初日 最新 目次 MAIL HOME


しもさんの「気になる一言」
しもさん
MAIL
HOME

My追加

2007年08月27日(月)
留守中の迷惑メール・597通 

いつもは「気になる一言」を書くタイミングで、
一日分の迷惑メールを中も見ないで削除する。
しかし9日間の不在中、その処理もできず気になっていた。
帰国後、疲れた身体で立ち上げたPCには、
溜まりに溜まった迷惑メールが、なんと597通。
もちろん、今回もそのまま削除。
この役に立たない迷惑メールは、何の意味があるというのか。
以前にも書いたが、国民がこの削除に費やすエネルギーと、
メールの発信者が苦労して作成するエネルギーを考えたら、
とても無駄なことをしている気がしてならない。
こんなことにインターネットが使われ、
何も知らない若者や高齢者が、その餌食になる社会、
どうして国を挙げて、直そうとしないのだろうか。
私には、不思議で仕方がない。



2007年08月26日(日)
蔵王山(ZAOZAN)ってどこ?

成田空港から約8時間、カナダ・バンクーバー空港へ。
帰路は、気流の関係だろうか、約9時間半かかった。
到着まで、時折、機長のアナウンスで現在位置を確認するのだが、
日本とカナダを表示した世界地図は太平洋を中心とした
面白い地図を表示していた。
それが日本を代表する地名「蔵王山(ZAOZAN)」である。
「日本の地名=東京」なら納得ができる。
もう一歩譲って「富士山」「Mt.Fuji」なら許そうと思ったが、
「蔵王山(ZAOZAN)」は、どうも理解に苦しむ。
そういえば、ニュージーランドへ行った時も、
同じことに疑問を感じメモした事を覚えている。
JALだけのことなのか、誰か機内の案内表示について
詳しい方、是非、一報を。



2007年08月25日(土)
カナダと日本の国旗は、白地に赤のマーク

研修中、何度も気になっていた疑問が、
バンクーバー空港で、カナダの国旗シールを買い、
トランクに張った時に気が付いたことである。
アメリカやヨーロッパ各国よりも、どこか親近感を覚え、
観光地でも、幾度となく眺めたカナダの国旗、
白地に赤のメイプルマークは、
白地に赤丸の日本と同じだった。
言葉ではなかなか表現できないが、
他の外国とは違うイメージは、
そんなところからきているのかもしれない。
治安も良く気候も穏やかで住みやすいから、
日本人が退職後に移り住みたい国が、
「カナダ」と言うのも頷ける。
11月に、静岡県沼津市で開催される「技能五輪」には、
カナダ代表選手を応援したいと思う。
白地に赤の「カナダ」と「日本」の国旗を持って。



2007年08月24日(金)
ウィスラーでも、日本人の若い女性はわかる

国際的なスキーリゾート地、カナダのウィスラーを訪れた。
土曜日とあって、大勢の観光客で賑わっていたが、
時々視界に入ってしまう、場に合わない服装をしている若い女性が
日本語を話しているのを聞くと、恥ずかしくなった。
あいにくの曇り空で、フリースを購入した人たちもいるのに、
短パンやミニスカート、短いTシャツに、ハイヒールで、
5人くらいで横並びをし、ウィスラーを闊歩する光景は、
同じ日本人として、耐えられなかった。
中国や韓国をはじめとするアジア系の外人ですら、
ちょっと距離をおいて眺めていた。
若い世代の海外旅行を否定するわけではないが、
日本人としての、誇りを持ってもらいたい、と
心から願わずに入られなかった。
昔は、売春婦求めて海外に飛び出していったおじさん達が、
家族や社会の非難を浴びたが、
今は、TPOをわきまえないギャル達が注目されそうである。
お願いだから、その格好はやめて。



2007年08月23日(木)
C$5.01=C$5 + It’s OK

私を喜ばせてくれた数式を書いてみたが、わかるだろうか。
あるスーパーで買物をしたら、C$5.01だった。
財布の中には、C$5札とC$10札しかなかったので、
仕方なく、C$10札を出そうと思っていた瞬間、
レジ係の女性が、C$5札を指差し「It’s OK」と言いながら、
傍にあったチャリティボックスから1セントを取り出し、
C$5.01にして精算した。
日本では、501円だったら、1,000円札を出して、
499円のおつり、が常識なのに、と1人で嬉しがった。
外国ではよくあることらしい。
「助け合う」「お互い様」の日本語が頭に浮かんできた。
誰かがチャリティしてくれた1セントで私の心は温かくなった。
その後の私が、できる限り小銭を
チャリティボックスへ入れたのは言うまでもない。



