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しもさんの「気になる一言」
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2007年12月15日(土)
「寅さん1枚」「はい『男はつらいよ』ですね」

地元大型ショッピングセンター内に、もうすぐ、
シネコン(県下最大級12スクリーン)がグランドオープン。
その前に宣伝も兼ねて、15-18日にプレオープンした。
上映作品「タイタニック/マトリックス1/たそがれ清兵衛/
スパイダーマン1/男はつらいよ「奮闘編」/ピンポン/
私の頭の中の消しゴム」の7作品がワンコイン500円で観られる。
ミーハーの私は、プレオープンの初日、一番早く上映する作品で、
誰よりも一番早く入りたい、と思って調べたら、
なんと「男はつらいよ」だったから、チケット売り場で、
思わず「寅さん1枚」と500円玉を出したら、
売り場の女性に「はい『男はつらいよ』ですね」と聞き返された。
そうか、作品名は「男はつらいよ」だった、と苦笑。
実はこの作品、寅さんと今回のマドンナ「榊原ルミ」さんが
出逢う場所が、沼津駅前なのである。
懐かしい駅舎、西武デパート、駅前交番が当時の映像で残されている。
(ロケ風景が浮かんでくるから、これまた嬉しい)
全作品48話の「男はつらいよ」シリーズで、
この「第7話」をピックアップした、映画館の遊び心に感謝したい。
どこにも書いていないけれど、わかる人にはわかる。
これが、映画の面白さなんだろうなぁ、きっと。
「気になる一言」も映画ネタが増える気がする。
その分、帰宅が遅くなりそうな予感もするが・・(笑)。



2007年12月14日(金)
この役は、誰にも渡したくないね

ある劇団の人たちの台詞と思いきや、なんと私の呟きである。
今週は幼稚園などに頼まれて、何度かサンタさん役を経験。
今までにも、サンタのコスチュームは、
イルミネーション・イベントの時などでも着ていたし、
特に、感激はないと思っていた。
しかし、しかしである。
本当にサンタの存在を信じいている子どもたちの前では、
いい加減な気持ちではいけない、と肌で感じることができた。
疑いのない、つぶらな瞳で見つめられたら、
なんだか、こちらがドキドキしてしまったから不思議。
しもサンタと写真を撮ったり、握手するだけで大騒ぎ。
この役は、地域の人にやってもらったら?とも思うが、
一度、やったらやめたくない快感が伴なってしまった。
もっともっと練習して、本物のサンタさんを目指そうっと。
(って、本当にいると思っているの?(汗))
でももっと小さい子には、怖がられますので、ご注意を。
やっぱり、この役は誰にも渡したくないなぁ・・楽しいから。



2007年12月13日(木)
「偽」より「為人」(ひととなり)

今年の世相を表す漢字一字は、予想通り「偽」だった。
では「偽」には、本来、どんな意味があるのだろうか、と
好奇心旺盛の私は、電子手帳の「漢字源」で調べてみた。
「いつわり・うわべだけのみせかけ・うそ」など意味が並び、
やや残念であったが、金八先生だったら、
この「偽」をどう説明するだろうか?と考えてみた。
まさか「人の為」と書いて「偽り」とは教えないだろう。
そこでさらに「為」を調べてみると「為」の原字は「手+象の形」で、
象に手を加えて手なずけ、調教するさま。
人手を加えて、うまくしあげるの意、である。
だから本来は「悪い意味」ではなかったのではなかろうか。
それがいつしか「荀子」の性悪説などの「人之性悪、其善者偽也」
(人の性は悪なり、その善なる者偽也)という解釈等が広まり、
「偽」は、あまりよくない意味に使われたかもしれない。
蛇足であるが、難読語とされる「為人」(ひととなり)とは、
人であるそのあり方、つまり人柄のことを指す。
「人為」は「偽り」で、「為人」は「人柄」とは皮肉なものである。
今年の漢字一字は「偽」であったが、
いつの世でも、大切なことは「為人」(ひととなり)であると信じたい。



