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しもさんの「気になる一言」
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2007年08月07日(火)
50代って、背負うものが減ってくるから輝くのかな

同級生の誕生日に「40代最後の誕生日。
男も女も50代が輝く、と言う言葉を信じて、
1年前から準備しよう」とメールした。
暫くして返ってきたメールをもとに、気になる一言。
「50代って、どうしてステキになるんだと思う?
背負うものが減ってくるからかな。
背負うことが嫌だった訳でも、負担だった訳でもないけど、
下ろせる安堵は大きいし嬉しい。
自分の時間もできて、大きく深呼吸。無防備な素も取り戻せる。
そうなる事に、もうコワサも無いし・・。」と近況報告をし、
続けて「大好きな空の高さ、色。空気の感触、匂い。
今、また満喫できるようになりました」とまとめてあった。
確かに、50代といえば、子育てもようやく終わり、
職場では、ある程度、仕事もやり終えて定年を意識する年代。
それと同時に、家族中心の時間から、自分中心の時間へと移る。
なんだか楽しみになってきた50代だからこそ、
49歳のこの1年が大切になってくる気がしている。
いろいろ試して、自分が50代に夢中になれるものを探そうっと。



2007年08月06日(月)
ガソリンより水の方が高いんですよ

8月から、ガソリンが急騰した。
1リットル140円台・・高いなぁ、と呟いていると
職場の同僚が、こう説明してくれた。
「ペットボトルの水は500ミリリットルで130円。
1リットルでは、250円以上しますよ。
水の方が、おもいっきり高いんですから」と。
なるほど・・とその場でメモをした。
富士山の伏流水で有名な柿田川があり、
美味しい水の豊富なわが町で、
自動販売機から水を買う習慣がなかった私も、
最近では、水のペットボトルを飲むことがある。
お茶やスポーツドリンク、炭酸飲料ではなく、
いつでもどこでも飲めるはずの水なのに、
高い、高いと愚痴をこぼすガソリンの倍の値段で買っている。
面白い金銭感覚だなぁ・・と思う。
でも、本当にのどが乾いたら、やっぱり水だよなぁ。



2007年08月05日(日)
祭りのあとの淋しさがやってこない

「祭りのあとの淋しさが いやでもやってくるのなら
祭りのあとの淋しさは たとえば女でまぎらわし・・」
と歌ったのは、シンガーソングライターの吉田拓郎さん。
今までに何度も(イベントが終わるごとに)
祭り会場からの帰り道、この歌を口ずさんできた私であるが、
ここ数年、この台詞の意味がわからなくなってきた。
翌日、来場者の食べ残しのゴミを会場で片付ける時、
そのマナーの悪さに、呆れてしまうからだろうか。
祭り全体のマンネリ化や簡素化が原因なのか、
どうもスマートになり過ぎて、淋しさがやってこない。
祭りって、みんなで苦労して、みんなで楽しむものだと思う。
面倒くさい準備や、汚れる片づけをみんなでやってこそ、
思い出に残る祭りに昇格するのだと感じている。
花火の打ち上げ場所で、燃えカスを灰のように受けた体を、
やや温めの風呂につかり、ゆっくり顔を拭いた時の
タオルに付いたススの黒さで、花火の威力だけは実感した。
と言いながら、明日は早朝5時50分から、花火のカス拾い。
これが終わって、はじめて、
祭りのあとの淋しさを実感するのだろうか。ふぅ・・・



