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しもさんの「気になる一言」
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2007年04月19日(木)
男性一人向け宿泊プラン

産經新聞で見つけた、気になるフレーズ。
ゴールデンウィークを控え、
都内のホテルが力を入れている商品という説明だった。
今まで、働く女性をターゲットにしていたはずの
「ゆっくり、ぜいたくに」のキーワードが、働く男性向けに。
仕事や家族のことを忘れ、毎日頑張る自分へのご褒美として、
「やすらぎ」ど「ぜいたく」を提供するサービスのようだ。
さて、この商品、本当に世の男性たちに
本当に受け入れられるのだろうか、ちょっと疑問が残る。
男って生き物は、ちょっぴり変わっていて(私だけかもしれないが・・)
贅沢三昧をキーワードに、一泊5〜7万もするホテルに宿泊するより、
ホテルは安くても、普段、高くて諦めていたゴルフ場へ行ったり、
プロ野球のパックネット裏の座席で野球観戦した方が満足できる動物。
「お父さんも『自分にご褒美』」のフレーズは理解できるが、
私だったら、やっぱり球が曲がらない「ゴルフクラブ」買うなぁ。(汗)
(そんなクラブがないことは、承知しておりますが・・)



2007年04月18日(水)
まずは靴を決めて、それに服をあわせる

へ〜っとメモした、私の視点にはなかったこと。
なんの女性ファッション誌なのか忘れだが、
この視点が、とても気になってメモをした。
(たぶん、雑誌「クロワッサン」だと思うのだが・・)
「これが、おしゃれ上手の基本です」と続いている。
女性にとっては、当然の視点、発想なのだろうか、
もしかしたら、オシャレな男性にとっても、
「基本でしょ」ということなのだろうか。
とにかく私は驚いた。
靴の形、色などを決めてから、上の服を決めるなんて、
私には考えられなかったから。
実は、今でも信じられない。
本当に、そんな視点で、洋服を決めるなんてことあるの?
履きやすい靴なら、履き潰すまで履く私。
それじゃ、いつも同じ服にしなくちゃならないなぁ。(汗)



2007年04月17日(火)
とてもチェーホフ的な人生ね

映画「永遠のマリアカラス」
(監督・フランコ・ゼフィレッリ)からもうひとつ。
世紀のオペラ歌手であるマリアカラスは、
いろいろな場所で活動したためか、故郷がない。
「どの言葉も正しく話せないわ、私は何者なの?」と
自問する彼女に対して、傍にいた侍従の女性がさらっと呟く。
なかなか面白い表現だと思ってメモをした。
私が驚いたのは、映画ということもあるが、
普通の勤労者でも、こんな表現をしたことであった。
アントン・パーヴロヴィチ・チェーホフは、
ロシアを代表する劇作家であり、また優れた短編小説家であるが、
波乱万丈の人生を送ったわけでもなく、その例えが気になる。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』で調べたが、
その意図するところが理解できなかった。(汗)
「19世紀末にチェーホフは短編小説に革命を起こした」とあるから、
その彼の生き方を指して例えたのか、
「典型的なチェーホフの話は外的な筋をほとんどもたない」とあるから、
彼の作品の特徴を指して例えたことなのか、
今は、この台詞が気になって仕方がない。



2007年04月16日(月)
遊牧民は、緊張をほぐすために踊る

映画「永遠のマリア・カラス」(フランコ・ゼフィレッリ監督)から。
世紀のオペラ歌手であるマリアカラスが、
「カルメン」を演じるため練習していたフラメンコを覚えながら、
呟いたフレーズ。
「遊牧民は、緊張をほぐすために踊る」
面白い発想だなぁ、とあわててメモをした。
以前開催した「国際交流フェスタ」のステージ前でも、
外国の人たちは、音楽が聞こえると、自然に身体が動くのか
踊りだしてしまった。
それを不思議そうに眺める日本人との違いを思い出した。
彼らは、緊張をほぐすために踊ることを、遺伝子として
知っているようだ。
島国の日本には、考え付かないことなのかなぁ。
なんとなく、今までモヤモヤしていたことが晴れた気がする。
これからは、私も国際人の仲間入りを目指して、
緊張をほぐすために、踊ろうっと。



