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しもさんの「気になる一言」
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2009年05月08日(金)
大切なのは、職業ではなく、取り組み方

映画「アクロス・ザ・ユニバース」(ジュリー・テイモア監督)から。
大学生の主人公とその友達が、久しぶりに帰省して、
家族と食卓を囲むシーン。
毎回、父親から「将来どうするんだ」と問われ、
「職業が個性を決めるんだ」と説得される。
それに対して、友達は「いや、個性が職業を決めるんだ」と
反発し、言い争いになるのだが、そこで主人公が一言。
「大切なのは、職業ではなく、取り組み方だと思う」と呟く。
そこで場面が変わるのだが、なるほど・・とメモをした。
どんな職業に就くか、が問題ではなく、
就いた職業で、それをどう取り組むか、それが大切であると・・。
これは職業に限らず、生き方としてのヒントになった気がする。
結果が全て・・という考えもある。
しかし、私はやっぱり、過程を大切にしたい。
その取り組み方が自分で納得いくものかどうか、
全力を挙げて取り組んだかどうか、
その姿勢こそ、その人の個性となると信じたい。



2009年05月07日(木)
嫁さん、子どものために働いているのに、理解されない

映画「特命係長 只野仁 最後の劇場版」(植田尚監督)から。
ハチャメチャな展開に、笑うしかなかったけれど、
「男の幸せって何だろう?」と問いかけ、
「嫁さん、子どものために働いているのに、理解されない」と嘆き、
「永遠のジレンマだな。」と納得する場面、メモは増えた。
面と向かってはなかなか言えないけれど、
「自分の愛する家族や老人を守り通していく、それが男のプライドだ」
の台詞に、男の幸せが詰まっているような気がする。
もちろん、言葉の面白さから言ったら、
「ただの係長やないな」「只野係長です」であるが、
こんな映画だからこそ、製作する人たちは、何を伝えたかったのか、
探りたくなった。
それが「男の幸せ」なんだ、と私は感じた。
子育ての必要な時期には、男性はだいたい脂が乗っている年頃。
当然、お付き合いや残業続きで毎晩帰宅が遅い。
自分だって、子どもたちといろんな話をしたいよ、と思いながらも、
淡々と毎日の仕事をこなす。
それが、家族に理解してもらえないから、男は辛い。
ほんの少しでも「私たちのために働いてくれている」と感じてもらえば、
男はそれだけで、幸せなのだと思う。



2009年05月06日(水)
よっぽど、僕の気が変わらない限りは・・

開幕戦でつまづいたものの、その後は絶好調のジャイアンツ。
しかし、毎日、新聞のテレビ欄を確認しては、ため息をつく。
そう、地上波では「野球中継」が減っている。
結局は、ラジオを片手に、パソコンで表示される野球速報を
目で追う形となるが、せっかく今春のWBC2連覇で、
野球全体が盛り上がってきたのに残念で仕方がない。
たまに放映しているかと思ったら、午後9時には放送延長せずに
次の番組へスイッチ。あぁ、ストレスが溜まる〜。(笑)
さて、GWの最後の6日、坂本選手のサヨナラホームランで勝利、
このシーンこそ、テレビで観たかったぁ。
ところで、ラジオで聴いていた試合後の勝利監督インタビュー、
「このまま、坂本選手を1番(打者)で使うのですか?」の問いに、
画像で見えないけれど、たぶん・ちょっと不貞腐れて
「う〜ん・・よっぽど、僕の気が変わらない限りは・・」と続けた。
2連敗の後、打順を変えて好調の坂本選手を1番にして、
サヨナラホームランも含め大活躍なのに、
打順を変える理由が見つからないからであろう。
もう少し、考えた質問をしてくれないかなぁ、というのか、
原監督のイライラした気持ちが、なぜかラジオから伝わってきた。
自分の目で判断しないためか、アナウンサーの声のトーンが気になる。
でも・・前向きに考えれば、テレビで野球放送しないからこそ、
いろいろな雑用をしながら、野球がそこそこ楽しめた、とも言える。
これからは、テレビ放送をしていても、ラジオの実況放送にしようかな。
だって、時間が2倍になって得した気分だから。



