初日 最新 目次 MAIL HOME


しもさんの「気になる一言」
しもさん
MAIL
HOME

My追加

2008年10月20日(月)
「ただいマンゴー」「は〜い、ビスカス」・・

なんくる三線愛好会のメンバーから借りた
映画「ハイビスカス・ホテル」(中江裕司監督)のDVDから。 
景色に見とれてしまう沖縄を舞台にした映画だけど、
今回は、独特な音を持つ琉球の言葉よりも、
主人公の女の子が、口にする言葉遊びが多くメモされた。
「ただいマンゴー」(ただいま)「は〜い、ビスカス」(は〜い)
「ありが十匹」(ありがとう)「おかえリンゴ」(おかえり)等、
くだらねぇ〜と思いながらも、妙に新鮮だった。
特筆すべきは「ブルーライトヨコハマ」式の「森の熊さん」。
「ある貧血 森のな浣腸 くまさんニンニク 出会っタンコブ
花咲く森のみチンタマ くまさんに出会っタンコブ」(笑)
忘れていた感覚が蘇った気がする。
ところで「ありが十匹」(ありがとう)の台詞の後、
「ありが五十匹」という言葉も飛びたした。
こればかりはわからなかったが、楽しい映画だった。
暇な時は、こんな言葉遊び、楽しいなぁ。



2008年10月19日(日)
2008年、講演会の秋

なぜか、週末が忙しい。(仕事の話ではない(笑))
秋は「スポーツの秋」から始まり「読書の秋」「食欲の秋」と
十人十色の秋が存在する。
私は?と考えてみたら、なんと「講演会の秋」となった。
昨晩は、五日市剛さんの「言葉のチカラ〜心豊かに生きる知恵〜」
そして今日は、詩人・大岡信さん、作家・丸山才一さん、
歌人・岡野弘彦さん、歌人・小島ゆかりさんの「歌仙を楽しむ」
さらに、来週は、作家・林真理子さんの「読書の楽しさ、大切さ」。
映画も面白そうな作品が目白押しなのだが、やはり生の声を優先する。
当然、メモも溢れる。(に違いない・・)
意識して情報を集めると、近隣市町村でも、
多くの文化人が、講演会を企画しているのがわかる。
全国で活躍している文化人の話を聴くチャンスを、
テレビやゲームで時間を潰していると思うと、もったいなぁと思う。
家人には、週末くらい家にいたら?と小言を言われるが、
この人たちの話は今しか聴けないと思うと、いてもたってもいられなくなる。
本一冊、映画一本、と匹敵するするほどの「講演会」。
これからも、機会ある毎に聴講していきたい、と思う。
隣の沼津市では市長選を控え「後援会」活動が活発であるが・・・。



2008年10月18日(土)
仲いいね。楽しいとか、嬉しいとか、言ってくれる?

映画「ぐるりのこと。」(橋口亮輔監督)から。
主人公夫婦が、気分転換で引越しをしたシーン。
手伝いに来てくれた新婚夫婦のイチャイチャした様子を見て、
主人公の妻が、新婚の妻に、ボソッと尋ねた。
「仲いいね。楽しいとか、嬉しいとか、言ってくれる?」
これって、さらっと流れてしまうカットかもしれないが、
私にとっては、ギクっと胸につつ刺さった台詞となった。
なぜか、日本人の男性(夫)って、
結婚してから「楽しい」とか、「嬉しい」などという感情を、
なかなか女性(妻)に伝えないからだ。(もちろん我が家も・・)
特に「愛してるよ」なんて、恥ずかしくって言えやしない。
それでも最近は「大切にするよ」は、言えるようになった。
この映画、どこにでもあるような夫婦生活が淡々と流れるが、
意外と、心に残った作品であった。
「大事にするもんがあるときは、大事にしとけよ」
こんな台詞も、メモとして残った。そうだよなぁ。



2008年10月17日(金)
「ボランティア」ではなく「サポーター」

最近、私は「ボランティア」という言葉を使わなくなった。
代わりに使っているのが「サポーター」。
どちらも、お手伝いしてもらうには変わりがないのだが・・。
「子育てボランティア」「環境ボランティア」より、
「子育てサポーター」「環境サポーター」の方が、響きがいい。
感覚的に、そう思っているだけであるのだが、いかがだろう。
いたる場所で見かける「ボランティア」を
意識して「サポーター」に置き換えてみて欲しい。
きっと、違った感覚に陥ることと思う。
その感覚が、今の世の中には、大切だと感じている。
日本語ばかりではなく、外来語も時間が経つにつれて変わる。
そんなことも意識して、言葉を眺めてみると面白い。



2008年10月16日(木)
待ちわびる・・それは少し痛みを伴う、甘美な行為

書籍「カフーを待ちわびて」
(原田マハ著・宝島社文庫刊・346頁)から。
さすが「第一回日本ラブストーリー大賞作品」と感じながら、
ちょっぴり興奮しながら本を閉じた。
メモをするのも忘れ、一気に読んでしまったこともあるが、
やっぱり私は、ラブストーリーが好きだな、と実感した。(笑)
さて、今回は少ないメモの中から、
「待ちわびる・・それは少し痛みを伴う甘美な行為」。
作品全体からも感じた「待ちわびる」という感覚が、
妙に、私のアンテナをくすぐった。
しかし辞書には「待ちくたびれて待つ気力を失う」
「気をもみながら待つ」「待ちあぐむ」などの意があり、
ちょっと実際のニュアンスと違うようだ。
実は、このフレーズの後、
「こんな思いに胸を焦がしたのは、いつ以来だろう」と続く。
やはり、この感覚だよなぁ・・私の「待ちわびて」は・・。



2008年10月15日(水)
女湯はいくつまで入れる?

