初日 最新 目次 MAIL HOME


しもさんの「気になる一言」
しもさん
MAIL
HOME

My追加

2008年09月30日(火)
対等になれると錯覚するな

映画「幻影師/アイゼンハイム」(ニール・バーガー監督)から。
主人公が、奇術を使い、街の人気者になる。
皇太子などの目にも止まり、近づくチャンスが増える。
話す機会も当然多くなり、親しくなっている気がした。
しかし、それを嗜めたのは、
今まで何十年間もトップに接してきた、警察官だった。
その台詞が「対等になれると錯覚するな」。
正確には、
「どこまで親しくなれる?対等になれると錯覚するな。
彼らは出し抜けない、やるだけ無駄さ」である。
こんな台詞ばかりをメモしていたから、
最後の大どんでん返しに、う〜ん、なるほど・・となった。
話は戻るが、つい意見、進言などを許されると、
勝手に親しくなった・・勘違いをする。
けれど、実際には、そんなことはありえないから、
この台詞を選んでしまったのかもしれない。(笑)
何でもいい、言ってみろ・・は、対等になったわけではない。
危うく、勘違いするところだった、ふぅ。



2008年09月29日(月)
謝るなら、前で説明しなさい

映画館で起きた、ハプニング?トラブル?アクシデント?である。
実は、映画「歩いても歩いても」を観たくて、某映画館へ足を運んだ。
しかし、上映時刻になっても始まらず、
もしや・・と思っていたら、案の定、映写機の故障らしい。
まぁ、そんなこともあるさ、そのうち・・と思っていてが、
なかなか、楽しみにしていた映画が上映されない。待つこと約30分。
確かに観客も少なかったが、みんなのイライラが募ってきた頃、
一人の若い男性の従業員が、ちっちゃな声で、それも観客の後方から
「機械が壊れたので、観ることができません・・」と呟いた。
自分の娘くらいの年齢と思われる男の子に向かって、
おいおい、まずは「申し訳ありません」だろ?、
この会社の危機管理はどうなってるんだ、と感じていたら、
後方に座っていた老夫婦だろうか、自分の孫くらいのその従業員に向かって、
躾けるように「謝るなら、前で説明しなさい」と諭した。
彼のわかりにくい説明は「謝罪」には程遠かったけれど、
この老夫婦の一言で、楽しみに遠路から訪れた人もいたはずなのに、
誰一人、上映中止にクレームを付ける人がいなかった。
(みんな、呆れていたのかもしれないが・・)
まぁ個人的には、映写機故障での映画上映中止なのだから、
それなりの責任ある人が、誠意を持って観客に謝罪すべきだったと思う。
こんなことで、映画館で映画を観る人が減って欲しくない。
(私は話のネタが一つ増えたから、いいけれど(笑))



2008年09月28日(日)
鴨川シーワールドまで、30km/hで1時間

週末、職場の仲間と、千葉までゴルフに出かけた。
初めて、東京湾アクアラインを通り、あっという間に、木更津へ。
千葉といったら、落花生と鴨川シーワールド。(汗)
今回のメモは、助手席から景色を眺めていたら、突然目にした案内版。
「鴨川シーワールドまで、30km/hで1時間」
あまりに面白かったから、気になる一言。
普通なら・・いや、私が考えるとしたら、現在地から30キロだったら
「60km/hで30分」と書くからだ。
渋滞するような道路でもないし、人間の心理として、
これから「まだ1時間」より「あと30分」の方が、嬉しいはずなのに・・。
どうして「時速30キロで1時間」なのか、今でも疑問である。
(制限速度までは、確認しなかったけれど、
千葉県民の読者がいたら、是非、教えて下さい。)
全国には、まだまだ私がメモしたくなる看板がいっぱいあるはず。
来年は、美術館でも巡りながら、看板のメモをしまくろうかな?
いやいや、普通は、美術館の企画展話題だよなぁ。
私も「30km/hで1時間」と変わらないか・・



