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しもさんの「気になる一言」
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2008年09月10日(水)
「神風が吹いた」その言葉しか浮かばなかった

WBC、世界ベースボール大会の監督人選が話題になっている。
前回のWBC、野球ファンでなくても、覚えているだろう。
絶体絶命の状態から勝ち上がって優勝したから。
あの大会、影の立役者は、実はメキシコだった。
格が違うと思われていたアメリカに勝ったからこそ、
日本の挑戦がつながったとも言える。
この言葉、もう決勝リーグを諦めて帰国するのだから・・と、
関係者の労をねぎらい、食事をしていた王監督の台詞。
テレビで、メキシコがアメリカを破った瞬間を見て、
「神風が吹いた」・・と呟いたのもわかる気がする。
もっと、気の利いた台詞を探したのかもしれないが、
その言葉しか浮かばなかったという。
何度となく「神風」を吹かしてきた王監督の台詞だからこそ、
この台詞は、私の心に残った。
「信じられない」より、もっと奇跡に近いフレーズ、
「神風が吹いた」・・これからも大切にしていきたいと思う。
そして「神風」を信じている人に監督をお願いしたい。



2008年09月09日(火)
唐草模様は、おめでたい模様

定期的にメモ整理していたら、出てきたフレーズ。
たぶん、日曜早朝のテレビ番組「早く起きた朝は・・」から。
いつの回か忘れてしまったが、風呂敷の話題になった。
昔から、泥棒が使うイメージで定着してしまった、
「唐草模様」であるが、本来は
「四方八方どこまでも伸びる延命長寿おめでたい模様」らしい。
古代エジプトで生まれた唐草文様が、
シルクロードを通って日本へ伝わり、
江戸時代には、風呂敷の柄として定着したという。
その風呂敷、今では、エコバックとして注目を浴びている。
どんな形でも、包み込んでしまうから。
私の関心ごとの一つでもある風呂敷は、
変幻自在に包み込む、日本の文化とも言えそうである。
カバンの中から、さっとお洒落な風呂敷を出し、
あっという間に、包んでしまうことが出来たら、かっこいい。



2008年09月08日(月)
グッジョブ(good job)

まだ公開中なので、ネタばれにならない程度に・・。(汗)
映画「ハンコック」(ピーター・バーグ監督)から。
主演のウィル・スミスが活躍するストーリーであるが、
私の視点は、イメージ戦略を仕事とするもう一人の主人公。
「悪役ヒーローを、正義のヒーローへ変える」。
凶悪な事件を解決するだけでは、真のヒーローにはなれない。
そこで考えたのが、今まで口にした事のない悪役ヒーローに、
「グッ」「グッド」「グッド・ジョ」「グッド・ジョブ」と
少しずつ教え、自然に「グッジョブ」と言わせることだった。
それがイメージを変える戦略の一つ「他人を誉める」こと。
私は、なるほどなぁ、と思って、暗闇でメモをした。(笑)
ハンコックが犯罪現場に駆けつけるまで、
頑張っていた警察官などに「ここまでよくやった」
「大変だったな、もう心配ない」の意味を込め、
「グッド・ジョブ」と口にさせることで、信頼を得ていく。
ハンコックは、嬉しくなって、あちこちで意味なく使うが、
それもまた、面白いシーンだった。
この台詞、実は悪役ヒーローだけのものではない。
我々だって、どんな時にでも使って構わないと思う。
いい仕事をしてきたら「グッジョブ(good job)」、
誰かのサポートができたら「グッジョブ(good job)」。
「グッド(good)」って、やはり前向きな単語なんだなぁ。



2008年09月07日(日)
飲む人は、朝が遅いからなぁ(笑)

地元の「空きビン・空き缶分別回収」当番だったので、
隣組の人たちと8時から9時まで、作業に参加した。
(朝、5時くらいから運んできる音がしてましたが・・)
(アルコールも含む)スチール缶、アルミ缶の多さでも、
今年の夏は特に暑かったからことがわかる。
自分たちの住む地域だけで、この量なんだから、
全国では・・考えたら、気が遠くなった。
さて、8時45分を過ぎ、そろそろ片づけの準備を始めたら、
まだまだ来るよ・・と隣のおじさんに言われた。
「飲む人は、朝が遅いからなぁ(笑)」と苦笑い。
さすが、飲んべぇは、飲んべぇの気持ちがわかりますね、
と誉めればいいのか、残り15分で大量のビール缶が集まった。
私なんか最近は、早く寝ちゃうので、朝が早いんですよ、
と切り返したつもりが「休みだったら朝から飲める・・」。
参りました、私なんて、まだまだ飲み方が甘いですねぇ。
よくわからないけれど「頑張ります。」って返事をしてしまった。
よかったのだろうか・・(汗)



2008年09月06日(土)
大人は食べ過ぎ 子どもは食べなさ過ぎ

いつぞや聴いた「食育講演会」、
講師は「東海大学体育学部体育学科教授 小澤治夫氏」
演題は「健康づくりしま専科 朝ごはんで健康づくり!」
非常に早口だったし、たぶん話したい内容が多かったのか、
記憶に残るメモは少なかった。(笑)
その中で最近の「食」に関する動きを表現しているな、と
感じた言葉を、私なりに一行にしてみた。
大人は食べ過ぎで、メタボ。(残す量も多いけれど) 
子どもは朝食をとらない、などの食べなさ過ぎ。
若い女性は、ダイエットも気にして少量しか食べない。
どちらにしても「食」に対する意識の低下が伺える。
今回の講演会、講師の先生も言っていたけど、
足を運んでくれた人は、食に対する意識が高い人たち。
問題は「食育」に興味を示さない人たちの「食生活」。
事あるごとに、伝えなくちゃなぁ、朝食の大切さ。



