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しもさんの「気になる一言」
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2009年12月24日(木)
センベロ居酒屋

テレビのニュースで耳にした言葉。
不況だから、年末でも景気のいい話は出ない。
例年なら、ボーナスも出たことだし、
ぱぁ〜っといきますか・・となるのだが、
今年は、なかなかそうはいかないらしい。
そこで人気なのが「センベロ居酒屋」
「千円でベロベロに酔える居酒屋」の略?
お金がないなら飲みに行かなきゃいいのに、
お金がないから、安い店に行こう・・が小市民。
居酒屋もなんとか稼ごうとするから、
本当に「センベロ居酒屋」が出現する。
世の中、うまく出来てたいるなぁ・・と思いつつ、
今までの値段はなんだったんだ、という呟きと、
早く酔えるように、眼薬でも入ってんじゃないか?
という疑いの眼差しで眺めてしまった。
千円で酔えるなんて・・信じられない。(笑)



2009年12月23日(水)
「愛してる」「だから?」

映画「スラムドッグ$ミリオネア」(ダニー・ボイル監督)から。
この映画が恋愛映画かどうか、の判断はしないにしても、
恋愛映画には、時々、えっ〜?!と思うシーンが登場する。
その典型的な台詞が、第81回アカデミー賞では作品賞を受賞した
この作品にも、もれなく登場し、私は呆れてメモをした。
主人公が愛する女性が、大富豪に囲われ、
何不自由なく過ごしているのに、突如、主人公が現れて
「僕と逃げよう」と誘い出すパターン。(よくあるんだなぁ、これが)
これまでに何度も観てきたこの場面設定だけど、どうも腑に落ちない。
一緒に逃げても、金がなく貧乏することが目にみえているのに、
どうして、女性は最後に「愛」を選ぶのか、不思議でしょうがない。(笑)
彼女は真剣に考え、主人公の誘いを断る場面が、この作品にはある。
女「ひとつお願いがあるの」男「なに?」女「私と別れて」
男「愛してる」女「だから?」そして「もう手遅れなのよ」と続く。
この女性の「だから?」が、とっても印象的だった。
結局、ストーリー的には一緒に逃げ出すんだけど・・。(汗)
「愛している」だけでは幸せになれない、と思うのは、私だけか。



2009年12月22日(火)
学校でしなかった分、勉強しますから

毎月、給料日に職場へ訪れるネクタイやさんの台詞。
ちょっと不意を突かれ、意味がわからなかったが、
じっくり聞き直し、意味がわかったら、
逆に、笑いが止まらなくなってしまった。
このフレーズ、物を売る仕事をしている人は、
いつでも使えるフレーズとして、覚えておいて欲しい。
「いかがですか?安くしときますよ」より、
「学校でしなかった分、勉強しますから」の方がいい。
思わず、クスっと笑ってしまうフレーズである。
あとは・・最近の若い人たちに
「勉強する」の意が伝わるかどうかであろう。
辞書にも「商人が商品を値引きして安く売ること。」
「思い切って勉強しておきます」と使い方まであるから
わかるとは思うけれど・・
こういった洒落たフレーズを、コツコツ貯めたいと思う。



2009年12月21日(月)
幸せな結婚が約束される本

書籍「二人ならもっと幸せ」(久野浩司著・ポプラ社・175頁)から。
気になる一言は、この本のサブタイトルである。
タイトルだけで、図書館にリクエストした妻が、
読み終えてから、(もしかしたら、途中でやめたかもしれない)
私に、読んでみる?と渡された本だったが、
申し訳ない、読み終えても、よくわからなかった。(汗)
結婚5年目の30代男性が、女性に向けて書いた「結婚ハウツー本」は、
結婚26年目の50代男性には、あまりピンとこなかったのである。
しかし、ネットの世界では「カリスマ恋愛カウンセラー」らしい。
ただ、視点を変えて、こんなことで本になるのか・・という驚きと
果たして誰が買って読むのだろうか、という疑問が残った。
最初から「幸せな結婚が約束される」なんて、面白くないだろう。
ふたりで、いろいろなことを乗り越えてこそ、
夫婦っていいな、夫婦って楽しいな、と思えるに違いない。
正直、内容は、ちょっとがっかりしたけれど
「二人ならもっと幸せ」というタイトルは、新鮮だったな。



2009年12月20日(日)
連れ買い、行ってきま〜す

子育て総合支援センターのスタッフ、休憩中の一言。
お昼休みの最中、ふたりのスタッフが仲よく歩いている。
「どこへ行くのかな?」と眺めていたら、
元気に「連れ買い、行ってきま〜す」。
なるほど・・女性らしいフレーズだ・・とメモをした。
対になる言葉は、当然「連れション」だけど・・(笑)
意味は、連れだって一緒に小便へ行くこと。
だから「連れ買い」は、連れだって買い物に行くこと。
そんな意味にとればいいのだろうか。
女性のスタッフが「連れショ」って口にしたから、
それは言っちゃいけない・・と思っていたら、
「連れショ・・ッピング」と言おうとしたらしい。
この「連れ○○」なる言葉、
個人プレーより、和を大切にする日本人ならではの
言葉かもしれないな。
外国の生活習慣に詳しいお方、
こんな言葉が、他国にもあるのか、是非教えて欲しい。



