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| 2009年05月18日(月) ■ |
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| 時間があるのに、急いだらもったいないわ |
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映画「地球でいちばん幸せな場所」 (ステファン・ゴーガー監督)から。 懐かしいベトナムの風景を眺めながら、 10年以上前に訪れたホーチミンを思い出していた。 「所持金は4万ドン」「携帯電話はたったの590万ドン」 そんな台詞に、ドンという貨幣単位も思い出した。 さて今回は、主人公10歳の少女トゥイが、 街で知り合った、フライトアテンダントのランの宿泊先で、 彼女の化粧道具を使って化粧していたところ、 起きたばかりのランに見つかり、叱られる。 「大人の顔をみたかったの」と言い訳するが、 「黙って人のものを使ってはダメでしょ」と怒鳴られる。 その後、ぼそっと呟いた台詞が気になる一言。 「時間があるのに、急いだらもったいないわ」 背伸びをして、大人の真似をしたくなるのはわかる。 しかし誰だって、自然と(知らないうちに)大人になるの、 子どもの時間は、大人になってからは取り戻せないのよ、 だから、もっと今を大切にしてね、と諭しているようだった。 今の世の中、何でもかんでも、年齢が下がってきている。 子供しか味わえない子どもの時間、楽しんで欲しい。 大人から子供へのメッセージとしてメモをした。
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| 2009年05月17日(日) ■ |
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| 傀儡とは言いたくないが |
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読者の皆さん「傀儡」が読めるだろうか?、またその意味は? 産經新聞、一面で見つけた、私にとっての難解漢字である。 読みは「かいらい」。意味は辞書によると「あやつり人形。くぐつ。でく。 自分の意志や主義を表さず、他人の言いなりに動いて利用されている者。 でくの坊。」 政治部長、乾正人さんが書いた「鳩山代表に思う」という記事のタイトルは、 恥ずかしい話だけど、内容よりも「なんて読むんだろう?」と首をひねり、 「かいらい」とひらがなでメモをした。 その意味を知り、民主党代表選挙を振り返ると、なるほどと納得したのだが、 ちょっと、私たち、小市民には難しすぎる単語のような気がする。 単に「『あやつり人形』とは言いたくないが」では、ダメだろうか。 読めても書けない漢字なら、まだ救いがあるけれど、 音として読めないのでは、探す手だてが少なくなくなってしまうから。 今回は、文中に使用され、ルビがふってあったから読むことはできたけれど、 ほとんどの人は、そのまま読み飛ばして、その意味を調べる人は少ないはず。 大切なことは、記事を読んでもらうことであるのなら、 もう少しだけ、読者の視点で「単語」を使い分けて欲しい、と感じた。 「民主党には、傀儡政権にならないことを望みたい」 いつの日か、こんな記事を、目にすることになるのだろうか。(汗)
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| 2009年05月16日(土) ■ |
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| 「今どこ?」「県外」「えっ? 話しているでしょ」 |
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1泊2日のゴルフを終えて、帰り支度を始めたころ、 ある人から、私の携帯電話に電話がかかってきた。 「今晩、空いてる?」「ごめん、ちょっと帰りが遅くなりそうなんだ」 そして、気になる一言のこの会話。 「今どこ?」「県外」「えっ? (だって、ちゃんと)話しているでしょ」 そう、今では「けんがい」と言うと「圏外」が先にイメージされる。 その後「今、栃木県に来てるんだ」「あ〜、(静岡)県外ね」 やっと、意味が通じて笑ったけれど、昨日に引き続いて「言葉ネタ」。 知らない間に、言葉が省略されて、お互いの共通認識がないと、 ちぐはぐな会話になることが増えた気がする。 逆に言うと、短い言葉でも、相手の気持ちを察することができる会話、 そんなものを心がけたい。 激寒の雪国ですれ違いざまに「どさ?」「ゆさ」と会話する話を聞いた。 あまりに寒いから、唇が凍らないように口は極力動かさない、らしい。 だから(「どこへ行くのですか?」「銭湯です」)を 「どさ?」(どこさ、行くのさ)「ゆさ」(お湯さ)と略しても意味は通じる。 風土に合わせた、この共通認識を土台にした「方言」こそが、 これからの地域文化となって残るだろう。 話はそれたが、言葉の面白さと怖さを実感した「わがままパック」2日間。 生きた会話は、私のメモを増やしてくれた。
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| 2009年05月15日(金) ■ |
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| お客さんたち、わがままでしょ? |
