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しもさんの「気になる一言」
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2008年11月19日(水)
Are You Free Tonight?

映画「彼が二度愛したS」(マーセル・ランゲネッガー監督)から。
NYエグゼクティブのためだけに存在する会員制秘密クラブの合言葉。
電話をして、この台詞を告げる。
今晩、セックスしたいんだけれど・・そんな意味があるようだ。
名前も、職業も、何も知らない男女が、
ストレス発散・性の欲望を満たすために、誘い合うクラブ。
この映画を思い出すためには、このフレーズが適当だろう。
本当は、もうひとつ気になったフレーズがある。
「彼が二度愛したS」という邦題だ。
原題は「DECEPTION」・・辞書には
■だますこと, うそ, ごまかし;だまされていること
practice deception on a person(人をだます)
The extent of their deception is fantastic.
(彼らのだまされようはあきれるばかりだ)
■ごまかし行為, ぺてん, だますもの, まやかし物
There is no deception.(種も仕掛けもありません)
■だますことを広くさす語で, 悪意があるとはかぎらない
a harmless deception.(悪意なくだます行為)
その原題が、どうして「彼が二度愛したS」になったのか、
私も頭文字の1つが「S」なので、気になって観てしまったが。(笑)
「Are You Free Tonight?」・・魅力的な言葉となった。
私の場合、続く台詞が「それなら飲みに行くか?」だけど・・。



2008年11月18日(火)
私、健康のために、下半身浴しています

ラジオから流れてきた聞き慣れない単語だった。
おへその下あたりまでちょっと温めのお湯に浸かり、
じっくり汗を出す「半身浴」なら知っている。
(決して『阪神欲』ではありません)
どうもその後の話の内容から「下半身浴」とは、
通常の「半身浴」ということがわかったが、メモしてみた。
「私、健康のために、下半身浴しています」って台詞、
やっぱり可笑しい、と思ったら、忘れられなくなってしまった。
もし「下半身浴」と言う単語があるならば、
対語となる「上半身浴」ってどんなのだろう?という疑問が湧く。
それが、どうしても想像が出来ない。(笑)
番組の途中、彼女と会話していたキャスターも気がついたのか、
「それって、半身浴のこと?」って突っ込んでいたから、
メモを取り消そうと思ったけれど、単純に面白かったからご紹介。
言い放った彼女、本当に「半身浴」しているのかなぁ。
ちょっと疑問だね、用語の使い方を考えると・・。



2008年11月17日(月)
体内時計の1日は「25時間」

栄養士復命書から。
地球の1日は「24時間」、体内時計の1日は「25時間」
この説明文に引っかかった。
人間を暗闇で生活させてみると
「25時間」のサイクルで行動するらしい。
その1時間のギャプを、どう調整するかというと、
毎朝、起きたときに浴びる「光」と、始めて口にする「朝食」で
人間の体は24時間サイクルに「リセット」するようだ。
だからこそ、朝、太陽の光を浴びることと、
朝食を取ることの大切さを、理解できた。
うまくリセットさせないと、時差1時間の調整が出来ず、
時差ボケになるのではないだろうか。
私も、夏には5時に起きていたのに、最近では6時になっている。
早朝5時はまだ真っ暗で、うまくリセットできなく、
生活のリズムがなかなかとれないのかも・・。
この知識、知っているだけで、なんだか得した気分だ。
「太陽と朝食で、リセット」



2008年11月16日(日)
一度でいいから「もっと頑張れ」って言ってみたい

映画「フレフレ少女」(渡辺謙作監督)から。
ストーリーが単純だから、楽しめる作品だけど、
意外や意外、生き方のヒントは溢れていた。
主役の女優・新垣結衣さんも可愛かったし、満足満足。
さて、気になる一言に選んだのは、
ひょんなことから、応援団長になった彼女の台詞。
現実の恋よりも小説の中の恋に夢中だったから、
他人とのコミュニケーションは苦手。
だから、他人に「頑張れ」なんて言ったことがない。
そんな彼女だからこそ、この台詞は輝いていた。
「私も頑張らないと、人に頑張れなんて言えないんですよね」
と、応援することの意味を理解しての言葉であるし、
「他人を応援することは、自分を応援することだと思うんです」
と、自分なりに「応援する」ことの定義もしている。
「人間の無限の可能性を引き出すのが応援団」とか
「見返りを求めない応援が力になるんです」など、
「応援」することの大切さを伝えてもらった作品となった。
帰りがけに、温かい気持ちになって映画館を後にした。



2008年11月15日(土)
華やかな色をもってきてくださってありがとう

たしか情報源は、藤原正彦さんの奥さん、藤原美子さん。
男性が多い会議やパーティなどに出ると、黒ばかりの服装になる。
まぁ、フォーマルだから仕方ないと諦めていたが、
あるパーティに招かれ、華やかな色の服を身につけて行ったら、
たいそう喜ばれた、という話だった。
ドアを開けた途端、ホスト役が彼女の服装の色を見て叫んだ。
「Thank you for your bringing bright color.」
直訳だけど「華やかな色をもってきてくださってありがとう」。
男の人たちが集まると、暗い色ばかりで、うんざりしていたのよ・・
そんな女性の嘆きが聞こえてきそうな表現である。
それ以後、彼女は「女性だからこそ出来る心遣い」と感じ、
失礼がない場所では、華やかな色の服を身に付けるようにしたらしい。
黒色は男性に任せて・・。う〜ん、納得。
まぁ、男性だって、華やかな色、身に付けてもいいけど・・
なかなか難しいね、女性に任せます、華やかな色は。