2008年09月27日(土)
ブラジルとペルーは、言葉が違うんだよ

南米だからってこともないけれど、てっきり
「ブラジル」「ペルー」は同じ言葉だと思っていた。
ある時、言葉が違うから話が通じない、と言われ
「うそ〜」と呟きながら調べてみた。
ブラジル(もとポルトガル領)は「伯剌西爾」と書き、
人口は、1億5582万(1995)と多く、 
南米では、ポルトガル語を使用する唯一の国だった。
日系人約130万人もいるようだ。 
ペルー(もとスペイン領)は「秘露」と書き、
人口は、2353万(1995)、主要言語はスペイン語。
ということは「ブラジル国民」と「アルゼンチン国民」は
言葉が通じないということだろうか。
サッカー王国のイメージが強い両国、
選手同士も、にこやかに話しているシーンが・・・
あれ、確かに、あんまり仲良く話しているシーン見ないな。
まさか言語が違うとは思ってなかったけど・・。



2008年09月26日(金)
最後に、幸せを感じたのはいつ?

映画「セックス・アンド・ザ・シティ」
(マイケル・パトリック・キング監督)から。
4人の女性が、それぞれの人生を歩む。
恋愛あり、泣き笑いあり、波乱万丈の人生なのだが・・。
子供の前では「セックス」の話は「塗り絵」と称され、
露骨なエッチネタも「塗り絵したい」などとかわす。
もちろんセックスシーンもあり、やはりPG-12指定ならでは。(笑)
しかし、私が気になった台詞は、4人の他愛無いおしゃべりで
「最後に、幸せを感じたのはいつ?」と訳された英語。
キャメロンディアス主演の「ベガスの恋に勝つルール」でも
たしか、女性同士のおしゃべりで、このフレーズが出てきた。
外国映画、特にアメリカ映画で、
女性が行動するきっかけとなる言葉かもしれない、とメモをした。
隠語で「最後に、セックスしたのはいつ?」の意にも使われるが。
さて、日本の女性は、集まるとどんな話をしているのだろうか。
ファッションや芸能界のことばかりではなく、
「幸せについて」語ることもあるのだろうか。ちょっと気になる。



2008年09月25日(木)
「よさこい」の必需品「鳴子」の役割

全国各地で「連」が出来、今や猫も杓子も・・の感がある
四国・高知の「よさこい」の踊り。
曲も振り付けも自由、手に「鳴子」と言う鳴り物を持つだけ。
額に汗を浮かべながらも、笑顔で乱舞する若者たちは、
この鳴子が何に使う道具か知っているだろうか。
田の稲が実ると、待っていたように雀がやってくる。
それも群れをなしてきて、稲穂を啄(つい)ばんでゆく。
それを退治するための仕掛けが鳴子。
板に数本の竹筒を下げ、張り巡らした縄にぶら下げ、
雀の襲来に応じて縄を引き、カラカラと音を放って雀を追い払う。
どこのお宅にもあって、炊くだけで主食になるのは「米」だけらしい。
日本人にとって「米」は大切な食糧であり、文化である。
だから「事故米、汚染米」にも、こんなに厳しいのだろう。
今の日本中に渦巻くモヤモヤを、
よさこいの「元気な踊り」と「鳴子」で追い払って欲しい。



2008年09月24日(水)
夫は、納棺師なんです

映画「おくりびと」(滝田洋二郎監督)から。(お言葉に甘えて・・)
久しぶりに、自然と目が潤む作品と出逢った。
自分が夢だと信じていたものはたぶん夢ではなかった、と呟き、
一体、自分は何を試されているんだろう?と悩み、
友人知人には「もっとマシな仕事つけや」と叱られた主人公。
終いには、愛する妻にまで「こんな仕事しているなんて・・」
「今すぐやめて、お願い」「さわらないで汚らわしい」と嫌われる。
こんな辛いことはないだろう、と思った。
それでも、遺族からの感謝の言葉を支えに、妻と別居してでも
この「納棺師」という仕事を続けてきた彼にとって、
物語の終盤、手荒く遺体を扱う葬儀屋に向かって、
妻が口にした「夫は、納棺師なんです」は、最高の喜びであったろう
なぜか、私の心も、この台詞に揺さぶられた。
夫の仕事に、誇りと尊敬の念を持った台詞だったから。
もし仮に、巷で「地方公務員」という職業がけなされた時、
私の妻は「夫は、地方公務員なんです」と毅然とした態度で、
口にしてくれるだろうか。とても気になるところである。
そう言われるよう、日々努力が必要なのかもしれないな。