2007年12月12日(水)
フィリピンパブには、教え子はいないからね

情報源は、教えるわけにいきませんが・・
先日、友達同士で飲んでいた時の会話。
「どうして、先生はフィリピンパブが好きなんだろうね」
となって大笑いした。
そういえば、働いている市内・町内では飲まない、という
暗黙のルールが、先生方にはあるようだ。
もちろん、どこかに保護者がいるかもしれないから、
飲みながら、やたらなことは話せない・・が理由だろうが。
それと同様に「フィリピンパブ」にも理由があった。
長年、教師をやっていると、
当然のように、教え子がいろいろな職業に就くことになる。
キャバクラや風俗関係にも、教え子がいる可能性もあるから、
なかなか、おんなのこのいる店に行けない、というわけだ。
間違って横に座った女性が教え子だったら、
「あっ、先生。こんなところにも来るんだぁ」となって大変。
そこで、この発想が浮かぶことになったのだろう。
「どうして、先生はフィリピンパブが好きなんですか」
「フィリピンパブには、教え子はいないからね」
なるほど・・(汗)



2007年12月11日(火)
快感が伴うものは、必ず中毒になる

オタク・フェチと呼ばれる人たちは、
私たちがわからない部分で「快感」があるに違いない。
競輪・競馬・競艇・パチンコ・マージャン等のギャンブルも、
勝った時の「快感」があるから、やめられない。
アルコールや煙草も「中毒」になる要素がある。
でも、そんな人たちではなくても、
テレビや携帯メール、テレビゲームなども、
「快感」が伴うから、子どもも大人も「中毒」になっている。
そんな気がしてならない。
特に「テレビ」は(意識している人が少ないが)
朝から晩まで、テレビばかり見ている人も少なくない。
気が付いたら、今日は誰とも話していない・・なんて
こともあるらしい。これはまさしく「テレビ中毒」。
マイナス情報ばかり眺めていると、心が病気になると思う。
テレビをあまり見なくなってから、私は体調がすこぶる良い。



2007年12月10日(月)
沖縄「かちゃあしー」とは「かき混ぜる」という意味

働く女性の会の定例会は「沖縄文化を体験してみる」だった。
(毎度のことながら、賛助会員で参加しているのですが・・)
実は、大学のサークルが「ユースホステルクラブ」だったので、
全国の都道府県をほとんど旅行して歩いた。
もちろん、電車で通過しただけとか、
街を歩いた程度の地域もあれば、泊まったり生活した地域もある。
しかし沖縄だけは、一度も足を踏み入れたことにない県だったので、
逆に「沖縄」のもつ独特の文化に興味を持つことになってしまった。
実は、体験として「三線」(さんしん)と呼ばれる三味線を弾いてみたら、
楽器音痴の私が、習ってみたい、と思ったくらいハマってしまった。
最後にメンバー全員で「かちゃあしー」という踊りを教わり、
それが「喜びも悲しみ」も「かき混ぜる」という意味があると知って、
またまた、沖縄文化の奥深さを肌で知った気がする。
沖縄出身は、このリズムを聞くと、黙って座っていられなくなるらしい。
以前、台風には「かき混ぜる」役割がある、と書いたことを思い出したが、
台風が通過することの多い沖縄、なにか共通するものがありそうだ。
生活の中でも仕事場でも、マンネリした生活・感情を「かき混ぜる」こと、
これも、時には必要なんだと、改めて教えていただいた気がする。
「かちゃあしー」・・ぜひ、覚えておきたい言葉である。