2007年08月04日(土)
いつのまにか70,000ヒットですね

最近、帰りが遅くて、翌日の早朝に書くことが増え、
日付けをまたいで「昨日の気になる一言」が続いている。
一日を振り返り、気になる一言を一気に書きあげることが
本来の私のスタンスであるが、現状では難しく実に悔しい。
書こうとしてメモしておいたフレーズが、
翌朝になると、色褪せていることも良くあるし・・。
だから、読者にとっては、新鮮さに欠ける
つまらない文章になっているんだろうなぁ、と反省しきり。
このままでいいのだろうか、と自問を何度も繰り返した。
しかし、自分でも知らない間に、70,000ヒットを記録していた。
実は、ホームページにリンクされている「気になる一言」を
読んで下さっている読者の方から「祝・70,000ヒット」の
メールが届いて知ったのであるが、正直嬉しかった。
そう言えば、メルマガ読者からのメールは時々いただくが、
WEBサイトの読者からは、感想メールは少ないからかもしれない。
以前にも書いたけれど、過激な写真があるわけでもなく、
若い女の子の日記でもなく、もうすぐ50歳になろうとしている
中年男性の書く、ただ文字だけの日記を読んでいただいて感謝。
たぶん、これからもずっと「文字だけの日記」ですが、
お便りが励みです。宜しくどうぞ。

PS.
メルマガ読者の方、時にはホームページも覗いて下さいな。
http://shimosan.fc2web.com/



2007年08月03日(金)
負けに耐える心・恥にたえる心・格好悪さにたえる心

書籍「ひたむきに。松坂大輔、超一流への道 single-minded」
(横浜高校教諭・渡辺元智著・双葉社刊・222頁)のメモから。
正確には、松坂投手を育てた横浜高校野球部・渡辺監督の
教えではないけれど・・。(汗)
彼が、本書の最後に引用していた「相田みつを」さんの言葉らしい。
(この本を読めばいいのだけれど・・ごめんなさい、暇がなくて・・)
「人間の体は、使ったところが強くなる。
反対に、使わないとどんどん弱くなる。
現代人のもっとも弱いところはどこか。」の問いに対する答えが、
「負けに耐える心・恥にたえる心・格好悪さにたえる心」だった。
「勝ち負けは可哀想だ」と、運動会からは競争が姿を消し、
「恥ずかしい・格好悪い思いをさせてはいけない」と、
失敗させなかった結果が、それらに弱い人間が育ってしまった。
人生において
「負ける」ことも「恥ずかしい」ことも「格好悪い」ことも
大切な経験であることを、どうして教えようとしないのだろう。
「全てはバランス」。イチローの言葉が蘇ってきた。
確かに「負ける」「恥をかく」「格好悪い」・・いい経験である。



2007年08月02日(木)
日記ではなく、日誌をつける

書籍「3週間続ければ一生が変わる」
(ロビン・シャーマ著・北澤和彦訳・海竜社刊・278頁)からの一言。
「日記にはいろいろな出来事を記録しますが、
日誌は、そういったできごとを分析し、評価する場所です。
日誌をつけていれば、なにをするか、なぜそれをするのか、
自分のしたことから何を学んだかを考えるようになります」と彼は言う。
なるほど・・と思ったので、その場でメモをした。
インターネットでは、毎日数多くの人がブログ(日記)をはじめ、
数多くの人が、ブログを止める。
せっかく書き始めたはずなのに、なかなか続かない。
それは、自分の生活を中心に「日記」を付けているからだ、と理解した。
意気込んで書き始めても、平凡な生活に、
そうそう、みんなに読んでもらうほどの話題があるわけないし・・。
そのうち「今日は書かなくてもいいや」とか「忙しかったから」と
自分なりに納得する理由をつけて書かなくなり、閉じることとなる。
私は、それが悪いといっているわけではない。
しかし、書籍タイトルのように「3週間続ければ一生が変わる」ことを信じ、
もう一度「日記」から「日誌」へ意識を変えて、書き始めて欲しい。
今の生活を変えたいと心から思っているのなら・・