2009年05月05日(火)
ただいま「73人」、目標5000人の1.5パーセント

2009年02月11日に署名活動を開始した
「映画鑑賞料金・いつでもどこでも1,000円均一に」は、
http://www.shomei.tv/project-739.html
ただいま「73人」、目標5000人の1.5パーセントに達した。
(2009.5.5.PM7:00現在)
「匿名」での署名に、どれだけの意味があるのか、という人もいるが、
私にとっては、そんなことはどうでもいい。
全国に、同じ思いの人がどれだけいるのか、知りたいだけだから。
もちろん、私の場合「署名」で終わることはない。
大切なことは、このあとの行動であることも知っているから、
新聞を始めとしたマスコミにも、情報発信していきたいと思う。
来年の3月31日を期限までに、どれだけ集められるか、
これも興味があるところであるが・・・。(笑)
先日、映画館の前でモジモジしている子どもたちとすれ違った。
「観たいけど、高いからなぁ」と彼らは口々に言う。
アニメ映画なのかもしれないけれど、大きなスクリーンで観ることは、
ゲーム機の小さな画面より、よっぽど感激するに違いない。
地元映画館の撤退が決まってから、映画館を惜しむ声を張り上げるより、
今、この時に、1人でも多く、映画館で映画を観て欲しい。
その為には、まず「映画鑑賞料金・いつでもどこでも1,000円均一に」
そして、いつの日か、映画でまちおこしを。

PS.
読者の皆さん、これも何かの縁です。署名活動に是非、ご協力ください。
映画好きの友だちにも宣伝してね。知人が、また変なこと、始めたって。




2009年05月04日(月)
自分が頑張れば喜んでくれる人、10人書き出せ

GWの真ん中、先日、講演を聴いた、サンリ・臼井博文さんの話を
整理していたら、このフレーズが記憶に残った。
「自分が頑張れば喜んでくれる人、10人書き出せ」
言い換えれば「お世話になった方を考える」ということだ。
「他喜力」と表現されたこの能力は、
「相手が喜ぶことばかり考える」ことで、脳が変化し、
それを「行動のエネルギーに変える」ことで、
大きな成果を得られる、と私は彼の話をまとめていた。
実は、彼の講演中は、半信半疑だったが、(汗)
帰宅し、その後、実際にじっくり10人書き出してみたら、
確かに、ここぞと言うときに踏ん張りが利く。
難しいことを考えず「あの人の喜ぶ顔がみたい」という感情は、
自分のモチベーションをあげるのに、大きく影響する。
そう言えば、プロスポーツの世界では
「長嶋監督の喜ぶ顔がみたかったから」とか
「家族の喜ぶ顔がみたかったから頑張れました・・」という
勝利インタビューが多いことも、事実。
この「他喜力」を、自分の生活、仕事にどう応用していくか、
これさえ理解していれば、どんなことでも頑張れる気がする。
あとは、本気で試してみるかどうか、かな。



2009年05月03日(日)
「忘れる」は、神が与えた能力

映画「相棒-劇場版-」(和泉聖治監督)から。
事件が起こると、マスコミが先導(国民が先導?)し、
報道がどんどん過熱する。
その過熱報道は、加害者・被害者のプライベートなことまで、
暴き出す。(標的にされるとたまったものではない)
しかし、ひとたび、違う事件が起こると、
その過熱していた報道が、ぴた〜っとなくなる。
標的にされた人の心の傷の深さなど考えもせず・・。
その怒りをぶつけることもできず、さらなる事件を起こす。
今回の隠れたテーマは、
人は「忘れる生き物だから」かなと思わせるほど、
マスコミの標的にされた人たちの気持ちを軽く扱った気がする。
確かに「『忘れる』は、神が与えた能力」かもしれない。
しかし、ちょっと待って欲しい。
関係者は、簡単に忘れる事が出来ないほど、心に傷を残す。
言葉としては「なるほど〜メモメモ・・」なんだけど、
現実となると、ちょっとイヤなフレーズだな。
国民は「新型インフルエンザ」で、
「草なぎ君のこと」忘れちゃったかな、ちょっと淋しい気がする。
GWiに法事が続いたから、こんなこと思ったのかな。
故人だけは、いつまでも忘れたくない、お世話になったから。



