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しもさんの「気になる一言」
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2009年07月27日(月)
不便の中から、豊かな心は育つ

ある保育士の研修会資料から。
なるほど・・と思って、メモをしたのは、昨年のこと。
いつか使えないかなぁ・・と取っておいたフレーズだけど、
逆に言い換えれば、
「豊かな中からは、豊かな心は育たない」という意味だろう。
不便だから、創意工夫しようとする、というわけか。
例えば、1人ずつ一人前の食べ物が用意されている現代では、
大皿をみんなで分け合って食べるという心は育たない。
場合によっては、均等に割る必要もあるだろうし、
場合によっては、食卓を囲んだ人たちの体の大きさで
分け方を変える方法だってある。
そんな発想は、豊かな生活からは考えられない。
「不便」をなんとか「便利」にする工夫、
それこそ「豊かな心」へと繋がるに違いない。
日本女子ゴルフ界では、スーパースターだった宮里藍ちゃんが、
アメリカ生活4年という「不便」の中で育てた「豊かな心」が、
やっと、花開いた。
私の好きな「小林浩美」さんも、アメリカ挑戦でもがき苦しんだ後、
たしか、この大会で優勝した。それも同じ4年目で・・。
神は、やはり努力する人を見捨てないんだなぁ。
彼女のコメント(気になる一言)は、明日の新聞で集めようっと。



2009年07月26日(日)
なにか報告することないの?

毎年、高校からの同級生が、沼津の祭りにあわせて、集まる。
同級生のひとりが、花火を見るには絶好のポジションに
事務所を構えているので、ここ数年、楽しみな行事となっている。
しかし、花火が見たいというより、話がしたい・・が集まる理由。
それを象徴するかのように「なにか報告することないの?」の問いに、
昨年の沼津の祭り(花火)から1年を振り返る機会でもある。
太った、痩せた、子どもが大学、転勤した、髪の毛にふりかけを(汗)。
持ち寄ったお酒を飲みながら、それぞれの1年を振り返り、
ある時はみんなで心配し、またある時は、みんなで大笑い。
遠く離れた同級生には、みんなで携帯電話を回して、
元気な声を確認することも、恒例となった気がする。
50歳を過ぎたので、それぞれが職場でそれなりのポジジョンに付き、
もうひと踏ん張り・・と努力しているのも、口にしなくてもわかる。
そんなん関係が私は、とても居心地がいい。
「なにか報告することないの?」の問いに、
一所懸命、形に残しながらも「とくにな〜い」と答える快感。
これって、わかり合ってる仲間しかできない会話なんだと思う。
さて、来年の「なにか報告することないの?」に、
なんて答えようかなぁ・・と考えている私がいた。

PS.
毎年のことながら、美味しいアルコールの飲み過ぎ(笑)。
しかし、名古屋に車で帰った友だちの着いたよメール、待って寝ようっと。



2009年07月25日(土)
優秀なエースは、優秀なアシストがいて生まれる

映画「シャカリキ」(大野伸介監督)から。
自転車のロードレースは、チームとして、
ゴール寸前まで、誰かが風の抵抗を受け、
チームに一人しかいない「エース」の体力を温存させながら
勝たせる努力に徹する、チームワークの競技である。
だから「優秀なエースは、優秀なアシストがいて生まれる」
という表現は、自転車のロードレース独特の表現かな、
と暗闇の中で慌ててメモしたが、
実は、いろいろな分野で使えるフレーズであった。
「エース、ヒーロー、ヒロイン、主役、主演・・・」
分野によって、いろいろな呼び方があるが、
「アシスト、脇役、助演・・」などの表現もまた存在する。
スポットライトは浴びないが、必ず存在するアシスト役。
北京五輪で優勝投手となった上野選手のボールを、
痛みをこらえながら、黙々と受け続けた若い捕手がいたからこそ、
彼女は輝くことが出来た。そんな関係かな?と理解した。
エースの活躍を見るたびに、アシストしているのは誰だろうか、と
気になる51歳の私がいる。

PS.タイトルの「シャカリキ」の意味。
(俗)懸命になって何かに取り込むこと。しかしなぜか「語源未詳」
う〜ん、気になる。(笑)



