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| 2008年02月13日(水) ■ |
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| 母べぇ(かぁべぇ)・父べぇ(とぉべぇ)・鶴瓶(つるべぇ) |
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愛称で呼び合う仲睦まじい家族が主役の映画。 「母べぇ」(山田洋次監督)は、メモが溢れたのに、 取り上げた台詞は、これかい!!とお叱りを受けそうだ。 ただ、作品中「笑福亭鶴瓶」さんが、いい味を出している。 「贅沢は敵だ」と大きな声で「贅沢品撲滅運動」を訴えかける 主婦たちを相手に「贅沢は素敵だ」と言い返すシーン。 今では、セクハラで訴えられそうなめちゃくちゃな言葉も、 「『初べぇ』のことを、キレイだって誉めただけやでぇ」と さらっとかわすシーンなど、インパクトは強い。 みんなに嫌がられる存在の役を演じながらも、 「母べぇは、おのおじさんの顔を見ると、ホッとするの」 「母べぇにとって、ちっとも悪い人じゃなかったの」と 母べぇ役の吉永小百合さんに、言われるなんて羨ましい。 この映画を思い出すには、このフレーズかな?と ちょっと、キャッチコピー風にまとめたみた。 「母べぇ・父べぇ・鶴瓶」 観た人しかわからないな、きっと。 ごめん、観た人にはわかるよね、このフレーズの面白さ。
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| 2008年02月12日(火) ■ |
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| 親以外の支えが欲しいから家族をつくる |
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日曜朝のテレビ番組「ボクらの時代」。 (いつの放送で、誰の台詞だったかなぁ・・ごめん) 心の支えって、誰でも欲しいもの。 親は、いつになっても、心の支えとなっている。 そんなことはない・・と反論する人もいるだろうが、 これは、そう思いたくないだけだ、と私は思う。 しかし世の常として、親の方が先に他界する。 その時、人間は心の支えを失うのが辛いから、 結婚をして、家族をつくり、新たな心の支えをつくる。 逆に、ストレスはあるものの人間が強くなったから、 心の支えとなる家族を求めようとしないのかも・・。 「出逢う機会が少ない」だけでは説明できない 「非婚化」の理由がちょっとわかった気がする。 本当に心の支えは、いらないのだろうか。 心の弱い私は、不思議でしょうがない。
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| 2008年02月11日(月) ■ |
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| 他の誰でもない、私の一存で |
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今回のNHK大河ドラマ「篤姫」は、 このドラマの根幹を表現する台詞が多かった気がする。 もちろん、奥女中・菊本の台詞 「女の道は一本道にございます。 さだめに背き、引き返すは、恥にございます」は、 「覚悟」という意味ではとてもわかりやすい。 けれど、私が選んだのは、 たぶん、もう一つのテーマであると思われる 「私の心は私のもの」を端的に表現した 「他の誰でもない、私の一存で」。 「殿様の養女」という誰でも羨ましがる地位に対し、 多くの方の助言を受けながらも、戸惑い、悩み、 最終的には、自分が納得のする結論を導こうとした彼女。 父親の「そうか、決心したか?」の問いに、 きっぱりと言い切った顔が、私には眩しかった。 兎角、他人のせいにする人たちが多い昨今、 「私の心は私のもの」、良くも悪くも自分で決める。 この考え方は、是非、真似していきたいと思う。 今の私があるのは、全ては自分の選択の結果。 言い訳はしたくない。
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| 2008年02月10日(日) ■ |
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| お金を取ったら技を要求される |
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(あれ、誰の台詞だったかな、ごめんなさい、いつもの・・) たぶん、ボランティアで、楽器演奏を 披露してくれた方の台詞だったと思うけれど・・。 「さすがにプロ」と思わせてくれる演奏だったので、 「お金を払ってもまた聴きたいですね」と話しかけた。 「いやいや、今日は入場無料だからリラックスできたけど」と 前置きをして返ってきた台詞が、気になる一言。 「お金を取ったら技を要求される」 私の場合、入場料をとって自分の技術を披露したことがないから、 あまりピンとこなかったけれど、なんとなくわかる気がした。 その入場料が高ければ高いほど、私達凡人には持っていない技を 演奏者に見せて欲しくなる。 コンサートで入場料を取るってことは、演奏者にとっては 私達にはわからないが、相当のプレッシャーなんだと理解した。 でも待てよ、私が主催者からいただくお礼も、変わらないんだよな。 なんだか、気軽に講演を引き受けられなくなってしまった。 だって、人に披露できる技がないもの・・(汗)
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| 2008年02月09日(土) ■ |
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| 「桜舞」と書いて「ひらり」 |
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最近、新聞紙上を賑わせている、 アメリカ大統領選挙の「民主党」の予備選。 候補者のオバマ氏とヒラリー氏は、どちらも相譲らず互角。 日本人ながら、どちらが選ばれるか予想したくなる。 私の予想は「桜の舞う」季節までに決着すれば 「ヒラリー候補」だと思う。 実は「桜舞」と書いて「ひらり」と読ませる名前を つい最近、目にしたから、データの裏付け根拠もなく、 言葉だけで予想してみた。 (それにしても、最近、読めない名前が増えてきた。) 当然、新聞の見出しは「ヒラリー、ひらりと桜舞う」。 (もちろん日本の新聞に限る。それも○○スポ系新聞) う〜ん、我ながら、いい見出しだ、と自己満足。 懸命に戦っている両者に失礼だったかな。
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| 2008年02月08日(金) ■ |