2007年04月15日(日)
祝・ジャイアンツ教、信者同士の結婚

地元のイベント、みどりまつり2日目、
ぽかぽか天気に誘われて、多くの来場者で賑わっていたお昼頃、
横浜に住むジャイアンツ教信者の親友から携帯メール。
添付されていた写真は、結婚披露宴の新郎新婦の様子、
内海投手や工藤投手からの「祝・結婚」のサインボード、
ジャビット君の人形がてっぺんについている、ウェディングケーキ。
すぐに、熱狂的なジャイアンツファン同士の結婚式とわかった。
いいなぁ、こういう結婚式。 (#^_^#)
東京ドームで出逢い、東京ドームでデートしたらしい。
もしかしたら、産まれた子に「童夢」の名をつけるんじゃないだろうなぁ。
(今は、札幌も名古屋も大阪も、そして福岡もドームだから、要注意)
披露宴には、アンチ巨人は招待しなかっただろうか?なんて心配しながらも、
ひとりでいろいろ想像して、楽しんでいた。
入場曲は何の曲を使ったんだろう? キャンドルサービスは? 引き出物は?
式の途中、どこかで「闘魂込めて」なんて歌ったのだろうか?
余興は、外野応援席しか知らない、選手個人の応援歌なんて・・
まさか、と思いながらも、もしかしたらあり得るなぁ、と苦笑い。
記念すべき日、ジャイアンツは大勝するし(9-0)、最良の日となった。
「結婚した年から連続優勝」を願って、今年も応援しましょう。
本当におめでとう、おふたりさん。



2007年04月14日(土)
人生は玉入れ競争や

以前紹介した「60歳を人生のピークにもっていく法」
(そのまんま東著・KKロングセラーズ・214頁)から。
島田紳助さんの台詞として紹介されていた。
「人生は玉入れ競争や。
最後に籠の中に『思い出』という玉をいくつ持っているか、
その戦いなんや」という言葉をいただいたようだ。
いろいろな事件に巻き込まれて謹慎中だった彼にとっては、
とても嬉しかった台詞に違いない。
「人生」をいろいろなことに例えるけれど、
これもまた、判りやすいフレーズだと思ってメモをした。
「人生は綱引き」では、引っ張りあいになってしまうけれど、
「玉入れ」なら、どんどん貯めていくだけ。
一度、籠に入った思い出の玉は、
人生が終わるまで減ることはないのだから。
臨終近くなったら、籠を手もとに引き寄せて、
ひとつずつ、確かめることも出来る。
勝負(人生)が終わるまで、ずっと上を向いているのもいいな。



2007年04月13日(金)
色が豊かと書いて「艶」

雑誌「クロワッサン」で見つけた
佐伯チヅさん(美肌師)の言葉である。
続けて「40代は一番、艶が似合う年代なのよ」と言う。
だから、まだまだ女を諦めてはいけない・・
ということなのだろうか。
黒ばかりではなく、もっとカラフルな色を着て欲しい、
そんな意味だろうか、妙に気になるフレーズとなった。
「色気」より「艶」のある女性のほうが魅力的。
男の私でも、そう思う。
(客観的な意見ではありません、あくまで私の意見です(汗))
判っているのに努力しない女性に対して
「努力にムダなんてあり得ない」とまで言い切っていた。
さすが、美肌師という肩書きを持つ彼女らしい。
「肌は生き方そのものよ、いきいきしている人は肌もきれい」
そんなコメントさえ、納得させられてしまった。
男の場合はなんだろう。
そんなことも考えてみたが、さっぱり浮かばない。
そういう意味では、女性って大変だなぁ。
肌で生き方まで判断されてしまうのだから・・(笑)



