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しもさんの「気になる一言」
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2009年01月08日(木)
「今夜は雨が激しいわ」「そうかい?太陽が僕を照らしてる」

映画「雨に唄えば」(ジーン・ケリー、スタンリー・ドーネン監督)から。
原題は「SINGIN 'IN THE RAIN」、曲を聴けばすぐわかる。
あっ、あの曲か・・と誰もが一度は聴いたことがあるはずだから・・。
しかし、どんなシーンがきっかけだったんだろうと思い出せなかった。
そこで、もう一度、DVDで観ることにした。
主人公・ケリーがどしゃぶりの雨の中、キャシーへの愛を歌い踊る場面。
その前に、2人が交わした会話が、今回の気になる一言。
「今夜は雨が激しいわ」「そうかい?太陽が僕を照らしてる」
そう言って別れた後、彼は「SINGIN 'IN THE RAIN」を歌い踊る。
映画でなければ言えないような台詞、私はけっこう好きかもしれない。
昔の映画は、ストーリーが単純だけど、安心して観ていられるし、
ミュージカル映画って楽しいな・・と最近思えるようになってきたのは、
やはり、曲とストーリーがセットになって蘇ってくるからだろうか。
年末年始、春休み、夏休みは、子ども向けの映画が増える間、
私は、名作にハマりそうである。(汗)



2009年01月07日(水)
月に向かったのは24人です

正月の新聞を今頃じっくり読むと、話題満載で楽しい。
その中で見つけた、アポロ11号の宇宙飛行士、
バズ・オルドリンの台詞。
インタビュー「月を歩いたのは12人ですよね」の問いに、
戸惑いなく「月に向かったのは24人です」と答えた。
今年は、ガリレオ望遠鏡制作から400年、
7月22日には、46年ぶりの日本での皆既日食と、
楽しみな天体ショーもある。
映画も昨年の「アース」に続き、今年は「ザ・ムーン」と
月にスポットが当たる1年となりそうだ。
マスコミは、どうしても「月を歩いた12人」に限定して
その付加価値を付けたがるが、彼らは違った。
月を歩けなかった、いや歩かなかった12人のサポートがなかったら、
我々は、月を歩けなかった、と言い切った。
乗組員は、たしか、アームストロング船長、
月着陸船パイロット・オルドリン、指令船パイロットのコリンズ。
当時、小学生だった私たちにとっても「月」に行ったのは3人。
けっして2人ではない。
思い出したのは、アームストロング船長が38歳だったことだな。
マスコミのみなさんにお願い、
今年は、縁の下の力持ちに、是非スポットを当てて下さい。



2009年01月06日(火)
悲観主義は気分による。楽観主義は意思による。

麻生総理の新年の記者会見だったと思う。
メモすることもないかな、とテレビを眺めていたら、
面白いことを言ったので、慌ててメモをした。
たしかに「悲観」的な人は、自分の意志ではなく感情・気分で落ち込む。
そう、その時の気分で、もうだめ・・と将来を悲観する。
それに比べ「楽観」的な人は、周りからは「お気楽だね」と言われても、
きっと、うまくいく、いや、うまくいくようにする・・
といった自分の意志がそこにはある。
悲観ばかりしていても、物事はけっしてうまく進まない。
悲観的オーラが、周りをさらに取り囲むから・・。
それは、良くしようとする、自分の意思がないから。
逆に、楽観主義の人は、ダメもとでも少しでも前に進もうと努力する。
そこには、考え方ばかりではなく、必ず行動が伴う。
「ネガティブ」「ポジティブ」なんて言葉よりも、
とてもわかりやすい定義だと思ってメモしたが、いかがだろうか。
「悲観主義は気分による。楽観主義は意思による。」
色紙の「廿一」を「廿十一」と間違えたことは、
悲観するのか、楽観視するのか、果たしてどちらだろう。(笑)



2009年01月05日(月)
こんな上司ばかりとは限らない

昨晩から始まった新しいNHK大河ドラマ「天地人」から。
作品の中の台詞にしようかと思ったが、第1回目から私の感想。(汗)
秀吉から部下になれ、と言われたにも関わらず
「恐れながら・・」と断る、今回の主人公、直江兼続。
物語の大事な部分で、上司の指示に従わず、言い返すシーンが続く。
その度に「ますます気に入った」とばかり上司は誉め讃えるが、
本当に、こんなことがまかり通ったのか、疑心暗鬼になった。
自分の指示に従わないことで、恥をかかされた秀吉が、
本気に怒り、主人公を切ったら・・物語はこれでおしまい。(笑)
「篤姫」の時から感じていた、逆らうことが「美談」となるのは、
ちょっと首を捻りたくなる。
いざ、現実の社会に目を転じれば「こんな上司ばかりとは限らない」。
いや、逆に、こんな上司の方が稀であろう。
嫌なものは嫌、とはっきり意思表示するのは構わない。
けれど、命を取られることになっても、貫き通すほどのことなのか、
もう一度、考えて欲しい。
へそ曲がりかもしれないが、命はそんなに軽いものではない気がする。

