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しもさんの「気になる一言」
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2009年08月16日(日)
東海地震だったらよかったのに・・

2009年8月11日午前5時7分に静岡県御前崎市沖の駿河湾海底で
発生した地震。
あれほどの揺れで、それなりの被害もあったのに、
気象庁による正式名称は命名されなかったため、
便宜的に、いろいろな名称が付けられているらしい。
ネットで調べると「静岡沖地震」や「駿河湾地震」などが、多いようだ。
今後も、話題にする時、どう説明すればいいのだろうか。(汗)
それに引き換え、まだ起きてもいない地震に「東海地震」の名称がある。
あの揺れを体感した私にとっては、被害の大きさではなく、
是非、名称をつけて欲しいと願う1人である。
さて・・話変わって、今回の震度6弱を記録した地震、
予想される東海地震とは直接関係がないらしく、関係者は口を揃えたように、
「東海地震ではなく良かったです」とコメントしている。
それを耳にしたへそ曲がりの私は「東海地震だったらよかったのに・・」と
いつものように、メモをした。
だって、何十年も前から脅かされ続けている「東海地震」が、
予想に反して、あの程度の揺れで済んだら、もうけもの・・だと思ったから。
確かに、言葉は難しい。
「東海地震」でなくてよかったのか、「東海地震」だったらよかったのか、
意味が違うことも承知の上で、書いてみた。
もっともっと大きな揺れが来ます・・と言う意味では、やっぱりあの揺れが
「東海地震だったらよかったのに・・」なんだな、私としては。(笑)



2009年08月15日(土)
小泉首相の靖国参拝、あなたはどう思いますか?

映画「靖国」(李纓( リー・イン)監督)から。
多くの映画館が上映を取りやめた作品として、興味があり、
近くの映画館で上映したらどうしても観たい、と思った。
実はそのチャンスが訪れ、メモ片手に映画館に走った。
過激といえば過激だけれど、ドキュメンタリーだから嘘はない。
多くの人が、カメラに向かって、マイクに向かって、
「小泉首相の靖国参拝、あなたはどう思いますか?」の問いに、
「公式も、非公式もない」「靖国は、アメリカでは話題にならない」
「行ったら行ったで言われる。行かなきゃ行かないで言われる」等、
感想やら持論やらを、ぶちまけている。
しかし、カメラを回しながらインタビューしているスタッフは、
同じ質問を返されても、一言も答えず、話題を変えた。
確かに製作側だけど、その沈黙が私にはとても不自然に思えた。
聴くだけ聴いて、それをどう編集しようとしたのか、気になる。
是非、私はこう思います・・くらいの主張が聴きたかったなぁ。

PS.
「靖国参拝」をしなかった首相の支持率が下がっているのは事実。
麻生首相、国民が求めているのは、外国から避難されようと、
靖国参拝をした首相が、支持率を上げていることをご存知かな?
世界に対して、強いリーダーを求めているってことですよ。



2009年08月14日(金)
詩歌の赤ちゃんを、みんなで育てましょう

今秋に開催される「国文祭」。
正式には「第24回国民文化祭・しずおか2009」。
国体の文化版、と言った方が判りやすいだろうか。
わが町は「文芸祭・五行歌」を担当し、
「五行歌の魅力を全国に発信する祭典」とも言える。
詩歌といえば、俳句・短歌・川柳・・が主だけど、
その出来てきた背景、歴史から考えて、全て同等には語れない。
そう考えていたところ、なるほど・・と思える話を耳にした。
「五行歌は、詩歌の赤ちゃん」という発想である。
言い換えれば、
「俳句」「短歌」は、既に文化として成熟している。
「川柳」も、歴史は浅いが、それなりに定着してきている。
それに比べ「五行歌」は、まだ生まれたばかりの赤ちゃん。
異論はあるかもしれないが、「俳句」「短歌」という夫婦に、
「川柳」という子どもが生まれ、その家族にまた、
「五行歌」という赤ちゃんが、久しぶりに生まれた。
そんな各々の位置づけが、私の中で整理できた。
日常の言葉を使い、五行で書く以外、制限がまったくない
「五行歌」を、詩歌の赤ちゃんとして、専門家だけでなく、
地域のみんなで育ててみようじゃないか。
それが今回の「国民文化祭」の位置づけのような気がする。
俳句や短歌、川柳より、優れている・・などと考えずに、
「詩歌の赤ちゃんを、みんなで育てましょう」がいいな。
子育てのサポートなら、多くの人が参加できるから。