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午前中の9ホールが終わり、お昼の食事の前に 「午後から、ラウンド(18ホール)まわっていいですか?」と訊ねたら、 返ってきた台詞が「お客さんたち、わがままでしょ?」。 「どうぞ、お好きなだけまわって下さい」が付け足された。(汗) そんなに無理なお願いでもないかな、と頼んでみたのだが・・。 この会話の謎は、数時間後に解けた。 年度始めの忙しさと、これから忙しくなる議会対応の合間のこの時期、 休みをいただき、職場の同僚と栃木県までゴルフに出かけたのだが、 超激安パック。平日限定、2コースまわり放題2日間、15,000円。 「わがまま一泊二食、栃木名産ごるふ漬」(漬け物ではございません) なんと「プレー、夕食、宿泊、朝食、プレー」でこの値段。 ちらしには「スーパーわがままパック」(わがまますぎる人はお断り) この企画をゴルフ場スタッフは略して「わがまま」と呼んでいるようだ。 もう一度、気になる一言を読み直して欲しい。 「午後から、ラウンド(18ホール)まわっていいですか?」 「お客さんたち、わがまま(パックを利用してきた人たち)でしょ?、 (まわり放題ですから)どうぞ、お好きなだけまわって下さい」 そうか、嫌味を言われたんじゃなかったんだ・・と知って大笑い。 天気にも恵まれ、同伴者にも恵まれ、料金にも恵まれたのに・・ 私のスコアだけは、なぜか恵まれなかった。(笑)。 でも楽しかったなぁ、久しぶりの県外ゴルフだったから。
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| 2009年05月14日(木) ■ |
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| 男は女に惚れるもんじゃねぇ |
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映画「次郎長三国志」(マキノ雅彦監督)から。 仁侠の世界に生きる「清水の次郎長」だけど、 今回は、男と女にスポットが当てられた痛快時代劇である。 気になる一言は、女にもてる設定の「小政」が、 女に縁がなさそうな兄弟子たちにさらっと言いのけるシーン。 「兄さんたち、男は女に惚れるもんじゃねぇ、 惚れさせるもんだよ」と。 思わずメモをしたが、それが一番難しい、と心の中で思った。 しかし、物語後半に、次郎長と妻・お蝶の馴れ初めの話がある。 詳しくは語らないが、どうやって口説いたかが話題になるシーン。 みんな興味深々で、中井喜一さん演じる、照れる次郎長に問いただす。 しかし、答えたのは、鈴木京香さん演じる、妻・お蝶。 「口説かれたりはしませんよ、惚れたのは私」 おっ、またこんなところで、この台詞が・・とまたまたメモをした。 こんなことを書くと、 そうそう、最近は惚れさせてくれるような男がいない、と 呟く女性陣の顔が目に浮かぶ。(汗)
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| 2009年05月13日(水) ■ |
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| イエスと韻を踏んでいる言葉「YES」 |
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映画「イエスマン “YES”は人生のパスワード」(ペイトン・リード監督)から。 サブタイトルの「もしも、すべてに“YES”と答えたら。」と予告編で、 ほとんどストーリーはわかってしまうけれど、 それでもけっこう笑えたし、人生を考えさせられた作品だった。 意味のある人生を送るための唯一のルールは、全てのことに、 それがどんな何であっても「YES」と言うだけ・・ もちろん「OK」「Sure」「Of course」 など、 前向きな単語が口から出ると、それを実現しようと積極的になり、 その考え方がその人全体を包み、運気が上昇する。わかる気がする。 だからかもしれないが、英語を母国語とする外国人にとって、 セミナーの講師(?)が口にした「イエスと韻を踏んでいる言葉」が 妙に心に残った。 「神のご加護がついている」とでも解釈すればいいのだろうか。(笑) ただ、それは日本人の私には通じない。 では、日本語には、それに相当する言葉があるだろうか。 「はい」「いいよ」「もちろん」・・いろいろ考えてみたら、 「はい」が「拝む(感謝する)」と韻を踏んでいる。(汗) 誘っていただいたことに感謝する言葉「はい(拝)」。 あっ、やっぱり、前向きな言葉は、人生を変える気がしてきた。
PS. 作品中「来ないなら 私が行こう ホトトギス」というフレーズあり。 日本人向けの、そして前向きな翻訳として、私の中では一番ウケた。
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| 2009年05月12日(火) ■ |
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| Google=251,000,000件中2位 |