PS.
『紅葉の教え』と『北斗の誓い』、これからも、何度となく登場するであろう
2つのキーワードには、あまり惹かれなかった。
また台詞としては「大好きだと心配になるのか?」
「お前は、父をけなされて黙っておるのか?」などが気になりメモをした。



2009年01月04日(日)
@いうまの4日間・・の過ごし方

あっという間に、今年も4日が過ぎたなぁ、と
ちょっと長めの風呂に浸かりながら、ぼ〜っとしていた。
のんびりと、昨年のメモの整理をしていたら浮かび上がった一言。
「あっと言う間」より「@というま」の表現が面白いから取り上げた。
携帯メールでは、絵文字が花盛りだけど、なぜか私は使えない。
いや、実は、使わないのであるが・・。(汗)
さて、正月の休暇をどう過ごすかは、その1年の成果を大きく左右する、
とも言われるが、そんなことはないと思う。
ゆっくり入って、徐々にペースをあげて最後に大きな成果をあげる、
これも、今年の箱根駅伝で学んだ長距離レースの展開の1つ。
逆に、1年を長い目でみることが出来ず、最初から飛ばして、
あとで踏ん張りが利かなくなる分、周りに迷惑をかけることもある。
ただ、自分にあった1年の過ごし方を、見つければそれでいい気がする。
正月が、長く感じた4日間であれ、@いうまの4日間であれ、
1年のスパンで考えれば、どうってことない4日間に違いないのだから。
心配なのは、何も考えず、ただテレビを見て、ダラダラと過ごした人、
この差は、簡単には縮まらない。周りは、もう走り始めている。



2009年01月03日(土)
2年連続の最下位です

今年の箱根駅伝は、最後まで白熱したのに、すっきりしなかった。
すっとんきょな瀬古さんの解説には慣れたけれども(笑)、
どうも最近、弱者に冷たいな・・と感じながら、2日間を終えた。
特に気になったのは、往路の1区。
昨年、期待されながら最下位に沈んだ順天堂大学・関戸雅輝選手が、
今年こそ、と望んだにもかかわらず、今年もまた結果が出せなかった。
23人目で襷を繋いだ時に、中継のアナウンサーが淡々と伝えた。
「2年連続の最下位です」
私は、そんなことはわざわざ説明しなくてもいいよ、と思った。
本人・家族の気持ちを考えると、これからの彼の心が心配である。
事前にネットで見つけ、読んでいた彼の直前インタビューでも、
自分の気持ちの弱さを克服したい、と語っている。
いくら現実とはいえ、単なるテータとして実況して欲しくない。
今回も克服できなかった彼が、来年はどうやって立て直してくるか、
温かく見守っていきたいと私は思う。
自分たちが出来なかったことをしている若者たちにエールを。
それがテレビの前で応援している私たちの役目ではないだろうか。



2009年01月02日(金)
「獅子舞」で不景気払いしてもらいたいねぇ

MOA美術館(静岡県熱海市)でのワンシーン。
箱根駅伝(往路)の様子をカーナビの画面で確認しながら、
今年のテーマとした美術館へ、第一歩を踏み出してみた。
(なかなか1日から開館している美術館は少ないけれど・・)
どうしても観たかった本物の「獅子舞」を、MOA美術館・能楽堂で
鑑賞できるとの情報を得て、楽しみに開演を待った。
この獅子舞、疫病退治・悪魔払いをするものとして大衆に広く信じられ、
主にお正月などの縁起の良い日に行われる、などの解説を読んでいると、
私の後ろの席にいた中年の男性が、
「悪魔払いでなくていいから・・」と前置きしながら、
「『獅子舞』で不景気払いしてもらいたいねぇ」と呟いた。
思わず笑いながらも、そうだよなぁ・・と同感、慌ててメモをした。
まだまだ、美術館の楽しみ方がわからないが、
運転中、車中から眺めた富士山の絶景や、
美術館の大きな窓ガラスから眺めた、穏やかな大きな海に心は落ち着いた。
これからもエピソードを交えながら、
1年後、私なりの「美術館の楽しみ方」を提案したいと思う。

PS.
今回の企画は「所蔵 北斎・冨嶽三十六景展」。
絵はがき買って、女優・冨士真奈美さんへお便りしました。
「冨嶽」の「冨」が「冨士真奈美」の「冨」だったから。(笑)
映画「たみおのしあわせ」でお姿、拝見しました・・と一言添えて。



