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しもさんの「気になる一言」
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2008年08月31日(日)
痩せる努力をせず、太る努力をサボる

ぼ〜っと見ていたテレビだったかな、メモが残っている。
たぶん「ダイエット特集」だった。
いろいろなダイエットが紹介されていたが、
私の興味関心は、せっかく痩せたのに、それ以上に太ってしまう、
「リバウンド」にあった。
そんな時、出演者の誰かが、
「ダイエット」について面白いことを言ったのでメモをした。
「痩せる努力をせず、太る努力をサボる」
「痩せる努力を一所懸命するから、続かなくて太ってしまう」
そうではなく「太る努力(間食とか食べ過ぎ)をサボればいい」と。
なるほどなぁ、であった。
どうして太るのか、その原因を調べて、その習慣を止める。
それだけで、痩せられるのに・・という。
太り気味の方、一度、心に刻んでおいてはいかが?



2008年08月30日(土)
ありがとう、これ、お駄賃

今日は、朝から大雨洪水警報が出ている。
いつ職場から呼び出されてもいいように、自宅待機としたが、
そのわりには、雨はパラパラで、拍子抜け。(まだ気が抜けないが・・)
では・・ということで、今日から上映の映画「ハンコック」を鑑賞し、
帰宅後、中学同級生限定の掲示板を覗いたら、私宛の書き込み。
内容は、幼なじみが書いた本「コウノトリ、再び」を読み終えたら貸して。
もちろん、そのまま彼女の携帯へ電話。
「今、どこにいる?」「うちだよ」「わかった、今から行く」
自転車で50回も漕がないうちについてしまう距離である。
「お〜い、いる?」「あっ、はやいじゃん」
「はいよ、これ、本」「ありがとう、これお駄賃」
なんと、缶ビール2本を、自転車漕ぎ100回以内でゲット。(笑)
私はサンダル履きで、気取った挨拶もせず、
掲示板を覗いてから、この間、わずか3分くらいかな。
さすが地元だなぁ、さすが同級生だなぁ、なんて一人で喜んでしまった。
50歳になってもらったお駄賃、いいもんだな。



2008年08月29日(金)
古老肉

先日、中華料理を食べに行ったら、こんなメニューを見つけた。
「古老肉(スブタ)」
もちろん、店内には掲示されておらず、外されていた。(笑)
誰かが、中国人の店主に指摘してあげたのだろう。
確かに、スブタは「古老肉」と書くらしい。
「酢豚」は「古老肉」(グーラオロウ)の日本名らしい。
しかし、日本では「酢豚」の漢字の方が流通しているし、
いくら「古老肉」が正式だとしても「古く老いた肉」では、
食べ物として、美味しく感じられないだろうと思う。
さすが中国、食べ物に、こんな名前をつけるななんて、と
笑いながら、メモをした。
ついでに、私の名前を北京語で教えて・・と頼んだら、
「しゃーさん・いーふ」だと聞き取れた。
中国人には「しもさん」ではなく「しゃーさん」。
また、新しいことを覚えて、嬉しいな。



2008年08月28日(木)
ジェインは結婚後を描かない

映画「ジェイン・オースチンの読書会」
(ロビン・スウィコード監督)から。
何人かで、同じ作品を読み、感想を語り合う読書会。
これって、この映画を機会に、流行りそうな予感がする。
私が「ジェイン・オースチン」の作品を読んだことないから、
なんとも言えないけれど、この感想は面白かった。
たぶん、1冊だけでなく、どの作品もそうなのだろう。
出演者の一人ひとりが恋愛で悩みながら、物語が進む。
中には「結婚して20年、本当に心の絆が保てるの」、
「難しいのは別れ方ね」など、結婚に関しては、
否定的な意見が飛び交う中、この台詞がキラリと輝く。
(だから)「ジェインは結婚後を描かない」。
「腐ってもオースチンでしょ」「オースチンは心の薬だわ」
こんなフレーズも溢れていた。
「ジェイン」と呼ぶ人、「オースチン」と呼ぶ人。
何か、作者の意図が感じられるが、わからずじまい。
う〜ん、気になる、気になる。



2008年08月27日(水)
グッデイですか?

ラジオから流れてきた北京オリンピック取材。
テレビなどは、ついつい「今のお気持ちは?」と、
なるべく長く話してもらおうとするが、さすが、ラジオ。
メダルを取った北島選手、朝原選手などへの質問も、
さらっと一言「グッデイですか?」
答える選手も嬉しそうに「もちろん、グッデイです!!」
短いフレーズの中に、その気持ちが詰まっていた。
言葉は、短いほど、インパクトがあるなぁ、と思った。
また「ナイスデイですか?」でないところがいいな。
「ナイス」は「たまたま」とか「偶然」などの意味があることは、
カナダでゴルフをした時に、同伴者に教えてもらった。
「ナイスショット」より「グッドショット」(グッショ)の方が、
喜ばれることを、実体験で知ったから。
会話としては、英語まじりで変な質問だけど、
今回ばかりは「グッデイですか?」は、私の心に残った。
これはオリンピックインタビューに限らない。
日常の挨拶で使ってもいい。
「いいことあった?」の代りに「グッデイですか?」。
是非、読者も試して欲しい。



2008年08月26日(火)
市民もやる。市民がやる。市民とやる。

「協働」(コラボレーション)という言葉を、
もっとわかりやすく表現できないものだろうかと、
言葉を探していたら、こんなフレーズにぶつかった。
「市民もやる。」・・・行政がやるから、市民も手伝って。
「市民がやる。」・・・市民だけでやるから、行政は手を出さないで。
「市民とやる。」・・・企画から運営まで、行政と市民、対等でやろう。
最後の「市民とやる。」、これこそが「協働」なんだと思う。
言葉として、とてもわかりやすいフレーズを見つけたとメモをした。
ただ、実際に行うとなると、これが意外と難しい。
お互いが遠慮したり、お互いが仕切りたくなる。
または、不思議と上下(主従)関係を作りたがる。
行政と住民は、対等です・・これを理解できないから、
なかなか「協働」のイベントが進まない気がしている。
お互いの得意分野を、労力として提供する。ただ、それだけ。
お金を出す方が偉い、ってこともないのになぁ。(ぼそっ)



2008年08月25日(月)
「関白宣言」は「女大学」の再定義?