2008年09月23日(火)
良い人生を歩ませてもらいました

ソフトバンクの王監督が辞任した。
50年間の野球人生にも、ピリオドを打ちそうなコメント、
「良い人生を歩ませてもらいました」が心に響いた。
私が生まれた時、彼はプロ野球にデビューした。
私が野球に夢中になった小学生の頃、
いつもテレビ画面の中には、王選手がいたし、
一歩足打法を真似た写真は、大切にアルバムに貼られている。
その王監督が、サイン色紙に添える一言は、
選手時代は「努力」、そして監督時代は「気力」。
この話を聞いて、まじめな監督らしい「一言」だと思った。
「人間を動かすものは『気』だ。病気とは『気』の病。
気の持ちようだ。気持ち、気合い、気迫、気力・・。
さらに根気に強気に、元気に、勇気に。」
一言も漏らさないよう必死にメモをしたのを覚えている。
「良い人生を歩ませてもらいました」を表す「気」を考えたが、
同じ「き」でも「歓喜」しか浮かばなかった。
王監督、とりあえず・・・(笑)、お疲れ様でした。
WBC、野村監督、王ヘッドコーチ、期待しています。(汗)



2008年09月22日(月)
是非、上映が終わる前に取り上げてください

面白いメールが続いて届いていた。
50歳だから50作品、映画館で映画を・・をテーマに観続けたはずなのに、
なぜか、100作品を軽く超えてしまった。
ほとんど見終わった後に、汚い字のメモを整理しながら、
「気になる一言」を一気に書き上げる。でも、アッブしない。
一日3作品を観た日も何度かあるから、取り上げ出したら、
毎日、映画ネタになってしまう気がする。(汗)
もちろん、ストーリーには関係なく、その作品の中の台詞に注目し、
自分の生活・仕事・自己啓発に役立つような日記を書いているので、
たいした作品紹介にはならないのであるが・・。
出来る限り、読者へのネタばれを避けようとして、
上映が終了してから、アップすることにしている。(なるべく)
それに気付いた読者がいたようで、
しもさんの「気になる一言」で、観に行くかどうか、決めることがあるので、
是非、上映が終わる前に取り上げてください、という内容だった。
嬉しいような、照れくさいようなメールだけれど、
私が多くの人に伝えたいのは「映画館で映画を」だから、試してみようかな。
(必ず、1行目に「作品名」は書くので、ネタばれは嫌という人は、
勇気を持って回避して下さい・・(笑))



2008年09月21日(日)
今晩は「篤姫」より「巨人・阪神戦」(汗)

毎回楽しみにしている、日曜夜8時のNHK大河ドラマ「篤姫」。
しかし・・今晩だけは、セリーグ首位攻防戦のプロ野球テレビ観戦。
最大13ゲーム差を追い付くか、なんと10連勝か、
ラミネス、セリーグ外国人最多安打達成か、
見どころ満載の「巨人・阪神戦」に、チャンネルは一度も変えなかった。
(その割には、放送は途中で終わってしまった・・ぐすん)
結果は巨人勝利で、両チーム同率首位。
今年は一度も、東京ドームへ足を運べなかったけれど、
なぜか、私の野球熱は冷めていない。
毎試合結果は確認しているし、原監督のWEBもチェック、
地元わが町出身の横浜・石川選手については、
一打席ごとの結果まで、mixiのコミュニティで調べている。
なんと土日に時間があれば、高校野球の予選まで足を運び、
その雰囲気を楽しんでいる私がいる。
そういえば、メル友の息子さんが、
都内の高校でキャッチャーとして頑張っていることも知った。
変化といえば「ジャイアンツ好き」から「野球好き」に変わりつつある。
(まだまだ、ジャイアンツ贔屓であるけれど・・(笑))