2009年01月01日(木)
2009年は「美術は美術館で」

2008年の「映画は映画館で」の生き方は、楽しかった。
多くの成果と、生き方の自信みたいなものがついた気がする。
とはいえ、映画評論家になるつもりはないし、
2009年も、映画に没頭する気にもなれない。
1年間、続けてみて、映画鑑賞のコツを掴んだから、
今年は、そのノウハウを駆使して、ゆっくりと映画を楽しみたい。
となると、今年は「美術鑑賞」。
せっかく「伊豆・冨士・箱根」を囲んだところに住み、
ちょっと足を東へ伸ばせば、東京へも1時間、
北に車を走ら競れば、長野までは日帰りで行ける。
もちろん、西にも名古屋くらいまでは行ける気がする。(汗)
こんなに沢山の美術館がある国に住んでいるのだから、
もう少し美術に目を向けて、人生を豊かにしたい。
スローライフは、ゆっくり生きるのではなく、丁寧に生きること。
この「気になる一言」を思い出し、実践してみようと思う。
平日は、仕事帰りに「映画」、休日は、車や電車で「美術館」。
また、楽しい1年が始まりそうな予感がする。



2008年12月31日(水)
2008年の熟語は「映画」に決定

昨年から、毎年恒例の世相を表す「漢字1字」に対抗して、
プライベートながら、1年を表す「熟語」を考えている。
エントリーした熟語候補は
1月・三線 (独特の音に興味を示し、沖縄三線を習い始めた。自分でも驚き)
2月・映画 (本格的に目標を決めて観始めたのはこの月からだった)
3月・卒業 (娘の大学卒業等、いろいろな分野から卒業してみた)
4月・演奏 (三線コンサートに参加、初めて人前で楽器演奏をし拍手をもらった)
5月・銀婚 (結婚25周年・四半世紀、今でも・・・・・)
6月・半世紀 (50歳を迎えた。人生をリセットする機会となった)
7月・送別 (転勤・他界など、送る機会が多かった)
8月・OFF.J.T (研修講師などをしながら、この単語を頻繁に使った)
9月・交流館 (こども交流館開設、またまた「館長」の兼務が名刺に増えた)
10月・講演会 (五日市剛さん、林真理子さんなど、講演会の秋を過ごした)
11月・MacBook (パソコン環境、久しぶりのリニューアル。快適・快適)
12月・五行歌 (仕事として、五行歌の魅力に触れた。来年、爆発の予感がする)
■選考委員長(私自身)の弁
50歳って、40代とこんなに違うものかと実感した1年となった。
体力的な衰えと反比例するように、精神面では充実感があった気がする。
その根底には「続けるコツ」が身に付いているから・・と自己分析してみた。
最終的には「映画は映画館で」鑑賞作品、154を数えた。
来年もやってみろ、と言われたら出来ない気がする。(笑)
その歳(年)しか出来ないことって、とっても面白かった。
もっと前から、始めればよかったなぁ、こんな生き方。

PS.
一年間、ご愛読、ありがとうございました。
来年も、ありがとうございます。



2008年12月30日(火)
自分なりの成果を書き出してみる

大晦日を明日に控え、
けじめを付けずに、新年を迎えるのも良いけれど、
やはり自分のために、1年間の成果を書き出してみたい。
2008年(平成20年)を、どれだけ頑張ったか、
自分で自分を誉めてやるためにも、是非、1度試して欲しい。
私の2008年は、もちろん「映画館での映画鑑賞154作品」が、
今年を代表する成果となったが、実はそれだけではない。
突然、沖縄・三線を購入し、地元の三線愛好会に入会しながら、
とりあえず2曲は弾けるようになった。これも成果である。
中学校の同級生で月に一度の練習ながら手に入れた合唱曲、
「モルダウの流れ」「蕾」も、私の成果と言える。
執筆活動に目を移せば、
2年に一度の「しもさんの気になる一言(第6巻)」を発刊、
また京都の「いろは出版」の企画、「働く人の夢」の1人に選んでもらい、
全国デビューまで実現してしまった。
仕事面では、昨年オープンした「子育て総合支援センター」に、
静岡県知事が視察にこられたこと。
また新たに児童図書を揃えた「子ども交流館」の立ち上げ・オープンに
関われたことも、私の公務員生活には記録として残されるに違いない。
大きな怪我・病気もなく、またこうして1年が振り返られることは、
この上ない成果であると思う。
とにかく、手帳を取り出して、書き出してみて欲しい。
これが来年に向けて、大事なステップとなること間違いなし。