2007年12月09日(日)
違う、違う、そうじゃない

前日、地元での結婚披露宴を終え、夕方から東京・五反田へ。
都市圏に住む中学の同級生たちが、
東京で「中学の同窓会」を開くからこいよ・・と、声がかかった。
日頃、地元での集まりにわざわざ顔を出してくれるので、
今回はこちらから・・というのが真相である。
さて宴も盛り上がり、2次会、3次会へと進む時には、
最終電車はなくなり、予想はしていたものの「朝までカラオケ」と
あいなった。(49歳にして、この経験は貴重であるが・・(汗))
もう飲み過ぎ、歌い過ぎで、声はガラガラ、意識はもうろう。
誰かが、鈴木雅之さんの歌「違う、そうじゃない」を歌ったが、
音が外れているのか、ハモっているのか、もう歌になっていない。
そこで他の仲間が叫んだ。「違う、違う、そうじゃない」
タイミングがよく、大爆笑となったので、メモをした。
今回の「東京地区の中学同窓会」、思い出すにはこのフレーズ。
朝5時にカラオケボックスを追い出されて、
仕方なく「築地」で鮨でも食って帰るか、と真っ暗の中を歩き出し、
寒さを我慢して、地下鉄を乗り継ぎ「築地市場」へ着いた途端、
残酷にも目に飛び込んできたのは「本日、築地市場は休市です」の看板。
ここでも「違う、違う、そうじゃない」が大活躍をした。



2007年12月08日(土)
実は、下山さんだけは一緒に仕事してないんですよね

職場の同僚の結婚式だった。
25年前、私たちが結婚式・披露宴を挙げた式場でもあり、
懐かしみながら、そして楽しみながらの時間が流れていた。
宴の途中、新郎・新婦のいるひな壇へ、お祝いの言葉を掛けながら、
ビールを傾けにいったら、新郎から意外な台詞が飛び出した。
それが「実は、下山さんだけは一緒に仕事してないんですよね」だった。
本人は、サラッと言ったが、私は大感激だった。
職場の結婚式というと、新郎と同じ課に配属され、
机を並べて仕事をした人たちが招待されるのが慣例であり、
たしかに今、考えてみると、新郎と一緒の課に配属された記憶がない。
それでも、なぜか招待したかったんですよ・・
という彼の気持ちが伝わってきて、じわ〜っときてしまったからだ。
突然の指名でお祝いのメッセージを・・と司会者に振られて困惑したが、
夫婦を数式にすると、お互いの足りないところを補いあい一人前、という
「0.5+0.5=1」ではなく、2人の力によって「1+1=3」になるよう
がんばって下さい、と酔っぱらいながら話してみたが、
うまく言えたか自分でも記憶がない。(ごめん・・)
それにしても、久しぶりのお祝いごとでの礼服。いいもんだなぁ。

PS.
今から、東京・五反田まで、飲みに出かけます。(汗)



2007年12月07日(金)
サンタさんは、本当にいるかもしれない

何をバカなことを言い出すんだ・・と思う読者がいるだろう。
またまた、はじまった、しもさんの妄想癖・・と
お嘆きの読者もいるかもしれない。
でも「見た人がいない」ってだけで「サンタさんがいない」とは
断定できないんじゃないかな。
実は来週、3回もサンタさんに変身する機会があるので、
子供たちの突拍子もない質問に対して、夢を壊さないように答えたい、と
インターネットや絵本を読んで、ちょっと勉強してみた。
すると、不思議なことに、本当にいるような気になってしまった。
(確かに、私は洗脳されやすいタイプですが・・)
今回の気になる一言は、私の呟きだけど、
仕事帰りに本屋で帰ってきた絵本2冊を、何度も何度も読み直すと、
やっぱり、サンタさんっているかも・・と思ってしまう。
「いない」って言い切れる方、是非、証拠を。(笑)
サンタさん養成学校まであるんだよ、フィンランドには。
本気で「サンタさんになりたい」って言い出しそうだな、今の私は。



2007年12月06日(木)
青年には「指導」より「刺激」

たしか、ゲーテの言葉である。
本来は、もう少し長いフレーズ、
「青年は、指導されるよりも刺激されることを望む」。
いろいろな名台詞を残しているゲーテであるが、
私は、なぜかこのフレーズが気に入っている。
時代を越えても、色褪せないフレーズって凄い、と思うから。
この現実を知らず、指導ばかりしようとするから、
青年の気持ちが理解できないのではないだろうか。
同じことを、視点を変えて、
彼らの若い感性を刺激するよう努めてみたらどうだろう。
きっと、喜んで自ら実践し、
私たちの予想以上の結果を残してくれるはずである。
「青年には、指導より刺激」
教育では忘れてはてけない考え方だと私は思う。
ゲーテさん、今度、使わせていただきます。(笑)
・・ってもう使ってるじゃん。