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| 2008年08月11日(月) ■ |
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| サイバー犯罪課 |
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映画「ブラック・サイト」(グレゴリー・ホブリット監督)から。 ([原題] UNTRACEABLE) 警察から「サイト調査」の依頼を受けるFBI。 それが「サイバー犯罪課」。 架空のセクションなんだろうけれど、 実は、私が今一番必要と思う部署である。 今回のストーリーは、いたって簡単。 世界中の人が、そのサイトを見れば見るほど、 カウンターがあがり、その数である人を殺害する仕組みの殺人。 そのシーンを見るなって言われれば言われるほど、 見たくなる人間の心理を、悔しいほどうまく付いている。 「誰も罪悪感がなく、好奇心でサイトを見る」 しかし、その行為が「殺人の共犯者」となってしまう。 ラストシーンこそ、監督の伝えたかったことかも。 (こればかりは、ネタばれになるのでご勘弁を) 毎日、迷惑メールの削除をしていると、いつも思う。 こんなことして、何が面白いんだろうって。 こんなことするために、生まれてきたわけじゃないだろうに。 本当に、逮捕されるとなったら、彼らは止めるのだろうか。
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| 2008年08月10日(日) ■ |
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| オリンピックは挑戦することに意義がある |
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「オリンピックは勝つことではなく、参加することに意義がある」 小さい頃から教えられてきた「クーベルタン男爵」の言葉。 しかし、私の心の中では、どうもしっくりこなかった。 やはり、勝たなければ・・という思いが強かったのかもしれない。 北京オリンピック初日の成績、選手のコメントから、 そのヒントを探そうと早朝から新聞を読んでいたら、 読売新聞の一面コラム「編集手帳」に、その答えはあった。 勝利に向かって、前進し続ける努力に価値を認めた表現、 「オリンピックは挑戦することに意義がある」は、 私にとって、長年のモヤモヤを払拭してくれたフレーズである。 もちろん、スポーツはオリンピックに限らない。 午前中、同級生(50歳)が参加するというので応援に出かけた、 本当に、ちっちゃなちっちゃな「水泳大会」に足を運んだ。 そこで見つけたのは、飛び込みすらできない小学校1年生から、 ほのぼのとした泳ぎをする、70歳を越える高齢者まで。 しかし参加するだけでいい・・そんな顔の人は誰一人いなかった。 勝負というより、自らの持つ記録に挑んでいる姿だった気がする。 「挑戦し続ける」ことは、誰にでも出来ること、本人がその気ならば。
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| 2008年08月09日(土) ■ |
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| 前を向いて歩こう |
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北京オリンピックが盛り上がっていく前に、昨日紹介した 沖縄の歌手、ジョニー宜野湾さんの持ち歌から。(笑) 御存じ「上を向いて歩こう」をもじっているが・・ 私は、この曲を聴いた時、涙が出そうになった。 「前を向いて歩こう 涙がこぼれてもいいじゃないか 思い出す 夏の日 一人ぽっちじゃない夜 (中略) 幸せは雲の上なんかない 幸せはここにあるのさ」 原作より、心が動かされた。 替え歌は、所詮、替え歌・・なんて考えはこの瞬間捨てた。 原曲「上を向いて歩こう」は、永六輔さんが、 女優・中村メイコさんにふられた時に出来た曲だから、 ちょっと前向きじゃない。 「上を向くより、前を向く」この方が、私も好きだ。 これからは、この曲を聴いたら 「前を向いて 歩こう・・」と歌うに違いない。 できれば、私のテーマソングにしたいな。 今度、カラオケで歌ってみよ〜うっと。
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| 2008年08月08日(金) ■ |
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| オリンピックより、私を選んでくれてありがとう |
