初日 最新 目次 MAIL HOME


しもさんの「気になる一言」
しもさん
MAIL
HOME

My追加

2007年11月15日(木)
「踏み込んで、引っ張り出す」のが「教育」

書籍「続・午前8時のメッセージ99話」(草柳大蔵著)から。
その中で、面白いフレーズを見つけた。
「教育」(education)には「引っ張り出す」の意味がある。
「踏み込む」という意味もある。
だから「踏み込んで、引っ張り出す」のが「教育」なんだと。
本気になって、向き合うことが、大切である。
テレビを見ながら「踏み込む」ことはできないし、
両手がふさがっていては「引っ張り出す」ことはできない。
私はそう理解した。
大切な「教育」に対して、どれだけ真剣か、
うまい表現をするなぁ、とメモをした。
相手は、子供だけではない。職場だって同じことが言えるはず。
やっぱり「放任」は「教育」とは言わない気がするから。
これからは自信を持って「踏み込んで、引っ張り出そう」っと。



2007年11月14日(水)
ネタは、その場で真空パック

時間は自分で作り出すもの・・なんて長い間、ここで書きながら、
この始末とは情けないのだが。
今日は、朝から会議や打ち合わせで追われ、昼の時間にある取材を受け、
午後からまたまた会議。
そして、この心地よい達成感を味わいながら、仲間と焼き肉。
どれも、私にとって大切な時間。手を抜く我にいかない。
帰宅は、10時半。そんなに遅くないはずだが、
愛犬・ジェイクが2階から「早く寝よう」って吠え始める。(汗)
これも、私にとって大切な時間。
だから、今日もメモだけが溢れ「気になる一言」が書ききれない。
翌朝早く、そお〜っと起き出して、PCに向かうと、
またまた愛犬が「遊ぼうよ」「まだ寝てようよ」と吠え続ける。(笑)
そんな訳で、新鮮を売り物にしている私の「気になる一言」も、
冷凍保存しないまま料理することが難しくなっている。
面白い話、気になったメモは、1ヶ月遅れでも話題にするので
ご勘弁願いたい。
ネタは、その場で真空パックにするので、新鮮さは失ってないはず。
あとは、解凍した時の料理人(私)の腕にかかっているんだなぁ。



2007年11月13日(火)
うかうか話せないよ、すぐ書かれちゃうから(笑)

私の周りでは、最近嬉しそうに、こう言う人が増えた。
「うかうか話せないよ、すぐ書かれちゃうから(笑)」
本を読む時間が減った分、人と話している時間が増えた。
それも今の私の生活サイクルだから、と楽しんでいるし、
本は、いつでも読めるから・・と割り切っている。
というわけで、私の「気になる一言」は、
「大間のマグロ」ではないが、冷凍保存はしない。
生きのいい状態で、私の飲酒状態によって調理される。
誰が読んでもわかる、きれいなスマートな文章よりも、
あっ、あの時、私も一緒にいた・・と思われる方を好む。
(あっ、その番組、私も観た・・というのもあるが・・)
日記より、日誌に近い私の「気になる一言」は、
そうやって続けてきた。
これからも、たぶん、そうやって続けていくと思う。
誰でも出来ることを、誰もができないくらい長く・・。
うかうか話せない・・という人に限って、
いっぱいネタを提供してくれるんだよね、不思議と。(笑)



2007年11月12日(月)
子どもが1歳ということは、親としてはやっと1歳

静岡こども情報誌 mi-kan 創刊号
シリーズ「子育ち」「親育ち」応援コラムから。
コメンティターの方々の含蓄あるメッセージに頷いた。
実年齢が30歳でも、子どもが1歳ということは、
親としては1年の経験しかないということである。
私たちは、つい30年の経験を前提に話してしまう。
30にもなって、まとまな子育てができないものかと。
しかし、やったことのないことは、誰だってできない。
そんなコメントをしている方もいた。
子育てに限らず、何でも経験しながら覚えていくものが多い。
最初から、上手くできると考える方がおかしいんじゃない?
という発想が、私には新鮮だった。
視点を変えるだけで、いろいろなことが見えてくる。
「子育ては、親としての自分を育ててくれる」という人もいた。
なるほどなぁ、目から鱗の世界だ、ほんとに。



2007年11月11日(日)
仕事は世のため、人のため、決して自分のためではない

誰の台詞だったろう(メモし忘れました、ごめんなさい)
私は今まで、まるっきり反対のことを言い続けてきた。
「自分を成長させるために、仕事は一所懸命やりなさい」
その考えがぐらついたフレーズであったからメモをした。
お金をもらって、自分のため・・はないだろう。
報酬に見合う仕事を、世のため、人のためにする。
それが正当な考えかもしれない・・と思ったからである。
「自分のためには、戴いたお金を使いなさい」
そう言われているような気になった。
仕事とは、世のため、人のためにする。
そう考えることができれば、最近、巷を賑わせている
偽装問題もなくなるのになぁ、と思う。
しかし、なかなか思えないんだよなぁ、利益が絡むと。