2007年08月01日(水)
御不幸のお知らせを致します

先日、久しぶりに妹と話をしていたら、こんなことを言われた。
「どうして、人が亡くなった時『御不幸』と言うんだろうね。
天寿を全うした人もいるだろうし、不幸とは限らないよね」と。
彼女は「ご逝去のお知らせ」でいいのでは?と疑問らしい。
確かに、私達の住む地区では、住民が亡くなると
放送で「〇〇組より、御不幸のお知らせを致します・・」と
組長さんが放送し、葬儀の日程等を伝えてくれる。
近くに住んでいても、ご無沙汰していることもあり、
その情報には感謝しているけれど、不幸ばかりとは限らない。
もしかしたら、幸せな人生を送ったかもしれない。
家族にとっては、辛い出来事かもしれないけれど、
「不幸」ではないケースも考えられる。
なるほど・・と頷きながら、メモをした。
「〇〇組より、御逝去のお知らせを致します・・」でいいな。
区長さんに相談してみようっと。



2007年07月31日(火)
目の前にあるものを取りにいかない・・それが品格

「女性の品格」を読み終えて、思い出した本がある。
以前、読んだ「男の品格・川北義則著・PHP研究所刊・223頁」、
その時のメモを引っ張り出してきたら、この言葉が引っかかった。
この「品格」の定義は、思わず「ニャ」で、わかりやすい。
まぁ、それでもなぜ「男」なのか、わからないけど・・。(汗)
なんでも手に入るものは、片っ端から手をつける。
この行動には「品格」は感じられない。というわけだ。
たしか、作家・伊集院静さんの言葉だった、と思う。
「欲しくても一度我慢する」「一度、じっくり考えてから行動する」
そんな心の動きや余裕が、品格を生み出すのだろう。
いろいろな「欲求」にまかせて行動しない。
これが「品格」を生み出すのかもしれない。
「据え膳、食わぬは、男の恥」・・性欲にまかせて行動か。
ははは、品格もないもあったものじゃないな。



2007年07月30日(月)
「女の品格」って「昔の女性の常識」ってこと?

今、巷で大人気、ミリオンセラー突破らしい
「女性の品格」(坂東眞理子著・PHP新書刊・222頁)から。
なにが100万部突破する理由なのか知りたくて、
一晩で読みきったが、正直、わからなかった。(汗)
男女共同参画室長を歴任している女性が書く内容だから、
わざわざ「女性の品格」というタイトルにしたには訳がある、
そんな期待をして読んでみたのだが・・。
すべて「女」を「男」・「人間」・「日本人」と入れ替えても、
意味が通じてしまう気がしてならなかったからだ。
今回は、私の読み終えた感想である。
そもそも「品格」と定義することが、よくわからない。
「品格」とは「物のよしあしの程度。しながら。
品位、気品。」等・・の意味がある。
「国家の品格」(藤原正彦著)の爆発的なヒット以来、
「〜の品格」という2匹目のドジョウを狙ったタイトルが増えた。
誰がどんな意味を持って購入したのか、知りたい、と思う。
100万部って、簡単な数ではないから、余計に気になる。
100万人の女性が読んだとしたら、
社会はもっと変わるはずなのだが・・その兆候は見られない。(汗)
もう一度、読み直してみよっと。



2007年07月29日(日)
いつも話さないことを調子に乗って話してしまいました

久しぶりに、言われて嬉しかった台詞である。
オイルマッサージを終え、室内の時計を見たら、
予定の時間を大幅に超過していたので、2人で驚いた。(笑)
「楽しい時間をありがとうございました」とお礼を言うと、
「普段は、お喋りもせず、黙ってマッサージするんですよ」と
話してくれた先生が、最後に私に向かって微笑みながら、
発せられた台詞であるが、なぜか、妙に嬉しかった。
「おしゃべりが上手ですね」「話題が豊富ですね」と
言われることはあっても、
「聞き上手ですね」と言われたことはなかったからか、
なぜかくすぐったい感じがした。
こちらは、手のぬくもりを感じ、気持ちよくなりながら、
先生に、いろいろ話しかけるだけ。
それに答えて、先生がマッサージをしながら、答えてくれる。
「いつも話さないことを調子に乗って話してしまいました」は、
私にとって、最高の誉め言葉になった。
聞くことの楽しみを知ってしまった私。癖になりそうである。