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| 2009年04月08日(水) ■ |
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| いい子にしてた? マーリー |
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映画「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」 (デヴィッド・フランケル監督)から。 しつけがうまく出来なかった我が家の愛犬、ジェイクと この映画の主人公マーリーが、だぶって仕方がなかった。 本当に、驚くようなハチャメチャをやらかしてくれたが、 それが、私たち家族の宝物になっていることは、間違いない。 たぶん、作品の中で、犬のしつけのトレーナーが言っていた 「犬の主人(リーダー)は1人」であるべきだったのに、 我が家は、年代、生活の時間帯などによって、 娘、妻、母、そして私と、彼にとっては4人も主人がいたからだろう。 これでは、誰の指示に従えばいいのか、迷うはずである。(笑) しかし、その4人が共通して口にした台詞を、作品の中でも見つけた。 それが「いい子にしてた? (マーリー)」 私たちも帰宅して、彼の顔を見るたびに、 なぜか「いい子にしてた? ジェイク」と繰り返すのだが、 それとまったく同じシーンが登場した。 留守番が多く、犬として幸せだったかどうか、気になるところであるが・・。 マーリーが胃捻転を起こして死にそうになったシーン、 飼い主のジョンが、事実だけを伝える新聞記者なのに、 経験をもとに書くコラムの方が、読者の人気を博してしまう設定など、 メモは、驚くほど集まった。 犬好きにとっては、久しぶりに涙が溢れ、なかなか席を立てない作品である。
PS. [原題] (MARLEY & ME)を、 邦題「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」と訳した方、 尊敬と感謝でいっぱいです。
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| 2009年04月07日(火) ■ |
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| チューリップは、匂わない |
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映画「レンブラントの夜警」(ピーター・グリーナウェイ監督)から。 たしかに、この台詞がメモされている。 えっ?と思ったから、慌てて書いたはずなんだけど、 今、ゆっくり考えると、 チューリップの匂いはあったような気もする。 エッチなシーン満載で、私が書き間違えたとも言えるが、 たしかに、そう言ったはず。 私の性格にしては、すぐ確認しなかったのが不思議。 どんな場面で、誰が言い放った台詞なのかさえ、わからない。 有名な画家が題材の物語だったから、よけいに気になる。 ただ「咲いた、咲いた、チューリップの花が・・」でも、 色は表現されているが、匂いは表現されていない。 もしかしたら・・と思いながら、 賢い読者の知識を頼りにしてしまう私がいる。(汗) 「エンドロール」は「BGMなし」が、一番気になった。
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| 2009年04月06日(月) ■ |
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| 「子育てを手配する親」から「子育てをする親」へ |
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これだけ、全国的に子育てに関する支援が充実してくると、 あの制度も利用しよう、あの優遇も受けたい・・とばかり、 ついつい本来の「子育て」を忘れてしまうのではないか、と 心配してしまう。 自分で手をかけなくても、お金さえあれば、 「子育てを手配」することによって、 狭い意味での「子育て」はできてしまう世の中になった。 それは、誠に恐ろしいことだと思う。 本来「子育て」は、手のかかるもの、と決まっている。 その手間を省くことは、愛情が伝わらないことを意味する。 苦労して育てるからこそ、子育ては楽しい・・と気付いて欲しい。 料理の「ごちそう」(御馳走)だって、 お金をふんだんに使った豪華な料理のことではなく、 「手間隙かけて作った料理のこと」と知ってから、 作った人の愛情を感じる事が出来るようになった。 「子育てを手配する親」から「子育てをする親」へ。 言葉としてはわずかな差であるが、現実には大きな差があり、 将来には、もっとその差は開いているに違いない。 「親孝行 したい時には 親はなし」の子育てバージョン、 「子育てを したい時には 子は育ち」(お粗末・・)
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| 2009年04月05日(日) ■ |