飲んだ時の話題だから、聞き流して欲しい。
「いくつになったら、女湯に入ったら犯罪なんだろう?」
そんな話題だったと思う。
昔の銭湯、今の日帰り温泉やspa.
お父さんに連れられて、小さい女の子が男湯へ。
逆に、お母さんに連れられて、小さな男の子が女湯へ。
自宅では、父娘・母息子の組み合わせで入っているお風呂、
公共の場ではどうなんだろう?という疑問。
風営法じゃなかった(笑)、公衆浴場に関する法律に、
年齢が記載されているのだろうか。
子ども本人が恥ずかしくなかったらいいのかな。
それとも、周りの異性が不快に思ったらダメなのか。
う〜ん、男の飲み会なんて、こんな話で盛り上がるんだぁ。



2008年10月14日(火)
ペットレンタル

最近のホームセンターには、
動物病院から、ペットホテル・トリマーまで設置されている。
映画「私と犬の十の約束」では、仔犬売り場が賑わい、
映画「グーグーだって猫である」では、子猫売り場が賑わう。
映画「崖の上のポニョ」では、金魚売場に、あの唄が繰り返された。
それだけ、映画と動物売り場が密接な関係にあるとは、驚いた。
さて今回は、その仔犬売り場に貼られていた単語。
「ペットレンタル」(たぶん「ペットレンタル出来ます」の略だろう)
仕組みも値段も訊ねなかったけれど、ちょっと気になる。
何万円もする仔犬は買えないけれど、CDやDVD同様に、
飼った気分に浸れるのかもしれないが、本当にそれでいいのだろうか?
高い買い物だから、ちょっと吟味してから・・
面白そうだから、ちょっと試してから・・そんな声が聞こえてきそう。
命あるものをレンタルすることに、私は反対である。
嫌になっても、簡単に捨てたり、リセットするわけにはいかないし、
お互いの喜怒哀楽を一緒に共有しながら、愛情が生まれてくるのだから。
この単語に対しては、なかなか理解できない私がいる。
レンタルでは、愛情がわかないと思っているが、違うだろうか。



2008年10月13日(月)
人間は時計から解放されると、規則正しい生活になる

映画「容疑者Xの献身」(西谷弘監督)から。
さすがに、東野圭吾さん原作だけあり、私のメモも溢れた。
そんな中から選んだのは、ちょっとストーリーと関係ないが、
「人間は時計から解放されると、規則正しい生活になる」。
たしか、ホームレスが生活している場所を眺めていて、
口に出た台詞だったと思う。
毎日、その場所を通勤で通るからこそ、気付いた視点だろう。
この視点、実はいろいろなところで必要かも知れない。
人間の生活に必要だ、と思っていたものが、
実は、いらなかったりすることがよくある。
今、私たちが使っているものの大半は、
この100年くらいに発明されたものばかり。
ということは、便利な道具ではあるが、
どうしても必要なものでもない、ということもできる。
町中に、これでもか、と時計が溢れているが、
実は、表示されている時刻が微妙にずれていても、お構いなし。
人間の生活には、正確な時計は要らないのかもしれない。



2008年10月12日(日)
「預言者」と「予言者」の違い

3連休のど真ん中、沼津で開かれたイスラム関連の講演会、
へぇ〜と想いながらメモした定義の違い。
「預言」は、ユダヤ教・キリスト教で、
神によって超人的力を授けられた人が、神のことばを預かり、
それを人々に語ること。
「予言」は、未来の出来事を見通していうこと。
そんなはっきりとした違いがあるようだ。
だから「予言者」には、いろいろな人がいてもおかしくない。
「預言者」は、(イスラム教では)
西暦600年前後に活躍した「ムハンマド」Muhammad(c.570〜632)を
「アブラハム」「モーセ 」「イエス」に続く、
最後の預言者と位置づけているから、
約1400年、神のことばが変わることなく続いてきた。
彼は、アラブ人で「マホメット」と呼ばれることが多い、イスラム教の開祖。
「最後」と位置づけてしまったことで、また「預言者」が現れ、
神のことばとして世の中を変えていくことができないらしい。
それ以上、詳しいことはわからないが、本屋で見かける「予言」関連の本は、
特定の予言者の見通しであり「神のことば」ではないことを知った。
そうだよなぁ〜、当たる予言、当たらない予言があるもの。(笑)



2008年10月11日(土)
戸惑った自分が新鮮でした

北野武監督作品「アキレスと亀」で、夫婦役を演じた
樋口可南子さんのコメントだった。(ある本で見つけた)
映画の内容は、ここでは触れないが、(もちろん観たけれど・・)
今まで彼女が感じたことのない役柄だったことは間違いない。
こんな役をいただき「戸惑いました」なら、理解できる。
しかし、その戸惑う自分が、新鮮だったと言う。
仕事では、ベテランになると、仕事にも慣れ、戸惑うことは減る。
それは、仕事を確実にこなすという意味では悪いことではない。
もちろん夫婦も同じ。
ちょっとしたことでは、戸惑うこともなくなる関係になる。
それも、悪いことではない。
けれど・・時には、まだ「戸惑う」感覚を味わうことにより、
新しい関係、新しい自分の発見に繋がることも大切である。
まぁ、わざわざ、戸惑う環境を作らなくてもいいと思うけれど・・。