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しもさんの「気になる一言」
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2008年03月24日(月)
夢は大きい方が素敵でしょ

映画「ジャンパー」(ダグ・リーマン監督)から。
世界中のどこへでも瞬間移動できる能力(テレポーター)
が自分に備わっていると知る前は、
平凡な生活を過ごす15歳の学生だった主人公。
ガールフレンドの彼女が、世界旅行の夢を語るシーン、
輝きながら夢を語っている彼女が羨ましそうだった。
そんな彼に向かって、彼女が呟く。
「夢は大きい方が素敵でしょ」。
うんうん、なるほど・・そのとおり、とメモをした。
しかし、数年後、成長した彼女に逢うと、
「あれは、夢物語よ。大人にならなくちゃ」と諭される。
このギャップが面白くて、またメモをした。
「夢は大きい方が素敵」というフレーズには、
「どうせ叶わない夢ならば」という前提があるようだ。
私は「どんなに小さい夢でも、叶ったほうが素敵」派。
さて、みなさんは?

PS.
中国へテレポートした設定なのに、地下鉄「銀座駅」の文字が。
ちょっと世界を飛びすぎて、ついていけなかった。(笑)



2008年03月23日(日)
このために、男の人には、ゴルフがあるのね

日曜日早朝のテレビ番組「はやく起きた朝は・・・」から。
出演者の1人、松井直美さんが語った台詞。
ある場所で食事をしていたら、男の人同士が
仕事の話で言い争いをしていた場面に遭遇したらしい。
彼女からみたら、なにもそこまで興奮しなくても・・と
いうくらい盛り上がり、最高潮に達した途端、
彼女の心配をよそに
「じゃ、この続きの話はゴルフでもしながら」の一言で、
和やかな雰囲気になったらしい。
その会話を聞いていた彼女は、悟ったらしい。
「このために、男の人には、ゴルフがあるのね」と。
なんてキレイなんだろう、と思ったようだ。
「仕事場でゴルフの話をして、ゴルフ場で仕事の話をする」
この感覚は、たぶん女性にはわからないだろうけれど、
そうなんだよ・・とメモをした。
この理屈を世の女性陣(妻も彼女も)がわかると、
気持ちよく、ゴルフに送り出せるのになぁ。



2008年03月22日(土)
「不満」と「不安」の選択

病院の待合室で読んでいた本。(メモし忘れました)
キャスターの「生島ヒロシ」さんの台詞だったと思う。
働く環境って、いろいろな要素があるけれど、
ほぉ〜、なかなか面白い視点だなぁ、とメモをした。
正確に表記すると
「会社員として『不満』を抱えるか、
フリーとして『不安』を抱えるか。
人生ってどちらかなんですね。」というコメントである。
もちろん「不満の無い会社員、不安のないフリー」が
ベストではあるが・・。(笑)
さて、私は?と考えると、不安がなくなるほど、
フリーとして活躍できる実力もないし、自信もない。
だから、当然のように「不満の無い会社員」を目指したい。
「不満」だけは、本人の考え方一つだから。
そう考えられるようになったら、とても仕事が楽しくなった。



2008年03月21日(金)
2歳児には「静寂」が必要

えっ?と思ったあと、なるほど・・・と感じたフレーズ。
保育士さんの研修復命書から。
「2歳児というのは社会の中で生きていく中で、
ルールを身につけたり、1歳半から3歳までの自我の拡大の中で、
特に大きな影響がある」とまとめたあと、
とても大切な時期の子どもを預かっているんだと痛感したようだ。
その中で「2歳児には静寂が必要であり、
子どもの声より小さな声で返してあげることで、
良い育ちに繋がっていく。」というフレーズを見つけた。
キャッキャッとはしゃぐ子供たちに「静寂」という単語が結びつかず、
最初は「?」と思ったが、よく考えると「!」である。
子どもにとっての「静寂」なんて考えたことがなかったが、
成長にとっては、とても大切な要素だと知って、嬉しかった。
やっぱり、子育ては、奥が深い。



2008年03月20日(木)
「報復」ではありません、「処罰」であります

映画「明日への遺言」(小泉堯史監督)から。
俳優の藤田まことさん演じる
戦犯裁判にかけられた東海軍司令官・岡田資(たすく)中将が、
この裁判で、何を言いたかったのか、
また、ここ数日、テレビで「東京大空襲」関連の作品が続いたが、
このタイミングで流す意味は何なのか、
多くのメモを眺めながら、しばらく考えてみた。
無差別爆撃を実行した米軍搭乗員を処刑した罪に問われ、
法廷闘争を「法戦」と名づけ立ち向かう彼の根底にある考えは、
「私が判断し指示したこと(米軍兵の処刑)は
『報復』ではありません、『処罰』であります。」だと感じた。
「誰が爆撃したかなんて問題ではない、何度も重ねたことである」
と、自分に言い聞かせるよう呟いた台詞も心に残った。
死刑の判決を受けた時、法廷を見守る妻に「本望である」と一言。
一つひとつが重たい台詞だったが、是非、観て欲しい作品である。



