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しもさんの「気になる一言」
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2007年03月20日(火)
勘のいい人とは、時代の空気が読める人

あれっ、なんの本だったろう。
書籍名のメモ忘れだけど・・確かに情報源は何かの本だった。
勉強が出来るという意味の頭のいい人は沢山いるけれど、
勘のいい人はなかなかいない。
では、どんな人が、勘のいい人なのか、を定義してあった。
「勘のいい人とは、時代の空気が読める人」
言い換えると、早すぎても遅すぎてもいけない、
時代の最先端をいくことがすべてではない、ということ。
人より「一歩前」を行く必要はない。「半歩前」で足りる。
時代が何を欲して、時代がどう移り変わっていくのか、
そのためには、何が必要なのか?を感じ取れる人こそ、
勘のいい人なんだと教えられた。
山本勘助の「勘」か・・確かに時代の空気を読んでるな。



2007年03月19日(月)
あの国は変わることがある

「北朝鮮の口座凍結、全額解除で米朝合意」の記事を見て
いつだったか、通勤途中、カーラジオから流れてきた
評論家・小沢遼子さんのアメリカ批評を思い出した。
「大国」というイメージより、わかりやすい。
民主党、共和党の政権交代はもちろん、
同じ政党でも、大統領が変わるだけで簡単に変わる。
長い歴史がない部分、保守という概念が薄いのだろうか。
長い目で見て・・という少しずつの変化は望まない、
今、この時が、自分達にとってどうなのか、
そんな判断基準があるように、私は感じる。
あまり信用して同調ばかりしていると、
どこかでしっぺ返しをくらうことになる。
いつもいつも、一番を保とうとすると、
必要ないものはいつでも切り捨てる行動に出る。
そんな気がしてならない、最近のアメリカの動きである。
女心と同じかぁ、と呟こうと思ったが、
「変わられたことあるの?」と突っ込まれるからや〜めた。



2007年03月18日(日)
ペルーのスープ「チューペ・デ・カマロネ」

毎年恒例となった国際交流協会主催のイベント。
いくら晴天でもまだ肌寒い陽気であるこの時期、
私を楽しませてくれたのは、世界各国の踊りとお国自慢の料理。
彼らの陽気さとびっきりの味が、私の身体を温かくしてくれた。
特にお気に入りだったのは、ペルー料理のスープ。
今日の気になる一言は、忘れないように料理名。(汗)
美味しかったので「作り方を教えて」とお願いしたら、
「ヒ・ミ・ツ」・・と屈託のない笑顔で返された。(笑)
では、「チューペ・デ・カマロネ」の意味は?と尋ねたら、
またまた嬉しそうな顔で、今度は教えてくれた。
「どんなものでも牛乳を入れると『チューペ』になるんです、
『カマロネ』はエビのこと。だから、エビ入りスープかな」と。
見た目は、日本のお粥みたいな感じ、味は・・・抜群。
ペルーに行ったら、一度、ご賞味あれ。(笑)
作り方、内緒でインターネットで調べてみようかな。
こういう国際交流の広がりもありなんだよなぁ、きっと。



2007年03月17日(土)
なればこそじゃ

今年のNHK大河ドラマ「風林火山」は、
流行語大賞に選ばれそうなフレーズが多い。
なぜか、毎週のように使われる武田晴信役(市川亀治郎さん)の口癖、
「なればこそ、なればこそじゃ」は、私のお勧め台詞。
「たかが野球、されど野球」などで有名になった
「たかが〜、されど〜」と同じように印象が強い。
「なる」は、調べてみるといろいろな意味がある。
「成る」・・出来上がる、出来ている、禁止・義務、尊敬を表す。
「生る」・・実が出来る、生じる。
「為る」・・変化する、その時期に達する、至る。
さて、どの「なる」なのか、ちょっと判断が難しい。(汗)
歴史大好きのメルトモが教えてくれたのは、
もっとマニアックな「板垣!」と呼びつける台詞。
呼ばれた人は「はっ」と答えたら、もっと面白いネタになる。
このフレーズが、流行語になったりして・・。
明日はイベントの打ち上げで見ることができないなぁ。
う〜ん、残念無念・・



2007年03月16日(金)
「喪主」は、一番悲しい時が一番忙しい

お通夜の帰り、ちょうどタイミング良く、
カーラジオから流れてきたフレーズである。
番組名も、パーソナルティもメモしていないが、
このところ、身近な人の身内が亡くなり、
お通夜や告別式に参列することが多かったので、
あっ、私と同じことを思っている人がいた・・とメモをした。
参列してくれた方々に失礼があってはならないと、
涙をこらえながら、忙しく立ち回る喪主の姿が痛々しい。
どうして、亡くなった人に一番親しい人たちが、
あれもこれも・・と決めることが多いのだろう。
少しでも、亡くなった人の傍にいたい。
少しでも、亡くなった人との思い出を振り返りたい。
それなのに・・・喪主には悲しむ暇さえ与えられない。
結婚式同様、ややイベント化してきた、お通夜やお葬式。
故人を偲ぶことすらできやしないなんて・・本末転倒である。
本当に、これでいいのだろうか、と私は思う。
映画「寝ずの番」ではないけれど、親しい人たちで
故人の思い出話で盛り上がり夜を明かす・・これが一番だな。



