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しもさんの「気になる一言」
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2008年06月12日(木)
詳しくはありませんが、いささか関心がありまして

映画「恋の罠」(キム・デウ監督)から。
韓国映画だったが、R15指定の際どい展開に
声を出して笑っていいのか、迷ってしまう映画だった。
(と、いいつつ観客は私1人、メモしまくり(笑))
文字にするにも恥ずかしいような単語が溢れ、
訳した人は大変だったろうなぁ、と苦笑いした。
さて、冒頭の台詞、どこかで使えるな、とメモをした。
謙虚な言い回しが、私のアンテナに引っかかった。
唐の時代の絵を観て、感想を呟いているシーン。
「詳しいんですね」と感心されたところで、この台詞。
「詳しくはありませんが、いささか関心がありまして」。
ちょっと、かっこ良すぎないか?、と思うくらい、
さらっと言い返した。
誰よりもそのことに詳しくても、あえてそれを自慢しない。
そんな姿勢がいいよなぁ。
いつか、こんな言い方をしてみたい。
でも「詳しいんですね」って言われることがないか。(汗)



2008年06月11日(水)
働く意味は、他人から『ありがとう』を集めること

書籍「しあわせ(HAPPY)名語録」
(ひすいこたろう・よっちゃん共著・王様文庫刊・221頁)から。
実際は、渡邉美樹さん(ワタミ(株)代表取締役、CEO)の言葉として
紹介されていた「職業選択」の定義。
「働く意味は、他人から『ありがとう』を集めることにあると思います。」
と、サラッと定義してあったけれど、私には「目から鱗」だった。
さらに、彼は
「何の職業で『ありがとう』という言葉を集めるかが職業選択です。」
と、まとめていた。
今まで、多くの機会を見つけては「働く人の夢」を語ってきたが、
この定義は、私にとって、そしてこれから職を探す人たちにとって、
救世主的な台詞である。
職業に、上下関係はないし、良い悪いもないと思う。
どんな職業に就いたって構わない。
その選択の理由に「この仕事で『ありがとう』という言葉を集める」なら、
私は、収入の多い・少ないも関係ない気がする。
誰かのために何かしたら「ありがとう」と言われた。
嬉しくて、嬉しくて、また言われたくて、この仕事に就いた。
素晴らしい選択ではないかと思う。
でも、身体を壊してまで続ける意味は、私には見つからない。



2008年06月10日(火)
「黴雨」も「ばいう」って読みます

昨日の一言「『梅雨』より『黴雨』」を読んだ方から、
さっそく携帯やパソコンに数通のメールが届いたが、
ほとんどのメールが、私の疑問を簡単に解決してくれた。
>「ただ「雨」をどう読むかが書いてなかったので、
>「かびあめ」「かびう」・・気になるところである。
ようするに「黴雨」と入力すれば、
インターネットの辞書やWikipediaなどで、簡単にわかるよ、
しもさんらしくない・・ということなのだろう。
今、こうして考えれば、そうだよなぁ・・なんだけど、
その時は、全然、考えもしなかった。(汗)
ただ、嬉しかったのは、
私は全国に「生きた辞書」を何冊も持っていることが実感できた。
札幌雪まつりの準備状況を、携帯カメラで撮影して送ってくれた友がいて、
誰よりも早く、ジャイアンツの先発メンバーを、
電光掲示板に発表された途端、東京ドームから送ってくれる友もいる。
全国に、ライブカメラがあるようなものだ、と感じた時があったが、
今回は、いろいろな角度から調べてくれる「生きた辞書」を手に入れた気分。
情報提供しているつもりが、なぜか助けられ、教えられることが多い。
動く辞書のみなさん、これからもよろしく。



2008年06月09日(月)
「梅雨」より「黴雨」

雨の多いこの時期を「梅雨」と呼ぶ。
梅の実が黄熟するころに、降るところから「梅雨」。
これは誰もが知っている。
しかし、梅の木を目にすることが少ない現代人には、
どうもピンとこない表現だなぁ、と思っていた。
「五月雨」でもいいけれど、もう「六月」だしなぁ。(笑)
書籍「日本の歳時記」で、面白い表現を見つけた。
「黴(かび)雨」
降るような降らないような、はっきりしない天候が
物を黴(かび)させてしまうから「黴雨」とも呼ばれる。
この方が、誰もがわかる表現ではないかと、思う。
ただ「雨」をどう読むかが書いてなかったので、
「かびあめ」「かびう」・・気になるところである。
「カビ」ってこの季節の季語なのかなぁ。



2008年06月08日(日)
いずれわかる

映画「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」
(マイク・ニコルズ監督)から。
ネタばれになるかもしれないから、詳しく書けない(笑)。
でも、この映画を通して感じたことは、この一言だった。
私の大好きな「チャーリーズ・エンジェル」達のボス、
それが「チャーリー・ウィルソン」だが、
実は、彼女たちを凌ぐ凄腕の政治家だった。
彼の行動力で、アフガニスタン終結に使う予算を、
500万ドルから10億ドルまで拡大し、
見事に終結させ、ソ連との冷戦に終止符を打った。
しかし・・でも、最後にしくじってしまった、と彼は言う。
終結後のアフガニスタンへ学校を建てたいと、
100万ドルの予算を要求したら、却下されたからだ。
本当に必要なのはこれからのアフガニスタンの復興だ、
と考えた彼、目的を達成した場所への投資は必要ない、
と考えた、映画の中のアメリカ政府。
何年、何十年、何百年先まで、考えて行動することの必要性。
「いずれわかる」は監督からのメッセージと受け止めたい。



2008年06月07日(土)
50ですけど、何か?