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| 人間の寿命は、少し伸ばせても大きくは伸ばせない |
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映画「ヤング@ハート」(スティーヴン・ウォーカー監督)から。 平均年齢は80才のロックンロール・コーラス隊。 彼らのコンサートは「元気がもらえるコンサート」と大人気。 刑務所でのコンサートは、私の胸を熱くさせた。 お世辞にも、上手いとは言えないコーラスであるが、 92歳の女性が「うぁおう〜」・・と叫び、楽しそうである。 彼らの根底にある考え方は、人生、1回限り、楽しまなくちゃ・・。 「これからもメンバーでいたい。 神様からお呼びがかからなかったらね」とさらっと言いのける姿は、 観ている私たちに元気を与えてくれる。 メモした中から選んだフレーズは、 「人間の寿命は、少し伸ばせても大きくは伸ばせない」 いくら健康に注意したって、200歳までは生きられない。 それならば、何歳まで生きる、なんて考えないで、 何かやり遂げようよ・・とメッセージをもらった。 彼らの1人が 「運がひらいたら、もう後ろは振り向かないで」と呟く。 振り返るのは、死ぬ時で充分・・そう言いたげだった。
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| 2009年04月04日(土) ■ |
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| それって、ワクワクすること? |
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ATG4月例会は、サンリ・能力開発研究室、臼井博文さんの 「ツキと運を呼び寄せる法則」と題する講演会。 彼は、北京五輪、ソフトボール女子の優勝を影から支えた イメージ(メンタル)トレーナーであった。 彼女らの勝因は「氣」を制したからだ、と理解できたし、 「気を蓄える・気を練る・気を締める」ことを学んだ。 その中でも「気を練る」=「ワクワクすること」が印象に残り、 今回のキーワードとして、私の脳に刻まれた。 講師を囲みながらの懇親会では、途中退席する女性に 「(これから行くところは)ワクワクすること?」「うん」 「それなら許してあげる(笑)」みたいな使い方が繰り広げられた。 行動の判断基準を「自分がワクワクするか、どうか」に絞ると、 何かに迷うことはなく、単純明快に判断できることを知った。 「ワクワクすることを夢にしろ」 たったこれだけのフレーズが、人生を変える。 食べることも、飲むことも、運動することも、恋することも、 冷静に「それって、ワクワクすること?」と自問してみたい。 そしてそんなことも意識せず、気がついたらワクワクしている時、 私にとって最高の人生が送れている時なんだろうな、きっと。
PS. 15年間続いている、この「気になる一言」を書いている瞬間、 たしかに読者を意識し「ワクワクしている自分」がいた。
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| 2009年04月03日(金) ■ |
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| あかちゃんと動物は、ずっと見ていても飽きない |
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日曜日朝7時の「ボクらの時代」から。 家族のほとんどが、役者になった笹野高史さんの台詞。 彼が「あかちゃんと動物は、ずっと見ていても飽きない。 ここに役者の極意があるのかも」と呟いたら、 一番下のお子さんが、なるほど・・とメモしたと言う。 確かに「あかちゃんと動物」は、不思議な存在だ。 同じ人間なのに、どうして赤ちゃんだけ・・といつも思う。 動物は、もっと不思議だ。 動物園にいる動物だけでなく、犬や猫だって同じ感覚。 ずっと見ていても、飽きることはない。 疑いのない目で見つめられたら、こちらが恥ずかしくなるくらい。 でも、これって何かのヒントだなぁ・・と私もメモをした。 しかし、それがどうしてかは、まだ未熟でわからない。 お願い、誰か、教えて。 どうして、あかちゃんと動物は、ずっと見ていても飽きないのか。
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| 2009年04月02日(木) ■ |
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| もしよかったら・・・ |