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沼津にある、南来流(なんくる) <沖縄民芸・沖縄食材専門店>で、 ジョニー宜野湾(ぎのわん)さんのライブコンサートがあった。 泡盛を手にする観客?の前に登場した彼は、 始まって間もなく「俺だって、オリンピック見たいですよ」笑わせ、 この会場にいる人たち以外は、たぶんどこかで、 北京オリンピックの開会式を目にしているんだろうな、と思わせた。 (コンサートの話は、近いうちに、別の話題で・・) そして終盤、北京では開会式が始まった頃、また呟いた。 「オリンピックより、私を選んでくれてありがとう」 彼なりの、照れも混じっていたが、とても心に響いた。 そう、この北京オリンピック開催期間中も、 一所懸命歌っている人がいる。手拍子しながら聴いている人がいる。 そんな些細なことでも、私はスポットを当てていきたと思う。 私にとっては、北京オリンピック観戦より大切な時間がある。 こちらこそ、オリンピックより、私たち(観客)を選んでくれてありがとう。 そう、ジョニー宜野湾に伝えたい。 のんびり帰宅したら、なんとまだまだ開会式は続いていた。(笑)
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| 2008年08月07日(木) ■ |
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| 愛はこどもを大人にし、恋は大人を童心に戻す |
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おまたせ、木曜日、恋愛・男女ネタ。(汗) こういうのに限って、なぜか興奮してしまって 情報源を書き忘れてしまうんだよなぁ。ごめん。 しかし何度読み返しても、なかなかの名言。 (ちょっと、照れて恥ずかしいけれど・・) 「愛はこどもを大人にし、恋は大人を童心に戻す」 さて、読者のあなたは、どちらかな?(笑) こどもを大人にする「愛」は、「恋愛」もそうだけど、 「親子愛」「兄弟愛」「人間愛」「郷土愛」・・ そんな「愛」を受けながら、だんだん大人になっていく気がする。 その点、大人を童心に戻す「恋」は盲目の場合が多い。 今まで、大局的、広角的に物事をみることができたはずなのに、 「恋」をした途端、なぜか視界が狭くなるようだ。 周りが気にならなくなるというのか、そんな感じなんだろう。 山本モナさんと話題になった、衆議院議員・細野剛志さんも、 我らがジャイアンツ・二岡智宏選手も、 きっと彼女と出逢って童心に戻ってしまったんだよなぁ、と理解した。 男の勝手な言い訳かもしれないけれど、わかる気がする。 男だけではないはず・・女だって・・(汗) (また女性の読者、減るかなぁ)
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| 2008年08月06日(水) ■ |
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| 遅くても5時には起きてます |
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伝えた相手が悪かった。(笑) 業務終了後の残務処理中、ちょっとキリがよかったので、 「最近、5時半に起きるんだ」と自慢してみた。 (これくらい早く起きると、いろいろなことが出来るんだよ。 例えば・・読書、英会話、インターネット等々)の続きを考えて。 「へぇ、凄いですね」と驚きの声が返ってくると思っていたら、 「主婦は、もっと早く起きてますよ」とさらっと返された。 わが職場、女性、それも既婚者が多いから、 子どもや主人の世話、自分の身支度・・家事全般と大忙し。 「遅くても5時には起きてます」ととどめを刺された。 早い女性では、4時・4時半とか。(汗) よく考えてみれば、我が家も、母、妻とも朝が早い。 共働きの女性って、いつ寝るんだ? なに、今頃、気がついたの?と言われそうだが、 気付いただけでもいいとしてください。
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| 2008年08月05日(火) ■ |
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| 迎えるって、勝手にきただけやろう |
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お約束の・・最新より一回前の第138回芥川賞受賞作、 「乳と卵」(川上末映子著、文藝春秋刊・112頁)から。 読み終えた感想は「疲れたぁ、てこずった」から始まり 「普通の小説が読みたい」まで、あまりいい印象がない。 とにかく、読みにくい。句読点があまりなく、 いつ呼吸していいのか、タイミングがとりにくい作品だった。 文体も、若い人らしい(?)のか、ついていけなかった。 選評は(石原慎太郎さんを除いて)、そこが計算されていい、と絶賛。 しかし最後まで、私には受け入れられなかった作品である。 それでも・・と数少ないメモから選ぶとしたら、 「初潮を迎えた。」と書かれたあとに心の中で呟く 「迎えるって、勝手にきただけやろう」のフレーズだった。 特に気に入った・・という訳ではないが、思い出すために。(汗) 「いやという漢字には厭と嫌があって、 厭のほうが本当にいやな感じがあるので、厭を練習した」など、 時折「ほぉっ〜」と思わせる表現はあるのだが・・・。 素人の私が、芥川賞受賞作に文句をつけるのもおかしな話。 ここは「選者」たちの声を、もう一度、じっくり、読もうと思う。 何か、書くためのヒントが隠されているかもしれないから。