2009年07月24日(金)
少子化対策に「夫婦」限定サービス

知らない間に「婚活」の言葉が自然と定着し、
子どもが少ないと言うより、そのもとになる「夫婦」が少ないことが
日本の抱える課題「少子化」に繋がっているとは言えないだろうか。
「子育て支援」も大切だけれど「夫婦支援」も面白い視点だと思う。
そうやって調べてみると、
映画館では「夫婦」どちらかが50歳なら、2人で2,000円、
地元のボーリング場では「毎月22日は夫婦の日、1ゲーム220円」
のサービスディがあった。
「夫婦ならではのサービス」が増えることによって、
「夫婦」って、楽しそうだな、と感じてもらえば、それでいい。
今まで「11月22日は、いい夫婦の日」と語呂合わせで覚えていたが、
どこに行っても「夫婦限定」のサービスがあれば、利用したくなる。
最近、映画館に「夫婦」と思わしき2人が多い気がするのは、
私だけではないだろう、と思う。
「おくりびと」「60歳のラブレター」「劔岳」等、邦画は特に多い。
「夫婦」って、どう証明するんだ、という野暮な疑問は持たず、
どうして「夫」という漢字が先になんだ、という言いがかりはやめて、
素直に「夫婦」という単語を耳にし、口にして、広めればいい。
「夫婦」って、もう少し真剣に、見直されるべき関係だと思う。
「夫婦」を基本に政策を進めると、面白いことが起きる気がする。
私が首相なら、少子化対策に「夫婦」限定サービスを増やすなぁ。



2009年07月23日(木)
「常在道場」って、どういう意味?

先日発表された、川勝平太静岡県知事の所信表明の一節。
演説を聴かなかったので、文字で確認したのだが、
表現が学者出身だなぁ、という感想と共に、
その中に気になる「四字熟語」を発見してしまった。
「どこでも・いつでも・いつまでも学ぶ姿勢を失わない
『常在道場』をモットーに・・」というフレーズを目にし、
あれ?こんな四字熟語あったっけ?と、違和感を覚えた。
「常在戦場」・・なら知っている。
常に戦場に在るつもりで、気を引き締めて事にあたれ、
という(武士の)心構えをいう語であるのだが・・。
造語なら造語として、もう少し説明が欲しいし、
なんだか、すっきりしない形で読み終えた。
もしかして・・手書き文字を県職の人が写し間違えた?(笑)
そんな想像も膨らませながら、何度も確認したのだが、
やっぱり、理解できない「四字熟語」となった。
ネットで調べても、合気道や武道関係者で使われているが、
なかなか私の納得のできる意味が見つからない。
常に学びの場にいるという意味の「常在道場」を座右の銘とし・・と
本人は、選挙中にも使い、この言葉を気に入っているようだが、
本当に、そう言う意味なのか、誰か「常在道場」の意味を教えて。
(批判しているわけではなく、言葉として興味があるのですが・・)



2009年07月22日(水)
日食の雰囲気体験が大事だよね

期待感が大きかった分、厚い雲に蔽われた太陽を
なんとか観たくて、昼休み中もずっと空を見上げていた。
しかも、その雲がフィルター代わりとなり、
肉眼で見ることができた、ほんの数秒の日食は、
テレビの映像とは、まったく様相を異にして、月のようだった。
この奇跡的な宇宙現象を、曇っていてどうせ見えないから、を理由に、
外へも出ず、きれいなテレビ映像で満足する行動力?は、
私が、一番恐れているこの国の国民性である。(汗)
確かに、今回は天候により、期待通りに見ることができなかったが、
それでも、空が徐々に暗くなっていく様子は、体感できる。
当然、雲の上では、期待通りの日食が行われているのだから。
それだけでも、この天体ショーに触れた価値は大きい。
ある方と話をしていて、その想いは強くなった。
その会話の一部が「日食の雰囲気体験が大事だよね」である。
テレビやインターネットの生中継、また新聞などに掲載されるだろう、
皆既日食に近い日食映像を観ることよりも、
私にとっての今回の日食は、月と間違うような色をした太陽であり、
厚い雲のせいではなく、まさしく日食のために、
空が暗くなった現象を目にしたことこそが、記憶に残されることとなった。
宝くじも買わなきゃ当たらない。
日食も外に出なければ、目にすることはできない。
これ、今回の教訓である。