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映画「赤い糸」(村上正典監督)から。 中学生の恋愛って、こんなだったかな?と 一所懸命、思いだそうとしたが、無理だった。(笑) 今回は、中学校の修学旅行(長崎)の自由時間を、 気の合った仲間たちと計画し決めようとしたシーン。 主人公の敦史が、芽衣(メイ)に向かって投げかけた台詞。 「もしよかったら、2人で一緒に回らない?」 これって、私の感覚では理解できなかった。 付き合っているわけでもなく、告白したわけでもないのに、 仲の良い友だちのいる前で、この会話の展開が・・。 ただ物語中、この言い方が冷やかしの対象となる。 「もし、よかったら・・・」「もし、よかったら・・」 最近、こんな台詞を口にする機会がないからかもしれないが、 断られるかもしれない、という可能性があるから、 私にとっては、とっても勇気がいて、 ちょっとドキドキするフレーズであると思っている。 出来ることなら、なんとか使いこなしたい。
PS.おまけの鑑賞ハプニング このテレビも見ていない私にとって、場違いの視線を浴びていた。 観客のほとんどは、女子中学生・女子高生。 やっちまったぁ、って感じで、終わってもなかなか席を立てず。 話のネタにはなりますが・・。(汗)
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| 2009年04月01日(水) ■ |
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| フットサルで右往左往しています |
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どうみても、激しい運動が似合いそうもない女性が フットサルを続けているというので、 本当にあのコートを走り回っているの?という意味で、 様子を訊いてみた。 その返ってきた台詞が、気になる一言。(笑) 「フットサルで右往左往しています」 なんか表現が、おかしくないか?と笑いながら、 「右往左往」の意味を調べてみたら、 「うろたえてあっちに行ったりこっちに行ったりすること」 「混乱の状態などにいう」とある。 そうか、彼女の場合「右往左往」の使い方、 間違ってないのかもしれない。 ボールを追っかけまわしている姿が目に浮かび、 一人で、思い出し笑いをしてしまった。 うん、たしかに「右往左往」してるんだろうな、納得の表現。 普通では、違和感を感じる表現でも、現実は納得。 言葉の力を感じる瞬間である。
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| 2009年03月31日(火) ■ |
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| あいつは航空自衛隊 |
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これだけでは、なんのことかわからないかもしれないけど、 いつもの「なぞかけ」に近い表現である。 「あいつ」とかけて「航空自衛隊」と解く。 その心は・・そう言われて、すぐにわかるだろうか。 そう・・「そらを使っている」(汗) しかし現実には「そら」とは「うそ」のこと。 嘘ばかりつく人を「そらを使っている」と表現する。 そう考えると「あいつは嘘つき」ということ。 「そら」に対する私の感覚とは、ちょっと違う。 「知っているのに、知らないふり」とか 「出来るのに、出来ないふり」・・ それが「そら」だと思っていたのだが・・。 この例え、面白くてメモしたけれど、 なかなか理解できないフレーズかもしれないな。
PS. 今日は、3月31日、サラリーマンの大晦日。 私の帰宅は、深夜12時のちょっと前だったけど、 年度切替え事務で、まだ頑張っている職員もいる。 さすがに今日ばかりは、そらを使っている暇もなかった。 ふぅ・・・明日から21年度かぁ。
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| 2009年03月30日(月) ■ |
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| 人生の最後の買い物(棺おけ)、他人が決めるのよ |
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映画「おくりびと」(滝田洋二郎監督)から。 妻が、是非観たいというので、先週末 再上映を開始した地元の映画館で「夫婦割引」鑑賞。 私はもう2度目の鑑賞なので、 初めて観る人と笑うタイミングが違うことを実感した。 ストーリーもほとんど覚えているので、なぜか不思議な気分。 それでも、もしかしたら・・程度の期待でメモをしたが、 不思議と前回とメモがダブらない。(笑) 今回は、女優・余貴美子さん演じる、女性事務員の台詞。 棺おけにも3段階ほどランクがあるが、 自分は死んでいるので、好きな棺おけは選べない。 勿論、選ぶ人に、自分の好み等もアドバイスできない。 だから「人生の最後の買い物(棺おけ)、他人が決めるのよ」 面白い発想だよなぁと、迷わずこの一言を選んだ。 それがイヤなら、棺おけの予約をするしか方法はない。(汗) あの世までお金は持っていけない・・と共通するところがあるな。 買い物好きの方、この台詞、是非、覚えておいてね。
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