2009年05月02日(土)
月に一度の楽しみなんだ

最近、はまっているのは「月に一度のお楽しみ」。
ワクワクするようなことを30個書き出して、
1ヶ月の間に実行することにしている。
「美術館巡り、映画鑑賞(邦画・洋画)、本一冊読破」
などの文化芸術活動をはじめ、
美味しいお酒と料理を味わう「グルメ探訪」、
季節の花や星座を楽しむ「歳時記」、
新聞や雑誌等への「投稿活動」、
車や部屋の清掃、家庭菜園などの畑仕事などなど。
毎日とか、毎週とか、では続かないことでも、
月単位では、意外と実現してしまうことを体験できる。
最低でも、年12回。
これは、他人に自慢できる立派な「恒例行事」であろう。
「それって、面白いことなの?」と訊かれれば、
「月に一度の楽しみなんだ」と答えればいい。
大切なことは、コンスタントに続けること。
数字が増えていく快感を知ることが大切である。
さすがに「最後の月末3日」くらいになると焦るけどね。
続けるコツは、月の前半に、出来ることはしてしまうこと。
ワクワクしなくなったら、やめること・・・かな。(汗)



2009年05月01日(金)
手話は脳をフル活用する

「手話通訳」の研修を受けた課員の復命書から。
そう言えば、最近、手話付の講演会を聴くケースが多かったが、
話の途中で、手話通訳の人がコロコロ変わるので、
実は、不思議で仕方がなかった。
どうして、1人ではできないのか・・
その疑問を、彼の復命書が解決してくれた。
もう少し詳しく書くと
「手話は脳をフル活用するため、健康を崩すケースが多い。
1回、20分程度が限度」と記されてあった。
英語を始めとした、外国語の通訳と同じように、
慣れちゃえば簡単そうな「手話通訳」と思っていたが、
やはり大変なんだな、と再認識した。
手話と日本語は文体が違い「家から駅まで歩いて10分」を、
「家・歩いて・駅・10分」と時系列であらわすらしい。
「りんごが好き」「りんごは好き」も「りんご・好き」だから、
なかなか微妙な表現が難しいようだ。
ほんのちょっとだけど「手話通訳」に興味が湧いた。(汗)
「手話」を習っている人は多いけれど「手話通訳」は少ないものなぁ。
「通訳」って、本当に大変な仕事である。



2009年04月30日(木)
「愛してる・・」「おやすみ、でいいわ」

映画「最後の初恋」(ジョージ・C・ウルフ監督)から。
わかりやすいというか、予想しやすい展開に脱帽。(笑)
これは「マディソン郡の橋」に似ているな、
これは、どこかで読んだ話と似ているなぁ、なんて感じていた。
私の場合、ストーリーとはまったく関係ない台詞に
スポットが当たるから、気にならないけれど。
今回は、浮気がばれて離婚寸前の夫と、その妻との携帯電話。
なんとか寄りを戻したいと「愛してる」を連発する夫。
それに引き換え、冷静に「おやすみ、でいいわ」と返す妻。
この会話は、意外と私のアンテナに引っかかってしまった。
「愛してる・・」「おやすみ、でいいわ」
男と女の違いを、まざまざとみせつけられた気がしたからだろう。
リチャードギアとダイアン・レインのラブストーリーだから、
もっと素敵な台詞があったはずなのに・・とメモを見直したが、
やはりこの会話が一番、インパクトがあった気がする。
「手紙を書いていると、君の呼吸を感じる」という台詞もあったが、
手紙ネタは「P.S.アイラヴユー」に任せようっと。



2009年04月29日(水)
土曜日から始まる(土日月火水木金)カレンダー

朝風呂に入り、半身浴で汗を思いっきり流し「放電」したら、
突然、季節を感じたくなり、湯舟につかりアレコレ思案した。
その結果、選んだのは「月光天文台」のプラネタリウム。
その天文台の企画展として、毎年開催されているのが、
「世界のこよみ展」だが、これが意外と面白かった。(もう15回)
ところが、私の関心ごとは、写真や図柄よりも「曜日」の表記順。
基本的には、地域によって「一週間のはじまり」が違う。
アジア地域は、日本同様、日曜日が週のはじめ。(日月火水木金土)
ヨーロッパ地域は、日曜日が週末。(月火水木金土日)
そしてイスラム教の国(オマーン)は週末が金曜日。
すなわち「土曜日から始まるカレンダー」(土日月火水木金)
特に中近東の国々は、使用する「○○暦」すら違うし、
休日も、表記文字も違うから驚かされた。
これこそ文化だなぁ、としみじみ感じた後に観た「天体観測」は
世界どこから観ても、同じ月、同じ地球、同じ太陽、そして同じ星。
その違いに、ひとりで苦笑いをしながら、メモをした。
さて春の星座は、とりあえずおさらいしたし、
7月22日の皆既日食まで、宇宙に想いを馳せてみようかなぁ。
宇宙規模で考えると、私の悩みなんて、ちっちゃいんだから。