2009年07月21日(火)
学而時習之、不而説乎

書籍「論語一日一言」(村山孚著・PHP文庫刊・388頁)から。
論語といえば、まず最初に思いつくのは、このフレーズ。
(学びて時にこれを習う、よろこばしからずや)
「学ぶ、そして折にふれ実践してみる。
こんな楽しいことがあろうか。」と訳されることが多い。
本書でも、1月1日に掲載されている。(汗)
「学習」は、この句を縮めたものとして有名であるが、
この句は「学ぶ」ことだけでは「学習」とは言わない。
実践してこそ、初めて自分のものとなることを示唆している。
今日までの長い間に、世界でどれだけ多くの人が、
このフレーズを学んだことだろうか、計り知れない。
しかし、実践まで及んだ人は、どれだけいるのだろう。
最近「論語」が妙に、心に残ることが増えた。
悲しいことに、この歳になるまで
「論語」の素晴らしさを理解できなかったことかな。
「学習」って、そういうことだったのか、なるほど(笑)。



2009年07月20日(月)
夏休みの宿題作品展みたいだね

連休3日目、1日くらい芸術堪能を・・と、近場の美術館へ。
午前中は、熱海市のMOA美術館。
企画展は「アフリカの美」
(ピカソやモディリアーニたちを魅了した造形)
アフリカ彫刻や仮面等が、所狭しと展示されているのだが、
私には、その迫力と神秘性はまったくわからなかった。(笑)
20世紀の巨匠と呼ばれるような芸術家に感動を与え、
彼等の創造へ、少なからず影響を与えたと言うのだが・・。
どう表現しようかと困っていたら、
隣で小学生の子どもを連れて訪れていた家族の両親が、
やはり、〜族の彫刻や仮面を観ながら、笑いながら会話をしていた。
「夏休みの宿題作品展みたいだね」・・・・
うん、うまいことを言うな、とメモをした。
午後は、三島市の佐野美術館。
企画展は「荒井良二 スキマの国の美術館」
これまた、子供にも大人にも大人気の絵本作家だというのに、
私には、その魅力がわからず、困惑していたから、
さっきの台詞を思い出した。
「夏休みの宿題作品展みたいだね」・・うん、たしかに。
(荒井さん、ごめんなさい)
荒井良二さんと言えば、鮮やかな色彩あふれる絵本の世界で、
国内外で高く評価されているイラストレーターなのに、
彼を紹介する文に、こう書かれていた。
「まるで子どもが夢中になって描いたような自由で想像力豊かな絵」
あっ、その通りだ・・だから、そう感じたのか、と納得した1日だった。



2009年07月19日(日)
肉のあいかわ

インターネットで見つけた、おもしろ看板のひとつ。
車のボディに描かれた、お肉屋さんの店名だったけど、
反対側に描かれた文字も、横文字なのに、右から。
歩道側は「肉のあいかわ」、車道側は「わかいあの肉」。
だから、こんな面白フレーズに出会うこととなる。
以前から、気になっていた自動車のボディに描かれた文字。
どうして横文字なのに、左から描かずに右側からなのか。
こればかりは、今でも不思議で仕方がない。
走っている方向から(前から)・・と言うのもわかるけれど、
やはり、文字(日本語)だから無理がある。
いや、日本語だから、こんなことになるんだ、とメモをした。
英語では、意味がわからなくなるだろうし。(笑)
英語を縦書きに表記するのと同じくらい違和感がある。
縦書きは右から、横書きは左から。
あっ・・でも、昔は日本語も右から書いてあったな。
どうしてだろう・・わからなくなってきちゃった。ごめん。



2009年07月18日(土)
人を束ねるには、英知と胆力

(たぶん、テレビからのメモだけど、情報源不明。ごめんなさい)
管理職になって、何年も経っているのに、ついつい忘れがちな力、
それが「英知と胆力」である。
「英知/叡智」とは
1 すぐれた知恵。深く物事の道理に通じる才知。
2 哲学で、物事の真実在の理性的、悟性的認識。
 また、それを獲得しうる力。
「胆力」とは
事にあたって、恐れたり、尻ごみしたりしない精神力。
ものに動じない気力。きもったま。「胆力を練る」
どちらも、経験からしか鍛えられないことを意識したい。
机上で身に付けた「知識」だけで、人を束ねるのは確かに難しい。
また、どちらが欠けても、人を束ねられないだろう。
そう考えると、自分にはまだまだ、両方とも足りないな、と思う。
「英知と胆力」、簡単に言えば「知恵と勇気」なのだろう。
あれっ?どこかで耳にしたフレーズだな、と思ったら
「未来の国からやって来た 知恵と力と勇気の子
進めジェッター 嵐を砕け 走れ流星まっしぐら・・」
我々の時代のヒーロー「スーパージャッター」ではないか。(笑)
彼は、人を束ねる要素があったんだな、子どもの頃から。