2009年08月13日(木)
う〜ん、バツ2はどうでしょう(汗)

以前紹介した、高橋英樹ファミリーが出演したテレビ番組
「ボクらの時代」での一場面。
ひとり娘の恋愛、結婚の話に話題が移り、
最後には、母親が冗談交じりに
「バツイチ、バツ2でも構いませんから」と口にしたら、
すかさず父親の高橋英樹さんが、
「う〜ん、バツ2はどうでしょう(汗)」と言い返した。
何気ない家族のトークだし、気にすることもないのだが、
間髪入れず、付け足した父親の気持ちが伝わってきた。
離婚回数だけで男を判断するつもりはないが、
2回も離婚したという事実を根拠に、
「結婚」というシステムには向いていない、と考えるのは、
当然あっていいことだと私も思う。
自分の娘を、離婚で悲しく辛い思いをさせたくない、
親として子の幸せを願っているからこその発言だろう。
「2度あることは3度ある」・・昔の人はよく言った。
やっぱり「バツ2」という単語は、気になってしまう。



2009年08月12日(水)
妻も、子どもも、犬もいるもんで・・

(まぁ、基本的にありえないけれど・・・)
異性に誘惑されたら、この台詞を使いたい。(笑)
「妻も、子どもも、犬もいるもんで・・」
実は、わが課の課長の口癖のひとつ。
最後の「犬もいるもんで・・」が効いている。
他にも、年休をとろうとして、年休請求簿を提出すると、
「え〜、淋しいじゃん」
宴席で、ビールを注ごうとすれば
「すみませんねぇ、親戚でもないのに・・」
毎回、同じフレーズだけど、妙にリズムがあって面白い。
最近はあまり耳にしなくなったけど、椅子に片足を掛け、
「俺に惚れるなよ、やけどするぜ」のフリーズも懐かしい。
言葉って、本当に面白いなぁ、と感じる瞬間でもある。
この台詞のコツは、小さい声ではなく、大きな声で言うこと。
そうすると、いやらしく聞こえないから・・。(笑)
そのフレーズだけで、周りが明るくなることは間違いない。
毎日、すぐ傍で聞いている私の保証付き。
仕事は暗い話が多いけれど、職場は明るい理由がここにある。



2009年08月11日(火)
「1Q84」が思い浮かんだ、午前5時7分

突然の大きな揺れだった。(私の住む町では、震度4)
夜明け前の薄明かりに、台風接近の大雨とともに、
稲妻の閃光が走り、不気味な光景が目の前に広がった。
その時、何を思ったのか、青豆がホテルの一室で、
リーダーを殺すシーンが浮かんだ。
どうして?って訊かれても、答えは出ない。
しかし確かに、書籍「1Q84」(村上春樹著)を思い出した。
私の頭の中で、静かであるが不気味な場面が
強烈にインプットされていたことを実感することになる。
リーダーは、たしか預言者だったし、
何かが変わる大きな前触れ、ともとれる光景だった。
大雨と稲光、そして地震・・
あまりにも必然のように、この時間に集中した自然現象、
非常に怖い。
それにしても、突然思い出した「1Q84」、
村上春樹という作家の底知れない力を感じた一日であった。



2009年08月10日(月)
年を取れば、好みも変わるよ。それが人生の楽しみだ

映画「象の背中」(井坂聡監督)から。
ある日突然がんと診断され余命半年の宣告を受けた主人公の
人間ドラマだから、何度か台詞にもあった
「死ぬまでは生きていたいんだ」を選ぼうと思ったが、
どうも、この映画にピッタリした台詞ではなかった。
今回選んだのは、会社の上司と一緒に
「そばがき」を食べながら話すシーンでの台詞。
「そばがき、初めてか?」「はい」
「まだ知らないことがあるってことは若い証拠だ。
年を取れば、好みも変わるよ。それが人生の楽しみだ」。
何でもかんでも、いつまでも若い頃と同じではつまらない。
それは、いろいろなジャンルで言えることだろう。
食べ物から、読書する本、聴く音楽、好きな異性のタイプまで(汗)、
少しずつでも成長しているんだから、好みも変わっていく。
それを良しとせず、いつまでも1つにこだわっていると、
人生は、思ったほど楽しめないぞ、そんなメッセージと解釈した。
上司は、彼の「余命半年」を知らずに呟いたが、
主人公にとっては、残された「人生の楽しみ方」を感じたはずだ。

PS.
しかし・・・男ってバカだよなぁ、と思うシーンも多々。
監督、現実はこんなに甘くないぞ、って何度も心の中で叫んでいた。



2009年08月09日(日)
中むら寅次郎、する?