2007年08月22日(水)
iPodで「チューリップ」を聴きながら

バンクーバーへ観光に行くプログラムをキャンセルして、
姉妹都市、スコーミッシュを
iPodで「チューリップ」を聴きながら
一人で散策することにした。
携帯電話も持たず、関係者との連絡手段はなし、
こんな心細いことは、今までに経験したことがないかも。
頼りになるのは自分だけ(電子辞書も頼りになるけれど)
見知らぬ外国の街でひとりぼっち。
意思の疎通は、頼りない英語のみ。
しかし、そんな不安は、歩き始めたらすぐに消えた。
治安がいい、の一言では片付けられないなにかがあった。
横断歩道に立てば、車は必ず止まってくれる。
写真を撮っていれば、撮り終わるまで待っていてくれる。
ナップサックのポケットが少し開いているよ、と教えてくれたり、
バス停近くの椅子に腰掛けていたら、バスまでが停まってくれた。
不安そうな私に、多くの外人が声を掛けてくれた悦びを、
日本に戻ったら、不安そうにしている
外人に声をかけてみよう、真剣にそう思った。



2007年08月21日(火)
外国では日本人同士も挨拶をするんだね

世界でも有数の一枚岩「CHIEF」と呼ばれる岩山に登った。
それは私が想像していた以上に、きついトレッキング。
日本のようなハイキングのようなウォーキングではない。
クライム(登山)の方が表現が相応しい。
さて、息苦しさえも感じながら登っている途中、
下山するためにすれ違う外国人が、みんな声を掛けてくれる。
たぶん100人以上の外国人と
「ハロー」「ハーイ」の挨拶を交わしたと思う。
そんな中、一緒に登っていた中学生が
「挨拶するのっていいね」と私に話し掛けてきた。
最近、日本では「知らない人には声をかけない」
「見知らぬ人に声をかけられたら、逃げなさい」と教えるから、
余計に新鮮だったのだろう。
「日本人とはだいぶ違うね」と話しかけると
「外国では日本人同士も挨拶をするんだね」と一言。
本来は、同じ人間なんだから挨拶するのが普通なんだよ、
と教えればよかったな、と反省をした。
「知らない人には声をかけない」と指導している先生、
是非一度、海外のトレッキングを経験して欲しい。
その指導に疑問を持つはずだから。





2007年08月20日(月)
「Pardon」「そこでくじけちゃダメですよ」

国際姉妹都市・カナダのスコーミッシュへ。
随行が決まった2ヶ月前からあわてて、
英会話教室へ通ったが、時すでに遅し。
流暢に話す外国人の会話の一部が聞き取れるだけで、
まともな英語は話せなかった。
子供達の物おじもせずに話しかける姿を見て、
何度か挑戦してみたが、やはりなかなか難しい。
自分なりに組立て英文で話しかけると、なぜか「Pardon」。
何故、つながらないんだろう、と自信を失いかけた時、
同行の一人が私に歩み寄り、声をかけてくれた。
「そこでくじけちゃダメですよ」と。
大人は、一度通じないだけで、すぐにくじけてしまう。
しかし、私の横では屈託のない笑顔で、
何度も言い直している中学生がいる。
勇気をもって、もう一度話し掛けてみると不思議とつながる。
私の英語が理解できなかったのではなく、
単に聞き取りにくかっただけなんだ、とわかったのは、
帰国直前だった。
Pardonは、ダメ出しじゃない。



2007年08月19日(日)
御土産は「ばなし」でいいのよ、「ばなし」で。

地元の中学生20人の随行で、カナダのスコーミッシュ市へ
9日間のサマーキャンプに出かけた。
初めての海外の子どももいるだろう。
もちろん今までに何度も海外へ行ったことのある子どもも。
当然のように、成田空港で、日本円からカナダ$へ両替。
大勢の人に頼まれたのだろうか、
1人で何万円も両替する子を見て、随行の先生が呟いた。
御土産は「ばなし」でいいのよ、「ばなし」で。
その通りである、と頷きながら、メモをした。
中学生のホームステイを含むサマーキャンプの目的は、
御土産をたくさん買って帰ることではない。
どれだけ、カルチャーショック受け、刺激を受けるか。
せっかくの研修を、御土産を買うことに使うのはもったいない。
観光なら、これからいつだってできる。
この研修で、彼らがどれだけ変化するのか、楽しみである。



2007年08月18日(土)
9日間、PC・携帯のない生活体験

明日から、国際姉妹都市・カナダのスコーミッシュへ。
ホームステイの体験をする中学生20人の随行。
(勿論、先生や他の職員のお供みたいなものだけど・・)
私なりに、英会話教室に通うきっかけにもなったし、
飲む機会が多い夏、体調管理に気をつけたりもした。
そんな楽しみにしてた研修が、とうとう明日から始まる。
「人間、カルチャーショックを受けると成長する」
の言葉を信じて、積極的にプログラムに参加しながら、
日本では味わえない大自然を味わってこようと思う。
しかし、もうひとつ、楽しみにしていることがある。
それは「PC・携帯のない生活」。
日本にいたのでは考えられない生活を、体験するつもり。
もちろん、その体験は帰国してから、
この「気になる一言」として登場することになると思うが、
多くの知り合いとの連絡を絶つ、という経験は、
海外研修とは別の意味で、カルチャーショックだろう。
さて、その経験が私にどんな成長をもたらしてくれるのか、
今から、10日後が待ち遠しい。

PS. そんなわけで・・
8月19日〜27日、「気になる一言」は臨時休業です。