2008年11月14日(金)
ホテルが「聖書」なら、和風旅館には「源氏物語」

テレビで見た「源氏物語」の特集だったと思う。
「源氏物語」が、どうしてこんなに長い間、
日本人の中で、語り継がれるか?、たぶんそんな話だった。
コメンテイターのある人が「日本人の心」と「美意識」が、
源氏物語には詰め込まれているから・・と答えた。
おもわず、なるほど・・とメモをした。
最近では、林真理子さんも「源氏物語」に関わっていることを、
先日聴講した講演会で、熱く語っていた。
さらに、外国にはこういう本があるだろうか?と考えたら、
コメンテイターの彼女は「聖書くらいかな」と、サラッと答えた。
ホテルに泊まると、必ず用意されている「聖書」。
それくらい日本人にとって、源氏物語は大切なものなのか、驚いた。
ホテルが「聖書」なら、和風旅館には「源氏物語」、
ついそんな発想をしてしまうが、是非、置いていただきたい。
お洒落じゃないですか、なんとなく。(笑)
日本らしさって、日本の文化って、そんなところだと思う。
もう一度、源氏物語、読み直してみようかなぁ。



2008年11月13日(木)
島原に強烈なリーダーが必要です

映画「まぼろしの邪馬台国」(堤幸彦監督)から。
竹中直人さん扮する主人公、島原鉄道の社長、宮崎康平。
「島原の子守唄」の詩作者でも知られる、全盲の郷土史研究家は、
今では、すぐに解任されてしまいそうなワンマン社長。
俺が右向けって言ったら右向け、みたいなタイプ。
でも、なぜか私には新鮮に映った。
今では見ることができない光景だったからかもしれない。
そんな彼のワンマンぶりを、リーダーとして考えて、
彼を支える銀行の頭取役・江守徹さんの台詞が光った。
「島原に強烈なリーダーが必要です」
地方の発展は、もちろん産業基盤となる会社の業績もあるが、
東国原宮崎県知事を筆頭に、強烈なリーダーの影響が強い。
地方の人にとって、ワンマンとも取れる強烈な個性の持ち主と
それをしっかり支えるブレーンの出現が望まれる。
まずは、リーダーの掛け声に合わせ、
みんなひとつになって頑張ってみることが大切だと思う。
型破りな行動と実行力が、地域の人をひき付けたに違いない。
自分の地域が一番だと心から思い込むリーダーがいい。
「あいつら島原の人間じゃなか。関東の田舎もんじゃい」
こう言える主人公は、やっぱり魅力的であった。



2008年11月12日(水)
図書館は「心のレストラン」

本に囲まれていると、幸せな気分になる私にとって、
児童図書が溢れる「こども交流館」は、また新しい癒しの場だ。
そんな図書館を、うまく表現できないものか、と考えていたら、
「図書館は『心のレストラン』」というフレーズが目に入った。
情報源は不明だけど、たぶん図書館で見つけた雑誌だったと思う。
この「気になる一言」を書き始めた、
1996年10月28日の記念すべき第1号が、なんと
「レストランって、安心・休息・回復っていう意味がある」だった。
これを論文(数式)にすると、A=B、B=C ∴ A=C
だから「図書館には、心の安心・休息・回復っていう意味がある」
となるわけだ。
本の販売が目的の「本屋」とは違う。
図書館ならではの「ゆったりと流れる時間」が、心を癒してくれる。
ここでは、メディアはいらない。

PS.
「調べたくなる場所・図書館」も、私のお気に入りのフレーズ。



2008年11月11日(火)
実は、伊東からは富士山が見えないんです

ある女性団体の随行で、伊東市の東海館を訪れた時の一言。
歴史ある建物(旅館)に驚くばかりであったが、
観光ボランティアの方だろうか、笑いを交えて
とても親切に説明していただいた。
私は、大工が腕を見せる飾り物に興味を示したが、
富士山を型どった細工に目を留め、訊ねてみた。
「富士山はどちらに見えますか?」
その答えが今回の一言だが、とてもショックな気付きとなった。
伊豆半島の東海岸で、山を背にした地形を考えれば、
当たり前といえば当たり前なのだが、
「静岡県伊豆地域」で「富士山が見えない」という台詞を
実は想定してなかった。
たぶん全国で「静岡県伊豆から来ました」と挨拶すれば、
ほとんどの人が「富士山がいつも見えていいですね」と言うから。
こういう気付きは、くだらないかもしれないが、
何かに残しておく必要があるな、とメモをした。



2008年11月10日(月)
エプロンしますか?

館長を務める「こども交流館」でのひとコマ。(兼務多すぎ)
昨日は、スタッフが少ないので応援に出かけた。
児童図書の貸し借り方法を教えていただき、
カウンターに座ってみたものの、ちょっと居心地が悪い。
いつもは見慣れない男性が座っているからか、
利用者の目も、不思議そうだった。
そんな時、スタッフの一人が、私に声を掛けた。
「エプロンしますか?」・・
そうか、館長の名札を付けても、あの人誰だろう?と思うはずだ。
しかし、突然の呼びかけだったので、焦ったのも事実。
「ごめん、今日は遠慮しておきます」(汗)
本当は、心の準備が出来ていなかっただけなんだが・・。
今後、カウンターに座るときは「エプロンは?」って、
こちらから言わなきゃなぁ。
仕事は仕事。恥ずかしいなんて言ってられない。反省。