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久しぶりにいろいろな「検索」を使って「しもさん」を調べてみた。 (時々、本名でも検索してみるけれど・・) 「しもさんの気になる一言」は、なんと驚いたことに Google=251,000,000件中2位 yahoo=約204,000件中1位、2位 gooウェブ=約6,840,000件中3位 nifty@search=213,000件中2位・・ (2009年5月12日20時15分現在) どこかの化粧品、コスメ部門、第○位、に似ている結果が得られた。 単なる日記が、これほどの評価をいただいて感謝している。 今流行のブログではなく、まして話題になるような画像もなく、 文字だけのWEB日記なので、この結果に大満足である。 そしてまた、定期的に訪れる「そろそろやめちゃおうかなぁ病」の時の 治療薬でもある。 しかし・・・実はあまり日記自体が話題になることは望まない。 大ブレイクしないからこそ、こうして14年以上も続けてこれたと思うし、 そのスタンスは、たぶん、今後も変わらない。 「ベストセラーより、ロングセラーが好き」、この言葉を思い出した。
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| 2009年05月11日(月) ■ |
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| なぜ、こんなにひかれるのか 阿修羅 |
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書籍「ミセス」で見つけた、阿修羅に関する記事から。 6月7日まで、東京国立博物館(東京都上野)で 興福寺創建1300年記念・国宝阿修羅展が開催されている。 その関連記事のキャッチコピーが 「なぜ、こんなにひかれるのか 阿修羅」であった。 たぶん、多くの人が上野を訪れ、 この国宝・阿修羅を拝観するのだろうなぁ、と思うが、 ただ話題になっているから観にきたではなく、 文を書いていた、加瀬直美さん、中野涼子さんのように、 もう少し「阿修羅」のことを調べてから観に行くと もっともっと、楽しい「仏像鑑賞」になるに違いない。 彼女たちの文を読みながら、私なりの「阿修羅鑑賞法」を考えた。 それは、向田邦子さん著「阿修羅のごとく」を読み切り、 「女は阿修羅だよ、男は勝ち目がない」の意味を考え、 釈迦の完璧なアーチ型の眉との違いを理解し、 阿修羅が、帝釈天に何度も何度も戦いを挑みも常に負けたという 全戦全敗の悲運・滅びの美学を感じながら、 是非、時間を作って「奈良」の地で鑑賞したい。 ネットではなんと「イケメン仏像」と称された阿修羅、 やっぱり「阿修羅」は、上野ではなく、奈良が似合うと思う。
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| 2009年05月10日(日) ■ |
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| 子育て応援券 |
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子どもの頃、父の日、母の日に作った「お手伝い券」を思い出した。 買い物から、肩たたき、お風呂の掃除まで、何でも使えた。(はず) そこで今風に考えたのが「子育て応援券」。 巷では、少子化対策も含め、子育て支援が溢れてきた。 先日、子育てを効率よく手配するだけで、 子育てをしていると勘違いしてはいけない、ということを この「気になる一言」でも、取り上げた。 ただ、行政側にも気をつけなければならないことがある。 それは、ただサービスを提供しているだけでなく、 サービスを利用しやすいような取り組みをしないといけない。 例えば、お金が必要な人にはお金の支援を、 サポートを必要な人にはサポートを。 保護者が自分で考え、今、一番必要と思われるサービスを タイミング良く受けれるような体制が必要ではないだろうか。 もちろん、全てお金で解決できることかもしれないが、 それでは、お腹が空いている人に、食べ物を与えるのと変わらない。 魚の釣り方、野菜の作り方を教えるサービスだって必要だろう。 自分が受けたい子育てサービスを「子育て応援券」で利用する。 親が子育てに関して、一度真剣に考える時間を与えるのも、 サービスを提供する側の務めかもしれない。
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| 2009年05月09日(土) ■ |
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| 過ぎたるものが二つあり |
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「過ぎたるもの」とは「分不相応なもの」の意味。 有名なところでは 関が原の戦いで負けてしまった戦国武将、 石田三成(治部少)に過ぎたるものは「島の左近と佐和山の城」。 その戦いに勝った徳川家康は「唐の頭(中国伝来の兜)と本多平八」。 また、地名でもこのフレーズは使われる。 「亀山に過ぎたるものが二つあり、伊勢屋蘇鉄に京口御門」 「岩槻に過ぎたるものが二つあり、児玉南柯と時の鐘」など。 そして私の住む「駿河」にも・・ 「駿河には過ぎたるものが二つあり、富士のお山と原の白隠」 原の白隠とは、原(現在の沼津市)の松蔭寺にいた白隠禅師。 細かい説明をすると長くなるから省くが、 私は「○○には過ぎたるものが二つあり」というフレーズが好きだ。 冒頭の意味で紹介した「分不相応なもの」という視点ではなく、 どうして「分不相応なもの」が手に入ったか・・が気になる。 さて、ついでに自分のことを考えてみよう、思いつき、 「しもさんには、過ぎたるものが・・」と書いたところで、 いっぱいありすぎて書ききれないことに気付いた。(汗) 考え直したら、このフレーズって、 自分ではなく、他人が使う表現なんだよなぁ。
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