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| 2008年10月30日(木) ■ |
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| 「気になる子ども」の背景には「気になる親」がいる |
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教育現場の声らしい、視点である。 モンスター・ペアレントと称する「親」の子どもは、 やっぱり「気になる子ども」なのであろう。 「うちの子に限って・・」という真面目な親の台詞は、 最近では、なかなか耳にしない。 そう、ほとんどが親が認識しているのに、手を打っていない。 だから「やっぱり・・」という捨て台詞が出てくる。 それは、親としての役割を放棄していることになると思う。 「気になる子ども」を見つけたら、一応「親」も要注意。 「躾が出来ない親」は、やっぱり「気になる」。 では「気になる親」のその「親」は? たぶん・・(汗) 同じなんだろうなぁ・・ 簡単には、その家の教育方針は変わらないものだから。 気をつけて対処していきたい。 「気になる子ども」の背景には「気になる親」がいる。
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| 2008年10月29日(水) ■ |
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| ただ、ひたすら最善手 |
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放送日を忘れたが、テレビ番組「プロフェッショナル」から。 遅咲きの名人、森田俊之棋士のコメント。 将棋の名人戦、対戦相手の羽生棋士は 「このチャンスを生かしたい」とメッセージを残した。 しかし、森田棋士は、 「自分のポジションで勝負する」とコメント。 相手のポジションで勝負しては、勝ち目がないことを知っている。 若い頃からスポットライトを浴び続けた、羽生棋士。 逆に、羽生棋士の影であまり目立たなかった、森田棋士。 この2人の対比が、妙に面白かった。 彼は「勝ち負けにこだわる将棋は意味がない」と悟り、 「自分の生涯を通して将棋を極めること」を目的とした。 その為には「ただ、ひたすら最善手」だという。 この言葉、短いけれど、重いフレーズである。 「メンタルの部分は、年齢を重ねることで磨かれる」ことに 気付いた彼は、これからもっともっと強くなる予感がした。
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| 2008年10月28日(火) ■ |
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| 公務員らしくないって誉めていたよ |
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最近、同じような台詞で会話をした。 それが「公務員らしくないって誉めていたよ」。 「あっ、そうですか、どうも・・」と返答はしたが、 ちょっと待ってよ、それって誉め言葉?と疑問を持った。 公務員が「公務員らしくない」って言われて、 喜ぶべきなのか、悩むべきなのか。(笑) もし、それが誉め言葉で、喜ぶべきならば、 「公務員らしい」というのは、イメージが悪いということか。 では、その公務員を仕事としている私は・・・。 考えれば考えるほど、わからなくなってしまった。 出来ることならば「公務員らしいって、誉めていたよ」と 言われるように、イメージアップを図りたい。 それが、自分のイメージアップに繋がることを信じて。
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| 2008年10月27日(月) ■ |
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| 信じて、育てて、導いてやるだけ |
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アニメ映画「カンフー・パンダ」 (マーク・オズボーン/ジョン・スティーブンソン監督)から。 なんと1日で、カンフー映画を続けて2本観てしまった。(笑) (もう1本は「ドラゴン・キングダム」だけど・・) 修行中に「誰にも相応しい場所がある」とか、 「『これまで』と『これから』にとらわれ過ぎ、 『今日』は、天からのプレゼント」などなど・・メモは溢れた。 さて今回は、パンダのポーの師匠シーフーが、 そのまた亀の師匠に、彼をどうすればいいのか、訊ねるシーン。 悟っているからか、ゆっくりした声で呟く。 「信じて、育てて、導いてやるだけ」と。 「信じること、それだけでいい」と言いきってその場から去る。 さすが、カンフー映画、アニメまで、悟っている。 なかなか、見ごたえがある映画だったなぁ。 子供向けアニメ映画だったけど、恐るべし「カンフー」
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| 2008年10月26日(日) ■ |
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| 今の日本を支えてきたのは、私たち高齢者 |
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最近、このフレーズをよく耳にする。 「今の日本を支えてきたのは、私たち高齢者」 たしかに、一面では、そうだ、と頷けると思うが、 今の日本が腐敗してきた原因も、高齢者と言えないだろうか。 現在の教育の乱れも、今に始まったことではなく、 戦後の教育方針のブレから、起きているとも言えるのだから、 そんなに声高に主張しなくても、いいのでは?と思ってしまう。 逆に「今の日本を支えてきたのは、実は今の若者たち」と 表現でもすれば、高齢者の評価はうなぎのぼりなのに・・。 自分たちの利用した医療費を払うのは嫌だ、と声高に、 「後期高齢者医療制度」に反対ばかりしていると、 高齢者を評価していた人や尊敬していた人からも、見放される。 是非、自分の損得を抜きに、大所高所から今の日本を眺めて欲しい。 批判を受けるのを覚悟の上で、政府・与党が行使した制度だからこそ、 その裏に隠されている意味を理解しなければならない。 「75歳以上を救うための制度」という表現も嘘ではないのかも。 これ、単なる私の独り言です。(汗)
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| 2008年10月25日(土) ■ |