「せっかく重ねた年齢を言い訳にしていませんか」と書かれた
メモの横に、ジャーナリスト、アンリ・ジュロフの名が。
(たぶん、この人の台詞だと思う・・情報源不明ですが)
短い言葉の中に、50歳という誇りとプライドが感じられる。
若い人には絶対負けない、という意地っ張りではなく、
若い人にしかできないようなことをサラッとやり遂げて、
「いくつですか?」と尋ねられたら、
これまたサラッと「50ですけど、何か?」と返す。
50歳の私が、これをやるとおかしいですか?
50歳の私には出来ないと思ったのですか?
そんな会話をせず、ただ「50ですけど、何か?」と言う。
しばらく、この台詞使ってみようかなぁ。
「やっぱり、50だなぁ」と言われないようにしながら。(汗)



2008年06月06日(金)
先に少し飲む、佐藤。こぼす、三谷。

なんてことはない、クリームソーダの飲み方である。
日曜早朝のテレビ番組「ボクらの時代」でのワンシーン。
今週末上映の映画「マジックアワー」の監督と主演が、
面白トーク前に飲み物を注文したが、それが「クリームソーダ」。
我ら世代は、喫茶店とか、デパートの食堂に入ると
必ずと言っていいほど頼んだ、飲み物である。
なんだが、とても贅沢をした気分になったものだ。
さて本題は、その飲み方。
主演、佐藤浩市さんは「こぼれないように、少し先に飲む派」、
ストローを入れた途端、溢れるから。(笑)
それに比べて、三谷幸喜さんは「わざわざこぼす派」?
まわりに「まったく・・」と言われながらも、
「こぼすのが醍醐味なんだ」と言い切ってしまうタイプ。
さて私は・・実は、ちょうど中間。(汗)
こぼしたいから、先に「おしぼり」とか下に敷いて、
それから、溢れさせる。
たしかに、子どもみたいだけど楽しいんだ、これが。
そういえば、ビールも、よく溢れさせるなぁ、私の注ぎ方。



2008年06月05日(木)
「芒種」とは、のぎのある穀物を植える時期

カレンダーをみると、6月5日に「芒種」の二文字が。
24節気のひとつ、ということは知識として知っていたが、
恥ずかしながら、意味はあまり理解していない。
たしか、書籍「歳時記」にも載っていたはずと調べてみたら、
「芒」とは「のぎ」、
すなわちイネ科の植物の花の外殻に見られる針状の突起のこと。
「禾」とも書く。(漢字部首の「ノギヘン」の「禾」かぁ)
「のぎのある穀物を植える時期」ということからきた言葉。
とわかった。(やっぱりこの本は役に立つ・・)
私の周りでは、先週には田植えが終わり、
ちょっと「芒種」より早かった。(笑)
だんだん、早くなってきているのかなぁ、田植えの時期が。
雑学 (脱線しますが)
田植えをする女性を「早乙女」と呼ぶ。
早乙女の「サ」は「サガミ」(田の神)、田の神に仕える乙女という意。
一番のメモは「既婚でも、年配でも、早乙女という」だった。(笑)



2008年06月04日(水)
50歳は、人生をリセットする年齢

なんと、自分でも信じられないことだが・・50歳を迎えた。
お袋に捜してもらった母子手帳では、
50年前の午後10時3分に生まれている。
お産婆さんは「眞野とくさん」。(生きていれば是非お目にかかりたい)
実は、39歳から40歳になるときは、そんな違和感がなかった。
しかし、不思議なことに、
49歳から50歳は、自分の心の中で大きな変化を感じている。
この変化に相応しい言葉を捜していたら、この台詞とぶつかった。
情報源は、雑誌「HERS・6月号」。
朝倉匠子さんの特集だったかなぁ。
「50歳は、人生をリセットする年齢」が私のアンテナに響いた。
その後に「挑むことさえ止めなければ」と前置きして、
「年齢を重ねることは、さらに楽しいはずよ」と続いている。
人間関係は広がり、自由な時間が増えた、定年まであと10年、
(何もしてないけど)子育ても、とりあえず、ひと段落した。
また違うページで「今、不足しているのは、体力でも気力でもなく、
ポンと肩を押してくれるきっかけだけですね」を読んで、
そうそう、これこれ・・とメモをした。
全てを「リセット」してやり直す、ということではなく、
自分で「取捨選択」して「リセット」ができる50代。
楽しみにしていた世代の仲間入り。新米ですが、どうぞよろしく。



2008年06月03日(火)
YSL (Yoshio Shimoyama Love) (笑)

20世紀を代表するデザイナー、
イブ・サン・ローラン氏が他界した。
特に、ファッションに興味があるわけではないが、
なぜか「Y」「S」「L」の文字が絡み合う
「イブ・サン・ローラン」のロゴだけは覚えている。
その理由が、気になる一言。
若い頃、恥ずかしい話、このロゴの意味がわからず、
「Yoshio Shimoyama Love」の略、なんて覚え方をしたので、
意味不明であるが・・今でも、忘れないでいる。(汗)
彼の生き様はテレビ等で紹介されるだろうが、
クリスチャン・ディオールが、突然亡くなり、
21歳の時、後継者になったヒーロー伝説を忘れたくない。
それから独立し、約40年、「モードの帝王」を守り続けた。
今日ばかりは、彼の功績を称えたいと思う。
私が覚えている、数少ない「ロゴ」でもあるし・・。