2009年12月19日(土)
静岡は演奏しやすいですね

国指定重要無形文化財「組踊」/伝承者(太鼓)
琉球古典音楽野村流音楽協会/教師(三線)の
よなは徹さん「三島公演」でのひとコマ。
最初から最後まで、沖縄三昧のコンサートだった。
共演・岸本美代子さんの踊りに拍手し、
琉球民俗芸能エイサー集団「琉神」のパワーに
圧倒されて、久しぶりに興奮した夜となった。
さて・・紹介したのは、よなはさんのトーク。
「北海道で公演をすると、みんな物珍しいのか、
聴き逃さぬように、じっと終わるまで静か。
それに比べて、沖縄では、いつでもどこでも
この音楽が流れているので、じっくり聴いてくれない。
そう考えると、静岡は適度に拍手、手拍子はあるし、
演奏しやすい・・」と会場を沸かせた。
「地元沖縄より、静岡公演の方が多いんですよ」と
苦笑いしながらも、その言葉は温かった。
最後は、観客総立ちで「カチャーシー」。
なるほどなぁ、誰もが沖縄にハマるわけだ。



2009年12月18日(金)
彼らが小さいんじゃなくて、僕らが大きいのかもしれない

映画「ホートン ふしぎな国のダレダレーレ」
(ジミー・ヘイワード/スティーヴ・マーティノ監督)から。
ジャングルに住む、象のホートン。
アニメとはいえ、なかなか楽しいキャラクターだった。
一輪の花についた「ほこり」。
そのほこりの中に、人が住んでいる。(笑)
これだけじゃ、まったくストーリーがわからない、ごめん。
ただ、ほこりの中に住んでいる、ダレダレーレの市民。
「こんなほこりの中に、人が住んでいるわけないだろう、バカらしい」
これが、一般の動物たちの考え方である。
しかし主人公・ホートンは、その枠にはまった考え方を否定した。
それを象徴する表現が、
「彼らが小さいんじゃなくて、僕らが大きいのかもしれない」。
そう考えれば、絶対間違っている、とは言えないだろう。
いつも自分を基準に、物ごとの尺度を図ってしまう私たち、人間。
可能性を狭くしているような気がしてならない。
大所高所から・・って、こんなことを言うんだよなぁ。

PS.清水町及び近隣にお住まいの方へ
新年1月11日(祝)13:00〜 親子映画会(入場無料)で、この映画上映します。
場所は、地域交流センター(旧・町公民館) 是非、この機会にご覧ください。
私のこの「気になる一言」も思い出しながら。



2009年12月17日(木)
バスにのって

今、私の耳に残っている音楽は、この曲。
なんでも、NHKの某教育番組で流れているらしい。
こども達には、大人気の曲だ。
わが町の子育て総合支援センターでは、
午前11時と午後3時から
「サンサンタイム」と呼ばれる体操の中で実施しているが、
最近、何度も耳にしているからか、
曲に合わせて、自然と体が動いている自分がおかしい。
「3、2、1・・」とカウントダウンも口ずさんでいる。
これって「バスにのってサバンナへ」とか
「バスにのって公園へ」とか、いろいろな形があるようだ。
う〜ん、私がバスにのる時は「飲み会の時」かな。
「バスにのって飲み会へ、ゴーゴー、3、2、1・・乾杯」
うん、たしかに、楽しくなってきた。(笑)
最近、バスに乗る機会が減ってきたが、
出来ることなら、この曲を、車中に流して欲しい。
それに・・替え唄なら、いくらでも作れそうだもの。
「バスにのって○○へ」あなたなら、どこへ行きますか?



2009年12月16日(水)
これでも、ハーバード出なんだ

映画「ハンティング・パーティ」(リチャード・シェパード監督)から。
「戦争は、探せばどこかでやっている」の台詞が気になり、
途中まで書いたのだが、どうも優等生の感想になり、
読み返したら、なぜか面白くないので、そのまま削除した。
もっとインパクトのあるメモがあるはずだ・・と捜したら、
このフレーズが浮かび上がってきた。
リチャード・ギアなどの主人公2人が発した台詞ではなく、
親の七光りを利用し、リポーターになった新米が、時々呟く台詞。
日本でいえば「これでも、東大出なんだ」だろうか。
その台詞に対して、主人公の2人はこう返す。
「ハーバード出のバカ女を知ってるぞ」。これが私には受けた。(笑)
最近では、耳にした事のない大学や、意味がわからない学部もある。
しかし、社会に出たら、どこの大学・学部を卒業しようと関係ない。
「これでも、ハーバード出なんだ」と言われたら
「だからなんだよ」と言い返してやろう。気分、いいぞぉ、きっと。



2009年12月15日(火)
行きつけの美術館

昨年は「映画」、今年は「美術」と決め、
意識的に「美術の本」を読み、美術館に通い、
少しだけど、知識も増えてきた。
51歳の目標であった「51回、美術館へ足を運ぶ」も
なんとかクリアできそうだ。
(ここ1ヶ月半は足踏み状態ですが・・(汗))
美術館ごとに企画展のペースが違うことや、
得意とする分野があることも、わかってきた。
音声ガイドや、学芸員の作品案内なども、
有効に使うと、その親しみはさらに広がる。
そんな時、雑誌「サライ」で
「身近にある『知』と『安らぎ』の場所の使い方
美術館へ行こう」と大特集が組まれ、
女優・緒川たまきさんは、対談の中で、
「行きつけの美術館」を持つことを提案してたいた。
私も大賛成である。
美術館がますます身近になってくること、間違いない。
めちゃくちゃに込んでいて、鑑賞までに何時間も並んで、
ゾロゾロ歩いて、ゆっくり出来ないのは、本末転倒。
散歩のついでに、ドライブの寄り道で・・
そんな感覚で「行きつけの美術館」があることが、
どんなに、心が癒されることか。
「行きつけの飲み屋」もカッコいいけれど、
「行きつけの美術館」があるなんて、もっといいな。