2007年04月12日(木)
畏れながら申し上げます

勿論、NHK大河ドラマ「風林火山」の気になる台詞だが、
私は「恐れながら申し上げます」しか思い付かなかった。
家来が殿に向かって発するシーンが多かったので、
「怒られるかもしれませんが・・一言言わせていただきます」と
いう意味で使うのかと。(汗)
しかし、歴史大好きのメル友から
「『畏れながら申し上げます!』は、私もツボな台詞ですよ!」と
掲示板に書き込みがあって、もしかしたら・・と調べてみた。
彼には「部下の武将が諫言する際」と「伝令が速報を告げる際」、
2パターンの使い方があることまで教えていただいた。
辞書には「おそれながら」は【恐れ乍ら】(副)
「失礼ではあるが。恐れ多いことであるが。」の意味があるが
「おそれ」となると「恐れ」だけでなく、
悪いことが起こるのではないかという心配。懸念。(「虞」とも書く)
神仏や年長者に対するつつしみ。はばかり。(「畏れ」とも書く)
という字もあることを知った。
私としては「畏れながら申し上げます」の方が、
今回のドラマには相応しい漢字かな、と感じている。(笑)



2007年04月11日(水)
う〜ん、小説ってあまり好きじゃない。

昨日紹介した書籍「本日の吉本ばなな。
yoshimoto at work,2001」(新潮社刊・125頁)からもう1つ。
小説家が発した台詞だったから、面白くてメモをした。
「小説を読んで幸せと思ったこと、ほとんどないかもしれない。
だから、あんまり読まないの」とコメントしている。
ほぉ〜、なるほどなぁ・・が私の感想。
実は、私もあまり小説が好きではない。
読みながら、面白いフレーズをメモしているくらいだから。(笑)
ストーリー自体には、あまり興味が湧かない。
これは、映画も同じかもしれないけれど・・。
だから、好きな作家は?と聞かれても、困ることがある。
あの人のあの作品の中に、こんな台詞があって・・なら、
話が進むのであるが。(笑)
小説を読んで「幸せ」と思ったことか・・あまりないな。
昔から、最後に落ちがある「ショート・ショート」が
大好きだったから。
あっ、あれも一応、小説か。



2007年04月10日(火)
呼び戻すきっかけになる言葉だけを書いておくんです

昨晩、寝る前に読んだ書籍「本日の吉本ばなな。
yoshimoto at work,2001」(新潮社刊・125頁)から。
彼女の素顔がわかる本として、楽しみながら読んでいたら、
「これだよ、これっ」って叫びたくなるようなフレーズを
見つけたので、メモをした。
う〜ん、メルマガ2000号に相応しい「気になる一言」発見。
タイミング良く、見つかるものだと嬉しくなった。(笑)
正確には、もう少し長い。
「刺身を食べた時に感じた気持ちに、スッと戻れるように、
呼び戻すきっかけになる言葉だけを書いておくんです。」
私がメモするのも、同じ感覚である。
もちろん、全文やその場の雰囲気を書くのも難しいから、
ワンフレーズで呼び戻せる言葉をメモをする。
それも、その場の雰囲気は壊したくないから、単語が多い。
その選択さえ間違えなければ、何年経っても、
その時感じた気持ちに戻れるのが「言葉の力」であろう。
だからこそ、言葉の蓄積が、そのまま記憶となって残る。
メルマガという形にしたのは、2000回目だけれど、
気になる一言は1996.01.01からメモを続けているから、
ざっと数えても、4000語を超えてしまった。
「塵も積もれば山となる。メモも積もれば下山となる」
これこそ私の自分史である。

PS.ありきたりの台詞だけど・・
やっぱり飽きずに読んでくれる読者がいてこその記録。
本当にありがとうございました。感謝します。
そして、これからもよろしくお願いします。