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| 都市の空気は、ホッキョクグマたちの空気でもある |
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読売新聞で見つけた、企業広告である。 たしか・・須賀工業(株)だったかなぁ。 映画「アース」を観たからか、 このフレーズは、妙に私のアンテナに引っかかった。 国ごとに空気が囲まれていたら、 日本の空気は大変なことになっている。 地球規模で、空気が平均化されるから、 私たちは、何の不自由もなく呼吸ができる。 地球温暖化で北極の氷が薄くなった。 たった数センチ薄くなるだけで、 ホッキョクグマの体重を支えられなくなり割れる。 それが、どんなに大変なことなのか、私たちは知らない。 大変だ、大変だ、と大騒ぎをしても、 まったく日本人の生活は変わっていない。 神の国・日本が、本当にこれでいいのだろうか。
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| 2008年02月07日(木) ■ |
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| モーゼの「ホラ」、これで10回目だぜ |
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映画「陰日向に咲く」(平川雄一朗監督)から。 ストーリーと全然関係ないので迷ったけれど、 専門的な批評でもないから、これに決めた。 西田敏行さん演じるホームレスの「モーゼ」が、 新参者相手にいつものように「大ボラ」を吹く。 浮浪者仲間は、また始まったよ・・とニヤニヤ。 そして、この台詞。 「これで10回目だぜ」って、まさか「十戒」と掛けた? そう考え出したら、可笑しくて他の台詞が吹き飛んでしまった。 その「モーゼ」が「こわれもの」と書かれた段ボールを指して、 ホームレスになろうとしている役を演じる三浦友和さんに 「お前さんの寝床にはぴったりだよ」と呟いたシーンもいいな。 さらに「まだまだ捨てたくないものがあんだろう?、 「ここには、みんな捨てたらこいや」と諭すシーンも、 私のお気に入りとなった。 波瀾万丈の人生を送ってきたホームレスの人たちには、 私たちの知らない世界が存在している。 たぶんこの映画のテーマとなっていると思われる「ひとりじゃない。」 「明日は晴れるよっ」がイメージとして伝わってきた。 さっそく図書館で、原作の「陰日向に咲く」予約しなくちゃ。
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| 2008年02月06日(水) ■ |
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| 保育は小さくなればなるほど大事である |
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ある教育関係者が、ぼそっと呟いた。 意味を広く解釈すれば 「教育は大きくなるほど大変である」ということか。 小さい頃の何気ない躾は、大きくなればなるほど、 その善し悪しがはっきりする。 だから・・一番、元となる保育が大切ということ。 しかし残念なことに、このことに気がつくのは、 子どもが大きくなってからである。(汗) 誰かが声を大きくして、子どもが小さい時に、 保護者に向けて、ファシリテーターとして、 このことを気付かせる役をしなければならない。 私の日記も、その役目が少しでもできればいいなと思う。 子育てって、本当に大切なんだぁ・・と思う毎日である。 この考え方、また挨拶に使わせてもらおうっと。
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| 2008年02月05日(火) ■ |
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| まずは、人事を尽くしてみては |
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NHK大河ドラマ「篤姫」の話題なのに、 せっかくメモした台詞が生きてないのでは?と思っていた。 (今回はこの台詞かな?と思いながら見ている人もいるようだ) だから、そろそろ、ちゃんとした一言を・・(笑) まじりっけのない・・という意味で付けられた 主人公・於一(おかつ)に、ほのかな恋心を抱く肝付尚五郎に、 若かりし西郷隆盛や大久保利通が告白した方がいい、と諭すシーン。 弱気な発言をする彼に、 「そのような言葉は、聞きとうございませんでしたな」と 半分、脅かし(汗)、この一言を付け加えた。 「まずは、人事を尽くしてみては」と。 まだ何も行動もせず、諦めるなんて・・と言いたそうだった。 「人事を尽くして天命を待つ」 その意味は「人間として出来る限りのことをして、 その上は天命に任せて心を労しない。」 彼らは、この気持ちを持ち続け、明治維新をやり遂げるのだが、 今は、人事を尽くさず、諦める人が多いから、 この言葉がより輝いて聞こえたのかもしれない。 悩んでいる人を見つけたら「まずは、人事を尽くしてみては」と 声をかけてみようと思う。
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| 2008年02月04日(月) ■ |
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| 宮崎あおいさんは「日本一」がお似合い |
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NHK大河ドラマ「篤姫」の主人公を演じる宮崎あおいさん。 最近、なぜかいろいろな場面でお目にかかる。 一番最近は、先日観た映画「陰日向に咲く」。 「劇団ひとり」さんの小説を映画化した話題の作品。 (その話はまた次回に・・) その中で、彼女が演じる鳴子(寿子と一人二役)は、 若かりし頃に売れない芸人・雷太とコンビで漫才を始める。 その時の台詞が「うちらで、日本一のお笑い芸人に」。 昨晩のNHK大河ドラマでは「日本一の男の妻になる」。 さらに映画では「開運の小槌や縁結びのお守り」を握りしめ、 ドラマでは、島津斉彬からいただいた 「誕生を祝って頂いたお守り」を大切に懐にしまっている。 もう私の中では「宮崎あおい」=「日本一」+「お守り」という 方程式が出来あがってしまった。 「映画とNHK大河のコラボレーション」とでも表現したい。 こんな偶然を彼女は気がついているだろうか。 言葉って、こんなところでも繋がっていることに驚いた。 もちろん彼女には、当然「日本一の女優」を目指して欲しい。 今、「日本一」という言葉が似合う女優なのだから。
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