(全国の読者の皆さん、ローカルネタですみません。(汗))
正確に表現すると「中むら」という北海道料理の店と
「寅次郎」という居酒屋さんのこと。
道路を挟んで、約20歩で行き来ができる。(笑)
「中むら寅次郎、する?」と言えば、
「中むら」で北海道料理と十四代などの美酒を堪能し、
その後、時間があれば「寅次郎」で
「焼酎・レモン・氷が入ったやかん」から、焼酎を飲むこと。
実は、この2店のギャップが、飲兵衛にはたまらなく面白い。
先ほどまで「f函館産のイカを炭火で炙り焼き」に唸ったと思えば、
次の店で「はずれ目」というメニューで「よっちゃんイカ」を噛む。
同じイカでも、この違い。笑うしかない。
寅次郎で、元気のいい女の子に「ご注文は?」と聞かれたら
「枝豆、当たり目、はずれ目」と「め」で韻を踏んで欲しい。
こんな言葉遊びも、また楽しいから・・。
ただ気をつけることは、お店の順番を間違えないこと。
「寅次郎・中むら」では、両方の良さを体験できないから。
(単独なら、どちらでも構いませんが・・)



2009年08月08日(土)
そろそろ、コースへ出られるんじゃない?

先日、絶句し、その後、照れ笑いをした一言である。
この時期あまりに暑いので、キャッチボールは中止し、
屋根の下で、ゴルフの素振りをしている。
さらに、キャッチボール用に張られた防護ネットを利用し、
ひとまわり大きい野球ボールを、コツコツ当てる練習。
これでも、ミートの練習には効果があると思うので、
毎日、少しずつだが、ネットを揺らしている。
そんな私の様子を見ていた先輩が、何を思ったか一言。
「そろそろ、コースへ出られるんじゃない?」
「えっ・・・・・・・」(どこまでも続く「・・・」)
確かに、ず〜っと昔、ショートコースへ一緒に行ったかも、
と思ったが、それはないでしょ、とズッコケていたら、
良く一緒にコースへ出かけている同僚は、大笑い。
今年一番の面白ネタ・・と、笑いが止まらない。
それ以来「そろそろコースへ出てもいいんじゃない?」
「あっそれじゃ、まだコースへは出られないな」と冷やかされ、
私も「今度、初めて、コースへ行くんですが、
本コースって、長いんですか?」と返す。
ゴルフを全然知らない人から見たら、
私のスイングは「ダメってこと?」。う〜ん、落ち込む。(汗)



2009年08月07日(金)
「故人・大原麗子」と「酒井法子容疑者」

どちらも、呼び捨てですみませんが・・・
この日を思い出すには、この2人の名前で充分な気がする。
若い頃から好きだった「女優・大原麗子」さんの孤独な病死。
有名な「少し愛して、なが〜く愛して」のフレーズを始め、
あのハスキーボイスに惹かれ、就職当時、彼女の写真を切り抜き、
机のマットに挟んでいたほど、好きな女優の1人だった。(汗)
バッチ製造機で、彼女の写真をバッチにしていたこともある。
「ノリピー」こと「酒井法子」さんの笑顔も、
私のお気に入りであったが、こちらも、まさか・・と呟いた。
「覚せい剤」所持で、こんなに大騒ぎするにも関わらず、
しばらくすると、また芸能界復帰するタレントを何人も知っているので、
私たちは、慢性的に「覚せい剤」に、鈍感になっていた気がする。
しかし、その重大さを感じ、行方不明になった彼女の気持ちは、
弁護する訳ではないが、どこかで押しつぶされそうになっているに違いない。
2009年の暑い夏の1日、女優・大原麗子さんが「故人」となり、
タレント・酒井法子さんが「容疑者」となったことは、忘れがたい。
大原麗子さんには「ありがとう、そしてお疲れさまでした」、
酒井法子さんには「みんなが心配しているよ」の言葉を残したいと思う。

PS.
大原さんのかかっていた難病「ギラン・バレー症候群」、
なぜか私は「頑張れ〜」と聞こえて仕方がない。