2007年03月15日(木)
衝動買いの「ジャイアンツ2002優勝記念パター」

本当は「ONOFF(オノフ)のフェアウェイウッド」を探していた。
このフレーズだけでも「やっぱり変わってますね」と
ゴルフ好きには言われるというのに。
ウッドやアイアンを探していて、パターを買う人も珍しいし、
最近、売れているという、藍ちゃんと同じパターならまだしも、
「CHAMPIONS 2002 Giants」と刻印されたレアもの。
「あまり買う人いないんですよねぇ」と話しかける店員に
つい「だから、いいんじゃないですか」と詰め寄り、
勢いで試打させてもらったら、またこれが調子よくカップインする。
断る理由が見つからず、とうとう買ってしまった。
今考えてみると、今使っているパター、調子がいいのに、と思うのだが、
その時は「私に買ってくれ」と訴えているようだったのである。
パソコンはマック、ゴルフクラブはONOFFとGIANTSパター、
本当に、変わっているよねぇ・・と言われても仕方ないな。



2007年03月14日(水)
決められた通りにやりました

飛行機の前輪が出なかったが、
無事胴体着陸を成功させた全日空機長のコメントである。
冷静な判断で、けが人一人も出さなかったことは、
最近、いろいろなことで裏切りつづけられている国民にとって、
ホッとさせられるニュースであった。
しかし、マスコミの取りあげ方に、私はやや不満がある。
確かに、最終決断は機長にあるが、機長の指示どおり、
乗客のパニックを押さえた乗務員の功労にはスポットが当たらない。
もっと言い換えれば、乗務員のチームワークや、
自分の役割を果たした乗員を取りあげるべきでは・・と感じている。
約2時間に及ぶ乗客の恐怖を、どう落ち着かせたのか、
私の興味は、そちらにある。
乗務員も「決められた通りにやりました」というのだろうか。
決められた通りに出来ない人たちが多い中、
機長の言葉は、全日空の作成したマニュアルの素晴らしさと、
それを実行した社員の質の高さに拍手すべきであろう。
さて、あなたの職場は?(汗)



2007年03月13日(火)
「逃げる」ってのは、守るものがある者がすることじゃ

たしか、NHK大河ドラマ「風林火山」からのメモだと思う。
場面も、誰が言った台詞かも忘れてしまったが、
はじめの頃の放送はメモだけが、しっかりと残っていた。
読み直して、面白い発想だな、と思う。
「逃げる」イコール「保守的」「消極的」という意味だろうか。
たしかに「守る」ものが多いと、どうしても決断が遅くなる。
失敗した時の状況、最悪の状況を思い描き、
「逃げる」わけではないが、守り優先の選択をする事が多い。
「守る」ものは、家族であったり、自分のプライドであったり、
人それぞれ違うだろうけれど、なんとなくわかる。
「守る」ものがなくても、逃げている人が多い世の中、
必死になって大切なものを守ることは「逃げる」ことにはならない。
「撤退」「逃げる」のも、一つの戦術。
果敢に立ち向かうより」「勇気」が必要となる場合だってある。



2007年03月12日(月)
言葉があるはずだ、人間なら

水俣病患者・緒方正実さんが、行政相手に投げ付けた言葉。
被害の大きさに「言葉がございません」とコメントしたところ、
彼は、怒りをあらわにして「言葉があるはずだ、人間なら」と
言葉を返した。
その場にいなければ分からないかもしれないが、
このフレーズで、その場の緊張感が伝わってきたのでメモをした。
行政側は「(あまりに申し訳なく)言葉がございません」の意味や
「(なんと申し上げていいのか)言葉がございません」の意味で
使ったはずのフレーズに、この切り返し。
あまりにストレートで、言葉の力強さを感じてしまった。
「言葉がございません」では、私の気持ちが承知しない。
人間なら、ちゃんとした言葉で謝って欲しい。
重たい雰囲気だったけれど、胸が締め付けられるような会話であった。



2007年03月11日(日)
首長とは、地道に社会貢献していく職業

「藝人学生・僕が学びつづける理由」
(そのまんま東著・実業之日本社・263頁)の書籍の表紙に、
真っ赤な帯で書かれている。
正式には「首長とは、自分の知力と体力を尽くして、
地道に社会貢献していく職業なのだ。
新宮崎県知事、東国原英夫の原点と志がわかる、感動の書」。
文中にも、このフレーズは書かれている。
また「政治家って、いったい何だろう?」と自問し、
「政治という不透明で不安定で難解なカオス的な世界に、
彼らを駆り立てるものは何か」と探っている。
純粋な志か、権威や権力への意志か、夢か、執着か、富か、
正義か、憎悪か、愛か・・・
僕には明確につかむことができなかった」の表現に、
その迷いが如実に感じられた。
今は、このフレーズにしっかりコメントできないけれど、
何年後かに、その意味が深く感じられるのだろうか。
わが町も明日から、12年振りに新しい首長を迎える。