2007年11月10日(土)
夢を追い続ける人を応援したくなる癖

午前中、私の母校である地元の中学校で、
「将来の夢」や「職業」について話す機会をいただいた。
担当した1年3組の生徒たちに、
私の経験が少しでも役に立てば・・が本音であり、
私もまだまだ「夢の途中」に変わりない。
「好きな本はなんです?」「小さい頃、なりたかった職業は?」
彼らの質問で、本人も知らない自分を発見できたのは、
予想外の収穫だった。(感謝したい)
夕方、地元の大型ショッピングセンターへ出かけたら、
地元のシンガーソングライター「さくまひろこ」さんが
ミニ・コンサートをしていて、最後まで聞き入ってしまった。
短い時間なのに、子連れや、買い物客が多いためか、
何人も席に座ったり、立ったりして・・彼女に申し訳なかったが、
終了後、一番にオリジナルCDを購入し、サインをしてもらった。
子供たちには質問されなかったが、
「夢を追い続ける人を応援したくなる」は、私の癖かもしれない。
子供たちに、伝えたかったなぁ、この癖。
いつでも、いつまても応援するよ、夢を追い続ける限りは・・って。



2007年11月09日(金)
古書を古読せず、雑書を雑読せず

静岡県天竜川の改修工事をした、金原明善氏の言葉。
「古い本を古い時代の話だと思って読まない。
雑誌類を雑な気持ちで読まない。」
なるほどなぁ、と思ってメモをした。
読書というより、パラパラとページをめくるだけ。
そんな乱読をしたことがあるが、
丁寧に読んでいない分、内容もあまり覚えていない。
速く読むだけが、才能ではない。
丁寧に読むことだって、立派な才能であると思う。
最近、本を読む時間が減ってきたので、
また時間を作ってじっくり読もう、と思っていた
矢先に出逢ったこのフレーズ。
タイミングがよく、私のアンテナに引っかかった。
「古書を古読せず、雑書を雑読せず」
そうだよなぁ、本は大切に読もうっと。



2007年11月08日(木)
まちづくりのキーワードは「先見之明」

あっという間に、先進地視察を終え、
帰りの5時間近い「こまち」「こだま」という新幹線の中で、
今回の研修を振り返りながら、キーワードを探していた。
やはり「「先見之明」の言葉が浮かんできた。
もちろん「せんけんのめい」と読む。
意味は「将来を見通す眼力。将来どうなるかを前もって見抜く見識」
(出 典は「後漢書」である)
まちづくりで何度となく視察した全国各地の先進地は、
必ずといっていいほど、この四字熟語が支えている気がする。
現状と課題を分析するだけでなく、時代の潮流を読みながら、
何十年先には、きっとこういう社会になっているから、
そのために、下地として、こういうシステムを考えておこう、
そんな担当者の想いが伝わってくるのである。
すぐに結果を求めるのではなく、ものごとを大所高所から眺め、
今の時点では絵空事のようなことでも、
きっと何十年後にこうなります、という将来を見通す力が、
今のまちづくりには、一番必要な力であると確信している。
そのためには、いろいろなことに興味を示すことかもしれない。
「あの人は(あの町は)、先見の明があったねぇ」
これは、最高の褒め言葉であろう。
時代を読む力、少しでも身に付けたいと思う。



2007年11月07日(水)
「んだ」「んだ」しか、わからなかったよ

地元の人の会話に、東北弁の訛りを耳にし、
遠くまできたなぁ、と実感する。
それも、露天風呂に入りながら、紅葉を眺める、
それがまた旅の楽しさ・・になるはずだった。
しかし期待は大きく外れ、地元の人と話す機会さえなく、
2日目を終わろうとしていた。
そんな時、同行者の一人がお風呂からあがってきながら、
こう呟いた。
「お風呂で、地元のお年寄り同士が話していて・・」
えっ、それが聞きたかったんだぁ、と思っていたら、
「東北弁で話しているので、全然ちんぷんかんぷん。
『んだ』『んだ』しか、わからなかったよ」(笑)
これには笑った。
もしかしたら、外国の方が少しはわかるかも。
これは、方言・訛りと言うより、別の言語だなぁ。
「んだ」「んだ」



2007年11月06日(火)
白いご飯とウニの炊き込みご飯、どちらがいいですか?

朝早く三島を出て、青森県下北半島のむつ市へ。
「紅葉でいいなぁ・・」の声に「仕事だってば・・」と主張。
本当に、紅葉を眺める余裕もなく1日目の視察を終えた。
やっと、地元の料理にありつける、と同行者数名と街へ。
セットものの料理にしては、驚くほどのボリューム。
ちょっぴり、地酒も喉湿しに・・。(汗)
しばらくして、仲居さんが私たちに訊ねた台詞が、気になる一言。
「白いご飯とウニの炊き込みご飯、どちらがいいですか?」
「へっ?」「どういうこと?」
呆気にとられながらも、もちろん全員「ウニの炊き込みご飯」。
運ばれてきた時は、大爆笑となった。
今まで、いろいろな選択をしてきたが、
こんなに、即答した質問はなかったかもしれない。(笑)
いくら東北のお米が旨いからって、
わざわざ、白いご飯を選ぶ人がいるのだろうか、と気になった。
あっ、ウニ・アレルギーの人への配慮かな? 
他のお客さんにも尋ねていたから・・。