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| 「智」に触れる楽しみ |
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「静岡県読書推進フォーラムinみしま」で、 作家・直木賞選考委員でもある「林真理子さん」の話を聴いた。 演題は「読書の楽しさ、大切さ」であったが、 気になる一言は、話の導入部で彼女が語った、歳を重ねる楽しみ。 「ちにふれること」と話されたが「智」の字を当ててみた。 (もしかしたら「知」かもしれないが・・) 実は、私も同じことを考えていた。 「智」を辞書で調べてみたら、 1 物事をよく理解する。賢い。「智愚・智者」 2 物事を理解する能力。 「智慧(ちえ)・智能/叡智(えいち)・奸智(かんち)・才智・明智」・・とある。 自分の知らない世界に精通している人の話をじっくり聴く。 または、興味がなかった分野の話を新書などを読み、丁寧に理解していく。 「智」に触れる楽しみとは、こんな楽しみ方なんだと思う。 読書の秋、好きなことばかりできなく、苦手なこと、興味がなかったことも 食べず嫌いをせず、口(頭)に入れてみる、ちょっとした勇気。 意外な美味に驚くかもしれない。
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| 2008年10月24日(金) ■ |
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| 笑いに勝ち負けは似あわねぇ |
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映画「落語娘」(中原俊監督)から。 俳優が、落語家の役をやるって難しいだろうなぁ、 台詞だけでなく、落語も覚えなきゃならないし、 なんといっても経験で覚える「間」なんかも、 それらしくみえなきゃならないんだから・・。 さて、選んだ一言は、津川雅彦さん扮する 主人公の師匠・三々亭平佐が、いろいろな場面で口にする 「人を楽しませるのに、高尚も何もない」や 「高尚もへったくれも、ありゃしない」を代表する言葉。 最近、落語の世界だけでなく、漫才やコントも含め、 「グランプリ」と称して、優劣を決めたがるが、 本来は「笑いに勝ち負けは似あわない」と私も思う。 人によって、その瞬間の感情も違うし、当然笑うつぼも違う。 単に、面白い、楽しい、それだけでいいじゃないか。 笑いまで、勝ち負け、順位をつけることに疑問を感じているから、 この一言が、輝いてみえた。
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| 2008年10月23日(木) ■ |
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| ただ、それだけの話です |
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演題「言葉のチカラ」(〜心豊かに生きる知恵〜) (講演者・五日市剛さん)から。 講演の世界では、超有名人、 そして「ツキを呼ぶ魔法の言葉」といえば、彼のことである。 何度聴いても飽きない話術と、人懐っこい笑顔で、 3時間以上の講演を、さらっと話し続ける。 (45分後に、前置きはこれくらいにして・・と呟いた(笑)) 毎回内容は少し違うが、本質は同じ。 「ありがとう・感謝します」を常に意識し口にすること。 他人に言うと「感謝の気持ち」、自分に言うと「魔法の言葉」となる。 「ただ、それだけの話です」・・と彼は言う。 そう、要約すると、それだけの話なのである。 「ツキを呼ぶ魔法の言葉」の冊子は、100万部も印刷され、 関連書籍も含めれば、250万部に及ぶというにも関わらず、 社会はどんどん「ありがとう・感謝します」の言葉が減っていく。 「それだけのこと」が出来ない日本人。 いい話をいい話、で終わらせてはいけない。
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| 2008年10月22日(水) ■ |
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| 弱きをくじき、強きにヨイショ |
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あれ?誰の台詞だったろう・・。 リズムが良く、耳に残ったのでメモをした。 もちろん「弱きを助け、強きをくじく」のパロディだけど、 今の私たち社会には、ぴったりのフレーズとなった。 元となるフレーズが短ければ短いほど、 知られていれば知られているほど、こういった風刺は面白い。 特に「弱きをくじき、強きを助け」ではなく、 「強きにはヨイショ」という、思わず「にやり」の表現もいい。 あとは、誰にどこでどんなタイミングで、この台詞を使うかである。 私の気になる一言、時々読者から、挨拶で使わせてもらいました、 レポートで使いました・・などのメールをいただくが、 今回の台詞、誰かが使ってくれればいいな、と思う。 ただ、外した(すべった)時の責任は持ちませんので、 TPOを考えて、御利用ください。(汗)
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| 2008年10月21日(火) ■ |
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| 料理も女性も見た目が大事ですよ |
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ある新聞で、見た目が大切かどうか?というテーマで、 読者も巻き込み、トークバトルをしていた。 一瞬、投稿しようとも考えたが、 賛否に分かれるとは思えなかったので、取りやめた。 「見た目は大事」に決まっていると思うから・・。 それを納得させるフレーズを、 私はテレビ番組「ボクらの時代」でメモしていた。 アナウンサー・滝川クリステルさん、 料理人・ジョエル・ロブションさん ワイン評論家・ロバート・パーカーさんの回だったと思う。 「料理も女性も見た目が大事ですよ」 料理人らしいフレーズだったけれど、確かに、 盛り付けも食欲をかきたてる要素だと感じている。 買ってきた惣菜が、お皿にも移さず食卓に並ぶのでは、 いくら高級食材でも、美味しそうに感じない。 過度な飾り付けは遠慮するが、 「見た目が大事」を否定する人は、たぶん中身も美味しくない。 もちろん「料理も女性も男性も、見た目が大事」である。 「にじみ出る美しさ」も、見た目に出るはずだから。
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