2008年09月05日(金)
世界の人々から尊敬され、尊重される「小さな世界都市」

書籍「コウノトリ、再び」(小野泰洋・久保嶋江実共著・
エクスナレッジ刊・349頁)から。
幼なじみの「やっちゃん」から、本が届いた。
「やっちゃん」といっても、その筋の商売ではない。(笑)
「泰洋」だから、小さい頃から「やっちゃん」と呼んでいる。
彼は、現在、NHKエンタープライズ
自然・科学番組エグゼクティブ・プロデューサーとして活躍中。
兵庫県豊岡市で取材した「コウノトリ」に魅せられた人たちの
生きた言葉を中心に、丁寧に綴っている。
もちろん、インパクトのある会話に、メモは溢れた。
しかし、最後に選んだのは「コウノトリ、野生復活」を実現させた
豊岡市の総合計画の一文であった。
「私たちは、ふるさと豊岡が地方の小さな都市(まち)であっても、
世界の人々から尊敬され、尊重される『小さな世界都市』
になるものと信じます。」
奉職以来、長年携わってきた、私の「まちづくり」への想いと、
妙に、波長が合ったフレーズである。
豊岡市は「コウノトリ」、そしてわが町は、清流「柿田川」。
題材は違えど、私に残された公務員生活10年、
もう一度、原点に戻って、世界の人々から尊敬され、
尊重される「小さな世界都市」を目指したい、と心から思った。



2008年09月04日(木)
女は、金のない男と逃げたりしないからさ

映画「アフタースクール」(内田けんじ監督)から。
ヤクザの親分が経営するクラブから、ある女性が逃げた。
その彼女をいろいろな手を使い探しだす・・という
簡単なストーリーだけれど、大どんでん返しありで、
けっこう楽しめたストーリーだった。
その中で、どこへ逃げたか、どんな奴と逃げたか、
いろいろな憶測が飛び交い、面白い。
その中のひとつが、今回の気になる一言。
「女は、金のない男と逃げたりしないからさ」
なるほど・・という視点だった。
どんなに好きでも、女性は打算的だから、
金がない男と逃げるとどうなるか、計算できる。
だから、こんな発言になったのだろう。
そんなことも考えず、ただ感情だけで逃げると、
取り返しのつかない人生が待っている、というわけだ。
私にとっては「へぇ〜」というフレーズだった。



2008年09月03日(水)
「辞めろ!」(辞めた)「無責任だ!」(またか・・)

福田首相の辞任に対して、いろいろな人が、いろいろな立場で、
いろいろな角度から分析し、いろいろな解釈をつけ、
一億総政治評論家になったように、コメントを発している。
実は、私には、よくわからないことがある。
国民やマスコミや政治家は、在職中、福田首相に対して、
内閣支持率などを背景に、何度も「辞めろ!」と言い続けた。
しかし、辞職しようとしたら今度は「無責任だ!」コール。
そういう流れこそ「無責任だ!!」と私は思う。
世界の国々の人は、こんな日本をどうみているのだろうか?
国のリーダーがコロコロ変わる。
やっと誰かがリーダーになったら、潰しにかかる。
結局は、人を育てよう、という国民ではないことを物語っている。
洞爺湖サミットの議長が、もういない。(汗)
もう少しじっくり、人を育てる、ということを考えたほうがいい。
2007年09月12日(水) 安倍首相辞任の日、私が選んだ一言は
「内閣総理大臣を育ててこなかった与野党の責任」
一年経っても、ちっとも変わっていない。いいのか、これで・・



2008年09月02日(火)
「台風」の語源は「typhoon」起源説

書籍「日本の歳時記」(野分け)から。
「台風」について説明があったが、驚いたことがある。
語源には、中国語、アラビア語、ギリシャ語起源説があるが、
一番ポピュラーな説は、英語の「typhoon」に
漢字を当てたとするもの、との説明であった。
恥ずかしい話、私は英語の「typhoon」は、
日本の「台風」に英語を当てたとばかり思っていた。
「judo」(柔道)、「karaoke」(カラオケ)と同じように。
「台(颱)風」は、立派な「仲秋」の季語となっているし、
昔から使われている日本語だとばかり決め込んでいた。
もう一度、日本語を見つめ直す必要があるかもしれない。
アメリカの「ハリケーン」は「台風」と訳さないのかな。
調べてみようっと。
アメリカにも、ハリケーンによる大きな被害が出ませんよ〜に。



2008年09月01日(月)
そちの考えはようわかった、さがってよい

久しぶりに、NHK大河ドラマ「篤姫」から。
薩摩の新しい藩主、島津久光は、
西郷隆盛が、京都上洛から江戸へ進む計画に対して
反対した意見を、素直に受け入れられなかった。
前藩主、島津斉彬なら、京でも江戸でも顔が利くが、
今のあなたは、藩主としては、まだ無名の新人・・、
そんな意味の言葉で忠告したが、聞く耳を持たなかった。
多くの若者の意見を聞くと言いながら、
「そちの考えはようわかった、さがってよい」と大声を出した。
そこが前藩主と違うところ・・と誰もが思ったに違いない。
結局は、懐の狭さ、度量の小ささを、露呈する形となってしまった。
しかし、これは一般社会でも良くあるケース。
「何でいい、言いたいことがあれば言ってみろ」とばかり、
懐の広さを強調するのだが、己の評価に我慢しきれず、激怒。
かえって、何も言わないリーダーより、評価を下げることとなる。
う〜ん、自分のことを書いているようだ、反省しなくちゃ。(汗)