2008年03月19日(水)
人間って6年間でこんなに成長するんだぁ

久しぶりに私の雑感。
昨日、幼稚園の卒園式で人間の「純粋さ」に感動し、
今日、小学校の卒業式で人間の「成長」について驚いた。
私の目の前を通り過ぎる小学校6年生は、
昨日の幼稚園児と比べたためか、もの凄く大きく感じた。
たった6年間で、こんなにも人間は成長する、を
実感させていただいた体験であった。
着慣れたはずの小学校の制服が、妙に窮屈そうだったが、
成長したのは「体格」だけでなく、
いろいろな経験をして「心」も成長したに違いない。
それに比べ、私たち大人は、6年前とあまり変わらない。
ヌクヌクとした環境の中で、成長が実感できない。
体格の成長は難しいけれど、せめて「心」の成長をしたい、
そう思わずにはいられない、子どもたちの姿であった。



2008年03月18日(火)
ひゃくにんでわらいたい せかいじゅうをふるわせて

地元の幼稚園の卒園式に来賓として招かれた。
元気いっぱいの子ども達と、それを見守る保護者、
先生たちの姿に、またまた涙が・・。(汗)
たぶん、娘の幼稚園の卒園式と重なったからだろう。
今回の気になる一言は、卒園生が口を思いっきり開けて、
叫ぶように歌ったお馴染み「一年生になったら」の一節。
たしか、3番の歌詞だったと思う。
正確には「いちねんせいになったら いちねんになったら 
ともだちひゃくにん できるかな
ひゃくにんでわらいたい せかいじゅうをふるわせて
わっはは わっはは わっはっは」
「ひゃくにん」は、大人が考える「100人」ではなく、
子ども達の感覚「いっぱい(たくさん)」の意味だろうな。
たくさんの人で笑って、世界中を笑い声で震わせる。
いいなぁこの台詞、と呟きメモをした。
今、日本に足りないものは、
「たくさんの人の笑い声」かもしれない、と同時に感じる。
帰宅したら、なぜか娘の幼稚園時代の写真が見たくなった。
明日は、小学校の卒業式かぁ。また、楽しみである。



2008年03月17日(月)
疲れているからって休んでばかりいるのは、性に合わない。

雑誌「ゴルフダイジェスト・チョイス163号」から。
アダム・スコット(オーストラリア・プロゴルファー)の台詞。
正確には、この台詞のあとに
「オフタイムを充実させると、さあ次は本業のゴルフをやるぞ!!
って、自然とスイッチが入るんだ。」とコメントしている。
ライターも、彼のことを
「オンとオフをアクティブに過ごし分ける気分転換の達人」と
賞賛していたから、メモをした。
オフは「身体を休める」と考えるのは、容易い(たやすい)が、
もっと行動的に過ごすことにより、気分転換を図ることもできる。
なるほど・・私はこのタイプだなぁ。
休むとよけいに疲れちゃうのって私だけかな?と思っていたから、
このフレーズはとても嬉しかった。
また明日から、オフもアクティブに過ごそうっと。
えっ、充分すぎるほど動いているって?(笑)



2008年03月16日(日)
着物の国に生まれたのに自分で着られないなんて

「和装」という本で見つけたフレーズ。
確かに・・と賛同して、メモをした。
国際交流などのイベントに参加しても、
みんな自分の国の「国歌・国旗・民族衣装」を大切にし、
自慢げに私たちに披露してくれる。
さて、日本人は?と振り返ってみると、みんな洋服。
祝日でも国旗を揚げている家はわずか。
国技の相撲も・・・(汗)
もう少し「祖国愛」を大切にしたいな、といつも思う。
ちょっと過激な発言のようだが、
日本が立ち直るためには「祖国愛」の教育を・・。
七五三と成人式、結婚式、卒業式、お葬式くらいしか、
着物を着ないなんて、もったいない気がする。
自分たちが着ないのに、来日した外国人に対しては
「日本文化体験」と称して、着物を着せたがる。
まずは、自分から。
そのためには、自分で着られるように。



2008年03月15日(土)
神秘さや不思議さに、目を見張る感性

書籍「沈黙の春」(サイレント・スプリング)の著者、
レイチャル・カーソンの作品から。
娘の本棚にあった「センス・オブ・ワンダー」
(レイチャル・カーソン著・上遠恵子訳・新潮社版・60頁)を、
何気なく手に取り、読み直した。
それも土曜の朝、スカイラークのドリンクバーを利用して。
さて今回の「気になる一言」は、文字通り書籍のタイトルの定義。
「センス・オブ・ワンダー」とは
「神秘さや不思議さに、目を見張る感性」ということ。
この感性を持ち続ければ、
人間サイズの尺度の枠から、解き放たれていくようだ。
双眼鏡や虫眼鏡も、子どもの頃には宝物だったのに、
いつしか、夜空を見上げる回数も減り、
小さな虫の鳴き声にも興味を示さなくなった。
「今、少しの出費を惜しまないで、上等な虫めがねを買えば、
新しい世界が開けてきます。」と、著者は伝えている。
今度のボーナスで「双眼鏡や虫眼鏡」、買ってみようかな。