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| 2008年08月04日(月) ■ |
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| 満杯だと思ったら、満杯に出来ない |
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映画「ドラゴン・キングダム」(ロブ・ミンコフ監督)から。 カンフー映画って、けっこう好きかもしれない・・そう思った。 これでも(笑)、高校の時、少林寺拳法を習い、 驚くなかれ、黒帯初段(准拳士)まで持っている。 ブルース・リー、ジャッキー・チェンも大好きで、 彼らが主演の映画を観終わると、 映画館を出て、必ず高い場所を蹴りたくなったものだ。 カンフー映画って、拳を極める時以外にも、 なにか悟りをひらくような言葉が隠されていることが多い。 今回は、酔拳の達人(ジャッキー・チェン)がお酒を注ぐシーン。 溢れるのを気にせず、思いっきり注ぐ。当然、溢れる。 瞬間「あっ」と声を上げた主人公に、彼が呟く。 「満杯だと思ったら、満杯に出来ない」・・ほぉ〜、とメモをした。 最初から、満杯を意識していたら直前で手加減をする。 すると、結果は「満杯」にすることが出来ない。 だから、満杯にしたかったら、思いっきり溢れさせろ。 そうすれば、満杯になるぞ。そう教えられた気がした。 最後まで、手を抜かない・・そういう意味かもなぁ。
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| 2008年08月03日(日) ■ |
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| 人は人によって磨かれるんですね |
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プロ野球、玉砕覚悟の清原選手と今年引退した桑田投手、 故・赤塚不二夫さんのトキワ荘時代で出会った漫画家たち。 どちらも一人だったら、お互いここまでやってこれたかどうか。 ずっと、そんなことを考えていた。 この話題は、たぶん多くの人が書くだろうと避けていたが、 やはり「ライバルであり、親友であり、時には敵として」戦った 彼らのことを忘れないために記録として残したいと思っていた。 しかし、新聞やインターネットの見出しを眺めても、 私のアンテナに引っかかる、短いフレーズが見つからず、 諦めかけていた矢先、渡邉美樹さん(ワタミ(株)代表取締役)が、 TVでこんな事を云った。 「人は人によって磨かれるんですね」これだ、と思った。 そして、この言葉は「K・Kコンビ」や「トキワ荘仲間」に限らず、 私たちにも通じる言葉として、気になる一言に選んでみた。 今の自分があるのは、多くの人によって磨かれた結果。 ただ、知らず知らず、少しずつだから、気がつかないだけ。 そういう視点で、眺めて見よう。多くの人に感謝できるから。 今年の大河ドラマ「篤姫と幾島」も、同じような関係だったなぁ。
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| 2008年08月02日(土) ■ |
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| 私が将来、慙愧することは恐らくあり得まい。 |
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同級生に借りて、前回の第138回芥川賞、受賞作「乳と卵」を読んだ。 正直な感想「悪戦苦闘してます」とメールしたら、 また違う同級生から「選評読む?」と文藝春秋が届いた。 活字好きの読者は、もうとっくに読んだかもしれないが・・。 選者となった「池澤夏樹氏」「小川洋子氏」「村上龍氏」「黒井千次氏」 「高樹のぶ子氏」「宮本輝氏」「川上弘美氏」「山田詠美氏」らは絶賛。 ただ一人「石原慎太郎氏」だけは、候補作全般に「薄くて、軽い」と 酷評したあと、「受賞と決まってしまった(乳と卵)を、 私は、まったく認めなかった。」と振り返っている。 「一人勝手な調子に乗ってのおしゃべりは、不快でただ聞き苦しい。 この作品を評価しなかったということで、 私が将来、慙愧(ざんき)することは恐らくあり得まい。」とまで。 「慙愧」とは「ざんき」と読み「恥じ入ること」の意味がある。 だから、この作品を、芥川賞に選ばなかったことを将来にわたって 恥じ入ることはないだろう、と言い切っている。 他の選者の選評も参考にはなったが、今回ばかりは、 石原慎太郎氏の選評に「一票」を投じたい。 あれっ、まだ「乳と卵」から選んだ一言を書いてなかった気がする。 実は、メモもあまりない。近いうちに、記録として。(汗)
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