が離れることを知って欲しい。
この歌は、省略された「拝啓 この手紙読んでいるあなたは
どこで何をしているのだろう・・」の1番がなければ、
詩として、意味を持たなくなる気さえした。
視聴率を意識し過ぎて、企画に走り、
「歌合戦」という、基本中の基本を忘れてはならない。
放送時間も、私が小さい頃は、大掃除や正月の準備も終え、
家族で年越し蕎麦を食べて、お父さんもお母さんも
やっとコタツでのんびりする時間に、始まった気がする。
実は「紅白歌合戦」は、それでいいと思う。
それが、日本人の「大晦日」の過ごし方だから・・。
今年は、はじめからちょっと辛口の「気になる一言」。
でも、これが私の役割かな、と自覚して、書き続けたい。



2010年01月05日(火)
個人名より、技術名を大切にする日本に誇り

NHK「新日曜美術館」の番組内で、
ゲストとして出演していた、結城昌子さんが、
ぼそっと呟いた台詞が、私の心に残った。
「西洋の芸術は、個人名が優先される」
それは「クリムト」だったり「レンブラント」だったり、
「ミケランジェロ」だったり・・数限りない。
しかし日本の場合「大島紬」だったり「伊万里」だったり、
「藍染め」だったり、と個人の名前は出てこない。
(この例えは、私が思いついたので、彼女の台詞ではないけれど)
そこに、日本文化の奥ゆかしさ、が感じ取れる。
「そんな日本が、私は誇りなんです」みたいな感想に、
私は頷くばかりであった。
華道や日本舞踊でも、池坊とか花柳流とか、
茶道でも、表千家、裏千家等、個人名はほとんど出てこない。
この文化を未来永劫、続けていく・・日本人の誇りである。



2010年01月04日(月)
毎日、1号ずつ増えますから・・

「気になる一言」をメルマガの形で発信し始めてから、
今日でようやく「3,000号」を迎えた。
1日1回しか発行しないから、8年以上かかったことになる。
凄いですねぇ、と驚いてくれる読者には申し訳ないけど、
私のコメントはいつも同じ。(イチローの3,000本安打と違って)
「毎日、1号ずつ増えますから・・。」
1年書き続ければ、365号。2年で730号、3年で1,095号。
6年続ければ、もう名球会入りの2,000号を越す。(笑)
いつも区切りのよい数字の時、コメントしているが、
私の情報発信に対する、スタンスは変わっていない。
「誰も真似の出来ない、凄いことをするのではなく、
誰もが簡単に出来ることを、誰もが出来ないくらい続ける」
これに尽きる。たぶん、これからもこの考え方でいくと思う。
最近、自分でも自覚しているけれど
「少しずつ貯めるのが好き」で、少しでも貯まってきたら、
1人でニヤニヤ眺めるタイプなんだな、と。
「しもさんのメルマガ3,000号」と「イチロー安打3,000本」は、
その意味も、その価値も大きく違うけれど、
打率と違って、確実に増えていく楽しみ方は同じ気がしている。
3,500号は「平成23年5月19日」、4,000号は「平成24年9月30日」、
そして5,000号は「平成27年6月27日」。
「メルマガ」って、システムが残っていればの話だけどね。