2カ月に一度の、働く女性の会「ATG」例会、
今回の講師は「富士常葉大学講師・光藤あさ美」さん。
演題は、大学講義という感じの「男女共同参画社会論」。
「男は仕事、女は家庭」という言葉が生まれたのは、
ほんの40〜50年前の出来事に過ぎないことを、
歴史を検証しながら、丁寧に教えていただいた。
今回の気になる一言は、江戸時代の初期に生まれたという
「女大学」に書かれてある内容の説明を受けた後、感じた感想。
妻は夫より早く寝てはいけない、
妻は夫より早く起きなければいけない、嫉妬もしてはいけない、
そんなことが書かれてあり、
「女性の鑑」として「良妻賢母」の教育書となったようだが、
「男尊女卑」として後世まで悪影響を及ぼしたとされる「女大学」が
言葉にリズムをつけること(歌にすること)により、受け入れられたこと。
歌って、すごいなぁ、と改めて感じた瞬間である。
歴史を勉強すると、いろいろなことが見えてくるなぁ。

PS.
そういえばSMAPの「世界に一つだけの花」も
「どの花みてもきれいだな」と歌われる「チューリップ」の再定義?



2008年08月24日(日)
計画するのが好きだなぁ

映画「ベガスの恋に勝つルール」(トム・ヴォーン監督)から。
キャメロン・ディアス演じる、主人公ジョーイは、
何でも計画し、完璧にこなしてきたキャリア・ウーマン。
「プランをたてるためのプランをたてる」ほど。
しかし彼氏に「逢えば楽しいけれど、結婚向きの女性じゃない」
と言われる。
いつも計画ばかりで「息が詰まる」ということらしい。
この性格を指摘するシーンが、何度も何度も出てくるが、
計画好きの私にとっては、理解できない台詞となった。(汗)
「計画するのが好きだなぁ」と映し出されるスクリーンの字幕を見て
「えっ、どこが悪いの?」と考えてしまったからだ。
計画するだけではなく、着実に実行することで、
大きなものではないが、計画どおりの成果が手に入る。
これって、今流行りの、血液型では分類できないかもしれない。
ただ「計画好き」だけど「完璧主義」ではない。
計画通り進まない自分を責めたりもしないし、落ち込むこともない。
その頃にはまた、新しい計画を立てているに違いない。(笑)
または「今日は計画を立てないという計画」を立てている気がする。
「計画好き」で、悪かったねぇ・・



2008年08月23日(土)
「金(きん)しかいらない」と「神様からのプレゼント」

北京オリンピック、野球の星野ジャパンが、
アメリカに敗れ、4位に終わりメダルなしとなった。
解説者も含め、まわりが腫れ物に触るような扱いを
野球ファンの私は、ちょっと違和感を感じ、テレビを観ていた。
野球に関するコメントは、ちょっと避けたかったが、
書いておかないと悔いが残る気がして、あえて厳しいコメントを。
数年前、星野監督が「北京五輪代表監督」に決まった時、
彼が、こう呟いたのを覚えている。「金(きん)しかいらない」。
WBCならいざ知らず、オリンピックでこの発言はないよなぁ、と
当時メモしたのを覚えている。
今回も、メダルに限らず、自己ベスト更新をしただけで喜ぶ選手、
入賞をしただけで大喜びの選手や家族を目にするたびに、
金メダルだけがすべてじゃないな・・という思いを強くした。
野球選手たちに奮起を促すメッセージであったのか、
負けたらどうしよう、という不安の裏返しだったかもしれない。
勝負事には不必要というかもしれないが、
「謙虚さ」を持った選手が、活躍したオリンピックだった気がする。
「去年やめてなくてよかったなぁ」と大喜びした陸上の朝原選手は
「神様からのプレゼント」と、悲願のメダルを手にした。
本当に、神様はいるのかもしれないな。



2008年08月22日(金)
オリンピック開催中の「引退宣言」反対

今回の北京オリンピック、気になっていることがある。
だから今回の気になる一言は、久しぶりに私の雑感。
もちろん、以前のオリンピックでも
同じことが繰り返されているのだが、今回は特に・・。
柔道でも、レスリングでも、水泳でも、
その種目が終わると、勝負の結果に関わらず、
マスコミは、今後の身の振り方をインタビューし、
「現役続行」「引退示唆」などの見出しが、翌日の朝刊で賑わう。
しかし、オリンピックは続いている。
競技日程の関係でまだ「出番」を待っている選手たちもいる。
そんな人たちへの配慮は、微塵も感じられないのが残念でならない。
身の振り方を発表するのは、北京オリンピック全日程が終了し、
閉会式を無事終えたあとでもいいのに、と私は思う。
それが、選手団を組み、みんなで参加している意味だから。
総括は、オリンピックが終わってからすればいい。
特にマスコミの取材攻勢は、過熱ぎみではないか。